新潟・阿賀

NIIGATA / AGA

今と昔がクロスする、水とともに発展してきた日本海側最大の都市

日本海側で初めて政令指定都市として指定された新潟市は、高速道路や上越新幹線、新潟空港など交通網が充実している。信濃川と阿賀野川の河口に位置し、川、海、潟など豊かな水辺空間に恵まれているため、江戸時代から明治時代にかけては北前船が寄港し、江戸末期には開港5港に指定された港町でもある。老舗の醸造蔵や芸妓が舞う料亭、国指定名勝に指定されている庭園を持つ豪商の別荘など歴史を今に伝える観光スポットも街なかにあり、徒歩でも街歩きを楽しむことができる。新潟市から車で東へ1時間ほどの距離にある阿賀町は、古くから新潟と会津をつなぐ阿賀野川の川港として栄えた地域で、飯豊連峰を代表とする森林資源や8つの源泉を持つ温泉など豊かな自然が広がっている。冬場の保存食として発展した発酵食、春の山菜、良い水と米から2つの酒蔵が造る銘酒など、風土に密接した独自の食文化が魅力。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    北方文化博物館
    日本の美に酔う、100畳敷の大広間から眺める庭園
    豊かな文化が培われてきた沢海(そうみ)地区の代表的な建築。約250年続いた米どころ新潟の豪農・伊藤家の邸宅で、2万9091平方メートルの敷地を舞台に建築、美術品、日本庭園から、明治から昭和にかけての豪農の栄華を今に伝える。
    パワースポットとしても注目を集める明治時代の大邸宅
  • spot 02
    新津鉄道資料館
    本物の新幹線や蒸気機関車に触れられる、ディープな鉄道の街へ
    1897年(明治30)に新津駅が開業して以来、信越本線、磐越西線、羽越本線が乗り入れる鉄道の要地として発展してきた「鉄道の街」新津地区。地域の鉄道文化を今に伝える資料館館内では、鉄道の歴史から近代の技術まで、実際に使われていた車両のパーツや時刻表などをふんだんに展示しながら紹介している。「運転シミュレータ」を操作できるコーナーもあり、実際に加速したりブレーキをかけたりしながら運転士気分を味わえるのが特徴だ。屋外には新幹線や蒸気機関車、さらには除雪機関車や新幹線の線路の支障物の有無を確認する新幹線確認車など、なかなか間近で見ることのできない車両を7種類展示。週末にはミニSL乗車イベントも開催されている(4-10月)。新津地区では街なかにも鉄道の街をしのばせる構造物やモニュメントを各所に見ることができるので、足を運んだ際には街歩きも楽しんでみよう。
    車両のパーツから旧国鉄時代の資料にいたるまで、展示物の質と量に圧倒される
  • spot 03
    新潟市水族館マリンピア日本海
    ドラマチックな日本海の海中散歩へ出かけよう
    日本海や信濃川など新潟で見られる生き物からエキゾチックな魚、ダイナミックなイルカショーまでたっぷり楽しめる日本海側有数規模の水族館。いざ、優雅に泳ぐ色とりどりの魚たちに癒やされながらリフレッシュする旅へ!
    水槽の上部にそれぞれの魚の名前と解説が添えられている
  • spot 04
    沼垂テラス商店街
    若手作家の1点モノとの出合いが待つレトロ商店街へ
    江戸時代以来湊町として栄え、市場が賑わいを見せた沼垂(ぬったり)地域。若手クリエイターが集うレトロで新しい商店街には、1点ものの雑貨やオリジナル家具、ご当地フードなど一期一会の出合いが待っている
    通常営業のほか、毎月第1日曜には朝市(冬季は冬市)を開催
  • spot 05
    今代司酒造
    250年以上の歴史を誇る酒蔵へ見学&試飲ツアー
    新潟は、酒蔵の数が全国No.1の地酒王国。数ある酒蔵のなかでも、250年以上の歴史と時代を先取るデザインが注目を集める今代司(いまよつかさ)酒造は、見学や試飲のできる観光スポットとしても人気を博している。
    菅名岳の伏流水を使った全量純米仕込みにこだわる
  • spot 06
    萬代橋
    新潟の繁華街をつなぐ、街の美しいシンボル
