奈良の遺跡/墓/古墳スポット一覧
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- 石舞台古墳
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- 奈良県高市郡明日香村島庄
- 巨石30個を積み上げて築造された、一辺が約50mの日本最大級規模の石室古墳。盛土が失われたため露出した天井石が平らなことから、石舞台と呼ばれるようになった。誰の墓であるかは不明だが、付近に蘇我馬子の庭園があることから、蘇我入鹿の祖父、馬子の墓とする説が有力である。春は桜、秋には彼岸花が周囲の広場に咲く。国の特別史跡に指定されている。
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- キトラ古墳
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- 奈良県高市郡明日香村大字阿部山
- 明日香村阿部山の国営飛鳥歴史公園のキトラ古墳周辺地区内にある国指定の特別史跡。昭和58年(1983)の発掘調査により石室内に壁画が発見され、国内で2例目の壁画古墳として知られるようになった。現在では調査の成果を活かして築造時の大きさに復元されており、出土品などの資料は近くの「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で展示されている(壁画は期間限定で公開されることがある)。
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- 吉備姫王墓(猿石)
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- 奈良県高市郡明日香村平田
- 孝徳天皇と斉明天皇の母にあたる、吉備姫王(きびひめのみこ)の墓。墓の前に並べられた4つの石造物は「猿石」と呼ばれ、左からそれぞれ女、山王権化、法師、男を表している。このうちの三体には背面にも顔があるという。
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- 赤坂天王山古墳
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- 奈良県桜井市倉橋2846
- 東南方から北西方に延びる尾根上に営まれた一辺45mの方墳。古墳時代後期(6世紀末)の築造とみられている。南に向かって横穴式石室が開口しており、奈良県内でも屈指の大きさをもつ。玄室内には家形石棺がある。6世紀末に暗殺された崇峻天皇の墓ではとみられているが、宮内庁が陵墓に指定する崇峻天皇陵は、聖林寺より多武峰方面へ1kmほど上った所にある。
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- 亀石
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- 奈良県高市郡明日香村川原
- 明日香村の民家の脇にひっそりと佇む、長さ3.6m・幅2.1m・高さ1.8mの花崗岩の石造物。建造時期や目的はまだ分かっていない。下端部に動物の顔のような彫刻が施されており、亀に似ていることから亀石と呼ばれるようになった。亀石は現在南西を向いているが、西を向くと大和国(奈良盆地)一帯が泥の海と化すという言い伝えがある。
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- 垂仁天皇陵
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- 奈良県奈良市尼辻西町
- 尼辻町にある古墳時代初期の大型前方後円墳。全長は約227mで、周囲の濠に湛えた水の上に浮かんでいるかのような姿が美しい。濠に浮かぶ小島は、垂仁天皇の臣下・田道間守の墓と伝えられている。
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- 箸墓古墳(大市墓 倭迹迹日百襲姫命)
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- 奈良県桜井市箸中
- 3世紀後半頃に建造された、全長272mの大規模な古墳。国内最古級、最大級の前方後円墳の一つで、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とする説もある。現在は宮内庁により第7代孝霊天皇皇女・倭迹迹日百襲姫命の大市墓として管理されている。古墳の周囲に掘られた堀(周濠)は、平成22年(2010)に「箸中大池」として農林水産省の「ため池百選」に選定された。
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- 佐紀盾列古墳群
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- 奈良県奈良市佐紀町等
- 奈良市佐紀町にある古墳群。佐紀陵山古墳などの全長200mに及ぶ巨大な前方後円墳に加え、大小様々な古墳が数十基が周辺に点在している。同県の大和古墳群や大阪の古市古墳群などと並ぶ大古墳群。
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- 藤ノ木古墳
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- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西2-1
- 斑鳩町法隆寺西にある史跡。6世紀後半に造られたとされる直径48mの大型円墳で、被葬者については諸説ある。昭和60年(1985)と昭和63年(1988)に行われた発掘調査で発見された石棺や土器、金銅製の馬具などの出土品は重要文化財に指定され、県立橿原考古学研究所附属博物館に所蔵されている。
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- 平城京左京三条二坊宮跡庭園
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- 奈良県奈良市三条大路1-5-37
- 奈良市三条大路、国道369号線沿いにある遺跡。昭和50年(1975)に行われた発掘調査により発見された奈良時代の庭園遺跡である。園池を中心にした庭園跡は古代の庭園の姿を今に伝える遺跡として歴史的価値が高く、国の特別史跡と特別名勝にも指定されている。
