京都駅周辺

AROUND KYOTO STATION

古都の玄関口で楽しむ、買い物やグルメとご利益巡り

京都観光の起点や中継点として多くの人が利用する交通の中心地、京都駅。平安京の正門である「羅城門」も、現在の京都駅からそう遠くない場所に位置していた。グルメや買い物などにも便利で、市街地の絶景を望むなら京都駅ビルや京都タワーがベスト。東西2つの本願寺は駅に近く、門前町では各寺院御用達の仏壇仏具屋が軒を連ねる。歴史都市・京都のシンボルでもある五重塔がそびえる東寺も徒歩圏内で、縁日に骨董市を訪ねてみるのも旅の醍醐味だ。広大な梅小路公園が北西にあり、隣接する京都鉄道博物館や京都水族館も人気を博す。さらに足を延ばせば、かつて花街として栄えた島原があり、角屋もてなしの文化美術館では江戸時代の饗宴の名残を感じられる。地元住民の信仰にあつい小さな社寺や話題のカフェも点在し、ふだん着の京都の街を駅から歩いてすぐのところに見つけられるエリアだ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    京都駅
    青く輝く近未来的な駅から始まる古都の旅
    京都の玄関口といえば京都駅。京都市内のどのエリアにもアクセスできる交通の中心地であり、駅ビルの中にはホテルや百貨店、ショップやグルメなどがそろい、京都市内を一望できるスポットも。
    京都観光の出発点・JR京都駅中央改札口付近
  • spot 02
    京都タワー
    思わず歓声が上がる、天空から見渡す360度の大パノラマ
    白く輝く美しいフォルムの京都タワーは、眺めて堪能するのみならず、展望室へ上がればさえぎるもののない古都・京都の街をぐるりと見渡せる。展望以外にも楽しめる要素が盛りだくさん。
    青空に白い姿がまぶしい京都のランドマークタワー
  • spot 03
    KYOTO TOWER SANDO
    京都ならではの食と文化とお土産が1か所に集合
    京都駅と地下通路でつながった京都タワーサンド。京都タワービルの地下1階、1階、2階に展開する京の魅力にあふれた施設だ。「これまでにない・これからの京都」をテーマに、それぞれのフロアを「美食(地下1階)、土産(1階)、体験(2階)」に分けている。地下1階は地元で知られた名店や人気店のメニューが味わえるフードホール。共有の席が約300席あり、複数のお店の食べたいものを持ち寄ることが可能だ。1階には京都ならではの和・洋菓子や雑貨などのお土産品がそろい、地元民にも愛されるお店も多く出店している。2階は和の文化を知り、ワークショップに参加できるフロアで、たとえば老舗・七條甘春堂の和菓子体験教室では伝統の技を体験するチャンス。その場で上生菓子4個を作り上げ、1個は抹茶とともにいただき、残りの3個は持ち帰ることができる。食べて、買って、体験して、京都観光がさらに楽しくなるスポットだ。
    地下1階では名店の味に舌鼓。地酒も豊富にそろう
  • spot 04
    東本願寺
    参拝の人々を大きく包みこむ巨大な伽藍に祈りの声満ちて
    「お東さん」の愛称で親しまれる東本願寺は、京都駅から歩いてすぐ。広い境内には世界最大級の木造建築物が建ち、江戸時代の粋を極めた彫刻や工芸の技は見ごたえ十分で、文化財としての建物も堪能できる。
    堂々とそびえる御影堂門と蓮華の噴水
  • spot 05
    渉成園
    風雅なる庭園と讃えられ、季節ごとに表情を変える東本願寺の別邸
