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トリップノート
湖北・長浜
KOHOKU / NAGAHAMA
霊峰・伊吹山を擁する湖北でノスタルジック散歩
長浜市と米原市を合わせた湖北エリアは、『古事記』や『日本書紀』にも綴られた霊峰・伊吹山のふもとに広がる。このエリアで最も人気が高いのは、元銀行の建物を再生した「黒壁ガラス館」を中心とする「黒壁スクエア」。ノスタルジックな街並みを歩きながらガラス製品のショッピングやガラス工芸体験を楽しめるだけでなく、「しっぽくうどん」や「焼鯖そうめん」、「びわます寿司」などのご当地グルメも充実している。『平家物語』にも登場した、神の宿るパワースポット・竹生島もこのエリアだ。長浜は、戦乱の世を超え地域の人に守り継がれてきた観音像が今も多く残ることから「観音の里」とも呼ばれており、特に正面のみならず全方位から拝める「渡岸寺観音堂 向源寺」の国宝・十一面観音立像は必見。湖北エリアは国内有数の豪雪地帯でもあり、長浜市は近畿以西で唯一国の「特別豪雪地帯」に指定されるほど。清浄さが際立つ白銀の世界を求め、あえて冬に訪れるのも乙なものだ。
エリアの見どころ
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黒壁1號館 黒壁ガラス館
- 元銀行のレトロな空間で国内外のガラスアートに出合う
- 黒壁に窓枠の白がモダンな印象の「黒壁1號館 黒壁ガラス館」は、黒壁スクエアの中核をなすスポット。2021年(令和3)春に耐震工事が完了し、美しい黒壁がよみがえった。まず見ておきたいのは、表の扉や受付窓口など銀行だった当時から残る重厚な空間。繊細な木組みで亀甲模様に仕立てた天井や、階段の彫刻など明治時代の職人技が光る細部の造りも見逃せない。ガラス製品は、1階フロアは子どもも喜ぶ小物や女性向けのアクセサリー、黒壁の工房直送のものから国内外のものまで多彩な品ぞろえ。2階はヴェネツィア、ボヘミア、ドイツ、オーストリアなどスタッフが直接買いつけた各国のガラス製品を展示販売している。
- スポットの詳細
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黒壁1號館 黒壁ガラス館
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黒壁5號館 黒壁AMISU
- 地元長浜や滋賀県産の食材&雑貨のセレクトショップ
- 琵琶湖と四方を囲む山々の自然とが育む豊かな風土から生まれた、滋賀県産の食材や雑貨を集めたセレクトショップ。店名の「AMISU」とはオリジナルの言葉で「見立て」を意味するという。「AMISU」に湖国の恵みを届ける県内の生産者は次第に増え、現在は約100人に及ぶ。最澄にゆかりをもつ日本最古級の茶産地・朝宮のお茶や湖魚の佃煮、近江牛のカレー、清らかな水で栽培された長浜のお米、日本酒や長浜の地ビールなど日々の食卓やおやつの時間に楽しみをもたらしてくれる食材がずらり。滋賀県発祥の飛び出し坊や「とび太」くんや、琵琶湖をモチーフにしたアイテム、淡水真珠「琵琶パール」のアクセサリーにも注目。「琵琶パール」は、手軽な輸入真珠や琵琶湖の環境の変化で一時途絶えかけたものの近年復活し、1粒1粒異なるかたちや上品な光沢が人気を集めている。店内に並ぶ商品は、パッケージデザインにも工夫が凝らされており、お土産や贈りものに喜ばれる品ぞろえとなっている。
- スポットの詳細
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黒壁5號館 黒壁AMISU
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京極寿司
- 生息するのは琵琶湖だけ! 極上のビワマスを寿司で味わう
- ビワマス、ニゴロブナ、ホンモロコ、イサザ、ゴリ、小鮎、スジエビ、ハス。琵琶湖で獲れるこれらの魚介を総称し「琵琶湖八珍」と呼ぶ。ニゴロブナの鮒寿司、小鮎やモロコを甘辛く炊いた佃煮は知る人も多い滋賀の郷土料理だが、琵琶湖だけに生息する固有種のビワマスもおすすめ。サケ科なので見た目も味わいもサーモンに似ているが、脂の乗りがさっぱりとしている。ビワマス料理を味わいたいなら、黒壁スクエアの近所にある創業60余年の京極寿司へ足を運ぶといい。酢締めやヅケなど新鮮な魚にひと仕事加える「江戸前」と、箱寿司や棒寿司を主とする「関西」流、それぞれの伝統を大切にしながらも昇華させた寿司を味わえると評判だ。新鮮な生鯖にこだわった鯖棒寿司が看板だが、10年ほど前の登場以来人気上昇中なのが、甘酢で軽く締めたビワマスを、ひと手間かけたシャリに載せた箱寿司「びわます寿司」だ。テイクアウトする場合は保存性を高めるため笹の葉で1つずつ包んでくれるのだが、笹の香りが寿司に移り、店内でいただくのとはまた異なる風味を楽しめる。
