新潟

新潟・阿賀

NIIGATA / AGA

今と昔がクロスする、水とともに発展してきた日本海側最大の都市

日本海側で初めて政令指定都市として指定された新潟市は、高速道路や上越新幹線、新潟空港など交通網が充実している。信濃川と阿賀野川の河口に位置し、川、海、潟など豊かな水辺空間に恵まれているため、江戸時代から明治時代にかけては北前船が寄港し、江戸末期には開港5港に指定された港町でもある。老舗の醸造蔵や芸妓が舞う料亭、国指定名勝に指定されている庭園を持つ豪商の別荘など歴史を今に伝える観光スポットも街なかにあり、徒歩でも街歩きを楽しむことができる。新潟市から車で東へ1時間ほどの距離にある阿賀町は、古くから新潟と会津をつなぐ阿賀野川の川港として栄えた地域で、飯豊連峰を代表とする森林資源や8つの源泉を持つ温泉など豊かな自然が広がっている。冬場の保存食として発展した発酵食、春の山菜、良い水と米から2つの酒蔵が造る銘酒など、風土に密接した独自の食文化が魅力。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    北方文化博物館
    日本の美に酔う、100畳敷の大広間から眺める庭園
    豊かな文化が培われてきた沢海(そうみ)地区の代表的な建築。約250年続いた米どころ新潟の豪農・伊藤家の邸宅で、2万9091平方メートルの敷地を舞台に建築、美術品、日本庭園から、明治から昭和にかけての豪農の栄華を今に伝える。
    パワースポットとしても注目を集める明治時代の大邸宅
  • spot 02
    新津鉄道資料館
    本物の新幹線や蒸気機関車に触れられる、ディープな鉄道の街へ
    1897年(明治30)に新津駅が開業して以来、信越本線、磐越西線、羽越本線が乗り入れる鉄道の要地として発展してきた「鉄道の街」新津地区。地域の鉄道文化を今に伝える資料館館内では、鉄道の歴史から近代の技術まで、実際に使われていた車両のパーツや時刻表などをふんだんに展示しながら紹介している。「運転シミュレータ」を操作できるコーナーもあり、実際に加速したりブレーキをかけたりしながら運転士気分を味わえるのが特徴だ。屋外には新幹線や蒸気機関車、さらには除雪機関車や新幹線の線路の支障物の有無を確認する新幹線確認車など、なかなか間近で見ることのできない車両を7種類展示。週末にはミニSL乗車イベントも開催されている(4-10月)。新津地区では街なかにも鉄道の街をしのばせる構造物やモニュメントを各所に見ることができるので、足を運んだ際には街歩きも楽しんでみよう。
    車両のパーツから旧国鉄時代の資料にいたるまで、展示物の質と量に圧倒される
  • spot 03
    新潟市水族館マリンピア日本海
    ドラマチックな日本海の海中散歩へ出かけよう
    日本海や信濃川など新潟で見られる生き物からエキゾチックな魚、ダイナミックなイルカショーまでたっぷり楽しめる日本海側有数規模の水族館。いざ、優雅に泳ぐ色とりどりの魚たちに癒やされながらリフレッシュする旅へ!
    水槽の上部にそれぞれの魚の名前と解説が添えられている
  • spot 04
    沼垂テラス商店街
    若手作家の1点モノとの出合いが待つレトロ商店街へ
    江戸時代以来湊町として栄え、市場が賑わいを見せた沼垂(ぬったり)地域。若手クリエイターが集うレトロで新しい商店街には、1点ものの雑貨やオリジナル家具、ご当地フードなど一期一会の出合いが待っている
    通常営業のほか、毎月第1日曜には朝市(冬季は冬市)を開催
  • spot 05
    今代司酒造
    250年以上の歴史を誇る酒蔵へ見学&試飲ツアー
    新潟は、酒蔵の数が全国No.1の地酒王国。数ある酒蔵のなかでも、250年以上の歴史と時代を先取るデザインが注目を集める今代司(いまよつかさ)酒造は、見学や試飲のできる観光スポットとしても人気を博している。
    菅名岳の伏流水を使った全量純米仕込みにこだわる
  • spot 06
    萬代橋
    新潟の繁華街をつなぐ、街の美しいシンボル
    日本一長い大河・信濃川の終点、日本海の手前に架かる萬代橋。新潟の繁華街、万代エリアと古町エリアとを結ぶ交通の要所として、そして新潟市のシンボルとして多くの人々に愛されている国指定の重要指定文化財だ。
    新潟市の市街地である万代エリアと古町エリアをつなぐ萬代橋
  • spot 07
    新潟縣護国神社
    ようこそ、新潟の歴史と自然と文学が一体となるときわの森へ
    美しい松林「日本の白砂青松100選」の地に鎮座する荘厳な神社は、平和のかけがえのなさを再認識できるスポット。日本海との間に横たわる遊歩道には新潟にゆかりのある文豪の石碑が並ぶ。
    変化しない本質的なものを忘れず、変化を重ねるものも新たに取り入れる「不易と流行」を掲げている
  • spot 08
    新潟市歴史博物館 みなとぴあ
    情緒あふれるたたずまい、水とともに刻まれてきた湊町新潟の歴史と文化に触れる
    クラシカルな建築が印象的な新潟市歴史博物館 みなとぴあ。縄文時代から現代にいたるまでのこの街の成り立ちを、遺跡や模型などの豊富な資料を通じて気軽にかつ詳しく学ぶことができるスポットだ。
    2004年(平成16)に開館した新潟市歴史博物館 みなとぴあ
  • spot 09