    東本願寺にお参りの際は、渉成園にも立ち寄りたい。お寺をあとにし、法衣や数珠などのお店が軒を連ねる門前町を東へ歩いて約3分、通りの突き当たりが渉成園の入り口だ。ここは東本願寺の飛地境内地(別邸)で、江戸幕府3代将軍・徳川家光によって土地が寄進され、本願寺13代・宣如(せんにょ)上人の隠居所とした。周囲の生垣に枳殻(からたち)をめぐらせたことから枳殻亭(きこくてい)と称されるようになる。印月池(いんげつち)を中心とした広い池泉回遊式庭園は、洛北に詩仙堂を開いた石川丈山の作庭と伝わる。何度も火災に見舞われ、現在の建物は1864年(元治元)の蛤御門(はまぐりごもん)の変で焼失したのちの再建だ。楼門造りの傍花閣(ぼうかかく)、池に架かる木造の反橋(そりばし)の侵雪橋(しんせつきょう)、さらには茶室などを巡り、国の名勝にも指定されている回遊できる庭園の醍醐味を味わいたい。
    渉成園入り口の西門。奥の高石垣には多様な石が使われている
  • spot 06
    西本願寺
    桃山文化の粋を極めた、威厳と風格の漂う伽藍群
    親しみをこめて「お西さん」と呼ばれる西本願寺には、桃山文化の遺構となる国宝や重要文化財が今に伝わる。歴史を物語る名建築の数々や、豪華な彫刻や装飾は見ごたえも十分で、伝説や逸話も満載のお寺だ。
    1636年(寛永13)に再建された御影堂。右奥は阿弥陀堂(写真提供:西本願寺)
  • spot 07
    亀屋陸奥
    兵糧として生まれた西本願寺の門前銘菓「松風」
    亀屋陸奥は、室町時代創業の和菓子の老舗で西本願寺の御用達だ。京都の山科に本願寺が建立されてから現在まで、亀屋陸奥の長い歴史は本願寺とともにあった。代表銘菓は、白味噌を練り込んだ風味豊かな「松風」だ。1570年(元亀元)から11年続いた本願寺と織田信長との石山合戦の際、3代目当主が兵糧として考え出したのが「松風」の始まりなのだとか。もちっとした食感でほんのり甘くて香ばしく、ケシの実がアクセントになっている。少し温めると風味がさらに増し、かむほどに味わい深い。作家の司馬遼太郎は小説『関ケ原』や『燃えよ剣』に「松風」を登場させており、歴史小説ファンにも知られた銘菓だ。お寺へのお供え物や茶事に使われる生菓子や干菓子もそろい、抹茶や煎茶のお供としても重宝されている。
    西本願寺のほど近く、「松風調進所」の看板が目印
  • spot 08
    東寺
    平安京の正門・羅城門の東で都を守ってきた寺院
    創建から1200年以上もの歴史を紡いできた真言密教の東寺は、平安京の唯一の遺構。再興した堂々たるたたずまいの伽藍群や、空海(弘法大師)がわかりやすく密教の世界を表現した立体曼荼羅は圧巻。
    九条通から望む東寺の五重塔と水をたたえた堀
  • spot 09
    弘法市
    毎月全国から数万人が訪れる、京都屈指の規模を誇る市
    弘法大師(空海)の月命日であることから縁日とされる毎月21日、東寺の境内では「弘法さん」の名で親しまれている市が開かれる。その昔、縁日に仏様との縁を授かるために多くの人が訪れるようになるとお茶を出す屋台が現れ、江戸時代には植木や薬を扱うお店も出るようになったのが現在の弘法市の起源なのだそう。骨董・古道具・古着・食品・雑貨など品ぞろえは多岐にわたり、常時1000-1300店が出店する。ほとんどが、別にお店を持つ業者や職人というのも特徴で、掘り出し物を求めて朝5時の開門から繰り出す人も多い。一日中いても見飽きることがなく、お店の人とのやりとりも楽しみのひとつだ。1月は「初弘法」、12月は「終い(しまい)弘法」と呼ばれ、いずれもほかの月よりさらに賑わうので早めに出かけたい。また、毎月第1日曜に開かれる骨董市、手作り市も人気だ。雨天でも開催されるが、東寺出店運営委員会の公式サイトで確認をして出かけよう。
    ふだんは静かで厳かな境内が多くの露店で賑わう
  • spot 10
    梅小路公園
    憩い遊ぶ、樹木と芝生が覆う開放感あふれる都市公園
    周囲には観光スポットが点在する梅小路公園。緑豊かで四季折々の花が彩る公園には、憩いを求めて散歩やひと休みに多くの人が訪れる。造園の粋を集めた庭園や自然の生態系を復元したビオトープなど、見どころもたくさん。