    日本一長い大河・信濃川の終点、日本海の手前に架かる萬代橋。新潟の繁華街、万代エリアと古町エリアとを結ぶ交通の要所として、そして新潟市のシンボルとして多くの人々に愛されている国指定の重要指定文化財だ。
    新潟市の市街地である万代エリアと古町エリアをつなぐ萬代橋
  • spot 07
    新潟縣護国神社
    ようこそ、新潟の歴史と自然と文学が一体となるときわの森へ
    美しい松林「日本の白砂青松100選」の地に鎮座する荘厳な神社は、平和のかけがえのなさを再認識できるスポット。日本海との間に横たわる遊歩道には新潟にゆかりのある文豪の石碑が並ぶ。
    変化しない本質的なものを忘れず、変化を重ねるものも新たに取り入れる「不易と流行」を掲げている
  • spot 08
    新潟市歴史博物館 みなとぴあ
    情緒あふれるたたずまい、水とともに刻まれてきた湊町新潟の歴史と文化に触れる
    クラシカルな建築が印象的な新潟市歴史博物館 みなとぴあ。縄文時代から現代にいたるまでのこの街の成り立ちを、遺跡や模型などの豊富な資料を通じて気軽にかつ詳しく学ぶことができるスポットだ。
    2004年(平成16)に開館した新潟市歴史博物館 みなとぴあ
  • spot 09
    旧齋藤家別邸
    贅を尽くした庭園がもてなしてくれる大正期の迎賓空間
    国の名勝にも指定されている庭園をたたえ、市街地にありながら風雅な時間の流れる旧齋藤家別邸。新潟の三大財閥のひとつに数えられた名家がつくり出した風光明美な迎賓空間を、たっぷりと堪能してみよう。
    旧齋藤家別邸周辺には文化施設も点在している
  • spot 10
    古町通り
    新潟の日常と歴史、文化を体感するショートトリップへ
    江戸時代から新潟の文化を育んできた古町を南北につなぐ古町通り。老舗の和菓子屋から若者向けの古着店、さらにはナイトスポットまで昼夜で多彩な表情を見せ、時には芸妓にも出会える街を、ぜひ歩きながら味わって。
    古町地区は、南側・1番町方面を「上(かみ)」、北側・9番町方面を「下(しも)」と呼ぶ
  • spot 11
    新潟県立自然科学館
    大人も子どもも夢中に! 科学のおもしろさを体感
    新潟中央ICから車で約6分、市街地とは思えないほど豊かな自然に包まれている新潟県立自然科学館。1981年(昭和56)年のオープン以来、ディープな科学の世界に楽しく触れられる施設として人気を集め続けている。
    宇宙のスケールや恐竜の生態などを体感でき、科学への興味が自然と湧いてくる
  • spot 12
    新潟せんべい王国
    米どころ新潟ならではのせんべいエンターテインメント
    オリジナルのせんべいを作ったり、せんべいを使った新感覚スイーツを味わったり、限定せんべいをお土産に買ったり……せんべい好きにはたまらない、米どころ新潟ならではのエンタメ施設だ。
    例年、年間20万人以上が訪れている人気スポットで、特大せんべい焼き体験に挑戦
  • spot 13
    カーブドッチ
    挑戦する醸造家のロマンを感じるぜいたくな時間
    角田山を望む広大なブドウ畑に囲まれた滞在型ワイナリーでは、海岸地帯の土壌から個性的なワインが造られている。ブドウの育つ風土を感じ、料理とのマリアージュを楽しみ、温泉で心身をほぐせるカーブドッチ。日帰りも可能だがぜひここは泊まって、醸造家たちが集い、醸すロマンを全身で味わおう。
    ワイナリーならではの体験
  • spot 14
    岩室温泉
    伝説の温泉と美食に癒やされる新潟の奥座敷へ
    江戸時代より彌彦神社の精進落としの温泉地として、また「新潟市の奥座敷」として歓楽街として300年の歴史を誇る温泉地。海・山・里とそろう美しい環境は食材の宝庫でもあり、『ミシュランガイド新潟2020』にも4軒が掲載された美食の地としても知名度を上げている。
    昔ながらの温泉街の風情を感じられる街並み
  • spot 15
    道の駅 阿賀の里
