東京

多摩西部

WESTERN TAMA

緑豊かな山々を歩き、清流に遊ぶ、大自然を満喫できる東京のオアシス

多摩川の上流域に位置する多摩西部は、「東京の奥座敷」とも呼ばれる、都内で最も自然が豊かなエリア。奥多摩町や檜原村などが属する西多摩郡は、東京都に現存する唯一の郡で、東京とは思えないような大自然が広がっている。御岳渓谷や秋川渓谷はキャンプやBBQ、ウォータースポーツを楽しむ人々で賑わい、古くから山岳信仰の対象となっている御岳山はトレッキングスポットとしても人気。東京都の水源である奥多摩湖、都内で唯一「日本の滝百選」に入る払沢の滝など、自然と触れ合える場所が数多く存在する。こうした緑と水に恵まれた美しい風景は、数多くの芸術家たちをも魅了してきた。青梅市には、この地を愛して居を構えた日本画家の川合玉堂や作家の吉川英治にゆかりの美術館や記念館もある。また檜原村の「数馬の湯」、奥多摩の「鶴の湯」といった温泉もあり、都心から日帰りで気軽にアクセスできるのが魅力だ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    石川酒造
    見て飲んで食べて楽しい!酒飲みのテーマパーク
    150年以上の歴史を誇る蔵元。国登録有形文化財や史料館、日本酒やビールにあう料理を提供するレストランもあり、年間約10万人が訪れる人気スポットだ。お酒が好きな人はもちろん、そうでない人も十分に楽しめる。
    地下天然水で仕込んだ日本酒は、季節限定商品を含め約20種類。クラフトビールも製造している
  • spot 02
    秋川渓谷
    都心から約60分の大自然でアウトドアを楽しむ
    東京都と山梨県との境にそびえる三頭山(みとうさん)に源を発する秋川は、多摩川の支流のなかで最大の川。キャンプやBBQ、川遊びや渓流釣り、ハイキングなど、さまざまな楽しみ方ができる。
    長さ96mの赤い吊り橋「石舟橋」は、秋川渓谷を代表する風景のひとつ
  • spot 03
    東京サマーランド
    多彩なアトラクションが魅力。日本最大級のプールで遊ぼう!
    東京都あきる野市にある、関東最大級のレジャーパーク。雨でも遊べる屋内プールと日本最大級の流れるプールをはじめ、ウォータースライダーやさまざまなアトラクション、遊園地もあり、世代を問わず楽しめる。
    バラエティ豊富な水遊びを楽しめる屋内プールエリア「アドベンチャードーム」
  • spot 04
    青梅市立美術館
    多摩川を望む景勝の地で芸術と文化に親しむ
    青梅市にゆかりの深い作家をはじめ、近代以降の日本画・洋画・版画を中心として約2300点に及ぶ作品を所蔵。1984年(昭和59)の開館以来、地域の芸術・文化活動の拠点として市民に親しまれている。
    青梅街道に面して建つ、白いタイル張りのモダンな美術館
  • spot 05
    青梅市吉川英治記念館
    昭和を代表する国民文学作家が暮らし、名作を生み出した屋敷
    『宮本武蔵』や『三国志』などで知られる人気作家、吉川英治が戦時中に移り住んだ屋敷が、ゆかりの資料とともに公開されている。明治初期の豪農が建てた母屋とよく手入れされた庭園が見事だ。
    生涯でおよそ30回の引っ越しをした吉川が、最も長く住んだ家
  • spot 06
    小澤酒造
    江戸時代創業の蔵元で、奥多摩の名水が生んだ美酒を味わう
    東京の奥座敷として知られる御嶽(みたけ)渓谷沿いにある、1702年(元禄15)創業の蔵元。多摩川に面した自然あふれる庭園で食事やきき酒を楽しめるほか、酒蔵見学も行っている。
    「澤乃井(さわのい)」の酒銘で知られる小澤酒造。季節限定商品を含め30種類ほどの日本酒を製造している
  • spot 07
    玉堂美術館
    御岳の自然を愛した日本画家、玉堂の作品を展示する
