黒壁スクエア

歴史的建造物

ノスタルジックな町でガラスアートやご当地グルメを探訪

元銀行の建物をメインに、クラシカルな建物を生かした「黒壁スクエア」。ノスタルジックな町並みを歩きながらガラス製品のショッピングやガラス工芸体験、ご当地グルメも楽しめる滋賀県屈指の人気エリアだ。

大手門通りを挟み、向かって左手が黒壁ガラス館、右手前が黒壁AMISU} 大手門通りを挟み、向かって左手が黒壁ガラス館、右手前が黒壁AMISU

アクセス便利なロケーション

豊臣秀吉が琵琶湖の畔に築いた出世城「長浜城」の旧城下町は、碁盤の目状の通りや江戸時代から明治時代にかけての建物が残り、今も古き良き情緒が漂う。なかでも近江と北陸とを結ぶメインストリートとして栄えた北国(ほっこく)街道と、大手門通り(美濃谷汲街道)が交わる一帯は「黒壁スクエア」と称する人気観光地。「黒壁銀行」の名で親しまれた第百三十国立銀行長浜支店の建物(黒壁一號館 黒壁ガラス館)を中心とし、ガラス細工のショップや飲食店、カフェやセレクトショップなど約22店からなる。JR琵琶湖線長浜駅から駅前通りを東へ歩いて5分というアクセスの良さも魅力のひとつだ。

黒壁ガラス館は2021年(令和3)春にリニューアルオープン} 黒壁ガラス館は2021年(令和3)春にリニューアルオープン

北国街道沿いの町並み。写真右手前は浄琳寺} 北国街道沿いの町並み。写真右手前は浄琳寺

黒壁スクエアのシンボル、黒壁ガラス館

「黒壁一號館 黒壁ガラス館」の建物が誕生したのは、1900年(明治33)のこと。第百三十国立銀行長浜支店として建てられた木造の洋館で、壁が黒漆喰であったことから「黒壁銀行」の愛称で親しまれた。その後、ほかの銀行や紡績会社の配送所、カトリック教会などに変わり、教会時代は白壁に塗り替えられていたという。1989年(平成元)、第三セクターにより「黒壁一號館・黒壁ガラス館」としてオープン。国の登録有形文化財に指定される建物の内部では、3万点を超える国内外の多彩なガラス製品を展示販売しており、その品ぞろえは日本最大級を誇る。

ガラスアートやベンチが置かれた中庭の奥は黒壁十三號館 ガラス体験アトリエ ルディーク} ガラスアートやベンチが置かれた中庭の奥は黒壁十三號館 ガラス体験アトリエ ルディーク

ガラス製の案内板にも注目} ガラス製の案内板にも注目

ノスタルジックな街並みを歩く

黒壁ガラス館の裏側には、ガラスのピラミッドやベンチの置かれた中庭があり、庭を囲むように三號館と十三號館が建つ。 レトロな土蔵を再生した「黒壁三號館 黒壁オルゴール館」は、オルゴールや雑貨、ジブリグッズがそろうほか、デコレーションオルゴール製作体験も楽しめる。開放感あふれるガラス張りの建物は、黒壁十三號館 ガラス体験アトリエ ルディーク。 ''あそび心のある''という意味をもつ『ルディーク』。吹きガラスやステンドガラス、カットガラスの制作体験から、サンドブラストやジェルキャンドル制作体験など、いろいろなガラス素材と技で、ものづくりの楽しさをお届けするガラスのアトリエだ。黒壁ガラス館の周辺には、地元長浜や滋賀県産の食材や雑貨を扱うセレクトショップ「黒壁五號館 黒壁AMISU(あみす)」や、セレクトショップや、世界的に知られる海洋堂のフィギュアミュージアムもあり、変化に富む散歩が楽しめる。

北国街道の東側に黒壁オルゴール館と黒壁ガラス館が連なる} 北国街道の東側に黒壁オルゴール館と黒壁ガラス館が連なる

アクセサリーや小物、雑貨をそろえたセレクトショップ、黒壁六號館 MONOKOKORO} アクセサリーや小物、雑貨をそろえたセレクトショップ、黒壁六號館 MONOKOKORO

スポット詳細

住所
滋賀県長浜市元浜町12-38 map map 地図
電話番号
0749652330

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 長浜まち歩き
    4.0 投稿日 : 2023.05.07
    琵琶湖を落ち着いて眺めることのできる宿泊施設があります。日帰り温泉も利用できます。朝食のバイキングは力が入っていました。夕食は黒壁周辺含む長浜の街を散策し、食事どころを探しました。PayPayのふるさと納税支援も利用開始直後でしたが、利用できるお店を検索できました。琵琶湖でとれるマス、小魚(ふな、小鮎ほか)、ハゼ類を素材として、生き造、天ぷら、素焼き、雑炊などで楽しませてくれました。とても満足でし...
  • 長浜の顔!
    4.0 投稿日 : 2023.03.11
    長浜観光の「顔」と言える場所です。現在はガラス館として利用されています。この黒壁スクエアを目印に長浜大手門通り商店街が始まります。訪れた日は日曜日の夕方で大勢の人がいました。地方都市の商店街の中でも活気があり、繁盛しているようにも見えます。ただ、一部ではお洒落な外観をしている空き店舗も見られ、商店街を取り巻く厳しい現実も感じました。
  • 人も少なく寂しい感じ
    3.0 投稿日 : 2022.11.30
    夕刻近くに訪れたせいか、観光客の姿はそれほどでもなく、晩秋冷えの中少々寂しい感じがしました。黒壁ガラス館あたりが、集客が見られたくらいです。ガラス製品の数々は、正直なところ目新しいものでも魅力あるものでもなく、スイーツ類を購入したのみでした。

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アクセス

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最寄り

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