湖のスコーレ
「発酵」がテーマの体験型商業文化施設で日々の暮らしを心豊かに
湖国に受け継がれる「発酵」文化に着目
JR琵琶湖線・北陸本線長浜駅の東口から徒歩約6分。北国街道から大手門通に入ってアーケード街を直進すれば、曳山博物館の手前が目的地の「湖のスコーレ」だ。奈良県発の人気セレクトショップ「くるみの木」のオーナーである石村由起子さんと、地域観光や暮らしをデザインする「D&DEPARTMENT」の相馬夕輝さんがプロデューサーとなり、ギリシャ語で学校を意味する「スコーレ」を創り上げた。滋賀が日本有数の米どころであり古くから発酵文化をはぐくんできたことから、テーマは「発酵」。この土地に根付く暮らしの知恵から生み出されたモノを使い、味わい、体感し、日常に取り入れることでさらに学びを深めてほしい、という願いを込めている。時折開催するワークショップもすぐに予約が埋まる人気ぶりだ。
館内でオリジナルの発酵食品を製造
約1322㎡の館内は壁で仕切らない広々とした空間。地元滋賀をはじめ、全国からセレクトされた器や調理道具、生活雑貨や食材、服飾雑貨など、さまざまなアイテムが並ぶ。いちばんの特徴は、館内にチーズや味噌、甘酒、どぶろくなどの製造室があること。チーズは、滋賀県竜王町の古株(こかぶ)牧場に学んだスタッフが、牧場から届く搾りたての生乳で一つひとつ手づくりしている。また、醸造家・ハッピー太郎さんの醸造所では味噌や甘酒、どぶろくなどを醸造。ここで造られた発酵食品が商品として店頭に並び、併設の喫茶室で提供されるメニューの食材としても生かされている。滋賀の発酵食を代表する鮒寿司や、喫茶室のサラダに使われている塩糀のドレッシングも好評だ。
喫茶室で発酵食を使ったメニューを堪能
中庭に面した喫茶室は、明るく開放的な雰囲気。中央には、テキスタイルブランド・ミナペルホネンの皆川明さんのデザインした「湖のスコーレ」のロゴである「S」の形に仕立てた大きなテーブルも。ランチやスイーツに使う食材は、館内で製造したチーズや味噌、甘酒などの発酵食品と、県内の生産者が大切に育てたフレッシュな食材が主。いち押しメニューは、近江牛の伊吹山発酵カレー。熟成味噌や酒粕などが入ったカレーに鮒ずしの飯とクリームチーズを合わせたソースを混ぜながら味わうことができる。米糀やクリームチーズ、フロマージュブランをあわせて焼き上げた「米糀チーズケーキ」もおすすめ。喫茶室でくつろいだあとは、図書印刷室やギャラリーのある隣の別館にも足を延ばそう。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県長浜市元浜町 13-29 地図
- エリア
- 湖北・長浜エリア
- 電話番号
- 0749533401
- 時間
-
11:00-18:00
[カフェ]11:00-17:00 - 休業日
- 火
- 駐車場
-
なし
※専用駐車場なし、提携駐車場あり(店内で5,000円以上のお買上で1時間無料券配布) - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- あり
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
-
【昼】1,001-3,000円
【夜】1,001-3,000円 - 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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