築地 本願寺

寺院

食事、ショッピング、コンサートも楽しめる開かれたお寺

京都・西本願寺を本山とする浄土真宗の首都圏における拠点。オリエンタルな雰囲気の建造物とその装飾は見ごたえ十分。信者でなくても利用できるカフェやショップ、文化講座も開講し、誰でも利用できる「開かれたお寺」として人気が高い。

インド風の古代仏教建築を模した外観。東京メトロ・築地駅出口から境内に直結する インド風の古代仏教建築を模した外観。東京メトロ・築地駅出口から境内に直結する

築地の地名の由来にもなった寺院

日本の仏教寺院とは趣を異にする独特な外観が存在感を放つ「築地本願寺」は、築地に来たら一度は訪れてみたい場所。1617年(元和3)、浅草近くに創建された寺院がこの場所に移されたのは、1657年(明暦3)、江戸の大半を焼き尽くした「明暦の大火」により焼失したことによる。再建のため幕府から与えられた場所はまだ海上であり、埋め立てて土地を築き本堂を建立したことが、「築地」の名前の由来になっている。1923年(大正12)には関東大震災に伴う火災でまたもや焼失し、現在の本堂は1934年(昭和9)に再建された。設計を手がけたのは、東京帝国大学(現在の東京大学)名誉教授で、建築史家の伊東忠太(ちゅうた)。入り口の上部にはパイプオルガンがあり、定期的にコンサートを開催。正門が開く朝6時から、16時より始まる夕方のお勤めが終了するまでの間、誰でも自由に出入りし、法話を聴くこともできる。繊細な装飾が施された内部も、じっくり鑑賞することをおすすめする。

靴のまま入れる開かれた寺院。和洋折衷の造りが興味深い 靴のまま入れる開かれた寺院。和洋折衷の造りが興味深い

色鮮やかなステンドグラスや動物の像を鑑賞する

建築研究のためにシルクロードを旅した経験を持つ伊東忠太による設計は、荘厳な外観だけでなく、細部の装飾にも見どころは多い。本堂の入り口で目をひくのが、扉の上に施されたステンドグラス。ハスの花をモチーフにした緻密な細工を内側から眺めると、外光に映し出される美しさに見とれてしまうはず。地下へ続く階段を中心に、多くの動物の彫刻があることも特徴。獅子、馬、サル、鳥、ゾウなど、どれもぽってりした体型で表情がとても豊か。動物好きでも知られていたという忠太の遊び心が見て取れる。ユニークな動物観察も築地本願寺を訪れる楽しみのひとつ。何種類を見つけられるか数えてみてはどうだろう。

本堂入り口のステンドグラスも見どころのひとつ 本堂入り口のステンドグラスも見どころのひとつ

獅子と馬の像。ユーモラスな表情にも注目だ 獅子と馬の像。ユーモラスな表情にも注目だ

ショッピング&グルメスポット、宿泊までおまかせ!

本堂に向かって左側に立つガラス張りの建物が、オフィシャルグッズを扱うショップやブックセンター、カフェのあるインフォメーションセンター。ブックセンターでは仏教関係の書籍のほか、美術書や精進料理のレシピ本、ガイドブックや絵本、漫画など、3000冊以上を販売する。また、開店前から行列ができることも少なくないのが、和がコンセプトのカフェ「Tsumugi(つむぎ)」。いちばんの人気メニューは、おかゆと味噌汁、おかずを合わせて18種類を味わえる「18品の朝ごはん」。18の数字は、築地本願寺の御本尊である阿弥陀如来の建てた48の願いのなかで、根本の願いとしている18番目の誓願にちなんだものだとか。窓際の席からは本堂の外観を眺めながら過ごせ、晴れた日には外のテラス席も人気だ。

オフィシャルショップではお香や扇子がお土産に人気 オフィシャルショップではお香や扇子がお土産に人気

カフェ「Tsumugi」で味わえる「18品の朝ごはん」(1980円) カフェ「Tsumugi」で味わえる「18品の朝ごはん」(1980円)

一度は泊まってみたい都市型「宿坊」

意外に知られていないが、本堂の右側に立つ「第一伝道会館」3階は宿泊施設になっている。ここは寺院なので、いわば「宿坊」だ。宿泊料金は都心とは思えないほどリーズナブル。建物1階にある日本料理店「紫水」は、日替わりのランチメニューが近隣のビジネスマンに人気だという。堅いイメージがある仏教寺院だが、築地本願寺は楽しむことを目的に訪れることもできる異色の存在。そのユニークさを体験しに出かけてみてはどうだろう。

和室と洋室があり、宿泊料金は1名5500円-。信者でなくても利用できる 和室と洋室があり、宿泊料金は1名5500円-。信者でなくても利用できる

スポット詳細

住所
東京都中央区築地3-15-1
時間
[開門時間]6:00-16:00(夕方のお勤め終了後)
休業日
年中無休
料金
無料
駐車場
あり(50台)
※参拝にかかる利用のみ可
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
英語メニュー
あり
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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