    近代日本画の巨匠、川合玉堂(かわいぎょくどう)の個人美術館。玉堂が愛した奥多摩の御岳(みたけ)渓谷にあり、美しい日本の風景を描いた作品を、豊かな自然のなかで鑑賞することができる。
    自然と調和する建物は、数寄屋建築の名手である吉田五十八が設計
  • spot 08
    塩船観音寺
    「新東京百景」に選ばれている、花と歴史の寺
    青梅市塩船にある真言宗醍醐派の別格本山で、山号は大悲山。杉木立に囲まれた境内は季節の花々で彩られ、なかでも4月中旬-5月上旬に行われる「つつじまつり」には約7万人もの参詣者が訪れる。
    境内の奥に建つ護摩堂。周囲の丘には約20種2万本のツツジが植えられている
  • spot 09
    御岳山
    古くから霊峰として崇められた信仰の山を歩く
    標高929mの山頂に武蔵御嶽(むさしみたけ)神社が鎮座し、都内でも有数のパワースポットとして知られる霊山。野鳥や植物の宝庫でもあり、四季を通じて豊かな自然と触れ合うことができる。
    春から夏は木々の緑を、秋は紅葉を楽しめる散策路「ロックガーデン」
  • spot 10
    武蔵御嶽神社
    御岳山より古来、武蔵国を護ってきた天空の神社
    豊作の神、厄除けの神として広く信仰され、また江戸の「西の護り」として鎮座してきた武蔵御嶽神社。山上には古くからの伝統を受け継ぐ御師(おし)の集落があり、参詣と修行の場を守っている。
    標高929mの山上から東京の町を見守るように東向きに建つ社殿
  • spot 11
    払沢の滝
    東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれた名瀑
    島嶼部を除いた東京都で、唯一の「村」である檜原村(ひのはらむら)。自然豊かな村内には数多くの滝があり、なかでも東京都でただひとつ「日本の滝百選」に選ばれている払沢の滝は有名だ。
    春は新緑、秋は紅葉に包まれ、四季折々の美しさを堪能できる
  • spot 12
    奥多摩湖
    東京の水源地、奥多摩にたたずむ都内最大の湖
    東京の奥多摩町と山梨県の小菅村・丹波山村にまたがるダム湖。秩父多摩甲斐国立公園内に位置し、桜や紅葉の名所としても知られる湖畔ではドライブやハイキングを楽しめる。
    奥多摩湖の観光スポットとして人気の「麦山浮橋」。湖を歩いて渡ることができる
  • spot 13
    小河内ダム
    半世紀以上にわたって活躍している東京の水がめ
    都心から西へ約65km、標高530mに位置する、日本最大規模を誇る水道専用ダム。奥多摩の山々に抱かれた風光明媚な場所として知られ、「ダム湖百選」のひとつに選ばれている。
    ダムは奥多摩湖と呼ばれる小河内貯水池ともに東京都水道局が管理している
  • spot 14
    日原鍾乳洞
    関東最大級の鍾乳洞で自然の神秘を体験する
    東京の最北西部、奥多摩町(おくたままち)日原にあり、都の天然記念物に指定されている。洞窟内の気温は年間を通して約11℃と、夏でも涼しく冬は暖か。特に夏は涼を求める観光客で賑わう。
    ライトアップされた洞内は写真映えスポットとしても人気がある
  • spot 15
    秋川渓谷 瀬音の湯
    都心から気軽に行ける大自然で「美肌の湯」を楽しむ
    都心から約60分、あきる野市の秋川渓谷にある温泉施設。渓谷を代表する風景のひとつ、秋川に架かる赤い吊り橋「石舟橋」から遊歩道を歩いて5分ほどのところに位置し、ドライブやハイキングの途中に立ち寄る人も多い。地下1500mから湧き出すお湯は、pH10.1とアルカリ度がとても高く、美肌の湯として知られている。毎年行われる「温泉総選挙」では、2019年(令和元)と2020年(令和2)の2年連続で「うる肌部門」の全国1位を受賞するなど、高い人気を誇る。広々とした内風呂は源泉かけ流し。大きな窓越しに四季折々の風景を眺めながら、湯の香りに包まれてリラックスできる。また渓谷に面した露天風呂では、木々や川のせせらぎ、星空など自然をよりダイレクトに感じられる。風呂上がりには「和食だいにんぐ川霧」で食事を楽しもう。ニジマスや鮎の塩焼き、そばや舞茸など、地元の食材を使ったメニューが人気だ。また隣接する物産販売所「朝露」では、朝採れの新鮮野菜、こんにゃくやお菓子、地酒といった周辺地域の特産品がそろう。野菜の入荷は毎朝1回で、開店早々に品切れになることもあるので、できるだけ早めに行くのがおすすめ。
