岡山の歴史/文化/見学スポット一覧

  • 大原美術館 本館
    遊ぶ/趣味
    岡山県倉敷市中央1-1-15 大原美術館敷地内
    大原美術館は、日本初の西洋美術中心の私立美術館で、児島虎次郎が欧州で収集した作品と自身の作品を展示している。設計は薬師寺主計で、モネ、マティス、ルノワール、ピサロ、ボナールなどの巨匠たちの作品が並ぶ。虎次郎は印象派の画家たちが反発した官展の作品も収集し、エル・グレコの《受胎告知》は特別な空間で展示されている。増設された展示室には印象派以降から現代の作品が展示され、どの作品も美術展への出品要請が相次ぐ傑作である。また、原田マハの小説『楽園のカンヴァス』にも登場する美術館である。
  • 大原美術館 工芸・東洋館
    遊ぶ/趣味
    岡山県倉敷市中央1-1-15 大原美術館敷地内
    大原工芸館は、民芸運動を主導した6人の作家の作品を展示している。1961年(昭和36)に陶器館として開館し、美術館の隣の米蔵を利用、内装デザインは芹沢鶏介が担当した。1963年(昭和38)には芹沢鶏介室と棟方志功室が加わった。1970年(昭和45)には、児島虎次郎が収集した古美術品を展示する東洋館が開館した。工芸館と東洋館を結ぶ廊下の窓は小谷真三の倉敷ガラスを使用している。
  • 宇野のチヌ
    旅行/観光
    岡山県玉野市築港1
    2010年(平成22)から3年ごとに開催されている「瀬戸内国際芸術祭」は、香川・岡山県の瀬戸内の島々を舞台にした現代アートの祭典である。玉野市も会場となり、直島や豊島へのフェリーで訪れるファンが増えている。宇野港周辺には多くのアート作品が展示され、特に人気なのが「宇野のチヌ」である。この作品は、遠くから見るとカラフルな魚に見えるが、近くで見るとゴミでできているという皮肉な対照を描いている。制作者は現代美術家の「淀川テクニック」である。
  • きび美ミュージアム
    旅行/観光
    岡山県倉敷市中央1-4-22 「くらしき宵待ち GARDEN」内
    古代の吉備国ゆかりの文化財を展示する「きび美ミュージアム」が2021年(令和3)に岡山県で開館した。2000点以上のコレクションは、考古学に興味を持ち、刀剣を集め、不動産業で成功した実業家・山田眞常さんが築いたものである。山田さんが亡くなった後、娘の泰子さんが父の夢を叶えて美術館を開設した。
  • おかでんチャギントンミュージアム 水戸岡鋭治デザイン
    遊ぶ/趣味
    岡山県岡山市中区東山2-3-33
    「おかでんチャギントンミュージアム+水戸岡鋭治デザイン」は、岡山市の路面電車始発点「東山」電停近くに位置し、内装は水戸岡鋭治氏が手掛けた。展示室には水戸岡氏のデザイン画やイラストが展示され、子ども用の家具も設置されている。また、グッズ販売コーナーやオープンテラス、模型を操作できるルームもあり、館員見習いの猫「美宇」の勤務日はウェブサイトで確認できる。
  • 高梁市観光物産館 紺屋川
    旅行/観光
    岡山県高梁市本町44-2
    桜の名所である紺屋川美観地区の入口に位置する「高梁市観光物産館紺屋川」は、1946年(昭和21)に建てられた農機具倉庫を市が買い取り、1999年(平成11)に観光物産館としてリニューアルした。敷地面積約150平方メートルの2階建て白壁建物は、美観地区の景観を代表し、「第2回たかはし町並み建築デザイン賞」を受賞。観光案内所や特産品販売、喫茶コーナーなどが設けられ、高梁観光の拠点となっている。
  • 岡山市造山古墳ビジターセンター
    旅行/観光
    岡山県岡山市北区新庄下789
    国内屈指の規模を誇るつ5世紀前半の前方後円墳・造山古墳の程近くに建つビジターセンターで、令和2年(2020年)4月に開館した。館内では周辺の観光情報の提供に加え、造山古墳並びに桃太郎伝説等に関する資料の展示を行っている。
  • 岡山・吉兆庵美術館
    遊ぶ/趣味
    岡山県岡山市北区幸町7-28
    「粋甘粛」や「御前栗」などを手掛ける和菓子店源吉兆庵が設立した美術館。「和菓子の器として蒐集した作品を広くご覧いただきたい」という理念のもと、北大路魯山人の器や真葛焼きで知られる陶工宮川香山の作品などを展示している。場所はJR岡山駅から市役所通りを南へ10分ほど歩いた岡山本店の2階と3階部分。ここでは岡山の伝説工芸品備前焼を常設展示するほか、茶道具や茶懐石の設えも見ることができる。またミュージアムショップでは北大路魯山人や真葛香山をモチーフにしたグッズを販売している。
