東京

伊豆大島・利島

IZU OSHIMA / TOSHIMA

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エリアの見どころ

  • spot 01
    三原山
    約1700年前の噴火が今の姿を形成、ダイナミックな島のシンボル
    島の中心に雄大にそびえる三原山。伊豆大島は古くからたびたび噴火を起こし、島民はその噴火を御神火(ごじんか)と呼び崇めてきた。近年はジオパークとして観光スポットとしても注目されている。
    山頂口駐車場にある展望ポイントからの眺望
  • spot 02
    裏砂漠
    日本で唯一、地名に「砂漠」と名付けられた場所
    三原山の北東側に壮大に広がるエリアが「裏砂漠」。国土地理院作成による地図に日本で唯一「砂漠」と表記されるのがここ。つまり日本でただ1か所の砂漠だといえる。黒々とした大地は噴火によって堆積した火山灰、そしてスコリアと呼ばれる火山由来の噴出物で形成された粒状になった溶岩によるもの。歩くとザクザクと音をたてるのが小気味よい。所どころにハチジョウイタドリなど低層の植物が生えているのみ。島特有の強風、雨水がしみやすい地表のため植物が生えづらく荒涼とした砂漠のまま現在にいたっている。アプローチの方法はいくつかあるが、最も楽に行けるのが「月と砂漠ライン」からのアクセス。車で駐車場まで行き、そこから雑木林を10分ほど歩くと着く。それ以外にも「テキサスコース」「温泉ホテルコース」など健脚向きの登山ルートがある。なお、裏砂漠一帯は富士箱根伊豆国立公園の特別保護地区に指定され、車両(自動車、バイク、自転車など)の乗り入れ禁止エリアなので注意すること。
    地球の雄大さを実感する裏砂漠。CMや映画のロケによく使用されている
  • spot 03
    伊豆大島火山博物館
    充実の展示物と噴火時の大迫力の映像が貴重!
    全国でも珍しい火山専門の博物館。活火山である伊豆大島ならではのジオスポットだ。まずは島の自然を紹介した1日3回上映される迫力ある4K映像のデジタルシネマ映画を鑑賞したい。館内は1階が「火山最前線」と題され伊豆大島の火山の歴史を伝える。1986年(昭和61)の噴火時の臨場感あふれる映像を皮切りに、噴火の詳細を科学的に調査し防災へとつなげてきた関係者や学者たちの取り組みを、実際の機器類、資料などの展示によって紹介している。2階は「世界の火山紀行」がテーマ。伊豆諸島、日本、さらには世界各国の火山に関する写真、資料をそろえており見ごたえがある。このほかジオパークコーナー、火山についてのアレコレを展示する火山の百科コーナー、火山地底探検ができるシミュレーターカプセルなどが設置されている。なお、館内は撮影禁止になっている。
    1990年(平成2)に開館。2024年(令和6)にリニューアルの予定がある
  • spot 04
    地層大切断面
    愛称は「バームクーヘン」。1万8000年の火山の歴史
    大島一周道路に沿っておよそ630m。波打つようにうねる高さ20~30mの切断面がダイナミックな伊豆大島きっての見どころスポット。何層にも重なった様子から地元では「バームクーヘン」の愛称で親しまれている。ここは過去約1万8000年にわたり繰り返されてきた大噴火により形成された、まさに地球の素顔。火山活動の噴出物であるスコリア、火山灰、土壌が交互に堆積した状態は「互層」と呼ばれそこから噴火の歴史が読み取れる。もともとの地面が起伏に富んでいたことと地震や豪雨などの影響も受け、現在のうねるような状態になっている。毎年、景観を保全するために定期的に雑草を除去し、美しい断面を整えている。道路の反対側には水平線が広がり、晴れていれば利島、新島、神津島、式根島の島影を見ることができ、こちらも絶景。冬には正面に太陽が沈み、その照り返しを受けた地層面が美しい黄金色に染まり、圧巻だ。なお、地層面はもろく、崩落の危険があるためガードレールの内側に入ることは禁止されている。
    元町から波浮港へ向かう一周道路沿いにダイナミックに続く
  • spot 05
    サンセットパームライン
    富士山、伊豆半島を望む解放感あふれる絶景ロード
    元町から北端の野田浜まで約3kmのゆるやかな道が続き、相模湾を挟み対岸には伊豆半島、富士山も美しい姿を現す絶景スポット。サンセット時に限らずドラマチックな海岸線の風景と出合える。
    晴れていれば伊豆半島越しに富士山が見える
  • spot 06
    波治加麻神社
    「日忌様(ひいみさま)」伝説をもつ、ミステリアスな史跡