    秋川渓谷を望む露天風呂。アルカリ度が高いお湯はとろりとしたやわらかな肌ざわり
  • spot 16
    奥多摩 水と緑のふれあい館
    東京の水がめで奥多摩の自然と文化、水源の大切さを学ぶ
    東京の奥多摩町と山梨県にまたがる奥多摩湖は、多摩川を小河内ダムによってせき止めて造られたダム湖で、正式名称は小河内貯水池という。「奥多摩 水と緑のふれあい館」は、東京近代水道100周年と小河内ダム竣工40周年を記念して、1998(平成10)年に開館。奥多摩湖観光の拠点として賑わっている。館内に入ると1階左側に「奥多摩町歴史民俗資料展示室」がある。縄文時代から近世までの歴史、山の仕事や暮らし、伝統芸能について紹介しており、厳しい自然のなかでも豊かな文化がはぐくまれてきたことがわかる。順路に従って、らせん状のスロープを上って行こう。小河内ダムの仕組みと役割を解説する「ダムの不思議シアター」、奥多摩の自然を迫力ある映像で楽しめる「3Dシアター」、館のマスコットキャラクター「くりん」と一緒に水の旅を体験したりクイズ形式で水源やダムについて学べるコーナーなどがあり、楽しみながら知識を深められる。最上階にはお土産ショップと湖を眺めながら食事のできるレストランも。奥多摩の清流で育ったニジマスやヤマメを味わえる「清流定食」、1日20食限定の「小河内ダムカレー」が人気だ。
    小河内(おごうち)ダムの近くに立ち、東京都水道局と奥多摩町が共同で管理・運営する
  • spot 17
    清水牧場 WESTLAND FARM
    東京の恵みがいっぱい!牧場が作る絶品ジェラート
    西多摩郡瑞穂町(みずほまち)にある1946年(昭和21)創業の清水牧場は、約100頭の乳牛を飼育する東京で最大の牧場。都内で唯一自動搾乳ロボットを使って搾乳される生乳は、産地指定の東京ブランド「東京牛乳」にも使われている。その牧場の入り口にあるのが、直営の「清水牧場 WESTLAND FARM」。搾りたての新鮮な生乳と、季節のフルーツや東京の食材をふんだんに使った、自家製ジェラートが評判の店だ。ショーケースには16種類以上のジェラートがずらりと並び、どれにしようか目移りしてしまうほど。いちばん人気の「しぼりたてミルク」は、濃厚ながらさっぱりとした甘さで、牛乳のおいしさをシンプルに味わえる。また瑞穂町はお茶の産地として知られ、店舗向かいにある茶工房「西村園」の東京紅茶やほうじ茶を使ったジェラートも。夏には「瑞穂農芸高校のブルーベリーミルク」、秋には「石川農園さんの山ぶどうソルベ」など、地産の食材を生かした季節限定フレーバーが登場し、毎年楽しみにしている常連さんも多い。隣の青梅市で焙煎されている、香り高い「岩蔵珈琲」を使ったアフォガートもおすすめだ。
    右は「東京紅茶」と「ラズベリー」、左は「しぼりたてミルク」と「いちごミルク」(ダブル各460円)
  • spot 18
    シュトゥーベン・オータマ
    アメリカンな街で味わう、本格ソーセージが自慢の「福生ドッグ」
