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東京
日本橋・銀座
NIHONBASHI / GINZA
江戸から東京へ、世界有数の商業都市の歴史を訪ねる
江戸時代初期に五街道の起点が置かれた日本橋。世界有数の大都市・東京が、江戸時代に商業都市として繁栄する拠点となったのがまさにこの街。現在もなお日本の金融の中心であり、明治維新以降に建てられた近代日本の発展を象徴する建築物が残る。隣接する人形町は、由緒ある神社や江戸風情を感じる商店街を訪ねるのが楽しい場所。一方、江戸時代から始まった東京湾の埋め立てによって誕生したのが、月島と築地。ここでは月島発祥といわれるもんじゃ焼きや、市場直送の新鮮な魚介を堪能したい。ブランドショップやデパート、高級レストラン巡りを楽しむなら、日本有数の繁華街・銀座へ。皇居のある日比谷も、すぐお隣だ。巨大都市・東京の「昔」と「今」を感じながら歩いてみたい。かつての江戸は、網の目のように巡らされた河川と運河によって発展を遂げた水運の街でもある。クルーズ船や屋形船に乗って別の角度から眺めると、また新たな発見があるはずだ。
エリアの見どころ
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日本橋クルーズ(R) 神田川クルーズ(R)
- 水辺から江戸・東京の歴史をたどる、ガイド付きクルーズ
- 江戸時代の東京は、水運を中心として栄えた街。徳川家康によって整備された水路が網目のようにめぐらされ、日本各地からもたらされた物資を運ぶ船と、人や物で賑わっていたという。江戸時代から現代まで、川と橋に残された歴史を船でたどる約90分のクルーズ。日本橋のたもとから出発した船は、日本橋川、神田川、隅田川をぐるっと巡りながら30以上の橋をくぐる。下から見上げる日本橋、はしごを横に渡したように見える豊海橋(とよみばし)、やさしい曲線がレトロな雰囲気を醸す永代橋、大きなアーチが印象的な聖橋など、見どころは尽きない。JR総武線の線路に沿ったお茶の水駅から水道橋駅周辺は、かつて「お茶の水渓谷」と呼ばれた場所。苔や木々に覆われた両岸に、都心とは思えないみずみずしい緑が広がる。一ツ橋周辺に残る江戸城の石垣の一部には、寄進した藩を表す紋章も刻まれている。東京の橋と歴史に習熟したガイドの語りに耳を傾けながら楽しみたい。\\(R)=登録商標マーク
- スポットの詳細
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日本橋クルーズ(R) 神田川クルーズ(R)
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人形焼本舗 板倉屋
- 豊かな表情と素朴な甘さに癒やされる「元祖」人形焼き
- 七福神や文楽人形の形のカステラ生地に、あんこを詰めて焼いた和菓子が人形焼き。日本橋人形町で売られていたことから名前がついたとされ、「元祖」といわれているのが1907年(明治40)創業のこの店だ。創業時より使い続ける型を使い、ひとつずつていねいに焼き上げる。ひと晩寝かせた卵と砂糖の生地に、「別立法(べつだてほう)」という手法で空気を含ませた卵白を加え、木ベラで豪快に混ぜるのが特徴。そこに小麦粉を加えることで、ふんわりしつつも引きがある、独特な食感が生まれるのだという。あんこももちろん自家製。保存料や添加物は一切使っておらず、翌日には風味が変わってしまうため、できたてをその日のうちに食べるのがおすすめだ。七福神のうち6人の顔だけなのは、「お客様の笑顔を足して七福神に」という粋な理由から。少しずつ異なる表情を眺めながら食べると、ご利益がある気がしてくるから不思議だ。
- スポットの詳細
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人形焼本舗 板倉屋
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人形町志乃多寿司總本店
- 油揚げからジュワっとあふれる、出汁のうまみが人気のいなり寿司
- いなり寿司は江戸時代、小腹が空いたときに手軽につまめる食べ物として親しまれたもの。その老舗に「しのだ」の名を掲げる店は少なくないが、「うちがその元祖」と店主は胸を張る。店の創業は1877年(明治10)。看板商品であるいなり寿司は、140年以上にわたり伝統の製法を守り続けているもの。出汁の味がしみ込みやすいよう、特注品の油揚げを使い、調味料は砂糖・醤油・みりんの3つだけ。その砂糖に、白ざらめ・赤ざらめ・沖縄の黒糖の3種類を混ぜるという。1回煮てから3-4日味をしみ込ませ、仕上げにもう一度煮るのが秘訣だとか。片手でつまみ、ふたくちで食べられる大きさも、創業以来変わらない。ほかにも、かんぴょう巻き、バッテラや穴子の押し寿司、季節限定商品のサンマ、カツオなどの押し寿司を楽しみにしている常連客は多い。注文を受けてから作り始めるため、商品によっては10分程度待つこともあるが、いつでもできたてのおいしさを味わえる。