- スポットの詳細
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京極寿司
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翼果楼
- 農家に嫁いだ娘への親心から生まれた、長浜の郷土料理
- 焼鯖とそうめんを炊き合わせた、長浜の郷土料理「焼鯖そうめん」。ルーツは、農家に嫁いだ娘のもとへ、田植えの季節に父母から焼鯖を届ける「五月見舞い」の風習だ。その焼鯖とそうめんで手早く作れる焼鯖そうめんがいつしか郷土料理として根差していった。素朴な家庭料理である一方、「曳山まつり」の客をもてなすハレの日のごちそうという側面もあったという。今では5軒ほどの店が焼鯖そうめんを提供しているが、料理店としての元祖は、黒壁スクエアのすぐそばにある「翼果楼」。こちらでは、福井の小浜から仕入れた肉厚な鯖を香ばしく焼き、余分な脂を落としてから醤油ベースの甘辛いタレでじっくり煮込んでいる。そうめんは、鯖の煮汁に浸すことでうまみを染み込ませている。
- スポットの詳細
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翼果楼
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茂美志や
- とろりとしたあんかけ仕立ての長浜名物グルメ
- 椎茸やかまぼこなどの具が入ったうどん「しっぽく」にとろみをつけてあんかけ仕立てにした「のっぺいうどん」。かつては大阪や京都でも食されていたというが、いつしか長浜特有の名物グルメとして定着した。冬は雪が多く寒さが身にこたえることから、体を温めてくれるショウガの入ったあんかけが好まれたようだ。現在のっぺいうどんを味わえる店は数軒のみで、地元の人にも観光客にも評判なのが創業120年の「茂美志や」。黒壁ガラス館からすぐの大手門通りにある、長浜の郷土料理を供する店だ。味の要となる出汁には、ウルメやカツオなど5種の節と、利尻昆布を使用。出汁によくからむ麺は自家製麺だ。載せる具は、椎茸、かまぼこ、生麩、生湯葉、三つ葉、生姜。直径10cmほどもある大きくて肉厚の椎茸は、のっぺいうどんの出汁で半日から1日かけて煮込むといい、ほおばると口の中にうまみが広がる。長浜を訪れるならこの店の暖簾をくぐってみてはいかがだろう。
- スポットの詳細
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茂美志や
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木之本地蔵院
- 身代わり蛙に眼の健康や長寿の願いを託して
- 木之本宿の中心部に建つ木之本地蔵院は、約1300年前に開かれた古刹。眼や延命の仏様として信仰を集めている。龍の天井画が描かれたおごそかな本堂にお参りしたら、境内右手に立つ巨大な地蔵大銅像の元へ。日本三大地蔵のひとつとされる秘仏の本尊を写しており、地蔵像の周りにはたくさんの「身代わり蛙」が奉納されている。この蛙は、すべての人々の眼や体が健やかであるようにと願い、人々の身代わりのため左の目をつむった姿をしている。手水舎の水といえば龍の口から流れているのが定番だが、木之本地蔵院の手水舎では身代わり蛙にちなみ、蛙の石像から水が流れているのにも注目。本堂右側には「御戒壇巡り」の入り口も。本堂の下、漆黒の闇が続く回廊を巡る修行体験で、真言を唱えながら壁をつたって進んでいくと、本尊と結ばれた錠前に触れることができる。
- スポットの詳細
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木之本地蔵院
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山路酒造
- 室町時代創業の老舗酒造で文豪も愛した桑酒を
- 山路酒造は室町時代の1532年(天文元)創業、全国の酒蔵で5本の指に入るほど長い歴史を刻む老舗だ。看板商品はかの島崎藤村も愛したという「桑酒」で、発祥は江戸時代にさかのぼる。北国街道の周囲ではかつて養蚕業が盛んで、カイコをはぐくむ桑の畑が広がっていたことからいつしか桑酒造りが始まったようだ。伝統的なみりんの製法と同様、蒸したもち米を麹の働きにより糖化させて本みりんを造り、そこに別の焼酎に漬け込んだ桑の葉のエキスを独特の製法で合わせたものが「桑酒」だ。漢方でも重用される桂皮と五加皮を添えるためハーブ酒を思わせる香りで、砂糖由来ではない天然の甘みとコクがあとをひく。桑酒を使った5種の焼き菓子も評判だが、いち押しは新商品「桑酒じぇらーと」。乳脂肪が控えめで口あたりはあっさりとしているが、みりん粕を入れているため味わいは芳醇。減農薬の「玉栄」や「山田錦」など滋賀県産の酒米を使った日本酒もお忘れなく。桑酒とともに北国街道の旅みやげにしてはいかがだろう。
