京都

祇園周辺

AROUND GION

芸舞妓さんに出会えるかも!?京都らしさあふれる華やかな街

京都屈指の華やぎを誇る街、祇園。八坂神社の門前町として栄えてきた歴史があり、京都五花街のうち、祇園甲部と祇園東の2つの花街を有することから、艶やかな京都らしい風情を感じることができる。祇園のメインストリートともいえる花見小路では、石畳の道に昔ながらのお茶屋や料亭が立ち並ぶ京情緒あふれる風景を楽しめる。京都らしい風景のなかで写真を撮りたいならば、白川南通がおすすめだ。白川に架かる巽橋をしっとりと渡れば、まるでドラマや映画の登場人物になったような気分を味わえる。歴史ある社寺も点在し、祇園祭で知られる八坂神社をはじめ、京都最古の禅寺である建仁寺、浄土宗の宗祖・法然上人ゆかりの知恩院など、いずれも徒歩で巡れる距離に位置する。京情緒をたっぷりと感じながら、社寺巡りや買い物も楽しめる、長年の京都ファンも京都ビギナーも大満足のエリアだ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    八坂神社(やさかじんじゃ)
    「祇園さん」で親しまれる、京都三大祭のひとつ・祇園祭を行う神社
    葵祭、時代祭と並ぶ、京都三大祭のひとつ・祇園祭を執り行う八坂神社。京都の繁華街・祇園に位置し、連日多くの参拝者で賑わう神社だ。古くより「祇園さん」として京都の人たちに親しまれる神社をお参りしてみよう。
    八坂神社のシンボルにもなっている大きな西楼門
  • spot 02
    美御前社
    瞬く間に美人になれる!? 美容水で身も心も美しく
    京都三大祭のひとつ、祇園祭で知られる八坂神社。門前町に花街・祇園が広がる歴史ある神社で、連日全国からお参りに来る参拝者の姿で賑わう。八坂神社には、数多くの摂社・末社があるが、なかでも女性たちを中心に信仰を集めるのが美御前社だ。美御前社の祭神は、とびきりの美人として知られる「宗像三女神(むなかたさんにょしん)」だ。なかでも特に美人とされる市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は、芸能に秀でた弁財天や、美貌の女神・吉祥天と同一視されたことから、財福・芸能・美貌の神として親しまれている。ご利益を求めて芸舞妓さんが通うとも。また、社殿前には、神水・美容水が湧き出ており、手にとって肌につけると心身ともに美人になれるという。
    本殿の東側に位置する美御前社
  • spot 03
    二軒茶屋
    八坂神社の門前茶屋で江戸時代から親しまれる祇園名物
    「祇園さん」と呼ばれる祇園の守り神、八坂神社。その南楼門前に480年ほど続く門前茶屋「二軒茶屋」がある。かつて参拝客に茶をふるまう水茶屋が参道の両脇に2軒あったことが名の由来。水茶屋から進化して軽食を商い始めると、菜飯や田楽豆腐などが次第に評判を呼ぶようになり、江戸時代末期には京都でも指折りの料理茶屋となった。田楽豆腐の発祥と伝わり、江戸時代初期の地誌『雍州府志(ようしゅうふし)』や、江戸時代後期に十返舎一九が綴った滑稽本『東海道中膝栗毛』などの書物に描写が見られる。田楽豆腐は平たく切った木綿豆腐に白味噌やほうれん草などを合わせた木の芽味噌を塗り、松葉串に刺して炭火で香ばしく焼き上げたもの。現在は料亭・中村楼の「田楽弁当」として、また、隣接する茶屋では田楽豆腐が単品で味わえる。
    昔ながらの黒塗りの箱で供される田楽豆腐750円
  • spot 04
    円山公園
    街なかにあるオアシス! 京都市内で最も歴史がある公立公園
    祇園の街なかにありながら、京都市民の憩いの場となっている円山公園。豊かな自然に包まれ、特に春は満開の桜が咲き誇る花見の名所としても知られるスポットだ。祇園散策のひと休憩に立ち寄ってみよう。
    自然いっぱいの公園を散策してリフレッシュ
  • spot 05
    長楽館
    「たばこ王」村井吉兵衛が国内外のセレブをもてなした迎賓館