- スポットの詳細
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人形町志乃多寿司總本店
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柳屋
- パリパリの皮と上品な甘さのあんこが自慢。「天然もの」の鯛焼き
- 「東京のたい焼き御三家」には諸説あるが、必ず名前が挙がるのが人形町「甘酒横丁」のなかほどにあるこの店。創業は1916年(大正15)。材料の作り置きはせず、毎朝仕込んでその日のうちに使い切る。一丁焼きの型を使い1枚1枚ていねいに焼き上げるため、皮が薄くパリッと香ばしいのが特徴。この型は戦前、鋳物職人が作ったものを現在も大切に使い続けているのだとか。連式のプレートでまとめて焼くものに対し、一丁焼きを「天然もの」と呼び区別する人もいるという。頭からしっぽの先までほどよくあんこが詰まり、どこからかじっても上品な甘さのあんこが口に入る。焼き立てをその場でほおばる人、箱入りで何10枚もまとめ買いする人もあり、季節を問わず行列ができる店。比較的混雑が少ないのは、午後2時前後と夕方近くだ。順番を待つ間、職人たちの見事な連係プレイを眺めるのが楽しく、小倉とバニラ、2種類のアイスクリームから選べる「アイス最中」(180円)も食べてみたい。
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柳屋
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魚河岸食堂
- 市場めし&BBQも楽しめるフードコート
- 海産物や青果物の専門店約60店が軒を連ねる生鮮市場「築地魚河岸」3階に設置されたフードコート。人気の海鮮丼はもちろん、洋食、そばやラーメン、天ぷらからスイーツまで好みの料理を注文し、自由に組み合わせて味わうことができる。キッチンスタジオや屋上広場を利用して開かれる食のイベントも楽しみ。また、屋外にはBBQ区画を設置。必要機材や食器類はすべてそろい、築地市場を巡って買い求めた食材やお酒を持ち込み、自由に焼いて味わえる。冬は海鮮鍋用の土鍋のレンタルも人気だ。ファミリーやグループで楽しむのはもちろん、立食スタイルでふらりと立ち寄れるコーナーも。「築地場外市場」や「築地魚河岸」内で買い物したレシートを見せるとBBQ使用料が割引になるサービスがある。
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魚河岸食堂
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月島もんじゃストリート
- 下町のソウルフード「もんじゃ」を食べ比べ
- 東京湾埋め立て1号地として1892年(明治25)誕生した月島には、半径わずか500mの商店街に80軒以上のもんじゃ店がひしめく通りがある。下町商店街の情緒を楽しみながら、お気に入りの1軒を見つけてみたい。
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月島もんじゃストリート
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だるま 月島本店
- 親切なスタッフが対応。もんじゃデビューにおすすめの1軒
- 赤いのれんが目印の古民家風の店。華麗なコテさばきでスタッフが焼いて食べるタイミングを教えてくれるので、もんじゃ焼きは初めてという人も安心して利用できる。もちろん、自分のペースで自由に焼いて食べるのもOKだ。いちばん人気は「もち明太子チーズもんじゃ」。とろけたチーズがもちにからみ、明太子の辛みがアクセント。カリカリに焼けたおこげの部分の香ばしさもたまらない。メニューによって和風だしと鶏ガラだしの2種類を使い分け、カレー風味、麻婆豆腐味、ハバネロが入った辛いもんじゃシリーズなどユニークなメニューも豊富。魚介類や野菜は、豊洲市場より厳選したものを仕入れており、えび、イカ、ほたて貝、つぶ貝など海鮮類の鉄板焼きもぜひ食べてみたい。月島内に姉妹店が2軒あり、ここが満席の場合はのぞいてみるといいだろう。会計時にもらえるサービス券を次回来店時に提示すると、鉄板焼き1品をサービスしてくれる。