    伊豆大島の北西部の泉津地区にある神社。杉の木立としっとりと苔むした石段に囲まれた空間はいつ訪れても静けさをたたえおごそかだ。室町時代に書かれたとされる『三宅記』によると大明神が5人の后の内1人を伊豆大島につかわし、その息子の1人がこの波治加麻神社にあたるという。珍しい名前の由来は諸説あるようだが、1688年(元禄元)の社殿の棟札には「八何間大明神」、1700年(元禄13)の棟札には「波治竈明神」という文字で記されている。現在の社殿は昭和に入って建築された。神社のある泉津地区には「日忌様(ひいみさま)」伝説がある。悪代官を殺した島の若者25名が神社境内の巨木で船を造り逃走、各島に上陸を乞うも彼らに加担することでお咎めがあることを恐れた島民はそれを拒否する。結果、25名は海上を漂流したまま遭難した。その霊が毎年1月24日に帰ってくるとされ、当日の夜は海を見てはいけないと今も語り継がれている。
    杉の木立に囲まれた広い境内。かなり奥に小さな社殿がある
  • spot 07
    泉津の切り通し
    ミステリアスなムードが漂う、人気の記念撮影スポット
    切り通しとは山や岩などの間を人馬が通れるように切り開いた箇所を指す。伊豆大島の東側、泉津(せんづ)地区にある泉津の切り通しはポスターやガイドブックなどに登場し、その神秘的な雰囲気から観光客に人気の撮影ポイントになっている。苔むした階段の両脇にしっかりと根を張り、そびえるのは島ではよく見かけるスダジイの木。周囲も木立に囲まれ、木洩れ日のさす空間は確かにミステリアスだ。かつてこの奥に保育園があり、子どもたちの通園用に設けられたが、現在は階段の奥は雑木林になっている。一周道路の旧道にあり車もあまり通らずゆっくりと見学できる。夏の時期にはマムシが出ることもあるので階段の上り下りには注意したい。東京都立大島公園からも徒歩圏内。すぐ近くに「椿トンネル」もあり1-3月頃にはツバキが満開になり見頃となる。
    苔むした土壌にずっしりと根を張り成長を続ける木の存在感に圧倒される
  • spot 08
    波浮港
    昭和の面影を残す、文人墨客も投宿した港町
    伊豆大島の南部、かつては「風待ちの港」としておおいに賑わった港町。旅情ある風景が作家、画家などを魅了し、川端康成の名作『伊豆の踊子』にも登場する。当時の雰囲気が今も残り、観光客に人気がある。
    見晴台から波浮港の全景。南部の代表的な観光スポットだ
  • spot 09
    利島村椿油製油センター
    良質な椿油の製品を生み出す、利島の産業の根幹
    東京都で最も面積の小さい利島村。宮塚山を中心に広がる小さな島の実に8割が在来種のヤブツバキに覆われている。江戸時代から椿油の精製は産業として栄え、現在も国内シェアトップクラスを誇る。その根幹となるのが利島村椿油精油センターだ。油を搾るのはもちろん、化粧品化するのに欠かせない脱酸や、脱臭、脱色を行えるため利島オリジナルブランドの美容オイルなどを島内で製造することができる。精油センター自体は観光客が見学することはできないが、島を散策すればツバキの木の下で作業をする島民の姿を見ることができる。集落や島全体を包み込むように見事に手入れされたツバキの木が山肌を覆うように並んでいるのは壮観。ツバキの島であることを実感する。油には完熟した実を使うため、ツバキ農家は夏の間に「下っ払い(したっぱらい)」という下草を借る作業に従事、秋に落ちた実を一つひとつ拾い、選別して乾燥にかけたあとにセンターに持っていく。人の手によって生み出された椿油は利島の宝物だ。
    完熟して落ちた実をていねいに拾い集め、さらに乾燥させる
  • spot 10
    利島農業協同組合
    島民の生活を支え、全国に特産品を届ける島の中心的存在
    周囲7.7km、皇居2つ分ほどの小さな利島村。人口約340人。コンビニ、大型スーパーのないこの島の生活に欠かせない組織であり、新サービス・産業開発にも積極的に取り組み、全国から注目されている。
    愛らしい暖簾が目印。声をかけて入ってみよう
  • spot 11
    南ヶ山園地
    「新東京百景」に選ばれた眺望と星空観賞のベストスポット
    利島の南部一帯に広がる緑地が南ヶ山園地。宮塚山の斜面を生かした敷地には遊歩道が設けられ休憩所、展望ベンチ、トイレが点在。芝生の展望台からは新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島を一望する絶景ビューが広がる。周囲に民家もなく緑に囲まれた空間はネイチャーウォークにも最適。宮塚山登山道にも近いので立ち寄るのもいいだろう。すぐ近くに「夕日展望台」があり、水平線に沈むサンセットを見ることもできる。利島きっての星空観賞スポットでもあり、晴れた新月の夜には天の川、満天の星が頭上にまたたき壮大な天体ショーを繰り広げ壮大だ。梅雨の時期には光るキノコであるシイノトモシビダケを見られることもある。夜は外灯もない場所なので、懐中電灯などを持っていくこと。
    休憩所が数か所に点在するのでお弁当持参で来るのもいい
  • spot 12
    宮塚山
    島の中央に位置するツバキに囲まれた利島のシンボル
    標高508m、円錐形が特徴で昔から航海の目印になっていた。神が降臨するともいわれ、ふもとの神社からは古代の祭祀跡が見つかり、多数の銅鏡が発掘されている。山頂近くの展望台からは大島、伊豆半島を一望できる。
