東京

多摩東部

EASTERN TAMA

水と緑に彩られ、歴史と文化が息づく、武蔵野の面影を色濃く残すエリア

東京23区と隣接する武蔵野市・三鷹市・調布市をはじめ、都心からの交通の便が良い、多摩地域の玄関口。かつては北多摩郡に属していたため「北多摩」と呼ばれることもある。この地域を特徴づけているのが、立川崖線(たちかわがいせん)と国分寺崖線(こくぶんじがいせん)という、武蔵野台地の南端にある2つの段丘崖。特に国分寺崖線は、国分寺市・小金井市・三鷹市・調布市を横断して大田区の田園調布付近まで続いており、湧水が豊富で緑豊かなエリアになっている。こうした自然を生かした公園が点在し、また長い歴史をもつ寺社、美術館や博物館といった文化施設も多い。都内で2番目に古いとされる深大寺は、湧水で打つそばが江戸時代から知られ、今も参道には名物のそば屋が並ぶ。また、府中市は律令時代に武蔵国の国府がおかれ、国分寺市は741年(天平13)に聖武天皇の命により武蔵国分寺が建立されたことが、地名の由来となっている。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    井の頭恩賜公園
    江戸時代から名水で知られた池と、武蔵野の自然を訪ねる
    武蔵野三大湧水池として知られる井の頭池を中心にして、武蔵野市と三鷹市にかけて広がる都立公園。春には水面を覆うようにソメイヨシノが咲き誇り、「日本さくら名所100選」に選ばれている。
    公園の中央に広がる井の頭池には、名物のスワンボートが浮かぶ
  • spot 02
    井の頭自然文化園
    武蔵野の自然のなかで動物たちと出会う
    井の頭恩賜公園の西側に位置し、吉祥寺通り(公園通り)を挟んで「動物園(本園)」と「水生物園(分園)」に分かれている。1942(昭和17)年に開園した動物園は、第二次大戦後に初めて日本にやってきたアジアゾウ「はな子」が2016(平成28)年に69才で亡くなるまでくらしていたことで有名だ。武蔵野の面影を残す雑木林のなかには、カモシカやヤマネコ、ヤマドリなど日本産の動物が飼育されている。なかでも、ニホンリスが放し飼いになっている「リスの小径」は、リスを間近で観察できる人気のエリアだ。ミニ遊園地やカフェもあり、小さな子どもと一緒に遊んだり、お弁当を食べながらくつろぐ家族連れの姿が見られる。また敷地の奥には北村西望(きたむらせいぼう)のアトリエや、代表作である長崎平和祈念像の原型などの作品を展示した彫刻館があるので、こちらも見学してみたい。動物園から吉祥寺通りを渡って約300m、井の頭池に囲まれた水生物園へも行ってみよう。水生昆虫や魚類などの淡水の生き物が展示されている水生物館や、水辺にくらすさまざまな鳥を見ることができる。
    約50頭のリスが大きなケージの中で自由に走り回る「リスの小径」
  • spot 03
    野川公園
    緑と水に恵まれた公園で、武蔵野の面影に触れる
    広々とした芝生広場や雑木林が広がる園内には野川が流れ、梅や桜、イチョウの黄葉など四季折々の風景を楽しむことができる。武蔵野の貴重な自然を保護する「自然観察園」も合わせて訪れたい。
    野川公園のシンボルである「大芝生」。天気の良い休日は多くの人で賑わう
  • spot 04
    国立天文台三鷹キャンパス
    日本の天文学の歴史に触れ、宇宙のロマンに思いを馳せる
    東京都三鷹市にある国立天文台の本部。緑豊かな構内には大正時代に造られた施設が点在し、国登録有形文化財である歴史的建造物や観測装置を見学しながら、天文学の歴史をたどることができる。
    国登録有形文化財になっている、1926年(大正15)建造の「天文台歴史館(大赤道儀室)」
  • spot 05
    三鷹の森ジブリ美術館
    不思議の世界で、大好きなキャラクターたちと遊ぶ
    『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など数多くの名作アニメーション映画を生み出した、スタジオジブリの宮崎駿監督が構想し名誉館主を務める美術館。楽しさや不思議がいっぱい詰まった館内で、その世界観を体験してみよう。