    1932年(昭和7)の創業以来、国産肉とドイツ式の伝統製法にこだわる「大多摩ハム」直営のレストラン。福生ドッグのほか、自家製ハムやソーセージ、洋食メニューを味わうことができる。福生ドッグは、米軍横田基地のある街、福生市で生まれたご当地B級グルメ。ベーカリーやカフェなど市内の10店舗(2022年11月現在)で提供されている。バンズやソースは各店のオリジナルだが、ソーセージは福生が誇る2大ハムメーカー、「大多摩ハム」または「福生ハム」で製造されたものを使うのが条件。ソーセージの長さは16cm(横田基地沿いの国道16号線にちなむ)、直径23mm(ふっさの語呂合わせ)と決められている。「シュトゥーベン・オータマ」の福生ドッグは、自社のソーセージとベーコンスライスが1枚丸ごと入っているのが特徴。いずれも厳選した国産豚を使用した、ぜいたくな一品だ。直火でスモークされたソーセージは、口どけがやわらかでジューシー。ボリューム満点のドッグをガブリと頬ばって、肉のうまみを存分に味わおう。
    サラダとスープが付いた「福生ドッグプレート」(1,210円)はランチタイムのみ提供。福生ドッグ単品は880円
  • spot 19
    紅梅苑
    国民的作家が愛した「梅の郷」で味わう梅のスイーツ
    東京の梅の名所として知られる、青梅(おうめ)市の吉野梅郷(よしのばいごう)。1944年(昭和19)から約10年間この地で暮らした昭和の国民文学作家・吉川英治は、紅梅をこよなく愛し、雪中に映えるその色を愛でていたという。その屋敷は「青梅市吉川英治記念館」として公開されており、「紅梅苑」はそこから車で3分ほどのところにある。現在の店主の父親である先代と英治の奥さんが、青梅を訪れる人に立ち寄ってほしいと1983年(昭和58)に開店した。看板商品は、梅の花をかたどった「紅梅饅頭」。自家製の梅酒を混ぜて焼いたカステラ生地はふんわりと香ばしく、上品な甘さのこし餡とよくあう。シンプルながら飽きのこないおいしさで、地元では手土産の定番として長年愛されている。併設の甘味処では、店で製造販売している和菓子やカステラをはじめ、栗おこわ膳といった食事メニューも提供する。おすすめは、ここでしか味わえない「青梅葛きり」。最高級の吉野葛から作られる葛きりは、モチモチ&プルンとした食感が絶品だ。また、地元多摩産の新鮮な牛乳と特製シロップを使った「青梅(あおうめ)ソフトクリーム」も人気がある。
    青梅(あおうめ)の甘露煮が丸ごと入ったシロップで食べる「青梅葛きり」(1000円)
  • spot 20
    東京都檜原都民の森
    標高1000mの山岳公園でハイキングと森林浴を楽しむ
    ブナやコナラといった広葉樹が茂る標高1000-1500mの森に、初心者から健脚者向けまで幅広いハイキングコースが設けられている。片道20分ほどで歩ける「森林セラピーロード」、無料の木工教室もあり、気軽に森に親しむことができる。
    森林浴から野鳥観察、本格的な登山まで多彩な楽しみ方ができる都民の森
  • spot 21
    檜原温泉センター 数馬の湯
    大自然で遊んだあとは、森の温泉で癒やしのひととき
    東京都本土で唯一の村、檜原村にある日帰り温泉施設。JR武蔵五日市駅から車で約1時間、路線バスなら数馬(かずま)行きに乗り「温泉センター」で下車する。標高1531mの三頭山(みとうさん)をはじめとする山々や南秋川渓谷の大自然に包まれ、近くには森林セラピーを楽しめる「東京都檜原都民の森」も。ハイキングや登山、川遊びのあとに、汗を流してリフレッシュするにはもってこいの場所だ。アルカリ性の天然温泉は、疲労回復や筋肉痛、美肌などに効果がある。内風呂ではジャクージと圧注浴でリラックス。また露天風呂は、周囲の山々を眺めながらのんびりできると好評だ。湯上がり後は、足裏マッサージや整体(有料)などで癒やしのひとときを過ごすのもいいだろう。館内にはセルフサービス形式の食事処があり、大きな窓越しに緑の森を眺めながら食事を楽しめる。舞茸の天ぷらや刺身こんにゃく、もつ煮定食など、檜原村の食材を使ったメニューが人気だ。帰りにはお土産コーナーもチェック。じゃがいもやユズを使ったお菓子、手作りこんにゃくといった檜原村の特産品のほか、地元で採れた季節の野菜や果物などを販売している。
    檜原(ひのはら)街道に面した「数馬の湯」。ドライブの途中に立ち寄るのもおすすめ
  • spot 22