    美しい円錐形の宮塚山。島全体がひとつの山ともいえる
  • spot 13
    利島港桟橋
    江戸時代から交易の歴史をもつ港の近代化に貢献
    利島港には2つの桟橋がある。定期船が桟橋に着岸するようになったのは1980年(昭和55)。砂浜がなく、強風と荒波寄せる海岸線に囲まれた利島では、それまで沖に停泊する船にはしけ船を出し、苦労しながら乗客や荷物を運んでいた。港を見下ろす場所にある「はしけと海の歴史広場」にはかつて使われ、現存する木造はしけ船「第三しらゆり丸」など、かつて使用されていた船や当時の写真が展示されている。西側の桟橋近くには航海の安全を祈願するための「浜宮神社(はまみやじんじゃ)」や、プール、ウォータースライダーがあり夏場のレジャー施設として人気の「前浜親水レクリエーション施設(まえはましんすいれくりえーしょんしせつ)」がある。釣り、ダイビング、また最近、観光客に人気のドルフィンスイムの船は隣接する泊地から出発するなど、利島の生活と切り離せない海の玄関口だ。
    正面に宮塚山がダイナミックにそびえる。黄色の建物が船客待合所
  • spot 14
    利島のおみやげ屋さんモリヤマ
    ツバキをモチーフにした地元作家の小物やオリジナル商品が充実
    「利島でお土産を買う場所がなかったので、じゃあ作っちゃおうと」。そう、明るく笑う店主の森山恵子さんが2015年(平成27)にオープンさせた小さなショップ。店内には友人の作家たちによるツバキの花をモチーフにしたコースター、ポーチなどのほかにアクセサリーやカラフルな利島をイラストにしたフェイスタオル、店舗のゆるキャラ「もりにゃーにゃ」のメモパッドなどアイデアあるオリジナル商品が置かれている。夏には通称「ギョサン」と呼ばれる漁業関係者に愛されるサンダルもカラーバリエーション豊富に取りそろえる。淹れたてのホットコーヒー、各種ジェラートやお隣の伊豆大島から運ばれてくる大島牛乳などを味わえるのも利島では貴重。店の外にイートインスペースがあり、島内散策のひと休みに立ち寄りたい。
    新キャラクター「トシクマ」とツバキモチーフの小物はどちらも人気
  • spot 15
    東京都立大島公園
    椿園、動物園からキャンプ場を有する一大レジャーパーク
    伊豆大島の東側、海岸線に約320万平方メートルに広がる。椿園、動物園、植物園、キャンプ場が分散して整い、観光客だけでなく島民の憩いの場所としても愛されている。公園を基点にしたハイキングコースもあり、四季折々、アクティビティを楽しめる。
    一周道路を挟んで椿園と植物園がゆったりと広がる
  • spot 16
    らぁ麺よりみち
    ランチどきには行列もできる、島食材にこだわった絶品ラーメン
    地元の島民、観光客に圧倒的な人気を博し、全国のオーナーシェフが選ぶ「グランドキュイジーヌ2022」のラーメン部門で金賞を受賞した実力店。少しわかりにくい場所にあるが目印はラーメンどんぶりと箸を持った巨大な怪獣像。店内にはカウンターと4人がけテーブルが2つ。昼どきには行列ができるが回転は早い。いちばん人気は「島海苔らーめん貝塩味」(1100円)。ハマグリの出汁を使ったうまみの凝縮されたスープにたっぷりの島海苔がトッピングされている。麺は中細で、スッキリ端麗な味にリピートする常連客も多い。伊豆大島の食材を可能な限り使用し、子どもやお年寄りでも食べられるやさしい味を心がけているとは店主の弁。辛いのが好みならば「辛ゴジ怪獣ラーメン®️」を。伊豆大島の島トウガラシを使用し、ピリ辛から激辛まで選ぶことができる。コロンと丸い形とモッチリした皮が特徴の餃子(500円)は、嚙みしめると肉汁があふれだし、こちらも人気メニューとなっている。
    「島海苔らーめん貝塩味」と特徴ある丸型の餃子(写真は2人前)
  • spot 17
    堂山神社
    境内から都指定有形文化財の銅鏡や祭祀遺構が出土
    集落から坂道を歩き、苔むした丸石の塀が続く緑濃い山道に隠れるようにたたずむのが堂山神社。創建は明治初年代で、島の各家々の神様を合祀したのが始まりとされている。1957年(昭和32)の社殿改装の際、地下から松をくわえて飛翔する鶴を描いた「松喰鶴鏡(まつはみつるきょう)」「菊花双鳥鏡(きっかそうちょうきょう)」といった文様などをあしらった18面の銅鏡が発見されている。これらの銅鏡は平安時代から江戸時代中期に製作されたと考えられている。なんのためのものか正確にはわかっていないが、航海の安全、豊漁などを祈願するための祭祀場だったのではとも思われている。堂山神社以外からも出土された10面も含め、銅鏡は東京都の有形文化財に指定され利島村郷土資料館に展示されている。
    集落から近いが訪れる人も少なくひっそりとした境内
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