花巻・遠野の歴史/文化/見学スポット一覧
エリア
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- さすらい地蔵
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市松崎町白岩
- 白幡神社の境内に祀られている地蔵。首がなく、一見するとぼろぼろの地蔵に見える。南部統治時代、若者たちの力比べのため、もち運ばれることがたびたびあり、ひとつのところに置かれることがなかったため、「さすらい地蔵」と呼ばれるようになった。若者の遊びに使われたためか、男好きの女地蔵であるとも言われ、きちんと安置した信心深い者に罰を与えたと伝えられる。現在は、台座から移動しないよう固定されている。
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- 遠野まちなか・ドキ・土器館
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市新町5-3
- 遠野の古い蔵を改装した、土器の展示交流サロン。表側には、遠野で出土した古い土器が修復され、展示されている。その奥にソファを配置した交流サロンがあり、土器を眺めながら休憩できる。体験活動用の部屋があり、地域交流イベントや、土器制作イベントが企画されている。また、土器の収蔵と研究を行う施設が併設されており、遠野の土器を研究員が分析、整理している。
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- 佐々木喜善の生家
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市土淵町山口
- 場所はJR遠野駅から車で20分の山口川沿い。家屋は平屋建ての歴史と趣が感じられる昔ながらの建物。現在も佐々木氏の子孫が住んでいるため一般公開はされておらず、外観を眺めるのみとなる。佐々木喜善は大正から昭和初期に活躍した民話研究家。「日本のグリム」とも称されており、彼の口述伝承は柳田國男氏に「遠野物語」を著すきっかけとなる。墓地は生家からも近い「山口のダンノハナ」に作られた共同墓地にある。
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- ダンノハナ
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市土淵町山口2地割
- 遠野市出身の民話研究家佐々木喜善の生家からほど近い場所に広がる地域。現在は丘の上に共同墓地があり、喜善の墓もここに作られている。「遠野物語」によればかつて墓地を発掘した際に大きな瓶が出土したが、村の老人達の怒りを買ってしまい埋め戻したという。またダンノハナは「壇の塙」とされ、村の老人達が末期に訪れる「デンデラ野」で死んだ者達のための墓所だったとも言われる。
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- 山口の水車
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市土淵町山口2地割
- 遠野市の山口川沿いにある藁葺屋根の水車小屋。いつ頃に建設されたかは不明だが、かつては農作物の脱穀や製粉といった作業に使われていたとされる。また現在でもまだ使用することが可能。「下掛け」と呼ばれる豊富な水量を利用した作りとなっており、昔ながらの風情から遠野のイメージシンボルとしても活用されている。またその牧歌的な風景から観光客に人気がある。
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- キツネの関所
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市土淵町土淵
- 遠野の町外れにはキツネの彫られた石碑がいくつかあり、小烏瀬川と国道340号線に挟まれた通りにもひとつ置かれている。ある日この近くを男性が通りかかると、娘に化けたキツネに騙されたという伝承がある。石碑にはその言い伝えを残す案内板もあり、昔話の風情を直に感じることができる。また石碑の場所が田園地帯を望む小高い丘の上にあるため見晴らしがよく、遠くに見える山並みと相まって景観がよいのも魅力である。
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- 山崎のコンセイサマ
- 旅行/観光
- 岩手県遠野市土淵町栃内16地割
- JR遠野駅から約12km南西の山肌に安置されたご神体。「コンセイサマ」とは遠野地方に伝わる子授けや豊作を司る神様のこと。漢字では「金勢様」と書き、その名前は「遠野物語」にも登場する。自然石ながら男性器を象る特徴的な形をしており大きさは約1.5m。タワシでこの巨石を磨くと子宝や婦人の腰痛治療などのご利益に授かれるとされる。しばらく消失していたものの、近年砂防工事の現場の土砂から発見され再び祀られるようになったという。毎年5月5日にはコンセイ祭りが開催される。
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- 同心屋敷
- 旅行/観光
- 岩手県花巻市桜町4-83-5
- 東北自動車道「花巻南IC」より約15分のところにある歴史的建造物。江戸時代に建てられた、花巻同心組が居住していた屋敷を移転・復元したものである。宮沢賢治詩碑のすぐ近くにある。藩政時代の曲がり家形式の武家屋敷として、市の文化財に指定されている。4月から11月は外観の見学が自由。5月から10月の土日祝日および夏休み期間は、同心屋敷の縁側にて湯茶のサービスを行っている。
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- 石鳥谷歴史民俗資料館