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だるま 月島本店
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もんじゃ 蔵
- トッピングは35種類! いつも行列ができる人気店
- 月島もんじゃストリートで、平日でもほぼ満席状態という人気店がここ。その秘密は、素朴でシンプルなおいしさのもんじゃ焼きメニューが豊富なこと。トッピングも35種類から好みに合わせて選べ、カスタマイズは自由自在だ。さらに、ホワイトソースベースの「特製クリームもんじゃ」と「ドリアもんじゃ」は、ここでしか味わえない新感覚メニュー。お好み焼き、鉄板焼きも充実し、何度訪れても新しいおいしさを発見できるとあって、リピーターが多い店としても知られている。自分で焼いて食べるのが基本で、来店するたびに焼き方のテクニックが上達していくのがわかるのも、足繁く通うお客さんが多い理由。お願いすればスタッフが焼いてくれるが、初めての人もメニューにある焼き方の説明を見ながら、チャレンジしてみてはどうだろう。場所は参番街の入り口近く、大正時代に建てられた現存する日本最古の交番の斜め向かい側だ。
- スポットの詳細
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もんじゃ 蔵
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ATELIER MUJI GINZA
- 「無印良品」が提案する複合的なデザイン文化の発信基地
- 「無印良品」の世界旗艦店6階にあるギャラリースペース。2つの「Gallery」に加え、「Salon」「Library」「Lounge」の5つの空間があり、デザインについて考えるコミュニケーションの場として、その世界観を味わうことができる。
- スポットの詳細
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ATELIER MUJI GINZA
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資生堂ギャラリー
- ジャンルを超えて新しい美の発見と創造に取り組む日本最古の画廊
- 1919年(大正8)にオープンし、現存する日本最古の画廊といわれている。ヨーロッパ遊学から帰国したのちの資生堂初代社長・福原信三が、日本には新進アーティストの作品を展示紹介する場がなかったことから発案した。これまでに開催した展覧会は3100回以上。このギャラリーでの作品発表をきっかけに、のちに日本美術史に大きな足跡を残した作家も少なくない。1900年代からは前衛性と純粋性を兼ね備え、時代の第一線で活躍するアーティストの表現を積極的に紹介している。現在のギャラリーは2001年(平成13)、東京銀座資生堂ビル地下1階にリニューアルオープンしたもの。2フロア分、5mの天井高をもつ銀座最大級の空間は、さまざまな表現を可能にする場として海外の作家も注目する。絵画、写真、造形にとどまらず、映像や音響などを駆使した展示スタイルがユニークで、異なるジャンルのアーティスト同士の化学変化を楽しむこともできる。比較的混雑が少ないのは平日の午前中。リラックスして思考を巡らす場としてもよく、銀座散策の合間や、同じ建物にある資生堂パーラー訪問の前後に立ち寄るのもおすすめだ。
- スポットの詳細
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資生堂ギャラリー
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千疋屋総本店 日本橋本店
- 四季折々の宝石のような果実が並ぶフルーツミュージアム
- 高級フルーツ専門店の代名詞でもある千疋屋総本店。日本橋本店では国内外から選りすぐった果実とともに、加工品、焼き菓子や洋酒などを扱う。フルーツパーラーとレストランも併設し、フルーツのすべてを堪能できる場所だ。
- スポットの詳細
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千疋屋総本店 日本橋本店
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山本海苔店 日本橋本店
- 味附海苔を考案した老舗海苔店の本店はさながら歴史博物館
- 1849年(嘉永2)、江戸は日本橋室町に初代の山本徳治郎が創業し、「味つけ海苔(味附海苔)」を考案したことで知られる。本店限定商品のほか、店の歴史を物語る資料や道具類を展示した店内も興味深い。
- スポットの詳細
