全国の遺跡/墓/古墳スポット一覧

  • 香山墓所(萩藩主毛利家墓所)
    旅行/観光
    山口県山口市香山町 香山公園内
    中国自動車道「小郡IC」から車で20分、香山公園内にある長州藩36万石の藩主の墓地。萩市にある旧天樹院、大照院、東光寺毛利家墓所とともに、昭和56年(1981)に国の史跡に指定された。第13代藩主・毛利敬親とその妻のほか、毛利家の歴代諸霊の墓7基、初代秀就の母周慶寺殿などの墓が残されている。手前にある石畳は、大きく手を打ったりすると前の石段に反響して美しい音が返ることから「うぐいす張りの石畳」と呼ばれている。
  • 太田道灌の墓
    旅行/観光
    神奈川県伊勢原市上粕屋1160
    伊勢原市上粕屋、「蟠龍山 洞昌院」の境内にある室町後期の武将・太田道灌の墓。市指定文化財。太田道灌は糟屋にあったという主君・上杉定正の館で命を落とし、自身が中興した当寺で荼毘に付されたという。また、同市下糟屋の「大慈寺」にも太田道灌の墓がある。
  • 平出遺跡
    旅行/観光
    長野県塩尻市宗賀平出
    佐賀の吉野ヶ里遺跡、静岡の登呂遺跡と並ぶ日本三大遺跡のひとつ。東西約1km、南北約300mにわたって帯状に広がる遺跡は、縄文時代から平安時代にかけて大きな集落であったとされる。現在までに竪穴式住居址や建物跡、土器や石器など300近い出土品が見つかっており、昭和27年(1952)には国史跡に指定された。現在は指定地の一部を平出遺跡公園として整備復元しており、当時の人々の暮らしが体験できる施設が点在している。
  • 風土記の丘史跡公園
    旅行/観光
    岐阜県高山市赤保木町400-2
    高山ICから5分ほどの距離にある史跡公園。園内には古墳時代の住居を復元した古代集落の里、成田正利の墓、1500年ほど前の有力者の古墳を保存した古墳広場などがある。晴れた日には市内出土の考古資料を展示した学習センターから日本アルプスを一望できる。近隣には国分寺の瓦を焼いた窯跡や熊野神社の本殿など多くの指定文化財が点在しており、歩いて回ることが可能だ。
  • 大谷吉継 墓
    旅行/観光
    岐阜県不破郡関ケ原町藤下678-2
    不破郡関ケ原町にある墓。関ヶ原の戦いにおける西軍の大将・石田三成の盟友として知られる大谷吉継の墓で、大谷吉継陣跡の北側に位置する。側近であった湯淺五助が敵方の藤堂仁右衛門に討ち取られる際、先に自刃した主人の首の在り処を伝えて供養を頼み、これに感銘を受けた藤堂によって合戦後に湯淺五助の墓とともに建立された。
  • 野古墳群
    旅行/観光
    岐阜県揖斐郡大野町大字野
    揖斐郡大野町大字野にある古墳群。5世紀後半から6世紀初頭にかけて築かれた古墳群で、現存するものが9基、さらに発掘調査によって確認されたものが8基、内14基が国の史跡に指定されている。
  • 雷神山古墳
    旅行/観光
    宮城県名取市植松字山・愛島小豆島字片平山
    名取市のほぼ中央に広がる愛島丘陵東端に築造された古墳。主軸168m、後円部径96m、高さ12mの3段築成からなる前方後円墳は東北地方で最大の規模を誇る。作られたのは4世紀末から5世紀初めと推定されており、その大きさや出土品から広範囲にわたる地域を統治した地方豪族の首長の墓と考えられている。現在は史跡公園として整備されており、頂上や周囲に桜が植えられていることから花見スポットとしても有名だ。
  • 須曽蝦夷穴古墳
    旅行/観光
    石川県七尾市能登島須曽町夕部21-5
    昭和56年(1981)に国指定史跡に指定された古墳時代終末期の古墳。2324平方メートルが指定面積になっていて、 前室から出土した須恵器(蓋坏)や直刀片などから7世紀中葉前後の築造とみられる。能登国造に属する有力氏族の墳墓だと考えられている。
  • キウス周堤墓群
    旅行/観光
    北海道千歳市中央
    道東自動車道千歳東I.Cを降りた場所にあるキウス周堤墓群は縄文時代後期の集団墓。同時代に作られた墓としては日本最大とされる。全9基で構成される史跡で、特徴は円形に掘った竪穴の周囲を土で盛り上げるドーナツ状の周堤。これはこの時期の北海道でしか見られないとされ、当時の葬送や祖先祭祀に関する社会組織を考える上で貴重な遺跡。出土品は千歳市の埋蔵文化財センターに展示されており、見学することが可能。
  • 史跡 難波宮跡(難波宮跡公園)
    旅行/観光
    大阪市中央区法円坂・馬場町・大手前