    奥多摩温泉 もえぎの湯
    奥多摩の味覚も楽しめる、登山客に人気の駅チカ温泉
    多摩川の渓谷沿いに立ち、露天風呂から望む清流と山並みが自慢の日帰り温泉施設。JR奥多摩駅から歩いて10分ほどのところにあり、登山やキャンプなどの帰りに気軽に立ち寄れるのがうれしい。奥多摩の地下深く、日本最古の地層といわれる古生層から湧き出す温泉は、フッ素とメタホウ酸を含むアルカリ性。湯ざわりがやわらかく、肌がツルツルになると評判だ。源泉を100%使用した内風呂は、湯槽から大きなガラス窓越しに渓谷の風景を望め、開放感バツグン。また露天風呂では、春の新緑から秋の紅葉、冬の雪景色まで、季節によって移り変わる自然をより近くに感じられ、心身ともにリラックスできる。お風呂を満喫したら、2階の「お食事処」へ。清流で育った川魚の塩焼きやヤマメのお造り、刺身こんにゃくなど、奥多摩ならではの味覚が自慢だ。また屋外には、家族やカップルで一緒に楽しめる足湯もある。お風呂にゆっくりと浸かる時間がない人は、観光やハイキングなどで疲れた足を癒やしてみては。
    木漏れ日が心地よい露天風呂で心も体もリフレッシュ。秋は紅葉がきれい
  • spot 23
    Beer Cafe VERTERE(ビアカフェ バテレ)
    奥多摩の自然とともに味わうクラフトビール
    新宿から電車で約1時間30分、JR奥多摩駅に降り立つと山々がすぐ近くに見え、すがすがしい空気に包まれる。目の前の「柳小路」に入って徒歩約30秒、昭和のたたずまいを残す古民家が「VERTERE Taproom」だ。週末のみ営業しており、行楽シーズンや天気のよい日は午前11時の開店と同時にほぼ満席になる。非日常感あふれるロケーションと奥多摩のおいしい水で仕込んだビールが評判を呼び、登山やハイキング帰りに1杯という人はもちろん、この店を目当てに奥多摩までやってくる人もいるほど。「VERTERE」が目指すのは、飲んだ人の価値観を変えるビール。日々の水温や気温、ホップを入れるタイミングなどに気を配り、丹精込めて醸造を行う。やわらかい口あたりとやさしい甘みの「シラー」、カシス果汁やバニラを使った「リポネスコ」をはじめ、クセが少なく飲みやすいビールはクラフトビール初心者にもおすすめだ。少量生産でさまざまなスタイルのビールを造っているため、訪れるたびに新しいビールに出合えるのも魅力のひとつ。ホットドッグやフィッシュ&チップスといったフードメニューもそろうので、ビールとのペアリングを楽しもう。
    自然に囲まれて飲むビールは最高! 右はシラー(ハーフ600円)、左はリポネスコ(ハーフ800円)
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旅のヒント

  1. その1

    青梅駅へは、JR中央線青梅特快を利用すると便利。乗り換えなしで東京駅から所要約1時間30分、新宿駅から1時間15分。青梅駅から先の奥多摩駅までは便数が少なくなる。

  2. その2

    秋川渓谷への玄関口となる武蔵五日市駅へは、青梅線拝島駅から17分。払沢の滝は秋川渓谷の上流にあり、武蔵五日市駅から路線バスが運行している。

  3. その3

    JR新宿駅から奥多摩駅と武蔵五日市駅まで乗り換えなしで行ける「ホリデー快速おくたま・あきがわ」が、休日のみ3往復運行されており、ハイキング客に好評。

  4. その4

    奥多摩周辺はドライブコースとしても人気。都心から行く場合は圏央道の日の出ICまたは青梅ICで下りる。奥多摩周遊道路を走り、払沢の滝や秋川渓谷へも足を延ばしてみよう。

  5. その5

    玉堂美術館から小澤酒造まで、多摩川沿いの遊歩道を歩いて行くのもおすすめ。両岸に遊歩道があるが、左岸(上流から下流に向かって左側)のほうが平坦で歩きやすい。

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