築地魚河岸小田原橋棟

いつでも快適に買い物を楽しめる屋内生鮮市場

築地市場の豊洲移転後も築地の伝統と活気を伝えるため、中央区が設置した生鮮市場。鮮魚、加工品、青果など約60店が入居し、屋内施設のため季節と天候を選ばず快適な環境で利用できる。

一般客・観光客に親しまれることもコンセプト

築地市場の豊洲移転前の2016年(平成28)より営業していたが、正式移転を受け2018年(平成30)10月、グランドオープンした。目利きのプロが厳選した海産物を中心に、干物などの加工品、青果物、テイクアウトの寿司や弁当なども販売し、一般客がより使いやすい施設になった。マグロ専門店といった豊洲にも出店している老舗を筆頭に、仲卸を経営母体とした小売店が中心なので、安心して買い物ができる。建物は小田原橋棟と海幸橋棟の2棟からなり、小田原橋棟は海産物が中心、海幸橋棟は海産物とともに青果店が多い。すべて空調完備の屋内施設は、いつでも快適に買い物を楽しめるのが魅力だ。通路の両側に整然と店舗が並び、築地場外市場に比べコンパクトなこともあり、短時間で効率良く買い物を済ませたい人におすすめ。コインロッカー、宅配コーナーのほか、エスカレーター、エレベーターを完備してバリアフリーにも対応している。

外階段から屋上広場とフードコートに直接アクセスできる

整然と店舗が並び、店を見比べながら買い物がしやすい

築地場外市場同様、早朝はプロの仕入れや買い出しの人が利用するため、訪れるのは午前9時以降に。商品が豊富なのは昼前までだが、13時を過ぎると閉店準備に取りかかる店が増え、お買い得品に巡り合える可能性が高い。少量パックの商品が充実していることも特徴で、調理方法、おすすめの食べ方なども親切に教えてもらえるので、遠慮なく尋ねてみよう。小田原橋棟3階にはキッチンスタジオとイベントスペースがあり、食のイベントが開かれることも。フードコート形式の「魚河岸食堂」では寿司や海鮮丼はもちろん、洋食、麺類、定食類のメニューから好きな料理を組み合わせて食べられるのがうれしい。天気のいい日は屋上広場に設置されたテーブル席が気持ち良く、食堂のメニューのほかにも1階の店舗で購入した弁当類を食べることができる。築地散策の休憩スポットとしてもおすすめだ。

運が良ければ、マグロの解体風景を見ることができるかも？

スーパーでは見かけることが少ない珍しい貝類が並ぶ

干物、うなぎなどの加工品も豊富

青果店が充実する海幸橋棟

スポット詳細

住所: 東京都中央区築地6-26-1 地図
エリア: 日本橋・銀座エリア
時間: [開館時間] 5:00-15:00
※9:00までは飲食店等、業務用の仕入れを目的とした方向けの販売です。一般の方は、9:00以降にお越しください。
[3F 魚河岸食堂] 7:00-
※店舗により営業時間が異なる
[全店営業時間]7:00-14:00
休業日: 日祝、水(一部)
※東京都中央卸売市場の営業日・休業日に準じる
料金: [入場料]無料
駐車場: なし
クレジットカード: 不可(店舗により異なる)
電子マネー/スマートフォン決済: 不可(店舗により異なる)
Wi-Fi: あり(uogashi studio)
コンセント口: なし
喫煙: 不可
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可
備考: [電話番号]店舗により異なる