- スポットの詳細
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山路酒造
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渡岸寺観音堂 向源寺
- 優美な国宝・十一面観音立像を全方位から拝む
- 戦乱の世を超えて地域の人に守り継がれてきた観音像が今も多く残ることから「観音の里」と呼ばれる湖北エリア。日本全国で七体ある国宝十一面観音のなかで最も美しく慈悲深いとされる観音様に会いにいこう。
- スポットの詳細
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渡岸寺観音堂 向源寺
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ローザンベリー多和田
- バラと四季折々の花や『ひつじのショーン』の世界を満喫
- 緑豊かな敷地に、四季の花が咲き誇る庭と羊や馬が草をはむ牧場が広がる「ローザンベリー多和田」。英国発のクレイアニメ『ひつじのショーン』の世界感を楽しめるファームガーデンもあり、子どもから大人まで心弾むスポットだ。
- スポットの詳細
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ローザンベリー多和田
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ヤンマーミュージアム
- 見て、触れて、体験して学べるチャレンジミュージアム
- 農業、建設機械や小型船舶などの製造販売を手がける「ヤンマー」による体験型ミュージアム。多彩なコンテンツにチャレンジできるほか、レストランやショップも併設しており、子どもから大人まで一日中楽しめる人気スポットだ。
- スポットの詳細
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ヤンマーミュージアム
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伊吹野そば
- 滋賀県一の霊峰のふもとで味わう十割そば
- 日本そばの発祥地については諸説あるが、伊吹山のふもともそのひとつ。さかのぼること奈良時代、中国・唐の国から霊峰・伊吹山にやってきた修行僧が、そばを栽培したことに始まると伝わる。昼と夜の気温差が大きく清らかな水に恵まれた伊吹山麓は、そばの栽培に最も適しているといい、周辺にはそばの畑が多く見られる。ご当地そばとして知られるのが、伊吹山が目の前というロケーションに店を構える「伊吹野そば」。無農薬で育てた質の良いそばの実だけを選んで自家製粉し、山麓の霊水で打った十割そばだ。看板メニューは、地元産「伊吹大根」のおろしを添えた「おろしそば」で、独特の辛味がそばの風味を引き立てる。伊吹大根の収穫は11月末頃となり、おろしそばは晩秋に旬を迎える。
- スポットの詳細
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伊吹野そば
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人気スポット
旅のヒント
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その1
湖北エリアの主要駅は、JR北陸本線・新幹線の米原駅と長浜駅。
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その2
黒壁スクエア、竹生島へ向かう長浜港、ヤンマーミュージアム、長濱八幡宮はJR北陸本線・長浜駅から徒歩圏内。
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その3
木之本宿はJR北陸本線・木ノ本駅から徒歩5分、渡岸寺観音堂 向源寺はJR北陸本線・高月駅から徒歩10分の好アクセスだが、電車の本数が1時間に1本程度なのであらかじめ時刻表をチェックしておきたい。
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その4
山あいにあるローザンベリー多和田や伊吹山の登山口へは車でのアクセスがおすすめ。
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その5
竹生島へのアクセスは観光船必須。船の定員があるので、予約をしておくと安心。