    円山公園の隣に建つクラシカルな洋館「長楽館」は、たばこの製造や販売で富を築いた実業家の村井吉兵衛が、1909年(明治42)に迎賓館として建てたもの。外観はルネサンス様式だが、ロココ様式の「迎賓の間」やアールヌーヴォーの窓やステンドグラスなど、部屋ごとにヨーロッパのさまざまな建築様式を取り入れている。2階「喫煙の間」入り口に掲げられた、長楽館の名づけ親である初代内閣総理大臣・伊藤博文直筆の扁額にも注目したい。館内にはフレンチレストラン「ル シェーヌ」や焼き菓子やケーキを販売する「ブティック」があるほか、「デザートカフェ 長楽館」も。かつて応接の間として使われた「迎賓の間」での英国式アフタヌーンティーをはじめ、目の前で最後の仕上げをしてくれる「ドレッサージュ スイーツ」など優雅なカフェタイムを楽しめる。格調高いアンティークの調度品でまとめられた美しい空間でぜいたくな時間を過ごしてはいかが。
    クリスタルの最高峰・バカラ社製のシャンデリアがきらめく「迎賓の間」
  • spot 06
    花見小路
    京情緒あふれる、花街・祇園を象徴する華やかな通り
    京都のなかでもとびきり華やぎを見せる街、祇園。そのメインストリートともいえるのが花見小路だ。お茶屋や有名料亭が立ち並び、特に夕暮れどきからはいっそう華やかな雰囲気を感じられるスポットだ。
    夕方からはまた別の表情を楽しめる
  • spot 07
    白川南通
    フォトスポットとしても人気! 京情緒あふれる石畳の散策道
    花街として賑わう祇園のなかで、ひときわ京情緒を感じられるスポットが白川南通周辺だ。映画やドラマの撮影なども行われる石畳が続く道で、花街・祇園の風情をたっぷりと楽しむことができる。
    風情ある通りには、ときに人力車が通ることもある
  • spot 08
    巽橋
    芸舞妓さんも行き来する、白川に架かる小さな橋
    春は桜、秋には紅葉をしっとりとした風情の石畳の道とともに楽しめる、白川南通。京都の街をゆるやかに流れる白川沿いの散策道だが、この白川の上に架かる橋が巽橋。白川南通と同じ石畳の小さな橋で、わずか10歩ほどで向こう岸にたどり着く、かわいらしいサイズだ。川を渡った先にも石畳が続き、昔ながらの建物や料理屋さんが立ち並ぶ。夕暮れどきには、店先にほのかな明かりが灯り、艶やかな風情に包まれる。タイミングが良ければお座敷に向かう芸舞妓さんに会えることも。また、京都らしい写真を撮ることができるため、お天気のよい日は多くの人で賑わう人気のスポット。撮影の際は譲り合い、白川沿いにずらりと並ぶ朱色の玉垣や店の壁面にある「犬矢来(いぬやらい)」には触れないなど、マナーを守って気持ち良く過ごそう。
    雨上がりには、いっそう輝きを増す石畳を楽しめる
  • spot 09
    祇園商店街振興組合
    芸舞妓さんをはじめとする京都人に愛される、八坂神社参道の商店街
    祇園祭で知られる八坂神社の参道にあたる祇園商店街。連日多くの観光客で賑わい、京都人も足繁く通う京の老舗が立ち並ぶ。八坂神社へのお参りの際は、ぜひ商店街で老舗巡りを楽しもう。
    京都土産から和装小物まで、京都の魅力がぎゅっと詰まっている商店街。漬物も京都のお土産の定番
  • spot 10
    茶寮都路里 祇園本店
    抹茶の都で抹茶パフェの金字塔「特選都路里パフェ」を味わう
    日本有数の茶どころ・宇治を擁し、茶の湯の文化が発展した京都は、抹茶スイーツの宝庫。特に抹茶の生産地・宇治エリアと茶祖・栄西ゆかりの祇園エリアは、バラエティ豊かな「抹茶味」の聖地だ。八坂神社のお膝元、祇園商店街でいつも行列ができるのが、「茶寮都路里 祇園本店」。ルーツは、1860年(萬延元)、初代・辻利右衛門と2代目・徳次郎が宇治で創業した茶問屋にあり、1948年(昭和23)、「祇園辻利」としてこの地に暖簾を掲げた。1階は宇治抹茶をはじめとした宇治茶や抹茶菓子の販売フロアで、2階と3階が茶寮となっている。看板メニューは高さ約25cm!の「特選都路里パフェ」。抹茶カステラ、抹茶ゼリー、抹茶アイスクリーム、抹茶シャーベット、具材をまとめる抹茶みつなど器の底まで抹茶づくし。栗の甘露煮やもちもちの自家製白玉がアクセントとなり、ボリューミーなのにどんどん食べ進められる。
    「特選都路里パフェー抹茶ー」1,595円(税込)。
  • spot 11
    鍵善良房(鍵善)
    文人や芸術家、祇園の粋人たちをも魅了したくずきり