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山本海苔店 日本橋本店
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にんべん 日本橋本店/日本橋だし場 本店
- 和食の原点・本物の出汁のおいしさを知り、味わえる場所
- 老舗が軒を連ねる日本橋にあって、1699年(元禄12年)の創業。300年以上の歴史のなかで画期的な新商品を次々と生み出す。併設の「日本橋だし場 本店」では削りたてのかつお節、引きたての出汁を使ったメニューをテイクアウト中心で味わえる。
- スポットの詳細
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にんべん 日本橋本店/日本橋だし場 本店
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ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO
- 図鑑のなかの生き物に出合える、新感覚の体験型デジタルミュージアム
- デジタルとリアルが融合した空間を巡りながら、図鑑のなかでしか見ることができなかった生き物たちに出合い、その生態を観察できるミュージアム。地球上のさまざまな自然を五感で感じる体験に、大人も子どもも夢中になれる場所だ。
- スポットの詳細
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ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO
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お多幸本店
- 半世紀守り抜いた秘伝の出汁で味わう東京おでん
- 「関東炊き」とも呼ばれる東京のおでんは、カツオと昆布の出汁に濃口醤油で味を調えた濃い色の汁が特徴。その代表が、関東大震災の1923年(大正12)、銀座に創業したこの店だ。毎日、日高昆布とさらしの袋に入れたカツオ節で大量に作る出汁は、1948年(昭和23)から継ぎ足しながら味を継承しているもの。2002年(平成14)、日本橋に店舗を移転した際には、まぐろ屋に冷凍保存を依頼して守り抜いたという。3時間以上かけて煮込んだ大根、玉子をはじめ、しのだまき、ちくわぶなど東京のおでんならではの具材を味わえる。なかでも日本橋で320年の歴史を誇る「神茂」から直接仕入れるはんぺんは、淡雪のような食感と魚のうまみがあり、おすすめの一品。また名物の「とうめし」は、茶飯の上におでんのつゆをたっぷりとかけ、つゆがしっかりしみ込んだ豆腐を載せたもの。明治時代創業の人形町の老舗「とうふの双葉」から仕入れた豆腐を使い、大豆の甘さと旨みを味わえる。シンプルな味は酒の後の〆としてもよく、2軒目、3軒目に訪れて注文する人も多い。鳥取県の銘柄鶏「大山どり」の串焼きなど酒にあう一品料理や、季節に合わせた地酒や焼酎も豊富。カウンター席があるので、一人でも利用しやすい。
- スポットの詳細
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お多幸本店
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空也
- 明治の文豪にも愛された最中の銘品
- 古くから東京で変わらぬ味を守り続ける空也の創業は1884年(明治17)。上野池之端で開業したが戦災で焼失し、1949年(昭和24)、現在の銀座・並木通りに移転した。初代が関東空也衆という念仏踊りの集まりに属していたことから、空也念仏にちなんで店名を決めたという。夏目漱石の『吾輩は猫である』に登場し、林芙美子をはじめとした明治から昭和の文豪、梨園の面々にも愛され続けている「空也もなか」は東京銘菓のひとつ。創業当時は現在のような焦がし皮ではなかったが、初代が親しくしていた9代目・市川團十郎を訪問した際、火鉢で焦がして食べたものがおいしかったことにヒントを得て、皮を焦がした最中を売り出しといわれている。自家製の黒餡は、北海道・十勝産のあずきに白ザラメと水あめを絶妙なバランスで加え、ていねいに炊き上げたもの。すっきりとした上品な甘さで、飽きのこないおいしさだ。その日に作ったものを当日中に売り切るため、予約で完売することが多い。事前に電話注文をしておくと確実に入手できる。特に休日前や年末年始、お彼岸前後は、早めの予約がおすすめだ。
- スポットの詳細
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空也