    屋上庭園に置かれている大きなロボット兵は美術館の守り神
  • spot 06
    小金井公園
    ピクニックやサイクリングも楽しめる緑のオアシス
    広々とした草地と武蔵野の面影を残す雑木林、子どもの遊び場など、豊かな自然と充実した施設をもつ都立公園。桜の名所としても知られ、また、公園に隣接して江戸から昭和にかけての名建築を展示する「江戸東京たてもの園(運営:公益財団法人 東京都歴史文化財団)」がある。
    近隣の人々の憩いの場として親しまれている緑あふれる公園
  • spot 07
    江戸東京たてもの園
    江戸から昭和まで、懐かしい時代へタイムトリップ
    江戸時代の古民家から昭和のレトロ建築まで、失われゆく歴史的建造物を保存・展示する野外博物館。スタジオジブリのアニメーション映画『千と千尋の神隠し』のモデルになった建物もある。
    昭和初期の町並みを再現した「東ゾーン」の「下町中通り」。正面に見えるのは「子宝湯」
  • spot 08
    殿ヶ谷戸庭園(随ぎ園)
    武蔵野の自然を巧みに利用した、回遊式の日本庭園
    大正時代に別荘として整備され、のちに三菱財閥の岩崎家の別宅となった歴史をもつ。美しく整えられた庭園には季節の花々や野草も見られ、駅のすぐ近くにありながら、町の喧騒とは別世界が広がる。
    国の名勝に指定されている殿ヶ谷戸庭園。奥に見えるのは旧岩崎別邸
  • spot 09
    谷保天満宮
    梅の名所として知られる、東日本最古の天満宮
    湯島天満宮・亀戸天神社と並んで、関東三大天神のひとつに数えられる古社。「交通安全祈願発祥の地」として知られ、また梅林では1月中旬から3月にかけて約350本の紅白の花が咲き誇る。
    入母屋造りの拝殿。本殿とともに国立(くにたち)市の有形文化財に指定されている
  • spot 10
    武蔵野公園
    広々とした原っぱで遊び、野川の流れと緑に癒やされる
    雑木林や原っぱ、BBQ場、野球場などがある、府中市と小金井市にまたがる都立公園。春は約40種900本の桜が園内を彩り、秋には野川に沿って植えられたカエデが赤く染まる。
    約25万平方メートルの広さをもつ園内にはさまざまな樹木が植えられ、森林浴を楽しめる
  • spot 11
    JRA競馬博物館
    競馬について展示やアトラクションを通して楽しく学ぶ
    府中(ふちゅう)市の東京競馬場にある、公益財団法人馬事文化財団が運営する博物館。競馬に関するあらゆる情報を展示し、競馬ファンはもちろんのこと、子どもから大人まで幅広く楽しめる。
    競馬場の東門から入るとすぐ目の前に博物館が見える
  • spot 12
    大國魂神社
    1900年以上の歴史を誇る東京都内屈指の古社
    大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りする神社。4月30日から5月6日にかけて行われる例大祭「くらやみ祭」が有名で、東京都の無形民俗文化財に指定されている。
    高さ10mの大鳥居は、御影石製では日本最大級の大きさといわれる
  • spot 13
    府中市郷土の森公園
    自然豊かな憩いの公園でレジャーやスポーツを楽しむ
    府中市の南、多摩川の北側に広がる総合公園。東京ドーム約3個分の広大な敷地に、芝生広場や交通遊園、プール、スポーツ施設、BBQ場などがあり、地域の人々の憩いの場として親しまれている。
    初夏には園内の池に古代ハスをはじめ20種類以上のハスが花開く
  • spot 14
    府中市郷土の森博物館
    緑と花々に彩られた公園で、府中の歴史と自然に触れる
    野外を含めた「森」全体を博物館として、府中の歴史や文化を知ることができるフィールドミュージアム。市民の憩いの場として、子どもの遊びや学びの場として、また花の名所としても親しまれている。