    旧齋藤家別邸
    贅を尽くした庭園がもてなしてくれる大正期の迎賓空間
    国の名勝にも指定されている庭園を有し、市街地にありながら風雅な時間の流れる旧齋藤家別邸。新潟の三大財閥のひとつに数えられた名家がつくり出した見事な迎賓空間を、たっぷりと堪能してみよう。
    旧齋藤家別邸周辺には文化施設も点在している
  • spot 10
    古町通り
    新潟の日常と歴史、文化を体感するショートトリップへ
    江戸時代から新潟の文化を育んできた古町を南北につなぐ古町通り。老舗の和菓子屋から若者向けの古着店、さらにはナイトスポットまで昼夜で多彩な表情を見せ、時には芸妓にも出会える街を、ぜひ歩きながら味わって。
    古町地区は、南側・1番町方面を「上(かみ)」、北側・9番町方面を「下(しも)」と呼ぶ
  • spot 11
    新潟県立自然科学館
    大人も子どもも夢中に!科学のおもしろさを体感
    新潟中央ICから車で約6分、市街地とは思えないほど豊かな自然に包まれている新潟県立自然科学館。1981年(昭和56)年のオープン以来、ディープな科学の世界に楽しく触れられる施設として人気を集め続けている。
    宇宙のスケールや恐竜の生態などを体感でき、科学への興味が自然と湧いてくる
  • spot 12
    新潟せんべい王国
    米どころ新潟ならではのせんべいエンターテインメント
    オリジナルのせんべいを作ったり、せんべいを使った新感覚スイーツを味わったり、限定せんべいをお土産に買ったり……せんべい好きにはたまらない、米どころ新潟ならではのエンタメ施設だ。
    小さな子どもから大人まで訪れている人気スポットで、特大せんべい焼き体験に挑戦
  • spot 13
    カーブドッチ
    挑戦する醸造家のロマンを感じるぜいたくな時間
    角田山を望む広大なぶどう畑に囲まれた滞在型ワイナリーでは、海岸地帯の土壌から個性的なワインが造られている。ぶどうの育つ風土を感じ、料理とのマリアージュを楽しみ、温泉で心身をほぐせるカーブドッチ。日帰りも可能だがぜひここは泊まって、醸造家たちが集い、醸すロマンを全身で味わおう。
    ワイナリーならではの体験
  • spot 14
    岩室温泉
    伝説の温泉と美食に癒やされる新潟の奥座敷へ
    江戸時代より彌彦神社の精進落としの温泉地として、また「新潟市の奥座敷」として歓楽街として300年の歴史を誇る温泉地。海・山・里とそろう美しい環境は食材の宝庫でもあり、『ミシュランガイド新潟2020』にも4軒が掲載された美食の地としても知名度を上げている。
    昔ながらの温泉街の風情を感じられる街並み
  • spot 15
    道の駅 阿賀の里
    肥沃な大地と豪雪がはぐくんだ阿賀のおいしさ、大集合!
    山々に囲まれ自然の恵みにあふれた阿賀町。道の駅 阿賀の里は、地元産コシヒカリを使ったにぎりたてのおにぎりをはじめとした特産物販売、阿賀野川舟下りの発着所など地域の魅力を発信する拠点としての機能を果たしている。
    年間40-50万人の人が訪れるという道の駅
  • spot 16
    阿賀野川ライン下り
    「ライン川より美しい」と絶賛された舟下りを再現
    明治時代のイギリスの女性旅行家、イザベラ・バードに「ライン川より美しい」と絶賛された阿賀野川を巡る、40分の遊覧船周遊ツアー。水しぶきをあげて滑るように進む船の両岸には、四季折々の自然に包まれた風光明媚な光景が広がっている。運がいいとカモシカやカワウ、シラサギなど野生の生き物と出合えることもあるので、乗船の際に受付で双眼鏡を借りて乗り込むのがおすすめ。船頭が、川沿いの街の歴史や窓から見える温泉街、昔の伝承などを流暢に説明しながら、ときには歌も交えて盛り上げてくれる。船の窓や、船の発着所である「道の駅 阿賀の里」から見える鉄道路線・磐越西線は、土・日曜、祝日になると「走る貴婦人」とも称される「SLばんえつ物語」の走るフォトスポットにもなるので、週末に訪れる場合はぜひダイヤをチェックしておきたい。
    1日7便運行しているジェット船「イザベラ・バード号」
  • spot 17
    将軍杉
    日本一の太さを誇る天然記念物は圧巻の迫力
    樹高約40m、幹周り19.31mの将軍杉は、杉のなかでは日本一の太さを誇り、天然記念物に指定されている巨木。中央の主幹は1961年(昭和36)の第二室戸台風により折れてしまっているが、幹の周りに木道を作り、周りの樹木も手を入れずに、樹勢が守られる環境が整えられている。約1400年の樹齢が醸し出す勇壮な存在感と、茂る樹々に囲まれ、自然の生命力あふれるスポットだ。りりしい名前は、この地で晩年を送ったとされる平安時代末期に活躍した陸奥鎮守府将軍平維茂(これもち)にちなんでつけられた。将軍杉のそばに建立されている平等寺薬師堂には、上杉謙信の後継者争いとなった「御館の乱」に乗じて進攻した会津藩の武将たちの墨書きが残されており、敷地内にあるお休み処「落書庵」開館時には、その墨書きにちなんで旅の思い出などを書き込んでもらうこともできる。
    神聖な空気に包まれた将軍杉の森では、ムササビなどの小動物に出合えることも
  • spot 18
    つがわ狐の嫁入り屋敷
    山の中で火がまたたく「狐火」伝説の町で狐に変身!?