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日本橋玉ゐ本店
- 天然もの穴子料理を堪能できる希少な専門店
- うなぎ料理の専門店は多くあるが、穴子料理の専門店は東京でも数少ない。その穴子を、希少な刺身(夏場の季節限定)をはじめ、白焼き、天ぷらなど、さまざまな調理法で味わえるのがこの店だ。料理に使われるのは、すべて日本近海で獲れる天然もの。東京湾産の江戸前のほか仙台、瀬戸内、対馬など東北から九州の産地より、季節によって最も脂がのった味のよいものを選んで仕入れている。看板料理が、うな重のようにご飯の上に焼き穴子を載せた「箱めし」。煮上げと焼上げの2種類の仕上げから選べ、ふんわりとしたやわらかさを味わうなら煮上げが、香ばしさを楽しむなら焼上げがいいだろう。小箱・中箱・大箱の3種類があり、中箱以上は両方を載せる「合のせ」にできる。まずそのままタレで味わい、次にネギや柚子などの薬味を載せ、最後に出汁をかけてお茶漬け風にして〆る、ひつまぶしの要領で食べるのがおすすめだ。骨せんべいやあなご酒も、他店ではなかなかお目にかかれないメニュー。箱めしのほか、「あなごちらし」「あなごたっぷり太巻き」「笹巻き押し寿司」は持ち帰りができ、手土産にすれば喜ばれること間違いない。
- スポットの詳細
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日本橋玉ゐ本店
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清洲橋
- 流麗で女性的なデザインが美しい震災復興橋梁
- 清洲橋は、関東大震災復興事業によって建造され、1925年(大正14)3月に着工、1928年(昭和3)3月に竣工した。江戸時代以降「中洲の渡し」(渡し船)があった渡し場に架橋され、「清洲」という名称は、深川区清住町と日本橋区中洲町を結ぶ橋梁であることから、各町名の一字をとって清洲橋と名付けられた。上流には新大橋、下流には隅田川大橋がある。繊細で女性的な美しい橋梁デザインは、太田圓三らの設計・施工方針に基づき鈴木精一が設計を行ったもので、震災復興局によって同時に計画されていた重厚かつ雄大で男性的な永代橋と対をなしている。「帝都東京の門」と呼称された永代橋に対し、清洲橋はその優美なデザインから「震災復興の華」と呼ばれた。1982年(昭和57)10月1日に東京都によって「新東京百景」のひとつに選定。2007年(平成19)6月18日には、勝鬨橋や永代橋と一緒に国の「重要文化財(建造物)」に指定されている。
- スポットの詳細
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清洲橋
人気スポット
旅のヒント
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その1
日本橋へはJR東京駅から徒歩圏内。日本橋川を挟んで南北に広がる街には地下鉄が張り巡らされ、東京メトロ・日本橋駅、三越前駅が便利。
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その2
建築物好きなら、「日本銀行本店本館」周辺に残る金融ビルや、老舗デパートの「日本橋三越」「日本橋高島屋」の建物が見ごたえたっぷり。「コレド日本橋」「高島屋日本橋S.C.(日本橋高島屋新館)」などの、近代的な商業ビルと見比べてみるのもおもしろい。
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その3
人形町、水天宮に近い商店街「甘酒横丁」には、洋食屋、甘味処、工芸品店などの老舗が軒を連ねる。明治座を超え浜町公園まで、ブラブラ散策するのがおすすめ。江戸庶民の間で人気だった「日本橋七福神めぐり」を楽しんでみるのもいいだろう。
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その4
銀座でショッピングやグルメを楽しんだら、日比谷公園にも足を延ばしてみよう。整備された花壇には四季の花が咲き、園内を散策したりベンチでのんびり過ごすのもいい。シーズンごとに催されるイベントも要チェック。
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その5
「築地場外市場」には小さな路地が多いため、軽装で歩きやすい靴で訪れたい。午後には閉店する店が多いので、9-12時くらいに訪れるのがおすすめ。
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