東京

赤坂・六本木・麻布・広尾

AKASAKA / ROPPONGI / AZABU / HIROO

歴史ある重厚さと近代的なハイセンスエリアを包括する、東京の今昔を体感できるエリア

この地域が歴史に出てくるのは古くは江戸時代にさかのぼる。古くから江戸城を中心に武家屋敷が立ち並び、人がいるところに商人が集まって賑わいを見せた。今でいう皇居の南西に広がるエリアである。港区・千代田区に広がるこのエリアには、日本の中心ともいえる国会議事堂や首相官邸や官公庁をはじめとした行政機関、赤坂御所をはじめとする皇室縁の施設も多い。全国にある大使館の約半数がこのエリアにあるというのも国際色豊かなこの地域の特色だ。セレブが集う街として、高感度で高級感あふれるショップやレストランが並ぶラグジュアリーなエリアでもある。寺社仏閣巡りから美術館巡りとアカデミックに、はたまたブティック巡りに美食三昧と、選択肢盛りだくさんな見ごたえのある地域。距離はさほど遠くないが、麻麻布から六本木、麻布や広尾に向かう道も必ずどこかに坂が出現し、急坂がとにかく多い。移動する際にはバスや電車など公共機関を有効に織り交ぜて移動しよう。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    愛宕神社
    標高25.7m、自然のお山に建つ神社
    江戸時代には江戸湾や遠くは富士山まで見通せ、見物客が押し寄せ日々賑わっていたという愛宕山。ここは自然にできた山としては23区内でいちばん高いお山で、その頂上に鎮座しているのが愛宕神社だ。
    社殿手前の丹塗りの門。ほおづき縁日には、くぐると災いを避けられるといわれる茅の輪(ちのわ)が設置される
  • spot 02
    NHK放送博物館
    ''懐かしい''と''発見''、2つの感動を味わえる博物館
    ラジオの放送スタートから数えると、日本における放送の歴史は100年近くにわたる。数多くの資料と膨大なアーカイブを有する「NHK放送博物館」は、その歴史に触れられる場所としてさまざまな年代から人気だ。
    ラジオ、テレビの放送の歴史が詰まった博物館
  • spot 03
    日枝神社
    政治・経済の中枢にそびえる、日本屈指のパワースポット
    周囲は首相官邸、国会議事堂、官公庁や議員会館が立ち並ぶエリアで、まさに日本の政治経済の中心地に建つ日枝神社。仕事運・出世運に強いといわれており、政財界の信仰もあつい。古くは徳川家、天皇家縁の神社でもある。
    永田町駅・溜池山王駅・赤坂駅のどの駅からもアクセス可能な広大な敷地に建つ神社
  • spot 04
    迎賓館赤坂離宮
    伝統と格式にあふれた場所。優美な建築に思わずうっとり
    東京の真ん中にあるにもかかわらず、都会の喧騒を忘れさせてくれるおごそかな空間「迎賓館赤坂離宮」。明治、大正、昭和、平成を経て令和の世に引き継がれた美しい建物は、多くの人が訪れる人気スポットとなっている。
    来賓の歓迎式典も行われるという本館前の前庭
  • spot 05
    赤坂氷川神社
    緑豊かな境内に江戸年号が刻まれた灯籠や狛犬が多数遺る文化財神社
    1000年以上の昔から、地元の人に愛される氏神神社として創建。震災や東京大空襲という幾多の災害からまぬがれ、敷地内に江戸時代の情景を数多くとどめる奇跡の神社。緑豊かな場所で、赤坂のたどってきた歴史の重みを感じよう。
    1976年(昭和51)に東京都の有形文化財に指定された御社殿
  • spot 06
    東京ミッドタウン
    広大な敷地内に広がる緑が融合した新しいスタイルの複合都市
    暮らしを彩るさまざまな施設が集まり、互いに共鳴することで生まれる上質な日常を提案する場所でありつつ、その総面積の40%を占めるグリーンが、都市での安らぎも与えてくれる巨大複合施設だ。
    アートと癒やしが共存した大人が楽しめる街
  • spot 07
    サントリー美術館
    「美を結ぶ。美をひらく。」をミュージアムメッセージに日本の美を世界に発信
    東京ミッドタウン・ガレリア3階にある日本の古美術中心の美術館。国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」をはじめ、約3000件もの美術品を所蔵している。常設展はなく、絵画や陶磁、漆工など、既存の枠組みにとらわれない魅力的な企画展を開催。また、茶室「玄鳥庵」では、指定日に抹茶と季節の和菓子を提供している。最寄り駅は六本木駅。
