-
- 車から降りずに楽しめる!関西のおすすめドライブスポット11選
- 全国 | ドライブ
-
トリップノート
-
- 【関西】50代夫婦におすすめのお出かけスポット14選!
- 全国 | お寺
-
トリップノート
-
- 【滋賀県】コスパ抜群!気軽に美味しい近江牛を食べられる人気店!
- 滋賀 | グルメ
-
トリップノート
-
- 【至高の料理】琵琶湖の天然うなぎをしゃぶしゃぶにして味わえるお店 / 滋賀県大津市の「おゝ杉」
- 滋賀 | グルメ
-
GOTRIP!
-
- 琵琶湖周辺のおすすめドライブスポット12選!車で行きたい絶景スポット&名所特集
- 滋賀 | 観光
-
トリップノート
-
- 紫式部が『源氏物語』を綴りはじめた地、大津・石山寺のご利益&みどころは?
- 滋賀 | 神社
-
るるぶ&more.
滋賀
大津
OTSU
琵琶湖と山の峰が織りなす風光明媚な歴史の町
滋賀県大津市は、大きな琵琶湖の南部に、湖に沿うように西から南へと細長く街が延びて位置している。比叡山を隔てて西に隣接する京都市からも近い。山と湖が近く、そこに街が溶け合った美しい風景は、古来、多くの和歌や俳句に詠まれ、絵に描かれてきた。現在では琵琶湖を一望できるスポットとして、びわ湖テラスや比叡山山頂、湖上を遊覧するミシガンクルーズなどが人気だ。世界遺産・延暦寺の門前町である坂本は、里坊の石垣と街並みが調和して美しい。また、都の鬼門を守ってきた日吉大社と明智光秀ゆかりの西教寺をつなぐ山の辺の道ではのどかな風景を堪能できる。比叡山麓の坂本から、天智天皇を祀る近江神宮、数々の伝説が残る三井寺(園城寺)、『源氏物語』ゆかりの石山寺など、いずれの社寺も京阪電車の沿線なので移動が便利。さらに南に向かえば、雷伝説で知られた岩間寺も。山と湖が奏でる風景とともに、歴史ある街を味わいたい。
エリアの見どころ
-
spot 01
-
横川
- 延暦寺最奥の地で疫病退散を祈願、本格的なおみくじ体験も
- 西塔へは、東塔から北へおよそ6km。木々の緑に囲まれ鮮やかな朱色の映える横川中堂が迎えてくれる。最澄の弟子であり、天台密教の教えを唐から日本にもたらした円仁が創建。堂内には聖観世音菩薩が祀られており、円仁が始めたことにちなむ写経体験もできる。横川中堂を出ると、辺りは33体の石仏が並ぶミニ西国観音霊場。その先には、元三大師堂が現れる。平安中期は火災や建物の老朽化で荒廃した横川、そこに登場したのが良源だ。強い法力を持つ僧で、正月3日に亡くなったため元三大師と呼ばれ親しまれている。疫病が流行した際に祈祷をすると、良源は鬼のような姿に変化し病魔も退散したという。\また、横川はおみくじの発祥の地でもある。まず、悩みを打ち明け、僧侶がくじを引き、その結果をもとに相談にのってくれる。こちらも、良源のもとに、人びとがあらゆる相談を持ってきたことにちなむ慣習だ(予約制)。
- スポットの詳細
-
横川
-
spot 02
-
坂本ケーブル
- 日本一の長さを誇るケーブルカーで比叡山延暦寺へ
- 1927年(昭和2)に延暦寺の表参道として開業し、ふもとの「ケーブル坂本駅」から終着の「ケーブル延暦寺駅」までの約2kmをわずか11分で結んでいる。両駅舎は大正ロマン漂う、国の登録有形文化財。階段状のホームで待ち構えるヨーロッパ調の洗練された車体は、大きな窓が印象的だ。進行方向(山手)を背にした座席配置で、いざ出発するとうしろへ引っ張り上げられるような感じが楽しい。幻想的な雰囲気を醸し出すトンネルを抜け、峡谷に立ついくつもの橋梁を渡るときには山の深さを味わえる。上りと下りの2両のケーブルカーが行き違うために造られた線路「ターンアウト」は、鉄道ファンならずとも興味が湧くところ。急こう配の山中を進むにつれ眼下に現れる雄大な琵琶湖に心躍り、車窓からは目が離せない。目的地に運んでくれる乗り物にも魅力を感じるひとときだ。終着駅から延暦寺の中心・根本中堂のある東塔地域までは徒歩約8分。
- スポットの詳細
-
坂本ケーブル
-
spot 03