    「お面づくり体験」や花嫁衣装の展示など、地域に伝わる狐の伝説をもとに毎年開催されるイベント「つがわ狐の嫁入り行列」を紹介する施設。阿賀町の観光情報を集められるスポットとしても要チェック!
    自由な発想でお面のデザインを考えて塗ってみよう
  • spot 19
    福島潟
    多くの動植物が生息する新潟最大級の潟
    「日本の自然100選」「にいがた景勝100選」などに選ばれている新潟が誇る大自然、福島潟。五頭連峰を映す湖面、飛び交う鳥たち、咲き誇る花々、そして訪れる人々。まさにここは、新潟の原風景そのものである。
    菜の花の見頃は例年4月上旬〜下旬。早咲きの品種を作付けしている
  • spot 20
    新潟空港
    東アジア各都市への国際線も就航
    新潟の空の玄関口、新潟空港。国内各地と東アジアの各都市を結び、日本海側の航空路線の拠点として多くの人が利用する。構造はわかりやすく、ショップや各種サービスも充実しているのでとても便利だ。
    市街地からのアクセスもよく、利用しやすい空港
  • spot 21
    新潟市美術館
    充実の所蔵作品と前川國男の建築を楽しむ
    前川國男が設計を手がけた建物で優れた美術作品を鑑賞できる美術館。新潟出身作家の作品から世界的に有名なアーティストの作品まで選りすぐりを所蔵し、特に近現代美術作品が充実している。
    40年近く経っても古さを感じさせない優れた建築を堪能したい
  • spot 22
    北方文化博物館新潟分館
    登録有形文化財に指定された會津八一(あいづやいち)終焉の地
    かつて石油の採掘で巨万の富を築いた清水常作が別邸として建て、のちに豪農・伊藤家に渡った建物。日本家屋の隣に立つ洋館は、新潟が誇る歌人・書家の會津八一が晩年を過ごした場所として知られている。
    古い建物が多く残る地区に立つ、落ち着いた雰囲気の近代和風建築
  • spot 23
    新潟駅
    進化を続ける新潟の鉄道交通の要
    鉄道の高架化や駅前広場の整備が進行中のJR新潟駅。1992年(平成4)の調査から約30年、駅で分断されていた南北の街がつながり、より便利に生まれ変わろうとしている。駅構内の施設もリニューアル。さらに魅力が増している。
    開発が続く新潟駅南口の外観
  • spot 24
    千代寿司
    駅近で便利な新潟寿司の名店
    新潟市で人気の寿司店といえば必ず名前の挙がる名店。新潟駅から徒歩5分とアクセスもよく、地元の常連はもちろん、他県からの観光客まで多くの人が訪れる。2019年(令和元)には50周年を迎え、店内をリニューアル。畳のテーブル席や掘りごたつもあり、洗練された内装で気持ちよく食事ができる。店主は2代目の千代澤義浩さん。獲れたてのネタを使用するのはもちろん、何よりシャリにこだわって握っているという。「新潟県西浦産のコシヒカリを固めに炊いて米の甘みを引き出し、握る際には口に入れたときにほろっとほどけるようにやさしく握っています。そのおいしさを味わってもらうため、できるだけカウンターで握りたてを食べてほしいと思っています」。新潟の寿司の神髄を堪能できる「極み(3850円)」は人気メニューの1つ。ウニ、イクラ、トロに加え、日によって新鮮な地物のネタを握ってくれる。これは新潟県すし組合が開発したメニューで、組合に入っている寿司店で食べられる。同じく組合が作り出した南蛮えびの特別な魚醤を付けて食べるのが定番の味わい方だ。寿司にはやはり日本酒ということで、地元の希少な銘酒をそろえており、店のおすすめは長岡の吉乃川。端麗辛口でシャリとの相性もいい。新鮮な日本海の海の幸に、米どころならではのおいしいシャリや日本酒。新潟ならではの素材で作る絶品の寿司をぜひ味わってみたい。
    新潟県すし組合共通のメニュー「極み」
  • spot 25
    新潟日報メディアシップ
