垂仁天皇陵

遺跡/墓/古墳

垂仁天皇とお菓子の神様・田道間守(たじまもり)が眠る場所

大きく開けた気持ちのよい空が広がる} 大きく開けた気持ちのよい空が広がる

近鉄橿原線の車窓からも見える、池のなかにこんもりと茂る森のような島。全長約200mの前方後円墳、菅原伏見東陵(すがわらのふしみのひがしのみささぎ)、通称・宝来山(ほうらいさん)古墳だ。宝来山古墳は古墳時代に造られ、第11代・垂仁天皇の御陵が置かれている。せっかくなら、眺めているだけではなく降り立ってみよう。最寄りの尼ヶ辻駅からは歩いて5分もかからない。古墳の南にある池のなかの小さな丸い島は、垂仁天皇の忠臣であった田道間守(たじまもり)の墓といわれている。田道間守は垂仁天皇のために幻の果実を探して国中を周り、10年かけてやっとその実を見つけた。しかし国に戻ったとき、すでに天皇は崩御されており、田道間守は帰国の遅れを悔んで悲しみのあまり亡くなったと伝えられる。このときに持ち帰った実(果子)にちなみ、田道間守は「お菓子の神様」として崇拝されるようになったのだそう。池の南東には「菓祖神田道間守命御塚拝所」と書かれた石碑が建てられている。垂仁天皇の御陵があるのは池の南端。美しく手入れされた松並木の先に、古墳を背にして白い鳥居が立つ。おすすめの時間帯は夕方。鳥居越しに沈む夕日がまた美しい。

「菓祖神田道間守命御塚拝所」の石碑。田道間守が持ち帰った実は「橘」、今でいうミカンだったと伝えられている} 「菓祖神田道間守命御塚拝所」の石碑。田道間守が持ち帰った実は「橘」、今でいうミカンだったと伝えられている

池沿いに歩いていると「歴史の道」と書かれた石碑の脇に小道を発見。進んだ先は池越しに線路が見えるビュースポットだ} 池沿いに歩いていると「歴史の道」と書かれた石碑の脇に小道を発見。進んだ先は池越しに線路が見えるビュースポットだ

ていねいに手入れされた松並木と白い鳥居とが相まって、静謐(せいひつ)な空気が流れている} ていねいに手入れされた松並木と白い鳥居とが相まって、静謐(せいひつ)な空気が流れている

スポット詳細

住所
奈良県奈良市尼辻西町 map map 地図
電話番号
0744223338
時間
[参拝時間]8:30-17:00
休業日
年中無休
駐車場
あり

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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