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- 中尾山古墳
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- 奈良県高市郡明日香村平田
- 明日香村平田の県道209号線沿い、高松塚古墳の北にある国指定史跡。対辺長30mほどの三段構造の八角形墳で、周辺の高松塚古墳、天武・持統天皇陵などと同じく終末期古墳に分類される古墳である。
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- 纒向遺跡
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- 奈良県桜井市巻向地区
- JR巻向駅近くにある、東西2km、南北1.5kmに及ぶ弥生期最大級の遺跡。弥生時代の終わりから古墳時代にかけての建物跡や古墳などが点在し、国の史跡にも指定されている。卑弥呼の墓とする説もある最初の巨大古墳・箸墓(はしはか)古墳や、最古の古墳ともいわれる纒向(まきむく)古墳群、大型の建物群跡などの遺構が残っており、邪馬台国の候補地の一つとも目されている。
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- 景行天皇陵
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- 奈良県天理市渋谷町
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- 箸墓古墳
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- 奈良県桜井市箸中
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- 島の山古墳
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- 奈良県磯城郡川西町唐院443-1
- 奈良県内で20位以内に入る規模の古墳で築造時期とされる4世紀末~5世紀初の古墳としてはトップクラスの規模を誇る。全長200m・前方部104m・後円部径113m・同高17.42m・盾形周濠(南北265m・東西175m)の前方後円墳だ。蘇我入鹿の墓という伝承がある。
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- 丸山古墳
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- 奈良県橿原市五条野町
- 6世紀後半に築かれたと考えられている奈良県最大の前方後円墳。全長約310m・後円部径約150m・前方部幅約210m、周濠を含める全長約420mにもなる超大型の前方後円墳で、埋葬施設もそれに恥じない日本最大の横穴式石室として知られている。古墳の築造時期や石棺の様子などから、被葬者は欽明天皇や蘇我稲目などの名前が候補として挙げられている。
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- 水泥古墳
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- 奈良県御所市古瀬
- 約100mの間隔を隔てて存在する水泥北古墳と水泥南古墳を併せて、2基一括で昭和36年(1961)に国指定史跡に指定されている古墳。水泥北古墳は西尾邸内にある、直径約20mの円墳で両袖式の横穴式石室を有する。6世紀中頃の築造で大規模な石室だ。水泥南古墳は北古墳に比べると規模は小さいが、6世紀後葉に築造された直径25mの円墳とみられ、横穴式石室が南方向に開口している。
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- 室宮山古墳(室の大墓)
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- 奈良県御所市室
- 5世紀前葉に前代の系譜を引かず突如現れる大型前方後円墳。墳長238mという破格の規模を誇る。後円部の埋葬主体は墳丘中軸を挟んで南北にあり、いずれも板石積みの竪穴式石室に竜山石製の長持形石棺を納める。大形墳は多くが宮内庁の管理となっている中で唯一見学できる古墳だ。
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- 天武・持統天皇陵
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- 奈良県高市郡明日香村野口
- 天武天皇とその皇后で皇位を継承した持統天皇の合葬墳墓。 直径50m・高さ6.36m。 円墳とも八角墳ともとれるこの古墳の石室は八角形で、金銅製の蔵骨器がのっている。天武天皇は古代律令国家体制の基礎を築き、持統天皇がその志を継いだ。また持統天皇は天皇として初めて火葬された人物としても知られる。
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- 桜井茶臼山古墳(外山茶臼山古墳)
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- 奈良県桜井市外山
- 丘尾切断によって築造された前方後円墳。埋葬施設は竪穴式石室であり、墳丘には葺石をめぐらせていたようである。前方部が直線的な柄鏡の形をしていることから、前期古墳でも古い時代のもの(4世紀初頭)の構造であると考えられる。竪穴式石室は朱塗りの板岩を積んだ豪壮なもので、出土品には玉杖や玉葉・鉄刀・鉄剣などがある。墳丘の規模や副葬品などから大王級の人物が葬られたと推測されている。
奈良の主要エリア
歴史・文化、自然、世界遺産と見どころの多い奈良県。エリアによって都会的な要素からローカル的な要素も兼ね備えている地域です。京都・大阪・名古屋からは、JRや近鉄を利用して1時間~1時間半程度で到着します。 奈良県には4つの観光エリアがあります。「奈良」には平城宮跡や興福寺などがあり、奈良国立博物館や奈良県立美術館では芸術を楽しむことができます。「斑鳩・生駒」では、法隆寺や法起寺などの世界遺産を見ることができます。「飛鳥・橿原・桜井」は曽爾高原や鍋倉渓など自然豊かな地区です。「吉野」は、みたらい渓谷や蜻蛉の滝などの絶景スポットやキャンプ場施設が多くあるエリアです。「奈良」と「斑鳩・生駒」は観光スポットが多く、比較的公共交通機関も揃っています。 柿の葉寿司や奈良漬け、三輪そうめんなど、奈良県のご当地グルメも観光と併せて楽しみましょう。