- 旅行/観光
- 岩手県花巻市石鳥谷町中寺林7-7-1
- 東北自動車道「花巻IC」より車で約15分のところにある資料館。南部杜氏や酒造家の協力により収集した、南部杜氏の酒造用具1788点が収納、展示されている。展示されている酒造用具は酒造りの歴史を物語るもので、国の重要文化財に指定されている。酒造工程の紹介をはじめ、日本と世界の酒器の展示、町内の遺跡から出土した土器や古文書、生活用具などの展示も行っている。
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- 高村山荘
- 旅行/観光
- 岩手県花巻市太田3-91-3(高村山荘総合案内所)
- JR「花巻駅」より車で約20分のところにある山荘。「高村光太郎記念館」に隣接しており、高村光太郎が昭和20年(1945)から7年を過ごした場所である。高村を敬慕する村人たちが持ち寄った木で建てられた、二重の套屋によって保護されている。山荘は土間を含めて15畳程度の広さであり、冬には雪が吹き込むほど荒いつくり。厠の戸にある「光」という文字の明かり取りや、高村の自画像など、高村が生活していた当時のまま保存されている。
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- 早池峰と賢治の展示館
- 遊ぶ/趣味
- 岩手県花巻市大迫町大迫3-161
- JR「新花巻駅」より車で約23分のところにある展示館。平成19年(2007)にオープンした。建物は旧稗貫郡役所を復元したもので、宮沢賢治の童話「猫の事務所」のモデルではないかといわれている。早池峰と宮沢賢治に関する作品紹介や、「風の又三郎」の舞台ともいわれる猫山のモリブデン鉱石が展示されている。宮沢が常宿としていた「旧石川旅館」の部屋の再現なども見ることができる。
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- 雨ニモマケズ詩碑(宮沢賢治詩碑)
- 旅行/観光
- 岩手県花巻市桜町4 羅須地人協会跡地
- 数ある宮沢賢治の詩碑の中でも別格の重みがあるこの詩碑には、あの「雨ニモマケズ」の後半部分が、高村光太郎の揮毫で刻んである。昭和11年(1936)に建立されたが、一部に脱字があり、昭和19年(1944)に追刻されている。毎年9月21日の「賢治忌」には、詩碑前の広場に全国からファンが集まる。東北自動車道「花巻南IC」より車で約10分。
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- 羅須地人協会
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4.025件の口コミ
- 旅行/観光
- 岩手県花巻市葛1-68
- 宮沢賢治が花巻農学校を退職して農民として生活を始めた記念すべき建物。有名な「下ノ畑ニ居リマス賢治」の板が再現されている。当時北上川近くにあった建物を、現在は花巻農業高校構内に移築。管理は花巻農業高校の生徒さんたちが行っているので、高校で鍵を借りて内部を見学できる。賢治が、教師をやっているだけではダメだ、一人の農民として農民とともに生きようと決意した場所だ。
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空港近く、学校の敷地内。学生たちがランニングしていました。 いい感じでゆっくりコーヒーでも飲みながらのんびりしたいですがもちろん飲食禁止、お店提供なども自販機もありません。 あくまで賢治の世界を味わうのみ!
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- 花巻新渡戸記念館
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4.023件の口コミ
- 旅行/観光
- 岩手県花巻市高松9-21
- 生涯を国際平和と教育に尽くした偉人であり、旧5千円札の肖像でお馴染みの新渡戸稲造の記念館です。 館内には新渡戸家の功績に関する資料やゆかりの品々等が展示されています。
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「花巻市における新渡戸家の歴史」と「国際人新渡戸稲造」の2つのテーマの記念館ですかね。 著書「武士道」で知られている新渡戸稲造さんですが、この記念館を訪れて、何となく「武士道」を書かれた理由というか、背景がわかったような気がします。 簡単に言うと「花巻市における新渡戸家の歴史、環境」があっての著書「武士道」であり、それが「国際人新渡戸稲造」につながったのかなぁーと思いました。 まぁー細かいことは抜...
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岩手の主要エリア
リアス式海岸で知られる岩手県は、面積では都道府県で2番目の広さがあり、海の幸、山の幸が豊かなところです。 「いわて花巻空港」へは、名古屋・大阪から直行便が出ています。東京・盛岡間は、東北新幹線「はやぶさ」で2時間15分ほどです。 岩手県は6つの地域に分けられ、「奥州・平泉・一関」エリアにはある日本の文化遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は定番の観光スポットです。県庁所在地である盛岡市には岩手銀行赤レンガ館などの観光施設があります。 三陸海外沿いにある久慈市にはドラマ『あまちゃん』のロケ地で盛り上がりを見せています。南下した先には国の名勝に指定されている「浄土ヶ浜」もあります。 ご当地グルメではわんこそばが有名ですが、他にも辛味があって冷たくておいしい盛岡冷麺や、クルミと黒砂糖を包んだ団子を野菜などと煮るまめぶ汁、新鮮なウニを大量に使ったウニご飯、磯の旨味を凝縮した磯ラーメンなどを楽しめます。