    「旧府中町役場」(左)や「旧矢島家住宅」(右)など、歴史的建物を移築・復元した園内
  • spot 15
    深大寺
    武蔵野の豊かな水と緑に抱かれた、関東屈指の古刹
    古くから厄除け大師としてあつい信仰を集めてきた深大寺。毎年3月3、4日の大祭に合わせて開催される「だるま市」は、江戸時代から伝わる伝統行事だ。参拝後は、門前で名物のそばを味わってみよう。
    阿弥陀如来を御本尊とする本堂。正面には龍や鳳凰の彫り物が施されている
  • spot 16
    湧水
    江戸時代からの伝統を受け継ぐ深大寺そばの名店
    江戸時代から広くその名を知られる深大寺そば。その歴史については諸説あり、近隣農家から寺に奉納されたそば粉でそばを打って来山者をもてなしたのが始まりとも、また第三代将軍家光が鷹狩りの際に立ち寄ってそばを食べて絶賛したとも伝えられる。当時は「献上そば」と呼ばれ庶民の口に入ることはなかったが、江戸文化人の大田南畝(おおたなんぽ)がそのおいしさを世に広めたとされる。現在も参道とその周辺に20軒ほどのそば屋が並び、人気店には行列ができるほど。そのなかのひとつが深大寺通りにある「湧水」。味はもちろんのことメニューの豊富さが評判を呼び、常に客足の絶えない人気店だ。香り豊かな九割そばと、のどごしの良い二八そばがあり、季節によって産地を変えるなどのこだわりも。赤城山麓で生産される無農薬そば粉を使った九割そばはコシが強く、そば本来の味を楽しめる。食後の甘味には、つるりと口当たりの良い「そばようかん」がおすすめだ。
    店いちばんの人気メニューは九割そばの「湧水天もり」(1550円)
  • spot 17
    神代植物公園
    武蔵野の面影が残る園内で、四季の花々と草木を楽しむ
    約50万平方メートルの広大な敷地に約4800種類の植物が植えられ、バラをはじめ梅や桜、ツツジなど、季節の花々を楽しむことができる。公園に隣接する関東屈指の古刹、深大寺にも合わせてお参りしたい。
    都内でも有数の規模を誇る「ばら園」。正面に建つガラス張りの建物は大温室
  • spot 18
    三鷹市星と森と絵本の家
    絵本と自然に触れながら、子どもの好奇心をはぐくむ
    大正時代の建物を保存活用し、三鷹市が国立天文台の協力のもとに運営を行う施設。絵本を読んだり、庭で自然と触れ合って遊びながら、子どもの知的好奇心や感受性をはぐくむことを目的としている。「国立天文台三鷹キャンパス」の敷地内にある木造の建物は、1915年(大正4)に建てられ、その後約90年にわたって天文台の官舎として利用されていたもの。天文台から譲り受けた建物をいったん解体し、現在の建築基準法に適合させ、2009年(平成21)に復元・再築された。古い柱時計が架けられ、ちゃぶ台が置かれた和室は、まるで大正から昭和の時代にタイムスリップしたかのよう。館内には約2800冊の絵本や図鑑がそろい、誰でも自由に手に取って読むことができる。また「絵本展示室」は、星や宇宙への関心が高まるように楽しい工夫がされ、子どもたちに人気のスペースだ。屋内だけでなく、さまざまな鳥や虫がやってくる庭で自然に触れながら遊べば、きっと新しい発見があるだろう。ひな祭りや七夕といった季節の行事を開催し、コミュニケーションを通じて子どもが豊かに成長できる活動も行っているので、ぜひ子どもと一緒に参加してみたい。
    三鷹市登録有形文化財を利用した、幅広い世代が楽しめる施設
  • spot 19
    鬼太郎茶屋
    緑深い深大寺で『ゲゲゲの鬼太郎』の世界に浸る