    万代シティの中心から新潟の町を眺める
    新潟の地方紙である『新潟日報』のビルはメディアシップの名称で親しまれている。かつて日本海を行き来した北前船のシルエットをデザインに取り入れた近代的なビルは、高さ105m。万代シティ、あるいは新潟タウンのランドマークだ。なかでも最上階にある展望フロアはロマンティックな夜景を鑑賞することのできるスポットとして大人気。日が暮れるとどこからともなくカップルや家族連れ、写真愛好家などが集ってくる。もちろん日中もおすすめで、360度の大パノラマを楽しめる。市街地の中心部に位置するため、新潟の町を俯瞰で見ることができ、観光前に予習で訪れてもいいし、旅行の最後に旅の振り返りとして訪れてもいい。移動は1階から展望室のある20階までたったの30秒。エレベーターもガラス張りで大迫力だ。展望フロアには休憩スペースもある。また、メディアシップの5階には「ぶんかの広場」、4階には「みどりの広場」があり、こちらも多くの人々に利用されている。
    「日本夜景遺産」にも選ばれている
  • spot 26
    万代そば
    有名人もおすすめの名物カレーがおいしい!
    新潟タウンのグルメで、寿司やシーフード、ラーメンと並んで必ず名前が挙がる通称「バスセンターのカレー」。昔から地元の人々には評判の店だったが、芸能人や著名人がSNSで発信することでその名は全国に轟き、今やタウンではずすことのできない必訪スポットとしてガイドブックでも必ず紹介されている。食券を買ってさっそくいただこう。カレーはミニ、普通、大盛の3サイズ。ルーがたっぷりとかかり、どこか懐かしさを覚える独特の黄色が食欲をそそる。ひと口食べれば、甘いなかにもピリッとスパイシーさを感じ、ふた口食べれば、その奥にあるだしの深い味わいが口の中に広がる。ルーは豚骨スープでのばしているそうで、そのうまみだ。スパイスについては企業秘密とのこと。この三位一体のおいしさがたまらず一気に食べてしまう。地元の人はルーのみを持ち帰って家で食べる人も多いとか。新潟タウンのソウルフードとして、レトルト(1個1.5人前)も大変な人気で、空港や新潟駅でも販売されているのでお土産にぜひ。店舗ではオリジナルTシャツやスプーンも販売されている。
    独特の黄色が特徴の昔ながらのカレー(普通盛、530円)※2023年10月現在
  • spot 27
    新潟鮮魚問屋 港食堂
    鮮魚センター直営の人気食堂
    佐渡汽船ターミナルや漁港が集まる万代島(ばんだいじま)。新潟駅側には「ピアBandai」と呼ばれる、新潟ならではのおいしい魚料理を食べられる飲食店の集まるスポットがある。そのうちの1軒が海鮮丼で有名な港食堂。万代島鮮魚センター直営の食堂で、新鮮な刺身が載ったどんぶりや刺身定食が人気だ。特に新潟名物の南蛮えびを含めた7種類のネタが載る海鮮丼はいちばん人気のメニュー。水揚げされたばかりの魚を使っているので鮮度も抜群で、これにする天(するめイカの天ぷら)、クロバラ海苔の味噌汁、小鉢が付いてボリュームも満点。それ以外では「南蛮えび丼」「刺身定食」「かき丼」などが人気メニューだ。また、「マグロの中落ち定食」は数量限定のレアメニュー。10:30に受付を開始し、すぐに売り切れてしまう。日本酒のメニューも豊富で、なかなか手に入らない特別酒もあるので、おいしい魚にあわせていただきたい。広々とした店内は大漁旗が飾られ、漁師町らしい雰囲気だ。
    人気メニューの1つ、海鮮丼(1,485円 税込)
  • spot 28
    新潟県立万代島美術館
    企画展が中心の幅広いジャンルのアートを鑑賞できる都市型美術館