    JR大阪環状線の森ノ宮駅から徒歩5分。法円坂の一帯にわたっている史跡公園。大阪市立大学の教授である山根徳太郎氏が行なった発掘調査により、記録には残っているものの所在が不明となっていた難波宮の史跡が発見されたもの。約9万平方メートルに及ぶ範囲が国に史跡として指定を受けており、かつて存在した建造物の発掘と復元が進められている。昭和に復元された大極殿からは大阪城を眺望することが出来る。
  • 垂仁天皇陵
    旅行/観光
    奈良県奈良市尼辻西町
    尼辻町にある古墳時代初期の大型前方後円墳。全長は約227mで、周囲の濠に湛えた水の上に浮かんでいるかのような姿が美しい。濠に浮かぶ小島は、垂仁天皇の臣下・田道間守の墓と伝えられている。
  • 佐紀盾列古墳群
    旅行/観光
    奈良県奈良市佐紀町等
    奈良市佐紀町にある古墳群。佐紀陵山古墳などの全長200mに及ぶ巨大な前方後円墳に加え、大小様々な古墳が数十基が周辺に点在している。同県の大和古墳群や大阪の古市古墳群などと並ぶ大古墳群。
  • 藤ノ木古墳
    旅行/観光
    奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西2-1
    斑鳩町法隆寺西にある史跡。6世紀後半に造られたとされる直径48mの大型円墳で、被葬者については諸説ある。昭和60年(1985)と昭和63年(1988)に行われた発掘調査で発見された石棺や土器、金銅製の馬具などの出土品は重要文化財に指定され、県立橿原考古学研究所附属博物館に所蔵されている。
  • 平城京左京三条二坊宮跡庭園
    旅行/観光
    奈良県奈良市三条大路1-5-37
    奈良市三条大路、国道369号線沿いにある遺跡。昭和50年(1975)に行われた発掘調査により発見された奈良時代の庭園遺跡である。園池を中心にした庭園跡は古代の庭園の姿を今に伝える遺跡として歴史的価値が高く、国の特別史跡と特別名勝にも指定されている。
  • 中尾山古墳
    旅行/観光
    奈良県高市郡明日香村平田
    明日香村平田の県道209号線沿い、高松塚古墳の北にある国指定史跡。対辺長30mほどの三段構造の八角形墳で、周辺の高松塚古墳、天武・持統天皇陵などと同じく終末期古墳に分類される古墳である。
  • 毛利元就墓所
    旅行/観光
    広島県安芸高田市吉田町吉田
    毛利元就が元亀2年(1571)に亡くなった翌年、孫の輝元により菩提寺である洞春寺が建立された。その境内に建てられた墓である。墓標にはハリイブキが植えられており、毛利氏一族の墓や百万一心碑などがある。
  • 造山古墳
    旅行/観光
    岡山県岡山市北区新庄下
    国史跡の造山古墳は、墳丘の全長約350mと全国4位の巨大前方後円墳だ。見学拠点の岡山市造山古墳ビジターセンターも誕生し、さらに造山古墳に隣接する小型古墳である陪塚の千足古墳の復元工事も完了し、さらに注目されるスポットとなっている。
  • 柳之御所史跡公園
    旅行/観光
    岩手県西磐井郡平泉町平泉字柳御所
    平泉町にある遺跡。発掘調査により、掘立柱建設跡や屋敷群跡などが見つかったことから、藤原氏三代秀衡代の平泉館跡の可能性が高いと言われている。10ヘクタールの敷地面積のうち、約半分を柳之御所史跡公園として整備され、池・堀・道路などが復元されている。
  • 真野御陵
    旅行/観光
    新潟県佐渡市真野457
    新潟県佐渡市真野の国中平野を望む丘陵地にある順徳院(順徳上皇)の火葬地跡で、正式名称は「順徳天皇御火葬塚」。承久の乱が失敗に終わった結果、島流しとなった順徳上皇が還京叶わず崩御された際、荼毘に付されたその跡地に松と桜を植えて目印としたもの。墓所ではないが、御陵と同格扱いで宮内庁の管理となっている。塚から徒歩20分程の場所には順徳上皇を祀った真野宮がある。
  • 加賀藩主 前田家墓所
    旅行/観光
    石川県金沢市野田町野田山地内
    金沢市街の南西部にある、多くの歴史的人物が眠る霊園。標高約175メートルの山頂から山腹まで、およそ43万平方メートルの広大な土地を有している。加賀藩の藩祖である前田利家の兄、利久が野田山の山頂近くに葬られたのが始まりで、利家やその子孫達も多く埋葬されている。方墳を思わせる外観が非常に特徴的。加賀藩主前田家墓所は現在、国史跡に指定されており、その規模も他に類を見ないものとなっている。7月のお盆には、墓にキリコと呼ばれる灯籠を吊るす金沢独特の風習が見られる。

写真から観光情報を探す

目的から探す