    肥沃な大地と豪雪がはぐくんだ阿賀のおいしさ、大集合!
    山々に囲まれ自然の恵みにあふれた阿賀町。道の駅 阿賀の里は、地元産コシヒカリを使ったにぎりたてのおにぎりをはじめとした特産物販売、阿賀野川舟下りの発着所など地域の魅力を発信する拠点としての機能を果たしている。
    年間40-50万人の人が訪れるという道の駅
  • spot 16
    阿賀野川ライン下り
    「ライン川より美しい」と絶賛された舟下りを再現
    明治時代のイギリスの女性旅行家、イザベラ・バードに「ライン川より美しい」と絶賛された阿賀野川を巡る、40分の遊覧船周遊ツアー。水しぶきをあげて滑るように進む船の両岸には、四季折々の自然に包まれた風光明媚な光景が広がっている。運がいいとカモシカやカワウ、シラサギなど野生の生き物と出合えることもあるので、乗船の際に受付で双眼鏡を借りて乗り込むのがおすすめ。船頭が、川沿いの街の歴史や窓から見える温泉街、昔の伝承などを流暢に説明しながら、ときには歌も交えて盛り上げてくれる。船の窓や、船の発着所である「道の駅 阿賀の里」から見える鉄道路線・磐越西線は、土・日曜、祝日になると「走る貴婦人」とも称される「SLばんえつ物語」の走るフォトスポットにもなるので、週末に訪れる場合はぜひダイヤをチェックしておきたい。
    1日7便運行しているジェット船「イザベラ・バード号」
  • spot 17
    将軍杉
    日本一の太さを誇る天然記念物は圧巻の迫力
    樹高約40m、幹周り19.31mの将軍杉は、杉のなかでは日本一の太さを誇り、天然記念物に指定されている巨木。中央の主幹は1961年(昭和36)の第二室戸台風により折れてしまっているが、幹の周りに木道を作り、周りの樹木も手を入れずに、樹勢が守られる環境が整えられている。約1400年の樹齢が醸し出す勇壮な存在感と、茂る樹々に囲まれ、自然の生命力あふれるスポットだ。りりしい名前は、この地で晩年を送ったとされる平安時代末期に活躍した陸奥鎮守府将軍平維茂(これもち)にちなんでつけられた。将軍杉のそばに建立されている平等寺薬師堂には、上杉謙信の後継者争いとなった「御館の乱」に乗じて進攻した会津藩の武将たちの墨書きが残されており、敷地内にあるお休み処「落書庵」開館時には、その墨書きにちなんで旅の思い出などを書き込んでもらうこともできる。
    神聖な空気に包まれた将軍杉の森では、ムササビなどの小動物に出合えることも
  • spot 18
    つがわ狐の嫁入り屋敷
    山の中で火がまたたく「狐火」伝説の町で狐に変身!?
    「お面づくり体験」や花嫁衣装の展示など、地域に伝わる狐の伝説をもとに毎年開催されるイベント「つがわ狐の嫁入り行列」を紹介する施設。阿賀町の観光情報を集められるスポットとしても要チェック!
    自由な発想でお面のデザインを考えて塗ってみよう
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旅のヒント

  1. その1

    旅の拠点となるのはJR上越新幹線の新潟駅。新潟空港から市内へは直通のリムジンバスで25分程度。

  2. その2

    新潟市内の街並みを眺めながら、水族館や文化施設を効率的に巡ることのできる新潟市観光循環バスが走っている。1日乗車券は大人500円、提示で入場券の割引やサービスを受けられる施設、店舗もある。

  3. その3

    新潟駅・万代・古町の市街地エリアは概ね2km圏内に収まっているので、レンタサイクルを活用すると市街地観光の自由度がより高まる。

  4. その4

    日本海に沈む夕日も見ごたえがあり、ドライブコース「日本海夕日ライン」は、海や山のダイナミックな自然美も一緒に楽しめるので自家用車、レンタカーの方におすすめ。

  5. その5

    阿賀町まではJR磐越西線の快速で1時間程度。週末になると「SLばんえつ物語号」が走る。車の場合は磐越道で1時間程度。

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