    祇園商店街の北側に暖簾を掲げる「鍵善良房」。創業は江戸時代中期の享保年間(1716~1736年)と伝わる和菓子の老舗だ。和三盆の干菓子「菊寿糖」や青竹の筒に入った水羊羹「甘露竹」で知られるが、店奥の喫茶で味わえる甘味「くずきり」も鍵善を代表する逸品。奈良の吉野本葛と良質の軟水のみでていねいに作られる風趣豊かなくずきりは、作家・水上勉をはじめ、芸術家や祇園の粋人たちをも魅了したという。白蜜か黒蜜かを選べるが、沖縄波照間産黒糖で作る黒蜜が圧倒的に人気。絹のようになめらかなくずきりを氷水からすくい上げ、琥珀色の黒蜜に浸して口に運ぶと、素朴な葛の風味とのどごしの良さに魅せられる。現在使用している器は輪島塗の特注品だが、人間国宝・黒田辰秋氏による螺鈿製のくずきり用器を使用していた時代もあったという。くずきりの配送やテイクアウトをしていないのは、時間が経つと白濁し、弾力が失われてしまうから。できたての極上ののどごしを、京情緒と合わせて心ゆくまで堪能したい。
    現在では来店する客の7割以上が注文するという「くずきり」1,400円
  • spot 12
    祇園小石
    京都土産にぴったり! 色とりどりのキュートな京飴
    八坂神社のほど近くにある祇園小石は、京飴の専門店。1936年(昭和11)の創業で、店名はお店のある祇園の風情を歌った「祇園小唄」の一節「祇園恋し(こいし)やだらりの帯よ」が由来となっている。また、昔から飴のことを指す「小石」を掛けて名づけられたのだそう。店内1階には、定番のささつゆ(べっこう)、黒飴、宇治抹茶などと一緒に季節を映した旬の京飴がずらりと並ぶ。その数なんと30種にも及ぶ。なかでも月替わりの京飴はその月にしか味わえない特別な味わい。併設の甘味処では、京飴専門店ならではの黒糖みつを使った季節の甘味を楽しめる。わらび餅やぜんざいなど和スイーツのほか、旬の素材を盛り込んだボリューム満点のパフェも人気。八坂神社へのお参りのあとにぜひ立ち寄りたいスポットだ。
    美しい色合いの京飴。右:和歌をしたためたかるたをイメージしたスクエア型の「むらさき抄」、左:お花の香りに包まれる「薔薇の香飴」
  • spot 13
    南座
    400年続く、京都のエンターテインメントの中心地
    大人の京都の楽しみ方のひとつでもある、歌舞伎鑑賞。その舞台となるのが南座だ。近年では、歌舞伎のみならず、多様なジャンルのエンターテインメントが繰り広げられる劇場の楽しみ方を探ってみよう。
    毎年、師走には歌舞伎の「吉例顔見世興行」が行われる (c)松竹
  • spot 14
    建仁寺
    臨済宗祖・栄西によって創建された京都最古の禅寺
    建仁寺は鎌倉時代、中国(宋)で学んだ臨済禅と茶の文化を持ち帰った栄西によって創建された京都最古の禅寺だ。華やかな祇園の町の南にありながら、厳格な禅の教えを今に受け継いでいる。
    法堂で拝観できる小泉淳作が手がけた双龍図
  • spot 15
    両足院
    戦国武将ゆかりの毘沙門天を祀る、寅ファンにも人気の寺院
    京都最古の禅寺・建仁寺の法堂の東側に位置する両足院は約650年前、建仁寺第35世・龍山徳見(りゅうざんとっけん)によって開かれた塔頭だ。通常は非公開となっているが、毎年6月から7月にかけて、書院の前庭に群生する半夏生(はんげしょう)が美しい時期に合わせて特別公開が行われている。また予約制で坐禅の体験や写経の奉納をすることもできる。境内の一角にある毘沙門天堂に祀られる毘沙門天は、もとは鞍⾺寺の毘沙門天の胎内仏であったが、戦国時代、織⽥信⻑によって比叡山が焼き討ちにあったとき、鞍馬寺から疎開をさせ、のちに武将・黒⽥⻑政の手に渡った。長政は関ヶ原の合戦に出陣する際、この像を内兜に収めて奮戦し、勝利をおさめたといわれている。毘沙門天の使いが寅であることから、お堂の前には狛犬ならぬ狛「寅」の姿があり、香炉や灯籠にも寅があしらわれている。寅年生まれや寅に縁のある方はぜひとも参拝に訪れたい。
    勇ましい阿吽の寅。阪神タイガースファンにも人気
  • spot 16
    安井金比羅宮
    あらゆる悪縁を切って良縁を結んでくれる祈願所
    縁切りと縁結び、この両方を叶えてくれる神社がある。男女の悪縁や浮気といった人間関係の悩みから病気、酒、ギャンブルにいたるまでさまざまな悪縁を切ることで良縁に恵まれると信仰を集めている。