    日本一の長さを誇る信濃川と日本海に囲まれたエリア、通称万代島(ばんだいじま)に位置する新潟県立万代島美術館。長岡市にある新潟県立近代美術館の分館だ。ホテルやオフィスフロアがある「万代島ビル」と大規模な展示や会議が可能な「新潟コンベンションセンター」からなる、新潟県内随一の大きさを誇る複合施設「朱鷺メッセ」の5階フロアが美術館となっており、展示を目的に訪れる人々のみならず、広く市民にも親しまれている。所蔵品は新潟県立近代美術館と共有で、約6000点を有している。美術作品の紹介は企画展が中心。現代のアート作品や、イラスト、アニメ、デザインなど幅広いジャンルの美術作品を紹介する企画展が年間4~5回開催されている。
    広々としたフロアでゆったりと作品に向き合える
  • spot 29
    Befcoばかうけ展望室
    新潟タウンと信濃川の絶景を堪能
    市街地で最も高い万代島(ばんだいじま)ビルにある展望施設。川沿いに立ち、新潟市街地を一望できる施設として地元の人はもちろん、観光客にもおなじみ。信濃川の美しい水の景色を楽しみたい。
    信濃川に面しているので橋の連なる美しい景色を撮影できる
  • spot 30
    信吉屋
    昭和初期創業あっさり醤油ラーメンの名店
    新潟県は知られざるラーメン大国。5大ラーメンとも呼ばれる5つのジャンルのラーメンが人気だ。その一角を担うのが新潟市の「あっさり醤油ラーメン」。中央区に名店と呼ばれる店が点在しているが、なかでも人気の店がこちら。土田洋生さん、文江さん夫婦が切り盛りする老舗で、35年以上の歴史を誇る。スープは豚骨を使用していながらも、ていねいに灰汁(あく)を取ることで透明に仕上がり、あっさりとした味わいになるのだそう。昔ながらの素朴な味がほっとさせてくれる。夏は冷やし中華が大人気。煮干しや昆布、カツオのだしを利かせた醤油だれは、ショウガの搾り汁を入れて爽やかに仕上げる。つるっと一気に食べられてしまうほどのおいしさだ。店主夫妻の飾らない人柄や歴史を感じる長屋風の建物も店の魅力。店が立つのはもともと中央市場があった場所で、かつては露店商が並んでいたが、市場が移転になり、のちに多くの飲食店が開業したという。開店前から人が並び、早ければ正午には売り切れになることもあるので、早めに訪れたい。
    人気No.1のワンタンメン(700円)。透き通ったスープが特徴
  • spot 31
    とんかつ太郎
    新潟名物「タレカツどん」発祥の店
    県民いち押しの新潟グルメのひとつに挙げられるタレカツ丼。新潟市を中心に県内のさまざまな飲食店で食べられるが、この料理を開発した店がとんかつ太郎だ。1931年(昭和6)、洋食を出す屋台として開業。初代の小松道太郎氏がカツレツを醤油だれに漬けたものをご飯の上に載せて提供したものが起源とされている。現在は3代目の寿雄さんが夫婦で店を切り盛りし、「カツ丼」や「トンカツ定食」など、とんかつをメインに提供している。さて、この元祖タレカツ丼、店主のこだわりが詰まったぜひ試してほしい逸品となっている。地物にこだわらず全国から厳選した豚肉をスライスし、油の吸収率の低いきめ細やかなパン粉をまぶす。それを混じりっけなしラード100%の油でカラッと揚げ、秘伝のたれ(材料は企業秘密)にくぐらせる。かつはサクサクの食感と醤油だれのうまみがたまらず、ご飯はもちろん新潟産コシヒカリ。標準サイズでも5枚のかつが載るが、あっさりしているためあっという間に食べられてしまう。「まったく胃もたれしない」と女性客にも評判だそう。数々の著名人にも人気で、店内には安倍晋三元首相のサインも飾ってある。新潟名物のタレカツ丼。ぜひ元祖の店で味わってみよう。
    標準サイズの「カツ丼」でも5枚ものカツが載る。3~7枚で選ぶことができる
  • spot 32
    新潟市マンガ・アニメ情報館
    マンガ・アニメ好きならぜひ訪れたい
    多くの著名なマンガ家にゆかりのある新潟タウン。マンガ・アニメの聖地とも呼ばれるこの町で、情報発信地としてたくさんのファンに愛されているのが新潟市マンガ・アニメ情報館。人気作品の企画展も開催され、ファンなら一度は訪れたい場所となっている。
    人気アニメ・マンガのキャラクターが大集合!