    常設展はなく、企画毎に違う展示が楽しめる (写真提供:サントリー美術館 (C)木奥恵三)
  • spot 08
    21_21 DESIGN SIGHT
    ユニークな視点と展示方法は他に類をみない驚きにあふれる
    六本木駅直結の複合施設「東京ミッドタウン」内にあり、デザインに関連する展覧会を行っている。従来の美術館とは違い、「デザインを通じて日常的なものごとをあらためて考え、ものづくりを行い、提案、発信する場」として創設された。企画展をメインとして、トークイベントなども開催している。安藤忠雄が建築設計を手掛け、1枚の鉄板を折り曲げたような屋根など、独創的な外観。
    東京ミッドタウン内の檜町公園に続く緑地「ミッドタウン・ガーデン」に建てられている(撮影:吉村昌也)
  • spot 09
    国立新美術館
    コレクションを持たない新しいスタイルの美術館
    2007年(平成19)、六本木に開館した国立新美術館は、国内最大級の展示スペースを誇る。コレクションを持たず多様なアートの展覧会を行っている、東京が誇る新しい文化の発信地だ。
    国立新美術館は建築家・黒川紀章(くろかわきしょう)氏と日本設計によって共同設計された
  • spot 10
    六本木ヒルズ
    都市での好奇心を刺激するスポットが集まる巨大複合施設
    ショップ・レストラン、ミュージアム、展望台、映画館、ホテル、オフィス、レジデンス、公園、アートなどが集まり、さまざまな目的をもって人が''参加する''ことにより、さらなるアイデアの生まれる街を体感しよう。
    54階建ての森タワーには、ショッピングが楽しめる「ウェストウォーク」のほかにも、美術館や展望台が入る
  • spot 11
    森美術館
    都心の天空スペースで現代アートに刺激を受ける
    六本木ヒルズ森タワー53階に位置する国際的な現代アート美術館。年間を通して多彩な企画展が開催されており、会期中は22時まで開館している(火曜を除く)ため、仕事帰りや食事のあとにも観賞できるのが魅力。最寄り駅は「六本木」駅。
    森タワー52階からエスカレーターでアクセス 内観(センターアトリウム) 画像提供:森美術館
  • spot 12
    六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
    絶景とともに評判の展示や季節ごとのイベントも盛りだくさん
    六本木ヒルズ森タワーの52階部分にある屋内展望台「東京シティビュー」からの景色は東京、広くは関東をぐるりとパノラマで感じられる非日常空間だ。屋内展望台「東京シティビュー」には圧巻の11mを超える吹き抜けガラスがあり、悪天候でも安心して楽しめる。空気の澄んだ日には、遠く富士山や筑波山まで見渡せ、夕暮れには沈む夕日、夜にはきらめく夜景を楽しむことができる。
    海抜250mの屋上「東京シティビュー」から見る景色はまるでジオラマ! 都市というアートを堪能しよう
  • spot 13
    有栖川宮記念公園
    大使館がひしめくセレブの街にある、起伏に富んだ日本庭園
    10数か国の大使館が周りに点在し、日々国際色豊かな人々が行き交うこの界隈。小高い麻布台地にあるため、同じ園内でもその景色は場所によってさまざまな表情を見せる。ここには都会の喧騒を忘れる非日常空間がある。
    広尾口を入ってすぐの池。初夏には満開となる花菖蒲園の奥には石造りの太鼓橋を望める
  • spot 14
    国立科学博物館附属自然教育園
    敷地面積約20万平方メートル! 古の原生林に迷い込んだかのような錯覚に
    白金台駅からすぐ、首都高2号目黒線沿いという都会の立地にもかかわらず、野鳥などたくさんの生物が生息する森。巨木の生い茂る自然がそのまま残された奇跡のパラダイスが、ここ国立科学博物館附属自然教育園だ。
    東京都庭園美術館に隣接して、総面積約20万平方メートルの自然空間が広がる
  • spot 15
    東京都庭園美術館
    白亜の旧朝香宮邸と美しい庭園
