大原美術館 本館
児島虎次郎が欧州で収集した珠玉の作品を核にした西洋美術
本館前に立つのはロダンのブロンズ像『カレーの市民-ジャン・デール』(右)
入り口でロダンのブロンズ像『カレーの市民-ジャン・デール』と『洗礼者ヨハネ』が出迎えてくれるのが日本初の近代西洋美術館らしい。大原美術館の「本館」は、まず児島虎次郎が欧州で収集した作品と、虎次郎自身の作品の展示のために開館した。建物の設計は薬師寺主計(やくしじかずえ)。モネ、マティス、ルノワール、ピサロ、ボナールらそうそうたる巨匠たちの作品が有名だが、虎次郎は印象派の画家たちが反発した官展の作品も収集した。そのバランス感覚にも注目したい。エル・グレコの『受胎告知』は印象派よりかなり以前の作品だが、虎次郎の強い願いで購入した重要な作品。この作品のみ展示したコーナーを設けている。戦後収集した印象派以降から現代の作品は、増設された展示室に並ぶ。どの作品も、国内外の美術展への出品要請が相次ぐ傑作ぞろいだ。大原美術館は、原田マハの小説『楽園のカンヴァス』に重要な舞台として登場しているのも興味深い。
児島虎次郎の『和服を着たベルギーの少女』(左)やシャヴァンヌ『幻想』(右)が並ぶ本館1室
スポット詳細
- 住所
- 岡山県倉敷市中央1-1-15 大原美術館敷地内
- エリア
- 倉敷美観地区エリア
- 電話番号
- 0864220005
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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