    碑にびっしりと貼られたお札が参拝者の多さを物語る
  • spot 17
    知恩院
    法然上人の教えをたっぷりと感じられる、浄土宗の総本山
    浄土宗の宗祖・法然上人(ほうねんしょうにん)。知恩院はその法然上人ゆかりのお寺だ。懐の深さを感じさせるどっしりとしたたたずまいのお寺に足を運んで、法然上人の教えに心を寄せてみよう。
    特別公開の際には三門の上層に上ることができる
  • spot 18
    青蓮院門跡
    格式の高い門跡寺院で、アートな襖絵と美しき庭を観賞
    近年、色鮮やかな襖絵が写真映えするとして注目を集めている青蓮院門跡。若い人にも人気のスポットだが、実は天台宗の三門跡(さんもんぜき)のひとつである、格式の高い寺院だ。
    大胆な構図が印象的な襖絵
  • spot 19
    京都ゑびす神社
    花街祇園を見守る商売繁盛の神・ゑびす大神
    商売繁盛をはじめとするさまざまなご利益で、祇園の人びとに親しまれている。近くの建仁寺との間には深い結びつきがあり、その創建に関わる物語が伝わる。人びとからは親しみを込めて「えべっさん」と呼ばれている。
    商売繁盛の守り神として知られるゑびす大神が祀られる本殿
  • spot 20
    漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)
    子どもも大人も楽しめる! 漢字をテーマにしたミュージアム
    漢字の博物館と聞くと難しそうに思うが、スタンプを押したり、SNSに投稿する写真を撮ったりと遊びの延長で漢字に親しむことのできる施設。子どもだけでなく大人からも「楽しかった」という声が多数寄せられるという。
    八坂神社の西楼門の前、元弥栄中学校の跡地に立つミュージアム
  • spot 21
    よーじや祇園本店
    京都土産の大定番! 「よーじや」でお気に入りのコスメを見つけよう
    修学旅行生を中心に、京都土産の定番として不動の人気を誇る「よーじや」。ユニークなイラストが描かれたあぶらとり紙が印象的だが、お店に足を運べば、想像以上にバリエーション豊かなコスメたちが迎えてくれる。
    修学旅行生にも大人気の定番あぶらとり紙
  • spot 22
    ぎおん徳屋
    花街・祇園の甘味処でいただく、とろっとろの「本わらび餅」
    はんなりと京都らしい風情の漂う、祇園・花見小路通(はなみこうじどおり)。石畳が続く京情緒あふれるこの通りに、地元の人や観光客からも人気を集める甘味処「ぎおん徳屋」がある。
    看板メニューの「徳屋の本わらびもち」1280円。真ん中の氷はきな粉や黒蜜をかけてかき氷としても味わえる
  • spot 23
    禅居庵
    イノシシを従える開運勝利の神・摩利支天(まりしてん)を祀る鎮守
    建仁寺の西側、大和大路通に面して鎮座する。境内にイノシシの石像があることで知られ、亥年の守り神として親しまれている。秘仏・摩利支天(まりしてん)を祀り、開運勝利と災い除けの信仰を集めている。
    摩利支天堂前の狛イノシシ。堂に向かって左側にある石像は口を閉じた姿
  • spot 24
    何必館・京都現代美術館
    自由な精神を尊び、一枚の絵のために建てられた私立美術館
    祇園にある私立美術館で、現代の絵画、工芸、写真、書を収蔵し、年に数回の企画展が催される。定説を疑い、考え、そこから解き放たれて自由になることこそがアートという精神を掲げる。
    5階の光庭(ひかりにわ)。自然光で作品を鑑賞できる
  • spot 25
    粟田神社
    東海道を往来する人びとが旅の安全を祈願した古社
    京と東国をつなぐ重要路・東海道(とうかいどう)の出入り口のひとつ、「栗田口(あわたぐち)」に鎮座する古社。街道を行き来する旅人たちが旅の安全を祈願したことから、旅行安全のご利益で信仰を集めている。
    境内は豊かな木々に包まれていて、新緑や紅葉の頃は特に美しい
  • spot 26
    長楽寺
    古典文学にも記される文人墨客に愛された景勝地
    平安時代末期、平清盛の娘・建礼門院徳子(けんれいもんいんとくこ)が出家をした地。建礼門院に関わる貴重な資料や宝物が展示されている。東山の自然に恵まれた境内一帯は新緑や紅葉が美しい。
