岩手の歴史/文化/見学スポット一覧

  • 山崎のコンセイサマ
    旅行/観光
    岩手県遠野市土淵町栃内16地割
    JR遠野駅から約12km南西の山肌に安置されたご神体。「コンセイサマ」とは遠野地方に伝わる子授けや豊作を司る神様のこと。漢字では「金勢様」と書き、その名前は「遠野物語」にも登場する。自然石ながら男性器を象る特徴的な形をしており大きさは約1.5m。タワシでこの巨石を磨くと子宝や婦人の腰痛治療などのご利益に授かれるとされる。しばらく消失していたものの、近年砂防工事の現場の土砂から発見され再び祀られるようになったという。毎年5月5日にはコンセイ祭りが開催される。
  • 奥州衣川歴史ふれあい館
    遊ぶ/趣味
    岩手県奥州市衣川日向60-18
    奥州藤原氏の祖である安倍一族の歴史を伝える歴史館。ホールに展示された安倍貞任と源義家のロウ人形が印象に残る。これは前九年合戦の最中、二人が句を掛け合うシーンをモチーフにしている。展示は縄文時代の遺跡から発掘された遺物の展示から始まり、奥州藤原氏時代や明治から大正にかけて発展した増沢塗といった地域の歴史を伝えている。また毎週火曜日には体験工房にて「ころもがわ漆の会」による増沢塗の創作活動が行われる。これは予約をすれば見学が可能である。
  • 豊田館跡
    旅行/観光
    岩手県奥州市江刺岩谷堂下苗代沢
    国道456号線と県道156号線の交差点に位置する史跡公園。ここには奥州藤原氏の祖、藤原経清が築城した居城があったと言われている。城の規模や築城時期、構造などは不明瞭であるが、この地から中国産の白磁四耳壺などの遺物が出土している。この居城で奥州藤原氏の初代当主藤原清衡が誕生し、彼が平泉に移住してからも政庁的な役割を担っていたとされる。現在は城址碑や清衡が浸かった産湯の泉、前九年の役の後に処刑された清衡の父経清一族の墳丘墓などの遺構が残る。
  • えさし郷土文化館
    遊ぶ/趣味
    岩手県奥州市江刺岩谷堂字小名丸102-1
    江刺地方の歴史と文化、地域産業などを伝える体験型ミュージアム。東北自動車道水沢ICから車で約15分の場所にあり、えさし藤原の郷と隣接している。展示はセンター棟(農業紹介ホーム)と第一展示室(奥の院)で構成。特に第一展示室に展示されている101躰の観音像「中善小原家の観音像群」はこの地域に伝わる信仰の有様を伝えている。またここではそば打ち、陶芸、勾玉作りといった食と工芸をテーマにした体験プログラムを実施。夏休みや冬休みの時期には特別体験教室も開催される。
  • 旧岩谷堂共立病院
    旅行/観光
    岩手県奥州市江刺南町4-8
    明治8年(1874)に開院した岩手県初の西洋医学総合病院。場所は江刺南町の入首川沿い。地元大工によって建てられた楼閣様式による疑洋風建築が特徴的。伝統的な和風技巧に依りながらも、新時代の洋風病院に求められる機能と外観を見事に表現している。その景観はラジオドラマ「鐘の鳴る丘」のモデルにも選ばれるほど。明治11年(1878)頃に閉院されてからは裁判所や役場、学校といった公共施設として利用。昭和57年(1982)からは明治記念館として市のシンボルになっている。
  • 奥州市伝統産業会館「奥州南部鉄器館」
    旅行/観光
    岩手県奥州市水沢羽田町駅前1-109
    岩手の地場産業「南部鉄器」の歴史や鉄器ができるまでの工程、全国伝統的工芸品展入賞作品、伝統工芸士の作品など、日用品から芸術品にまで昇華した南部鉄器のすべてを学べる資料館。
  • 後藤新平旧宅
    旅行/観光
    岩手県奥州市水沢字吉小路8-1
    奥州地区合同庁舎と隣接した水沢区吉小路の通りにひっそりと佇む萱葺屋根の建物。関東大震災後の東京で大胆な震災復興計画を立案した後藤新平の旧宅であり、彼の意向により水沢に寄贈された。母屋に便所、板倉といった江戸時代後期の下級武士の住宅遺構が修復を繰り返して現在に伝えられている。昭和47年(1972)に岩手県指定有形文化財に指定。毎年6月4日には地元の顕彰会が主催する後藤新平生誕祭が開催される。
  • 奥州市埋蔵文化財調査センター
    遊ぶ/趣味
    岩手県奥州市水沢佐倉河字九藏田96-1