-
本家鶴㐂そば
- 比叡山延暦寺の門前町・坂本で知られた名物の手打ちそば
- 比叡山延暦寺への参拝や坂本の町巡りで、多くの人が訪れる老舗そば店が「本家鶴きそば」だ。京阪・坂本比叡山口駅のほど近く、1716年(享保元)に創業し、門前町の坂本で300年を超える歴史を紡いできた。もとは延暦寺の賄い方をしていた初代の鶴屋喜八が、参拝者にそばをふるまったことに始まるという。職人が毎日の気温や湿度に気を配り、手間暇かけて作られる少し細目の手打ち麺は、のどごしと風味が良く、そばつゆはこくのあるまろやかな味わいで思わず笑みがこぼれるおいしさだ。人気は「天ざるそば」だが、3種の具材をのせた「近江結味(おうみむすび)そば」も評判だとか。最後にいただくそば湯は身も心もホッとするやさしい温かさ。テーブル席や座敷席があり、季節の移ろいを感じられる築山枯山水の庭園や、離れの座敷では窓越しの石垣も見どころなので、そばとともに味わいたい。
- スポットの詳細
-
本家鶴㐂そば
-
spot 04
-
spot 05
-
spot 06
-
spot 07
-
spot 08
-
spot 09
-
びわ湖バレイ/びわ湖テラス
- 地上1100m、天空のテラスから望む圧巻のレイクビュー
- 標高1100mのテラスからさえぎるものの何もない琵琶湖のパノラマを望める「びわ湖テラス」。全国から訪れる人が絶えない滋賀県屈指の人気スポットだ。ロープウェイやリフトでの空中散歩やカフェタイム、アクティビティを楽しもう。
- スポットの詳細
-
びわ湖バレイ/びわ湖テラス
-
spot 10
-
spot 11
-
瀬田の唐橋
- 琵琶湖の水をひとつに束ねて流れる川に、ひときわ優美に架かる橋
- 京阪・唐橋前駅から東へ歩いてすぐに橋の欄干が見えてくる。琵琶湖から流れ出る唯一の川・瀬田川に渡された橋のひとつ、大橋・小橋からなる「瀬田の唐橋」だ。古くから京都と東域を結ぶ交通の要衝で、また、672年(天武元)の壬申(じんしん)の乱以降、幾度となく戦乱の舞台になり、「唐橋を制する者は天下を制する」といわれたほど、天下取りを目指す武将にとっても特に重要な橋だった。伝説「俵藤太(たわらのとうた)のムカデ退治」の場所、そして「急がば回れ」の語源でもある唐橋。江戸時代には、近江(滋賀)の特に優れた景勝地を讃える「近江八景」の「瀬田の夕照(せきしょう)」として人気を博し、松尾芭蕉の俳句や歌川広重の浮世絵でさらに知られるようになる。ゆるやかに反るアーチ状の優雅な橋は、川の両岸にある遊歩道から眺めるのもおすすめ。現在では琵琶湖を一周するサイクリングルート「ビワイチ」の出発地点のひとつとしても注目される。
- スポットの詳細
-
瀬田の唐橋
-
spot 12
-
ガーデンミュージアム比叡
- 天空の庭園で印象派の陶板名画と花々の競演を満喫
- 比叡山山頂に広がるのは、四季折々の花のなかにフランス印象派の名画が点在する庭園美術館。季節の花を愛で、絵画を楽しみながらの天空散歩で夢心地気分に。山頂からの大パノラマも堪能したい。
- スポットの詳細
-
ガーデンミュージアム比叡
-
spot 13
-
spot 14
-
spot 15
-
spot 16
-
spot 17
-
びわ湖大津プリンスホテル
- 湖畔のリゾートホテルで琵琶湖の大パノラマに感動
- 地上136m、38階建ての「びわ湖大津プリンスホテル」は琵琶湖のランドマーク的な存在。カフェタイム、ランチ、ディナーのほか、レストランからの圧巻のレイクビューもお楽しみの、とっておきのリゾートホテルだ。
- スポットの詳細
-
びわ湖大津プリンスホテル
-
spot 18
-
spot 19
-
三井寺力餅本家
- 三井寺の参拝帰りに立ち寄りたい、弁慶の怪力由来の力餅