  • spot 33
    地魚工房
    新潟の海の幸をリーズナブルに楽しむ
    万代島の港が集まるエリアに位置する「ピアBandai」。ここには日本海で獲れた新鮮な魚を食べられるグルメスポットが大集合している。なかでもおいしい魚介類を気軽でリーズナブルに味わえると評判なのがこちらの店。漁協直営の人気店だ。前日の夕方に水揚げされたばかりの新鮮な素材を使ったどんぶりが、季節により常時6種類用意されている。よくメディアにも登場するのが、新潟名物の「南蛮えび丼」。プリプリ、トロットロで強い甘みの南蛮えびに魚醤が抜群に合う。一方、人気No.1のどんぶりは、7種の海の幸がたっぷり載って1350円とお得な「特盛海鮮丼」。そのほか「サーモンいくら丼」「いくら丼」「なめろう丼」などがある。また、意外に人気なのが南蛮えびの出汁と魚醤を使用した「シーフードカレー」。850円とかなりリーズナブルだ。店内は明るく、気のおけない雰囲気。入り口付近では水産加工品の販売も行っており、アマダイやノドグロ、魚の干物などを販売している。
    南蛮えび丼(2000円)。新潟で甘えびは「南蛮えび」と呼ばれる
  • spot 34
    新潟市アグリパーク
    体験を通して楽しく農業を学べる教育ファーム
    体験を通して農業について総合的に学べる、日本初の教育ファーム、新潟市アグリパーク。農産物を販売する直売所や地元新潟市南区の食材を使ったレストランも併設され、観光拠点としても楽しめる。
    広々としたフィールドで収穫体験などを楽しめる
  • spot 35
    しろね大凧と歴史の館
    白根大凧合戦と各地の凧に触れられる施設
    新潟県の無形民俗文化財に指定されている白根大凧合戦。しろね大凧と歴史の館では、合戦で使用されるものと同じ大きさの凧が展示され、詳しい情報を知ることができる。また、日本国内や世界各国の凧の展示なども行われている。
    入り口にも迫力ある六角凧が飾られている
  • spot 36
    新潟交通電車線 旧月潟駅
    古きよき時代の駅舎と電車を今に残すスポット
    1999年(平成11)に廃線となった、新潟交通電車線。その終着駅だった月潟駅が公園として管理・保全されている。かぼちゃ電車の愛称で親しまれている車両や駅の建物が残され、当時の姿を伝えている。
    かぼちゃ電車の愛称で親しまれている保存車両
  • spot 37
    新潟県立植物園
    19万8000平方メートルの広大な敷地に広がる植物の楽園
    「花と遺跡のふるさと公園」の南側半分を占める広大な植物園。観賞温室とその周囲に広がる園地からなり、10万株を超える植物が植栽されている。多種多様な草花があり、日常から切り離されたかのような時間が流れる園内は一日中いたくなるような魅力にあふれている。
    池のほとりに立つ観賞温室
  • spot 38
    花と遺跡のふるさと公園
    さまざまな施設が集まる広大な公園
    弥生・古墳時代の遺跡が残り、フラワーランドや植物園のある「花と遺跡のふるさと公園」。広大な敷地にさまざまな施設が点在し、カフェなどの休憩スポットもあるので、丸一日たっぷりと充実した時間を過ごすことができる。
    復元された弥生時代の竪穴住居
  • spot 39
    石油の里公園
    国指定史跡の油田跡が残る
    かつて日本有数の油田として知られた新津油田。周辺には油井跡が点在しているが、金津鉱場跡は当時の施設が今でも保存され、石油の里公園として整備されている。広い範囲にさまざまな痕跡が残されているので歩いて巡ってみよう。
    菩提寺山への登山道周辺には油井(ゆせい)跡が点在している
  • spot 40
    italian みかづき 万代店
    新潟B級グルメ「イタリアン」で有名なファストフード店
    万代シティにあるバスセンターの2階。ファストフード店風の店内の壁にはこう書かれてある。「What kind of food is Italian? Is it Spaghetti? or Yakisoba? Italian is neither. Italian is Italian!!(イタリアンってどんな食べ物?スパゲッティ?焼きそば?どちらでもない。イタリアンはイタリアンだ!!)」。この説明がすべてを物語っている。ほかのどの料理でもない、新潟市発祥のユニークなB級グルメが「イタリアン」。まるでうどんのような太麺とキャベツ、モヤシを特製ソースで一緒に炒め、粉チーズで味付け。最後に特製のトマトソースをかける。歯ごたえのあるもちもちの太麺とトマトソースがクセになり、添えられたショウガもいいアクセントになっている。現地では絶大なる支持を受け、遠方から冷凍のものを取り寄せる県民もいるという。ホワイトソースやカレー味など、常時7種類を用意し、毎月季節限定メニューがお目見えするので飽きることなく楽しめるのもうれしい。創業は1909年(明治35)。新潟タウンの古町に甘味処として開業し、芸子さんや舞妓さん向けに「お嬢さんちょっと変わった焼きそばを始めました」というキャッチコピーで売り出した。新潟市を中心に22店舗を展開しているので、最寄りの店を探してみよう。