    奥州市で発掘された埋蔵文化財の展示や蝦夷の文化を伝える歴史資料館。場所は東北自動車道水沢I.Cから車で5分の県道270号線沿いにあり、正面には胆沢城跡歴史公園が広がる。館内では古代この地に住んでいた蝦夷の暮らしぶりを展示。特に蝦夷のリーダーだったアテルイの存在を小学生にもわかりやすくアニメーション上映で伝える。また土偶作りや縄文アクセサリー作りといった体験教室も開催。古代史や考古学の世界を気軽に学びとることができる。
  • 奥州市立斎藤實記念館
    旅行/観光
    岩手県奥州市水沢字吉小路24
    JR東北本線・水沢駅から徒歩15分。斎藤實の旧宅敷地に建てられた記念館。文治政策を掲げた政治家である斎藤實は、海軍入隊後、海軍大将にまで昇格、海軍大臣を務めた。内閣総理大臣の後に内大臣の任に就くが、2・26事件の凶弾に倒れた。記念館本館のほかには書庫や旧宅があり、夫妻の坐像も鎮座する。本館には職務時の夫妻の衣装、夫妻の生い立ちを紹介する展示のほか、2・26事件に関わる資料が展示。企画展示開催時は春と冬に展示物が入れ替わる。
  • 奥州宇宙遊学館
    遊ぶ/趣味
    岩手県奥州市水沢星ガ丘町2-12
    地球や壮大な宇宙について、見て・触れて・楽しく学べる場所。138億光年先の宇宙のはてを体感できる4次元デジタル宇宙シアター、同敷地にある国立天文台 水沢VLBI観測所の口径20m電波望遠鏡など、見どころも満載。
  • 高野長英記念館
    旅行/観光
    岩手県奥州市水沢中上野町1-9
    東北本線水沢駅下車後徒歩10分。昭和46年に設立された、郷土の先覚者高野長英の偉業を顕彰する記念館。蘭方医であったことから、わが国初の生理学書の著述も多く、著書をはじめとして訳書や手紙、遺品など約200点を展示。また、5月5日に誕生祭、10月30日には高野長英祭が行われ、その日は記念館を無料で公開する。期間限定となるが「高野長英が翻訳した言葉」と題して、ミニ企画展も開催されており、オランダ語のエピソードなども公開されている。
  • 龍泉新洞科学館
    遊ぶ/趣味
    岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成
    岩泉町にある日本三代鍾乳洞の一つである龍泉洞の後に見つかった鍾乳洞。昭和42年(1967)、県道拡幅工事中に発見された龍泉洞は、よく発達している鍾乳洞や、水流の痕跡が学術的にも貴重なことから、昭和50年(1975)に科学館として開館した。現在も計測中の石柱や石筍の群れのほか、原始人が生活していた痕跡も多数見つかっている。洞窟内には、雨風をしのいだ原始生活の様子を展示したり、光で照らされた美しい水面を観察することができる。
  • 北緯40度 シンボル塔
    旅行/観光
    岩手県下閉伊郡普代村黒崎地内
    黒崎園地内、国民宿舎くろさき荘から徒歩1分のところにある「北緯40度の地球村・普代」のシンボル。高さ4mの地球儀型のモニュメントで、正面に立つとセンサーが気配をキャッチし、地球が自動的にくるくると回りながら訪れる人たちを歓迎してくれる。動力は太陽の光エネルギーで、遥かな海や周辺の自然の力を感じさせる。青い海と青い地球のフォトジェニックなスポットとしてもおすすめ。
  • 同心屋敷
    旅行/観光
    岩手県花巻市桜町4-83-5
    東北自動車道「花巻南IC」より約15分のところにある歴史的建造物。江戸時代に建てられた、花巻同心組が居住していた屋敷を移転・復元したものである。宮沢賢治詩碑のすぐ近くにある。藩政時代の曲がり家形式の武家屋敷として、市の文化財に指定されている。4月から11月は外観の見学が自由。5月から10月の土日祝日および夏休み期間は、同心屋敷の縁側にて湯茶のサービスを行っている。
  • 石鳥谷歴史民俗資料館
    旅行/観光
    岩手県花巻市石鳥谷町中寺林7-7-1
    東北自動車道「花巻IC」より車で約15分のところにある資料館。南部杜氏や酒造家の協力により収集した、南部杜氏の酒造用具1788点が収納、展示されている。展示されている酒造用具は酒造りの歴史を物語るもので、国の重要文化財に指定されている。酒造工程の紹介をはじめ、日本と世界の酒器の展示、町内の遺跡から出土した土器や古文書、生活用具などの展示も行っている。