    ヨーロッパで全盛だったアール・デコ様式を取り入れた旧朝香宮(あさかのみや)邸と緑豊かな庭園が調和した美術館で、都会にありながら時を忘れさせてくれる癒やしスポット。
    朝香宮家を含む11宮家が皇籍を離脱したあと、邸宅は吉田茂が外相・首相公邸として使用した
  • spot 16
    山種美術館
    日本初の日本画専門美術館
    山種証券(現・SMBC日興証券)の創立者・山崎種二の日本画コレクションを展示する美術館。日本の自然や風土のなかで培われてきた美しい日本画に出合える。
    街の風景に溶け込みながらも美術館らしい外観。展示室は地下にある
  • spot 17
    毛利庭園
    江戸時代からの歴史ある日本庭園は六本木のオアシス
    六本木ヒルズの敷地内にある毛利庭園は、高いビルが林立するなかでほっとひと息ついて肩の力を抜ける場所だ。庭園の歴史は、およそ370年前の江戸時代にさかのぼる。甲斐守となった毛利秀元が現在の六本木6丁目に上屋敷を設け、その庭園として誕生する。1702年(元禄15)には、吉良邸討ち入り後の赤穂浪士10人が毛利家に預けられ、翌年、全員がこの地で武士の本懐を遂げた歴史も残る。中央に据えられた池を取り囲むように、紅葉、桜、銀杏、楠など約50種類の草木が植えられており、春には桜、夏は生い茂った緑のなか、水の音に涼をとり、秋は紅葉、冬はライトアップと四季折々の風景を楽しめる。池には春になると毎年カルガモの親子がやってくるのが恒例になっており、またスペースシャトル「コロンビア」内で誕生したメダカの子孫「宇宙メダカ」も池の一角で小さな姿を楽しませてくれる。緑のなかを歩くのもよし、ベンチに座ってお弁当を広げるのもよし、思いおもいのひとときを過ごしたい。
    日本庭園の池に置かれたパブリックアートはジャン=ミシェル・オトニエル作「Kin no Kokoro」
  • spot 18
    六本木けやき坂通り
    有名ブランドが並ぶおしゃれな坂道はライトアップも見事
    六本木ヒルズの再開発にともなって誕生した「六本木けやき坂通り」は、全長約390mの通りだ。一本裏手にはほぼ並行して「六本木さくら坂」が通っており、しっとりと落ち着いた雰囲気は、けやき坂の華やかさと対照的だ。けやき坂の街路樹には文字どおり、けやきが植えられているのだが、並木のなかにはビル風を防ぐための常緑樹としてクスノキが植えられている。その本数が地名の「六本木」にちなんで6本、という遊び心が楽しい。街路樹の両脇にはルイ・ヴィトンやバーバリーなどラグジュアリーなブランド店やレストランが並んでおり、ショッピングをしながら、おしゃれな気分を一段上げて散歩したい。クリスマス時期は恒例となっている「けやき坂イルミネーション」が行われる。11月上旬から12月25日まで、六本木ヒルズで開催されるクリスマスイベントにあわせて点灯し、イベントが終わったあとも2月中頃までライトアップは続く。年によってライトアップのデザインは変わるが、約80万個の明かりを使った光が、けやき坂を美しく照らし出す。
    六本木ヒルズの敷地内を通る「けやき坂」。「美しく快適な街路を目指す」という想いで造られた
  • spot 19
    豊川稲荷東京別院
    数々の名武将も一心に信仰した仏様のパワーをもらいに
    国道246号線(青山通り)沿いに、こんな寺院があったのかと初めて訪れた人のほとんどは驚くことになる。参拝者も多く、特に若い女性からは赤坂の最強パワースポットとして人気が高い。
    本殿正面。豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を本尊とする
  • spot 20
    テレビ朝日本社
    番組やキャラクターを身近に感じたらテレビはもっと楽しい
    人気の高い六本木ヒルズの一角を占めるのがテレビ朝日本社だ。スクリーンの向こう側で、番組を制作している会社とはどんな場所だろうかと気になる人もいるはず。よく見る番組がある人ならなおさら、寄ってみるといい。
    広々としたスペースが取ってあるアトリウム、ガラスから差し込む光が気持ちいい
  • spot 21
    赤坂サカス
    TBS放送センターを中核にするエンターテインメント発信基地
    「TBS放送センター」を抱える複合エンターテインメント・エリアが赤坂サカスだ。残念ながら放送センター内の見学はできないが、演劇に心を躍らせ、ショッピングやグルメを楽しみたい。