    まずはスタンダードな「イタリアン」を食べてみよう
  • spot 41
    廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店
    回転寿司で気軽に日本海の恵みを堪能
    日本海の新鮮な魚を食べられる新潟では、回転寿司でも十分においしい寿司をいただくことができる。佐渡弁慶は佐渡に本店をおく大人気の寿司店。おいしい魚料理店の並ぶ「ピアBandai」にあり、本館では回転寿司、すぐそばの別館では立ち食いスタイルで、佐渡の新鮮なネタで作る絶品の寿司を食べられる。コンセプトは「釣ってきた魚をおいしいお米で」。佐渡沖で獲れた脂ののった魚を市場から直接仕入れ、佐渡産の減農薬コシヒカリのシャリで提供してくれる。食べごたえのあるネタの厚さも特徴で、魚のうまみを十分に味わうことができる。南蛮えび、ノドグロ、カワハギなど日本海ならではの味を堪能したい。店のおすすめはメバルやアジ。特に佐渡のアジはおいしいと評判で、定番のネタだからこそ脂ののりやうまみの違いを実感できるはずだ。また、鯛やヒラメ、ノドグロなど8種類の魚介やたくあんを混ぜたバクダンもぜひ試してほしい逸品だ。汁物は名産の南蛮えびやアカモク(ナガモ)がおすすめ。店内は広々としてカウンター、テーブル席もあり、家族連れでも利用しやすい。店舗は新潟市各地にあるが、回転寿司はここと、すぐ近くの万代シティ店の2店。混んでいるときはそちらものぞいてみよう。
    右下から時計回りにカワハギ、南蛮えび、メバル、バイ貝、ノドグロ
  • spot 42
    鮨・割烹 丸伊
    新潟の歴史を感じる街で地魚を味わう
    港町として栄えた新潟の花街・古町にある鮨・割烹 丸伊。お店の格式高い雰囲気と一緒に味わいたいのが、「南蛮エビ」の名で知られている甘えびのほか、旬の地魚などをふんだんに使った特上の鮨10貫「極み」。県内の選ばれた寿司店でのみ食べられる限定メニューだ。鮨・割烹 丸伊では、その日に揚がった新鮮な魚介類を、職人が一つひとつ最高の状態に仕上げている。艶やかで大ぶりなネタはもちろん、新潟の食材といえばなんといってもお米だろう。通常では市場に出回らない、契約栽培にこだわった従来品種コシヒカリは丸伊秘伝のシャリ酢と相性がよく、ネタをぐっと引き立てる。そして「極み」と一緒に、ノドグロの若狭焼きや郷土料理のっぺなども満喫できる「越後の馳走」は、県外の人はもちろん、地元の人からも評判の会席料理。口の中いっぱいに「これぞ新潟!」といわんばかりの味わいが広がる。そして「極み」を提供するお店でしか味わえない佐渡の北雪酒造とコラボしたオリジナル地酒「極み」にも注目。新潟の魚介類のなかでも特においしいとされている白身魚によくあう、すっきりとした飲み口だ。ぜひこちらも一緒にどうぞ。
    熟練の技をもつ職人が鮨と割烹の料理をそれぞれ手がけている「越後の馳走」(7150円)
  • spot 43
    加島屋本店
    看板商品はさけ茶漬。江戸時代から続く老舗の水産加工品店
    絶品の「さけ茶漬」で有名な新潟を代表する水産加工品店。160年を超える歴史を誇り、今なお手作りの味にこだわった商品の数々は、県民はもちろん、全国の人々から愛されている。
    歴史と伝統を感じる店構え
  • spot 44
    せかい鮨
    新潟名物「のどぐろ炙り丼」発祥の店
    1937年(昭和12)創業の老舗、せかい鮨。3代目店主の吉沢さんは、新潟のご当地グルメのひとつ「のどぐろ炙り丼」(2860円)の考案者だ。2011年(平成23)に新潟市で開かれた「全国丼(どんぶり)サミット」をきっかけに、新潟のおいしい魚をたくさんの人に知ってもらい、味わってほしいという想いから発案。さまざまな魚介類があるなかでも、吉沢さんが特に推しているのが岩船産のノドグロ。水深数百mの深海に生息し、脂がたっぷりとのった「白身のトロ」とも呼ばれる高級魚だ。店が休みの日でも市場に足を運び、選り抜きのノドグロを吟味。切り身にしたノドグロは味つけをせずにそのまま丼に敷き詰め、仕上げに脂ののった皮側をしっかりと炙る。そうすることでプリップリのノドグロに香ばしさが生まれ、よりうまみがアップ。これが酢飯や刻まれた大葉とよくあうのだ。お好みで、磯の香りが漂う笹川流れの塩(藻塩)やツーンと鼻に抜けていくワサビをプラスするのもおすすめ。誕生から10年余り。今や新潟を代表するグルメとして名を馳せるこの丼には、職人の確かな目利きと技、そして新潟のご当地グルメの発展への願いが込められている。
    日によって収穫量が左右されるため、「のどぐろ炙り丼」は数量限定で提供
  • spot 45
    炭火・かまど料理 竃
    ていねいに竃で炊いたご飯を絶品おかずとともに