  • 矢喰宮
    旅行/観光
    岡山県岡山市北区高塚
    岡山自動車道岡山総社I.Cのすぐそばにある小さな神社。ここには桃太郎のモデルとされる吉備津彦命が射た矢と鬼の温羅が投げた巨岩がぶつかり合って落ちたという伝承が残る。鳥居の近くには巨大な花崗岩があり、温羅が投げたという岩とされる。またその近くに生える大竹は吉備津彦命が射た矢であるとも言われている。実際吉備津彦命が陣を張った吉備津神社と温羅の根城とされる鬼ノ城の中間地点にこの矢喰宮がある。また神社の前を流れる小川は「血吸川」と呼ばれ、吉備津彦命の矢が温羅の左目を射抜いた際に流れた血がこの川になったという伝承がある。
  • 足守の町並み
    旅行/観光
    岡山県岡山市北区足守
    江戸時代に足守藩の陣屋町として栄えた足守地区。名園といわれる近水園(おみずえん)、威厳ある侍屋敷のほか、医師の緒方洪庵(おがたこうあん)や白樺派歌人の木下利玄(きのしたりげん)のゆかりのスポットが点在する。町並みをゆっくり散策しよう。
  • 旧足守藩侍屋敷遺構
    旅行/観光
    岡山県岡山市北区足守752
    足守藩の国家老を務めた杉原家の居宅であり、家老屋敷の姿をほぼ完全に残している貴重な建物である。足守街並み保存地区の北側を通る本町通に面した場所にあり、白壁となまこ壁と呼ばれる土壁に囲まれた長屋門が目印となる。母屋は桁行約24.5m、梁間約9mと長く、茅葺屋根の寄棟造をした平屋建てをしている。池泉を中心とした遠州流の小庭園や茶室なども復元しており、当時の佇まいをその場で感じ取ることができる。
  • 歴史資料館足守文庫
    遊ぶ/趣味
    岡山県岡山市北区足守803
    JR足守駅から徒歩約4km、岡山県足守の県指定名勝近水園・吟風閣に隣接した場所にある博物館。主に足守藩と藩主木下家に関する調度品や美術品を展示している。また蘭学者緒方洪庵や歌人木下利玄など郷土を代表する偉人達が残した遺品などの資料や墨書といった古文書も見られる。他にも縄文時代の土器や鉄器、石塔といった発掘品などを実物やパネル等で紹介。地域に密着した展示内容が魅力である。見学料金は無料だが、事前に管理事務所へ申し込みが必要となる。
  • 旧足守商家藤田千年治邸
    旅行/観光
    岡山県岡山市北区足守916
    岡山市の足守歴史ふれあい通りに位置する、江戸時代末期に建てられた商家。入母屋二階造りの漆喰塗りという造りからは当時の足守商人の暮らしぶりを伺い知ることができる。持ち主だった藤田千年治は足守で醤油製造業を初めて行った人物。邸宅内には醤油仕込み樽や搾り機など、機械化される以前に使用されていた醤油製造の道具や帳簿などを展示している。見学料も無料なのでぶらり旅の行先としても足を運びやすい。
  • 吹屋ふるさと村郷土館
    遊ぶ/趣味
    岡山県高梁市成羽町吹屋699
    中国自動車道新見ICから車で約40分。江戸時代から明治にかけて銅山とベンガラで栄えた吹屋。江戸時代の町並みと、それを形成した銅山などの産業遺構が数キロにわたって残存しているのは、全国的にも貴重。ふるさと村には、国の重要文化財にしてされている旧片山家住宅のほか、郷土館、映画「八つ墓村」のロケ地となった豪奢な雰囲気を醸し出す広兼邸など、見どころは豊富。他にも、陶芸・絵付けの体験ができたり、ベンガラ染の体験をすることもできる。
  • 石火矢町ふるさと村
    旅行/観光
    岡山県高梁市石火矢町
    JR備中高梁駅から徒歩約15分。岡山県百名山のひとつ、臥牛山の南麓に広がる備中松山の城下町。武家の町として営まれ、現在も250mにわたって武家屋敷が立ち並んでおり、岡山県のふるさと村の指定を受けている。路地の両脇には白壁の長屋門や土壁が続いており、武家屋敷は格式をもちつつも質素で、昔の面影をとどめている。町並みの一部は武家屋敷、旧折井家・旧埴原家が公開されており、武家の住まいが詳細に再現されている。
  • 高梁市武家屋敷・旧折井家
    旅行/観光
    岡山県高梁市石火矢町23-2