- 国宝や重要文化財を多数所蔵する天台寺門宗の総本山・園城寺(三井寺)の参拝後に立ち寄りたいスポットが、三井寺の仁王門から徒歩約12分、京阪びわ湖浜大津駅のすぐ近くに暖簾を掲げる「三井寺力餅本家(みいでらちからもちほんけ)」。1869年(明治2)の創業以来親しまれてきた看板商品の「力餅」は、つきたてのやわらかな餅をちぎって串にさし、蜜をからめ、抹茶をブレンドした青大豆きな粉をまぶしたもので、添加物不使用のやさしい味わい。その昔、比叡山延暦寺の荒法師・弁慶が、延暦寺の僧を引き連れて三井寺と対立し、美しい音色で名高い三井寺の銘鐘を戦利品として比叡山まで引きずって持ち帰ったが、鐘をついたところ「イノー、イノー(去のう=関西弁で「帰ろう」の意)」と響いたため、後年三井寺に返したという逸話が語り継がれている。そんな弁慶の怪力にちなんで考案されたのが「力餅」だ。2日間の日持ちはするが、最もおいしく食べられるのはできたてのうち。店奥の喫茶スペースで庭を眺めながら抹茶やコーヒーとともに味わえるので、まずはイートインを楽しみ、そのあと手土産を買って帰るのがおすすめだ。
- スポットの詳細
-
三井寺力餅本家
-
spot 20
-
spot 21
-
spot 22
-
叶 匠壽庵 寿長生の郷
- 一日たっぷり楽しみたい、自然豊かな丘陵地に広がる和菓子の郷
- 「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」は、滋賀県発祥の和菓子店。丘陵地に広がる「寿長生の郷(すないのさと)」では、四季折々の豊かな自然のなか、モーニング、カフェ、ランチ、ショッピングまで多彩に楽しめる。
- スポットの詳細
-
叶 匠壽庵 寿長生の郷
-
spot 23
-
ぐるっとびわ湖島めぐり
- 琵琶湖に浮かぶ4つの島を巡るスペシャルクルーズ
- 「ぐるっとびわ湖島めぐり」は、刻一刻と表情を変える琵琶湖の絶景をはじめ、4つの島の歴史や文化、自然まで満喫できる人気のプラン。湖国の恵みを詰め込んだ特製弁当も付く、約8時間のとっておきのクルーズへ。
- スポットの詳細
-
ぐるっとびわ湖島めぐり
-
spot 24
-
アウトドアスポーツクラブ オーパル
- 気分爽快! 琵琶湖の湖上でアクティビティ体験
- 琵琶湖の魅力に触れるなら、アウトドアスポーツアクティビティがおすすめ。海とは異なり波がおだやかなので初めての人も安心。筒状のビニールの中に入って湖上に繰り出す「ウォーターチューバー」を体験してみよう。
- スポットの詳細
-
アウトドアスポーツクラブ オーパル
-
spot 25
-
公人屋敷(旧岡本邸)
- 江戸時代、比叡山延暦寺を支えた寺務方の屋敷を見学
- 比叡山の東麓に広がり、延暦寺や日吉大社の門前町として古くから栄えた坂本には、特権を与えられ寺務を担った僧侶「公人(くにん)」の屋敷が残る。江戸時代の趣をとどめる屋敷の内部を見学してみよう。
- スポットの詳細
-
公人屋敷(旧岡本邸)
-
spot 26
-
spot 27
-
spot 28
-
spot 29
-
spot 30
-
spot 31
-
志じみ釜めし 湖舟
- 石山寺の門前で味わう、シジミを炊き込んだ滋味豊かな釜飯
- 琵琶湖だけに生息しているセタシジミは、遥か昔から親しまれてきた伝統食材。琵琶湖から京都・宇治へと流れてゆく瀬田川の西岸に建つ石山寺の門前界隈は、縄文時代のものとされる日本最大級のシジミの貝塚が発見された場所であることにちなみ、門前名物のひとつがシジミ料理だ。石山寺東大門から徒歩すぐの「志じみ釜めし 湖舟(しじみかまめしこしゅう)」では、シジミを炊き込んだ釜飯やシジミ汁のほか、鮒ずし、ビワマスなど琵琶湖の幸が楽しめる。セタシジミは環境の変化により年々漁獲量が減っているため、釜飯に使用するのはほかの産地のものだが、シジミ汁にセタシジミを使用。店主の井上さん曰く、「セタシジミは肉厚でぷりっとした食感が特徴で、とてもよい出汁がでるので身を食べるよりも汁物に適していると思います」。シジミの出汁にカツオ出汁をあわせ、味噌も赤味噌と地元産の味噌の2種をあわせ、より深みのある味わいに仕上げているという。また、琵琶湖の幸のほか、近年復活したうなぎ料理も評判。琵琶湖産の天然うなぎや、「うなぎ坂東太郎」をはじめとした国産ブランドうなぎを扱っており、シジミ料理とあわせて注目しておきたい。