    さまざまな番組を届けてくれるTBS放送センターと仲通りの散歩路
  • spot 22
    麻布黒美水温泉竹の湯
    「黒美水」とサウナでととのう「美肌の湯」天然温泉銭湯
    都内で天然温泉に入れる銭湯「竹の湯」の最大の魅力は泉質。地下から汲み上げられる「黒美水(こくびすい)」には「美肌の湯」たるに必要な成分が凝縮されている。驚くほど真っ黒な「黒湯」の正体は、太古の植物や海底の泥、火山灰などが地下水に溶け出したもので、保湿効果のあるミネラルを豊富に含んでいる。化粧水にも含まれる美肌成分「メタケイ酸」は新陳代謝を促し肌トラブルを改善。毛穴の皮脂汚れや古い角質を溶かし角質層を軟化させる「アルカリ性ナトリウム炭酸水素塩」のピーリング効果で肌はツルツル。「冷の湯」ともいわれるこの泉質特有の清涼感もあいまって、まるで天然の化粧水で全身浴したかのような、湯上りさっぱりの全身スベスベ美肌が叶う。小ぶりながら、女湯はコンフォートサウナ、男湯はドライサウナも完備。老廃物や毒素がじんわり排出されるのを感じつつ、限界で黒美水源泉の水風呂へ。冷たさと温泉成分が身体にしみ込んでいく感じが最高に心地よい。有料サウナは大小タオルと、希望者には小分けのシャンプーボディソープ付きで2時間制、入浴も込みでたった1000円。麻布散策がてら手ぶらでふらりと立ち寄り、湯上りに最寄りの異国情緒あふれる麻布十番商店街のお気に入りの店で飲む一杯もまた格別である。
    1913年(大正2)開業。オープン30分前から集まってくる常連さんたちとの会話も楽しい、下町情緒あふれる地元密着型の老舗銭湯
  • spot 23
    麻布氷川神社
    よみがえる宮神輿御神幸、国際色豊かなお屋敷町の社
    「麻布氷川神社」は麻布地区一帯の総鎮守である。素戔嗚尊(すさのおのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)を御祭神とし「港七福神」のうち勇気と財運と勝運の神「毘沙門天(びしゃもんてん)」を祀る。御神徳はほかにも、商売繁盛・厄除け・開運・出世・安産祈願・災難除け・学問上達・試験合格・家内安全・国土安穏など多岐にわたる。千年を超える歴史のなかで、かつて約6600平方メートル(2000坪)以上の広大な社地を有し、江戸時代は「江戸七氷川(えどななひかわ)」のひとつ、明治期は「郷社」として、人々の信仰を集め親しまれてきた。大使館や高級住宅が建ち並ぶ元麻布の国際色豊かな街並みとは一線を画した、地域密着の閑寂で由緒あるお社である。鳥居を入ってすぐ右手には、江戸時代のままの姿で現存する「神楽殿(かぐらでん)」と「神輿庫(みこしこ)」があり、神輿庫には、関東屈指の千貫神輿といわれた宮神輿が格納されている。老朽化により長くしまわれていたが、2021年(令和3)1月に修復が完了。90年ぶりに輝かしくよみがえり、2022年(令和4)より伝統的イベント「宮神輿御神幸(みやみこしごじんこう)」を復活する。当社が今後さらなる注目を集めることは間違いないだろう。
    アニメ『美少女戦士セーラームーン』の巫女、火野レイの自宅「火川神社」のモデルであり、国内のみならず外国からも参拝者が「聖地巡礼」に訪れる
  • spot 24
    フジフイルム スクエア
    写真やカメラの魅力を存分に体感できる複合型ショールーム
    「フジフイルム スクエア」は富士フイルムが写真のもつ価値を伝える活動の一環として、2007年(平成19)に東京ミッドタウンに開館した複合型ショールーム。ギャラリーのほか写真の歴史がわかる博物館などがある。
    外苑東通り沿いにある正面入り口
  • spot 25
    泉屋博古館東京
    庭園に囲まれた、都会の隠れ家のような美術館
    住友家が収集してきた美術品「住友コレクション」を所蔵・展示する「泉屋博古館(せんおくはくこかん)」の東京館。旧住友家麻布別邸跡地に建ち、大都会にありながら緑豊かな自然に囲まれ、ゆったりとした時が流れる極上のアートスペース。
    2022年(令和4)のリニューアルで増築された、建物左手の「HARIO CAFE」からは庭園を一望できる
  • spot 26
    メゾン・ランドゥメンヌ赤坂
    パリで大人気のクロワッサンを日本で食べられる幸せ