    都内でも有数の歴史を誇る名刹、調布市の深大寺。あふれんばかりの緑と湧水に抱かれた参道に「鬼太郎茶屋」はある。『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげる氏は、長年調布市に暮らし、漫画の構想を練るために散歩がてらよく深大寺を訪れていたそう。水木作品にもたびたび登場し、深大寺で妖怪すき焼きパーティーが行われるシーンもある。そのゆかりの地に立つ古民家は、深い緑に包まれて、まるで鬼太郎や妖怪たちが今にも現れそうな雰囲気だ。中に入ると、どこか懐かしい駄菓子屋風の店内に、妖怪グッズが所狭しと並んでいる。童心に返って、宝探しのような気分でお気に入りを見つけてみよう。ここでしか手に入らない限定グッズもあり、なかでも金銀の表紙に鬼太郎と妖怪たちが描かれた豪華な御朱印帳が人気。買い物を楽しんだあとは、奥の「妖怪喫茶」でひと休み。「ぬりかべ」のベンチに座って、「目玉おやじの栗ぜんざい」や「ゲゲゲラテ」などユニークなメニューを味わえる。2階にある「妖怪ギャラリー」をのぞくのも忘れずに。迫力ある妖怪画や妖怪フィギュアなどが展示されていて、水木ワールドにどっぷりと浸れる。
    築約60年の古民家で鬼太郎やねずみ男などのキャラクターたちが迎えてくれる
  • spot 20
    吉祥寺プティット村
    猫がつくったお城?絵本の世界で非日常を体験する!
    おしゃれな街として人気の吉祥寺に登場した、絵本の世界をイメージした小さなテーマパーク。かわいい猫たちと触れ合ったり、雑貨店で買い物を楽しんだり、カフェでくつろいだり。ファンタジーの世界で癒やされよう!
    道行く人々が思わず足を止めるユニークな外観。扉を開けて物語の世界へ
  • spot 21
    三鷹市山本有三記念館
    作家・山本有三が愛した、大正ロマンを今に伝える洋館
    大正から昭和にかけて作家として活躍した山本有三が、約11年間にわたって家族と暮らした家。現在は有三の生涯や功績を紹介する記念館として公開され、常設展示や企画展示のほか、朗読会やコンサートなどのイベントも開催している。
    大正末期に建てられた本格的な洋風建築。三鷹市有形文化財に指定されている
  • spot 22
    天神通り商店街
    『ゲゲゲの鬼太郎』が生まれた街で妖怪たちに出合う
    『ゲゲゲの鬼太郎』の作者、水木しげる氏が長年暮らし「水木マンガの生まれた街」ともいわれる調布市。調布駅からほど近い商店街に妖怪たちのオブジェが置かれ、裏の森に鬼太郎が住むという神社へと通じている。
    商店街の入り口に鬼太郎を発見!街路灯の柱には『ゲゲゲの鬼太郎』の漫画が描かれている
  • spot 23
    武蔵国分寺跡
    国分寺市の名前の由来になった、奈良時代の寺院跡
    国分寺市にある、かつての武蔵国(むさしのくに)の国分寺跡。金堂や七重塔などの建物跡を中心に、武蔵野の面影が残る公園として整備が進められ、歴史愛好家から子ども連れファミリーまで幅広い人々が訪れる。
    国指定史跡になっている武蔵国分寺跡。建物の柱を支えるための礎石も一部残っている
  • spot 24
    武蔵国分寺
    奈良時代から1200年の歴史を引き継ぐ「万葉の寺」
    奈良時代に聖武天皇の詔(みことのり)によって建立された壮大な武蔵国分寺は、律令制の終焉とともに衰退し、残されていた金堂などの堂宇も1333年(元弘3)に戦乱で焼失した。このときに「戦火から自ら歩いて脱出した」と伝承される薬師如来像を本尊として、1335年(建武2)に薬師堂が建立される。その後、宝暦年間(1751~1763年)に新しい薬師堂と仁王門が国分寺崖線(がいせん)の上に建立され、現在の真言宗豊山派武蔵国分寺にいたっている。薬師堂は武蔵野の面影を残す雑木林のなかにあり、都立武蔵国分寺公園や散策路の「お鷹の道」とも隣接している。薬師如来は無明(暗愚な精神)という心の病を治す仏だが、人々の疾病を治し災禍を消す現世利益もあるため、江戸時代の近隣の村民に深く信仰されていた。本尊の薬師如来坐像は1914年(大正3)に国宝に指定されたほどの逸物(現在は国指定重要文化財)で、毎年10月10日に御開帳される。本堂の境内には、奈良時代の人々が万葉集で詠んだ歌の題材となった植物およそ160種を集めた「万葉庭園」が設けられている。植物ごとに和歌がプレートに記されており、その一つひとつが心にしみる。
    国指定重要文化財の薬師如来像を御本尊として安置する薬師堂