- スポットの詳細
-
志じみ釜めし 湖舟
-
spot 32
-
比叡ゆば本舗 ゆば八 大津本店
- 比叡山延暦寺御用達! 滋賀県産大豆100%で作るゆば専門店
- 今から1200年ほど前、伝教大師が中国からもたらした「ゆば」は、植物性たんぱく質を豊富に含むことから、比叡山延暦寺をはじめとする寺院において精進料理の素材として重宝されてきた。大津の観光中心部に暖簾を掲げる「比叡ゆば本舗 ゆば八」は、比叡山延暦寺御用達のゆば専門店だ。ゆば作りは、一晩水に漬けた大豆をすり潰して豆乳を作り、沸騰させないよう湯せんでじっくり温めながら表面にできる薄い膜をすくい上げるもので、大豆のうまみと甘みが凝縮している。原料は、滋賀県産の大豆100%、そして水のみ。原料も工程もシンプルだからこそ天候や気温、湿度の影響を受けやすく、一つひとつの工程で熟練の職人による時間やタイミングの見極めが欠かせない。店内には、看板商品であるきめ細かな生ゆばのほか、乾燥ゆば、ゆばカレー、お湯をそそぐだけのお吸い物やにゅうめん、シフォンケーキなどバラエティ豊かなゆば商品が並ぶ。炊いたご飯に混ぜるだけで和食店のような本格派のちらし寿司が楽しめる「湯葉ちらし寿司の素」もおすすめだ。食卓の主役になり得る至極の生ゆば、そしてゆばの魅力が光るアレンジゆば、ぜひ味わってみてほしい。
- スポットの詳細
-
比叡ゆば本舗 ゆば八 大津本店
-
spot 33
-
立木観音(立木山安養寺)
- 800段の石段を登って厄除けの観音様を参拝
- 42歳の厄年にあたっていた弘法大師が、立木のままの霊木に観世音菩薩を刻み建立したことに始まる。約800段の石段を登って、厄除けにご利益のある観音様「立木(たちきさん)」へお参りしよう。
- スポットの詳細
-
立木観音(立木山安養寺)
-
spot 34
-
spot 35
-
西塔
- あの弁慶も住んでいた、静けさに包まれた厳粛な修行の場
- 延暦寺東塔からは北へおよそ1㎞。朱が鮮やかな2つのお堂が迎えてくれる。念仏の修行をする常行堂と、法華経の法華堂だ。それぞれは渡り廊下で結ばれており、悟りにいたる道筋は異なっても、最終的に行きつくところは同じであることを建物の形で教えているという。この2堂は合わせて「にない堂」と呼ばれ、別々のものでない「二でない」が転じたとか、弁慶が廊下の下に肩を入れて堂宇を担ぎ上げたとか諸説が伝わる。その先の石段を下りると釈迦堂。信長の焼討ち後、秀吉が三井寺から移築した鎌倉時代の建築で、比叡山最古の堂宇となる。東塔の根本中堂と同じく、内部は本尊の釈迦如来の祀られている内陣が外陣より低い天台様式だ。境内では、修行中のため静寂を保つ旨の注意書きを見かける西塔。心静かに参拝したい。
- スポットの詳細
-
西塔
人気スポット
旅のヒント
-
その1
京都駅から琵琶湖の西部へ向かう場合は、湖西線を利用する。JR琵琶湖線では湖の南部から西部へは直接行けないので、JR山科駅でJR湖西線に乗り換える。また、大津エリアは山中や山麓に建てられた社寺も多く、広い境内には階段や坂道もあるため、歩きやすい靴を履きたい。
-
その2
びわ湖テラスへは車の利用が便利だが週末や連休は特に混雑する。公共交通機関を利用する場合は、電車、バスともに本数が限られているため事前確認が必要だ。
-
その3
比叡山の車道ドライブウェイは歩行者、自転車ともに通行が禁止されているため、山内の移動は車かシャトルバスの利用となる。山を歩きたい場合は、歩道が示されたマップを手に入れたい。
-
その4
西教寺へはJR湖西線・比叡山坂本駅や京阪・坂本比叡山口駅からバスを利用すると便利だが、本数が少ないので事前確認は必須。
-
その5
岩間寺へは車の利用が便利だが、毎月の縁日(17日)にはJR琵琶湖線の石山駅前からシャトルバスが運行されるので、駐車場はバス専用となる。運行予定は公式サイトで確認を。