    天台宗祖・最澄が刻んた本尊(秘仏)が祀られる本堂。本尊を安置する厨子は徳川将軍家から寄進されたもの
  • spot 27
    やよい
    芸舞妓さんもお気に入り!?繊細な味わいの「ちりめん山椒」
    今や京都土産の定番ともいえるちりめん山椒。祇園周辺で高い人気を誇るのが「やよい」だ。ふっくらやわらかな食感が自慢のちりめん山椒を求めて、遠方から足を運ぶ人も多い。
    やよいの看板商品である「ちりめん山椒 おじゃこ」
  • spot 28
    松葉
    「にしんそば」の代名詞! 祇園のそば屋で京都人の愛する味を楽しもう
    1861年(文久元)の創業以来、160年にわたり、南座の隣でそば屋を構える松葉。看板メニューの「にしんそば」は、1882年(明治15)に2代目店主によって生み出された。魚が手に入りにくかった当時の京都では、ニシンは貴重なタンパク源であり保存食であったという。「にしんそば」はたちまち人気になり、以来、京都では、「にしんそば」といえば松葉といわれるようになった。松葉の「にしんそば」は、ニシンとそば、だしのバランスが非常によいことが特徴。おだしは、コンブ、かつお、さばをブレンドし、そばは北海道産のそば粉を使用。やさしい味わいのおだしに、ニシンのうまみ、香り高いそばが見事にマッチし、何度でも食べたくなる。南座での鑑賞の前後に立ち寄る人が多いが、京都では大晦日の年越しそばとしていただく人も。お土産も充実していて、なかでも「そば屋さんのカレー」は評判。ボリューム満点なので、まずは麺を入れて味わったあと、ご飯をよそっていただくのもおすすめなのだそう。京阪電車祇園四条駅のすぐ目の前なので、祇園散策の腹ごしらえにぜひ立ち寄って味わってみてはいかが。
    「にしんそば」1870円。ニシンの身をほぐしながら味わおう
  • spot 29
    壹銭洋食
    まるでタイムスリップしたみたい!? 京都・祇園で味わう、粉もんの元祖
    大正時代から昭和初期にかけて、子どもたちのおやつとして人気を博した「壹銭洋食」。その名のとおり、「一銭で食べられる洋食」として親しまれてきた。昔懐かしい雰囲気が漂うお店でタイムスリップ気分を味わおう。
    ピリ辛のソースにリピーター続出!
  • spot 30
    亀屋清永
    400年以上続く老舗和菓子店で、京菓子のルーツと出合う
    八坂神社の斜め前に位置する亀屋清永(かめやきよなが)。400年以上の歴史を誇り、京都御所や名だたる社寺の御用達を務めてきた老舗の和菓子店だ。京菓子のルーツとなった菓子を現在でも守り続けている。
    店内には定番から旬のものまで、さまざまな和菓子が並ぶ
  • spot 31
    Ryokaku
    13代続く一子相伝の味! 料理においしさをプラスする和のスパイス
    京都土産としても人気が高い「黒七味」。製造・販売を手がけるのは、祇園に店舗を構える老舗・原了郭(はらりょうかく)。祇園白川にある「Ryokaku」は、この原了郭の姉妹店だ。
    看板商品は「黒七味」。ぴりっと奥深い辛みが特徴
  • spot 32
    高台寺
    豊臣秀吉の供養のために正室・ねねが創建した寺院
    豊臣秀吉の菩提を弔うために、正室・北政所ねねが創建した寺院。巨石を配した豪壮な名庭や文化財としても名高い「高台寺蒔絵」で有名。季節ごとに開催される夜間拝観では、趣向を凝らしたライトアップが評判だ。
    国の名勝に指定されることを示す石碑が立つ
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旅のヒント

  1. その1

    芸舞妓さんに会えることもあるが、話しかけたり無理矢理写真を撮ったりせず、そっと見守るのがルール。

  2. その2

    巽橋周辺は人気のフォトスポット。多くの人で賑わうので、譲り合って写真を 撮ろう。

  3. その3

    料亭など畳に上がるときは、靴下を着用するのがマナー。夏でも素足は避けたほうがベター。

  4. その4

    知恩院は階段が多いので、歩きやすい靴がおすすめ。

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