    クロワッサンの本場パリで、19店舗を構える人気の高いベーカリーだ。店の看板商品はもちろんクロワッサン。パリでの店舗数はさらに増える見込みというから、味はお墨付き、おいしさは推して知るべし。日本での初号店は、2015年(平成27)にオープンした麻布台店。日本でも人気となり、2018年(平成30)には赤坂店をオープンした。麻布台の店舗はアンティーク家具を置いてパリっぽさを演出しており、店内ではクロワッサンの製造風景を見学できる。テラス席が設けてあるため、ぜひそこで、できたてを香りごと味わいたい。クロワッサンとカヌレを楽しむ女性が多いという。一方、赤坂店の内装はカジュアルで、オフィス街のイメージにもマッチし、気軽に入れる雰囲気がうれしい。パンの種類は全部で50種類を超え、フランスとまったく同じものを中心に展開している。人気のクロワッサンはフランセとジャポネの2種類あり、使っているバターが違う。食べ比べてみるのも楽しい。ビーガン対応のメロンパンや、スリランカ・カレーパンなどユニークな商品もある。
    日仏2種のクロワッサンがある。フランセは濃厚なバターの風味、ジャポネはあっさりめ
  • spot 27
    根津美術館
    表参道で東洋の古美術と日本庭園の美に触れる
    実業家・根津嘉一郎(1860~1940年)(ねづかいちろう)の収集した古美術コレクションを保存、展示するために1941年(昭和16)に開館。広大な敷地内には庭園があり、数々の貴重な美術品とともに、四季折々の美しい風景も楽しめる。
    本館外観。現在の本館は3年半かけた新創工事の末、2009年(平成21)にオープン
  • spot 28
    ERIC ROSE
    ハワイの超人気店に系譜を連ねるカフェが表参道に登場
    北青山に2020年(令和2)に約3500平方メートルの森とともにオープンした複合施設「ののあおやま」。その一角にある「ERIC ROSE」は、ハワイの名店「MORNING GLASS COFFEE+CAFE(もーにんぐぐらすこーひーぷらすかふぇ)」のオーナーであるエリック・ローズの名を冠したカフェの世界1号店だ。スターバックスの創業メンバーとしても知られるエリック・ローズ。彼の哲学を受け継いだここでしか出合えないコーヒーとフードをそろえている。コーヒー好きならまず試したいのが、世界中から厳選された豆を使ったドリップコーヒー。味のごまかしがきかないシングルオリジンのみを使用している。人気メニューの「メープルナッツラテ」はエスプレッソのほどよい苦みにメープルシロップの甘さが溶け込み、リピート確実のおいしさ。コーヒーにあう焼き菓子も豊富で、マフィンは季節限定品もあわせて4種類くらい用意されている。広々とした店内には常連と思われる客の姿も多く、ゆったりとした時間が流れている。緑に囲まれた立地でおいしいコーヒーを堪能してみてはいかがだろう。
    メープルナッツラテ(780円)とバナナチョコマフィン(580円)の甘々コンビ
  • spot 29
    SHARE GREEN MINAMI AOYAMA
    緑あふれる空間に自然と人が集う新しいかたちのスポット
    「SHARE GREEN MINAMIAOYAMA」は、「PARK LIFESTYLE(ぱーくらいふすたいる)」をコンセプトに、人々が集まり自然を共有することで、コミュニケーションや新しい価値を生み出していくスポットだ。
    緑に囲まれた広場は人々の憩いの場だ
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旅のヒント

  1. その1

    六本木ヒルズと東京ミッドタウンは1kmも離れていないので徒歩も可能だが、バスが便利。バスはいろいろなルートが乗り入れているので、立ち寄りたいスポットに合わせて調べよう。

  2. その2

    港区コミュニティバス「ちぃばす」は全区間100円で利用できて、この辺りを細かくまわるときに便利だが、ルートが複数に分かれているので乗る前によく確認しよう。

  3. その3

    クリスマスシーズンは六本木ヒルズけやき坂通り、東京ミッドタウンなどの周辺でイルミネーションが催されているので、夜の予定に組み込むのも良い。

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