浅井歴史民俗資料館
戦国大名・浅井一族と長浜の歴史を学ぶ
メインは浅井家について学べる郷土学習館
JR北陸本線長浜駅から湖国バス浅井線「浅井支所前」で「湖国バス高山線」に乗り換え、「浅井三姉妹の郷前」で降りて徒歩10分ほど。野球場や図書館、公園を併設する広大な敷地の一角が「浅井歴史民俗資料館」だ。「郷土資料館」「鍛冶部屋」「糸姫の館」「七りん館」の4つの建物が、鯉の泳ぐ日本庭園を囲んでいる。まずは、エントランスの左手「郷土学習館」で入館受付を。1階は「浅井氏三代の間」で、武具、書状、人形ジオラマ、姉川合戦の解説映像などにより、浅井亮政・久政・長政の歴史を学べるフロア。2階は「市と浅井三姉妹の間」。浅井長政と、織田信長の妹で戦国一の美女と讃えられたお市、ふたりの間に生まれた三姉妹(茶々、初、江)の生涯を学べるフロアとなっている。
江戸後期の庄屋を移築した「七りん館」
郷土資料館の隣にある葦葺きの建物は、長浜市鍛治屋町の草野家を移築再現した「七りん館」。1804年(文化元)に庄屋として建てられたもので、土間、台所、座敷、寝間の4つの間からなる。靴を脱いで上がり、当時の生活道具を間近に見て、暮らしぶりを体感できる。見どころは、一家そろって食事を囲んだ茶の間(台所)の食卓の再現。当時の朝ご飯や昼ご飯、おやつについての写真付き解説が添えられており、江戸後期から明治にかけての暮らしぶりが手にとるようにわかる。
鍛冶と養蚕、ふたつの地場産業を知る
七りん館の隣は「鍛冶部屋」。鍛冶の技術は、戦のためには槍や武具を、農作業のためには鎌や鍬(くわ)などを作り出し、人々が生きていくうえで欠かせないもの。こちらでは、草野谷(現在の浅井町)で栄えた草野鍛冶についての歴史資料や鍛冶場のジオラマ展示などを見られる。その隣の「糸姫の館」では、浅井地域の伝統産業であった養蚕について学べる。浅井で生産された良質な特殊生糸は、琴や三味線の弦を作る原糸として重宝されたという。資料館の近郊には姉川合戦開始前に浅井・朝倉軍が一時陣をおいた大依山をはじめ、戦国ゆかりのスポットも点在。資料館で見識を深めてから浅井の地を巡れば、道中での発見や感動も増すことだろう。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県長浜市大依町528 地図
- エリア
- 湖北・長浜エリア
- 電話番号
- 0749740101
- 時間
- 9:00-17:00(最終入館は16:30まで)
- 休業日
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月(祝の場合は翌日)、祝翌日(開館の場合平日に振替)、年末年始(12/27-1/5)
※展示入れ替え等で臨時休館・一部休館する場合がございます。 - 料金
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【入館料】
[大人(高校生以上)]300円
[小・中学生]150円
【団体料金(20名以上)】
[大人(高校生以上)]250円
[小・中学生]130円 - 駐車場
- あり(100台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 湖北地方の歴史
- 湖北地方の歴史を学ぶことができる。戦争はやはりつらいものだと痛感させられる。近くを立ち寄ったら是非訪れてほしい。
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- 歴史を学ぶ
- 浅井氏の歴史についての資料が豊富な資料館です。自由研究や論文を作る際に参考となる資料がとても豊富です。
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- こんなものかな?
- 浅井氏に関する資料館という事で訪れた。受付は売店のレジも兼務しているようで、入場券を購入するにかなり待たされた。ようやく300円支払い入ったが、資料室は2部屋でさほど広く無く、城跡からの出土品や城のジオラマなどがある他これといった見応えは無かった。NHKの歴史秘話ヒストリアで取り上げられた直後で、人も多かった願わくば、ここでしか見れない何かがあった方が。最寄りの河毛駅からは徒歩で30分程。途中、織...
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