  • spot 25
    お鷹の道・真姿の池湧水群
    湧水の流れる小道を歩き、武蔵野の原風景に触れる
    真姿(ますがた)の池をはじめとする崖線下の湧水群はお鷹の道とともに「全国名水百選」に選ばれている。「お鷹の道」は、湧水から流れ出す清流に沿って整備された遊歩道で、武蔵野の自然に包まれながら散策を楽しめる。
    武蔵野台地に降った雨が国分寺崖線(がいせん)のふもとから湧き出る「真姿の池湧水群」
  • spot 26
    武蔵国分寺公園
    武蔵野の緑と水に彩られた空間で、体を動かしてリフレッシュ!
    旧国鉄の教育施設の跡地などを整備して造られた都立公園。円形の芝生広場を中心に、ケヤキやイチョウなどの巨木と池、滝、噴水が配置され、ゆったりとした園内ではスポーツ教室も開催される。
    広い空の下でピクニックやウォーキングを楽しめる泉地区の「円形広場」
  • spot 27
    旧国立駅舎
    市民に愛されて約100年。赤い三角屋根は街のシンボル
    赤い三角屋根が印象的な木造駅舎として、長く親しまれてきた旧国立駅舎。イギリスの田園都市住宅風のデザインに半円アーチ窓が配された瀟洒な建物は、近代建築家フランク・ロイド・ライトとともに旧帝国ホテルの建築に携わった弟子の河野傳(こうのつとう)が設計したと考えられ、1926年(大正15)に完成した。それまで人家もなかったこの地域が学園都市として開発され、駅前広場や大学通りと東京商科大学(現一橋大学)を中心に整然とした街路が形作られるなか、駅舎は国立のシンボルとなった。時代による駅の機能の変化や鉄道利用者の急増によって駅舎の間取りは幾度か変更され、国内初の自動改札が試験導入されたが、2006年(平成18)、中央線高架化にともない惜しまれつつ解体される。その後、市民による保存運動が実り、2020年(令和2)に部材の約70%が再利用され、国立市の「まちの魅力発信拠点」として開業した。再築工事では創建時の間取りを復元し、地元の選りすぐりスイーツやクラフトなどを扱う「まち案内所」も併設。コンサートをはじめさまざまなイベントを開催するなど、新たな街のランドマークとなっている。
    JR中央線国立駅南口に創建時の姿を復元。国立市有形文化財に指定されている
  • spot 28
    浅間山公園
    里山の面影を残す丘でミニハイキングを楽しむ
    府中市にある、周辺が雑木林に囲まれた自然豊かな都立公園。ポツンと小高い丘になっているため見晴らしがよく、「関東の富士見百景」に選ばれている。ここでしか見られない、幻の花とも呼ばれるムサシノキスゲの群生地としても有名。
    浅間山(せんげんやま)で最も高い標高79.6mの堂山。頂上に浅間神社が祀られている
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旅のヒント

  1. その1

    都心からのアクセスは電車が便利。武蔵野市・三鷹市・小金井市・国分寺市へはJR中央線、調布市・府中市へは京王線をおもに利用する。

  2. その2

    三鷹の森ジブリ美術館は、JR中央線の三鷹駅と吉祥駅からほぼ等距離にある。行きは三鷹駅からバスで、帰りは井の頭恩賜公園を散策しながら吉祥駅まで歩くのもよい。

  3. その3

    東西の移動は電車、南北の移動は路線バスが基本。電車の駅から離れている深大寺と神代植物公園へは、JR中央線吉祥寺駅・三鷹駅-京王線調布駅を結ぶバスを利用する。

  4. その4

    深大寺と神代植物公園は隣接しており、あわせて訪れることができる。特に神代植物公園は敷地が広いので、スニーカーなど歩きやすい靴で。夏は帽子や日傘が必須。

  5. その5

    小金井公園はテントの設営可、野川公園・武蔵野公園・井の頭恩賜公園は不可と、同じ都立公園でも利用条件が異なる。公式サイトなどであらかじめ確認しよう。

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