菊水飴本舗
北国街道を行く旅人に親しまれてきた湖北名物「菊水飴」
湖北名物のひとつ「菊水飴」は、容器に入った飴を箸にからめながらすくい上げて味わう昔ながらの練り飴で、麦芽糖の素朴な風味もノスタルジーを感じさせる。秘伝の飴をひと筋に作り続ける菊水飴本舗は、江戸時代の1636年(寛永13)、北陸と京阪神を結ぶ旧北国街道沿いで創業。砂糖がなかった時代、糖分を補給する薬として街道を行き交う旅人の疲れを癒やし、親しまれてきた。当初は「坂口飴」という名で広まって福井藩の御用達ともなり、江戸時代中期の元禄年間には京都・醍醐寺の三宝院第83代座主から菊の御紋の暖簾と和歌を贈られた。歌の中の「黄金のいろの きくすいのあめ」というフレーズにちなみ、「菊水飴」の名を冠したのだという。菊水飴は、そのままで味わうだけでなくさまざまな活用法も。滋賀県の郷土料理・小鮎煮のような煮物に加えてコクと艶を引き出したり、すりおろしたショウガとあわせてお湯を注いで生姜糖にしたり、コーヒーや紅茶に入れたりと、砂糖やはちみつの代わりに使え、日持ちもするので常備しておくと重宝する。現在15代の当主が時代にあわせて新たに作った粒タイプの飴は携帯に便利で、琵琶湖のドライブやサイクリングのおともにもおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県長浜市余呉町坂口576 地図
- エリア
- 湖北・長浜エリア
- 電話番号
- 0749862028
- 時間
- 10:00-17:00
- 休業日
- 不定休
- 駐車場
- あり 5台
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay、メルPAY、d払い)
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- ノスタルジックでいいです
- 水飴と固い飴の2種類とても素朴な味で値段も水飴が740円と激安ですちょつとわかりにくい立地ですが腐るものでなくまとめて買うにはいいと思います。
TripAdvisorクチコミ評価
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