  • 高村山荘
    旅行/観光
    岩手県花巻市太田3-91-3(高村山荘総合案内所)
    JR「花巻駅」より車で約20分のところにある山荘。「高村光太郎記念館」に隣接しており、高村光太郎が昭和20年(1945)から7年を過ごした場所である。高村を敬慕する村人たちが持ち寄った木で建てられた、二重の套屋によって保護されている。山荘は土間を含めて15畳程度の広さであり、冬には雪が吹き込むほど荒いつくり。厠の戸にある「光」という文字の明かり取りや、高村の自画像など、高村が生活していた当時のまま保存されている。
  • 早池峰と賢治の展示館
    遊ぶ/趣味
    岩手県花巻市大迫町大迫3-161
    JR「新花巻駅」より車で約23分のところにある展示館。平成19年(2007)にオープンした。建物は旧稗貫郡役所を復元したもので、宮沢賢治の童話「猫の事務所」のモデルではないかといわれている。早池峰と宮沢賢治に関する作品紹介や、「風の又三郎」の舞台ともいわれる猫山のモリブデン鉱石が展示されている。宮沢が常宿としていた「旧石川旅館」の部屋の再現なども見ることができる。
  • 森の館ウッディ
    遊ぶ/趣味
    岩手県岩手郡葛巻町江刈1-95-21
    八戸自動車道「九戸IC」より国道340号線経由で約40分。県立自然公園・平庭高原の南斜面、国道281号沿いに位置する「木と緑と文化のふれあい」をテーマとしたコミュニティ施設。木造の建物は地元産のカラマツとアカマツを主材とし、特徴ある構造で木の良さを存分に味わえる。中には「くずまきワイン」の直売店があり、全商品が無料で試飲できる。併設の「炭の科学館」には木炭の製造過程から未来像などが展示されている。
  • 石神の丘美術館
    遊ぶ/趣味
    岩手県岩手郡岩手町大字五日市10-121-21
    東北自動車道「滝沢IC」より国道4号を二戸方面へ約30分。「道の駅石神の丘」隣にある、岩手県内初の野外彫刻美術館として開館した美術館。四季折々の自然と彫刻が楽しめる屋外展示と、岩手ゆかりの美術家を中心とした企画展示が楽しめる。リニューアルした花とアートの森ではラベンダー園のほか、四季折々の花々が彫刻作品やデザイン遊具などと共にしめる。また「恋人の聖地」にも認定され、恋人の聖地記念碑も設置されている。
  • 宮古市北上山地民俗資料館
    旅行/観光
    岩手県宮古市川井2-187-1
    山が豊かな恵みをもたらす一方で、平地が少なく冬の寒さも厳しい宮古市川井地域の暮らしと知恵を紹介する資料館。第一展示室では北上山地の山仕事用具を展示。第二展示室では南部曲り家を再現し、里の生活用具等を収蔵展示している。第三展示室には山間地医療に尽くした小川医院の診療室が再現され、地域医療の先人の偉業が紹介されている。展示品の一部は国の重要有形民俗文化財に指定されている。

岩手の主要エリア

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リアス式海岸で知られる岩手県は、面積では都道府県で2番目の広さがあり、海の幸、山の幸が豊かなところです。 「いわて花巻空港」へは、名古屋・大阪から直行便が出ています。東京・盛岡間は、東北新幹線「はやぶさ」で2時間15分ほどです。 岩手県は6つの地域に分けられ、「奥州・平泉・一関」エリアにはある日本の文化遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は定番の観光スポットです。県庁所在地である盛岡市には岩手銀行赤レンガ館などの観光施設があります。 三陸海外沿いにある久慈市にはドラマ『あまちゃん』のロケ地で盛り上がりを見せています。南下した先には国の名勝に指定されている「浄土ヶ浜」もあります。 ご当地グルメではわんこそばが有名ですが、他にも辛味があって冷たくておいしい盛岡冷麺や、クルミと黒砂糖を包んだ団子を野菜などと煮るまめぶ汁、新鮮なウニを大量に使ったウニご飯、磯の旨味を凝縮した磯ラーメンなどを楽しめます。

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