    さえぎるもののない空が広がる「芝生広場」
  • spot 11
    京都水族館
    公園に出現した水に棲むいきものたちのワンダーランド
    大型緑地の梅小路公園内にある、100%人工海水を利用した内陸型水族館。京都の川や海を再現した地域ならではの展示も見どころのひとつ。愛らしいペンギンやイルカのダイナミックなパフォーマンスも大人気。
    梅小路公園をバックに華麗なジャンプを見せるハンドウイルカ
  • spot 12
    京都鉄道博物館
    日本最大級の鉄道博物館で技術の粋を見て触れて
    貴重な車両を見て触れる、蒸気機関車(SL)が引く客車に乗れる、電車の運転士体験をするという「見る」「さわる」「体験する」が一度に叶う鉄道の博物館。ファンも初心者も、誰もが楽しめる鉄道の世界へ。
    右:入口、左:移設された旧二条駅舎が出口
  • spot 13
    島原
    饗宴と文芸で賑わった格式高き旧花街・島原
    日本初の官許として隆盛した島原。太夫(たゆう)がもてなす饗宴の場として、また知識人の集まる文芸の場として広く知られ、京都六花街のひとつであった。花街としての役割を終え、今は往時をしのぶ建築物が静かにたたずむ。
    島原の大門。文芸も盛んだった街の東の入り口
  • spot 14
    角屋もてなしの文化美術館
    もてなしの心と伝統文化を伝える、揚屋建築の遺構
    角屋は、島原が花街として開かれた1641年(寛永18)から続く歴史を誇り、揚屋(あげや)建築では唯一の遺構だ。江戸期のもてなしの文化や、島原の魅力を伝えるために一般公開されている。揚屋とは大型宴会場のことで、大座敷に面した庭園には3棟の茶室が配され、大寺院の庫裏(くり)と同じ規模の広い台所を備えている。部屋ごとに意匠が異なり、「臥龍松(がりょうしょう)の庭」を望む「松の間」は43畳、網代(あじろ)に組まれた豪華な天井と赤い壁が特徴的な「網代の間」は28畳の広さだ。所蔵する美術品なども与謝蕪村、円山応挙、池大雅など多彩。また、高い技芸と教養を身に着けた太夫(たゆう)の接待を受け、時の文化人が集う社交サロンの役割も果たしてきた。幕末には坂本龍馬や西郷隆盛などが密議の場として利用し、新選組も訪れている。毎回テーマを設けて所蔵美術品などが公開されるので、公式サイトで確認してみよう。
    風流人も集う文化サロンとしての役割を担った角屋
  • spot 15
    市比賣神社
    女性を守護する女神様たちに良縁を祈願して
    女性を守り、厄を払ってくれる「女人厄除祈願所」として知られる市比賣神社は、祭神すべてが女神様。願い事のある女性が全国から多く参詣する。御所のある北を向いてたたずむ本殿は皇室守護の証し。
    朱色に染まる入り口が参拝者を迎える
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旅のヒント

  1. その1

    大きな社寺や施設は出入り口によって利用できるバスやバス停、駅が違うことがあるので、事前に確認しておきたい。

  2. その2

    梅小路公園は東側なら京都駅から徒歩、あるいはバスを利用できる。西側ならJR嵯峨野線(山陰本線)の梅小路京都西駅が近い。

  3. その3

    島原は西本願寺から徒歩圏内だが、JR嵯峨野線(山陰本線)の丹波口駅からも近い。

  4. その4

    西本願寺や市比賣神社へは歩いて行けるが、バス利用も可能だ。

  5. その5

    車の場合、町なかの小さな社寺には駐車場が近くにないこともあるので、注意が必要。

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