    JR備中高梁駅から徒歩約15分。落ち着いた佇まいを見せる旧武家屋敷が立ち並ぶ石火矢町、備中松山城下三の丸跡にある武家屋敷で、高梁市の指定重要文化財となっている。天保年間に建てられた漆喰壁の美しい武家屋敷で、格式のある書院造りの母屋、中庭の池や庭石など、ほぼ昔のままの姿で残されている。白い漆喰壁と太い柱の長屋門が美しい。武具や生活用品が展示されており、当時の生活を偲ぶ事ができる。
  • 高梁市武家屋敷・旧埴原家
    旅行/観光
    岡山県高梁市石火矢町27
    JR備中高梁駅から徒歩約15分。石火矢町ふるさと村の一角にある高梁市武家屋敷。母屋は江戸中期から後期にかけて建てられたと言われており、寺院建築風の装飾や数寄屋風の要素が取り入れられた珍しい造りになっている。近習役や番頭役などを務めた百二十石から百五十石取りの武士の住宅で、市の重要文化財に指定されている。離れの一階には資料室が併設されており、幕末に備中松山藩で活躍した山田方谷にまつわる資料が展示されている。
  • 旧矢掛本陣石井家
    旅行/観光
    岡山県小田郡矢掛町矢掛3079
    伊原鉄道矢掛駅から徒歩10分。国の重要文化財に指定され、敷地面積は約1000坪の宿場町矢掛の本陣。本陣は江戸時代に参勤交代の折に大名や役人の宿として機能していた建物で、当時の繁栄を現在に伝えている。元々は酒造業を営んでいた石井家の裏門や酒蔵は江戸時代中期に建てられたもの。両開きの御成門や上段の間、洗練された意匠の欄間がある主屋の主要建物は、江戸時代後期にかけて再建されたもので、十数棟がほとんど改変されることなく今日に至っている。
  • 牛窓燈籠堂跡
    旅行/観光
    岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2582
    岡山ブルーライン「邑久IC」から車で約15分。瀬戸内海を航行する船舶が多くなった江戸時代に建設された夜間標識。備前藩主・池田綱政の命によって建設されたもので、牛窓湊に寄港する船の航路である唐琴の瀬戸に面して建っている。明治維新後に割石積みの基壇を除いて取り壊されたが、昭和63年(1988)に江戸時代の絵図から推定復元された。同時期に建設された四か所の燈籠堂のうち、残されているのは牛窓と大漂の二か所のみとなっている。
  • 街角ミュゼ牛窓文化館
    旅行/観光
    岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2835-1
    岡山ブルーライン「邑久IC」から車で約15分。大正4年(1915)に旧牛窓銀行本店として建てられた、国の登録有形文化財。昭和55年(1980)まで牛窓支店として使われ、現在は文化館として利用されている。外壁は赤煉瓦、基礎と窓面台には花崗岩が使われ、赤と白のコントラストが目を引く和洋折衷の擬洋風建築。内部にはかつての牛窓を写した古い写真や、伝統行事「ししこま」に関する資料などが展示され、自由に見学することができる。

岡山の主要エリア

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山と川に囲まれ、田園地帯が大部分を占める自然いっぱいの岡山県。温暖な気候で晴れている日が多いことから「晴れの国」と呼ばれています。 岡山県へは県外からもアクセスしやすく、東京から岡山空港へは約1時間、新幹線岡山駅へは約3時間です。 鬼退治で有名な桃太郎伝説の発祥の地の一つと言われ、「吉備津神社」と「鬼ノ城」ではその歴史のルーツを巡ることができます。 日本が誇る三名園の一つ「後楽園」は岡山市内にあり、岡山城と四季折々の景観のコラボはとても美しく、観光客に人気のスポットです。 倉敷市にある「倉敷美観地区」は江戸の風情が色濃く残っており、そのレトロな景観は見て歩くだけでも楽しく、レンタル着物での散策も人気です。 瀬戸大橋は渡るだけでなく見るのもおすすめで、鷲羽山展望台の第一展望台からは瀬戸内海と瀬戸大橋を一望できます。 そんな瀬戸内海で採れるカキやサワラは県民からも愛されているグルメの一つです。他にも、ひるぜん焼きそばや津山ホルモンうどんなどB級グルメが楽しめます。

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