    新潟駅から少し離れた場所にあるが、足を延ばしても訪れる価値のある食事処。昔ながらの竃で炊いたおいしいご飯と、手間暇をかけた絶品料理の数々が評判だ。米は新潟市西浦区岩室で採れた特別栽培米のコシヒカリで、これをオーナーの石田善一さん自ら調達する天然水と薪を使って竃で炊き上げる。石田さん曰く「高い火力で一気に炊くことで、米がぱっと開き、甘みやうまみの強いご飯になる」とのこと。半日給水し、炊くときは20分間つきっきりで火加減を見るという。「新潟ではどこでもコシヒカリを食べられるので、たとえ時間がかかってもご飯は竃で炊き、料理も手間をかけることでおいしい料理を食べてほしい」と石田さんは語る。その言葉どおり、たとえばおかずとなる焼き物も炭火と網でじっくりと焼く。こうして焼いた手ごねハンバーグやキングサーモンは非常に香ばしく、ゆっくり火が通っているのでやわらかく仕上がる。素材や調理などすべてにこだわっているので料理の提供まで少し時間がかかるが、最高の料理を楽しみにゆっくりと待ちたい。
    ランチの「お好み御膳2種(手ごねハンバーグとキングサーモン、1925円)」。
  • spot 46
    古町麹製造所
    伝統的な食文化をモダンにアレンジ
    白山神社の門前町として栄えた上古町商店街にある糀ドリンクの店。ヘルシーでおいしい糀を使ったドリンクが女性を中心に大人気だ。米も水もおいしい新潟ならではのドリンクスタンドとしてさまざまなメディアに取り上げられている。メニューはプレーンのほか、「柚子」や「りんご」「抹茶」「生姜」など常に数種類をラインナップ。「りんご・生姜」などのミックスも楽しめる。四季折々のフレーバーが毎月追加されるので、来るたびに違う味に出合えるのもうれしい。すべて無加糖だが、糀と素材の甘みだけで十分な甘さだ。体にやさしくパッケージもかわいらしいと、ギフトとしても喜ばれている。また、店内にはロート製薬と共同開発した糀コスメも。美容効果の期待される糀のハンドクリームや化粧水などが女性に人気だ。店は東京・銀座でおにぎり店を営んでいた新潟出身の店主が2009年(平成21)にオープン。あまり注目されていなかった糀をモダンにアレンジして紹介し、糀ブームの一翼を担った。店先にはベンチもあるので、古町散策の休憩にもおすすめだ。
    プレーンの「糀」と「糀・抹茶」。米から作った完全植物由来の米ストローを使用
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    田中屋本店 本町店
    昔ながらの製法にこだわる笹だんごの名店
    新潟を代表するお土産の筆頭といえば笹団子。新潟全土、土産物屋に立ち寄れば必ず置いてある定番商品だ。数多くの店が扱っているが、名店として必ず名が挙がるのは田中屋本店。イメージキャラクターの素朴な町娘「あかねちゃん」でおなじみだ。こだわりは昔ながらの製法で出す素朴な家庭の味。米やヨモギは地元のものを使い、あずきは質のよい北海道産。笹の香りの移ったもっちりとした団子は、素朴ながらも素材のよさを感じさせる味わいだ。新潟市内に11店舗を展開するが、新潟の伝統的な食文化を後世に残すため、信濃川に面した「みなと工房」では笹団子作り体験も行っている。まさに米どころ新潟らしいお菓子だが、その起源には諸説ある。田植えを終えたお祝いに端午の節句に各家庭で団子を作ったのが始まり、あるいは上杉謙信が出陣の際に携帯食として考案したという話も(信憑性は低いが)残っているそう。県外へ出た県民も懐かしがって取り寄せるという新潟の名物。ぜひ一度味わってみよう。
    つぶ餡の入った笹団子。店頭で実演販売を行っている
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    サントピアワールド
    45年以上愛され続ける新潟の老舗遊園地
    キャッチコピーは「水と緑と太陽のユートピア」。1998年(平成10)にリニューアルオープンし、安田アイランドからサントピアワールドへと改名。太陽(SUN)とユートピアが由来の遊園地。
    裏コンセプトは「どこか漂うイタリアの風」。異国情緒が漂う園内に注目
  • spot 49
    やすだ瓦ロード
    瓦の魅力と奥深さに出合える散策路
    瓦の産地・新潟県阿賀野市保田地区。瓦の工場の立ち並ぶエリアで、瓦の魅力に触れてもらおうと造られたのが「やすだ瓦ロード」だ。通りを散策すると、瓦を使ったさまざまな装飾やオブジェに出合うことができる。
    いたるところで工夫を凝らした瓦を見られる
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旅のヒント

  1. その1

    旅の拠点となるのはJR上越新幹線の新潟駅。新潟空港から市内へは直通のリムジンバスで25分程度。

  2. その2

    新潟市内の街並みを眺めながら、水族館や文化施設を効率的に巡ることのできる新潟市観光循環バスが走っている。1日乗車券は大人500円、提示で入場券の割引やサービスを受けられる施設、店舗もある。

  3. その3

    新潟駅・万代・古町の市街地エリアは概ね2km圏内に収まっているので、レンタサイクルを活用すると市街地観光の自由度がより高まる。

  4. その4

    日本海に沈む夕日も見ごたえがあり、ドライブコース「日本海夕日ライン」は、海や山のダイナミックな自然美も一緒に楽しめるので自家用車、レンタカーの方におすすめ。

  5. その5

    阿賀町まではJR磐越西線の快速で1時間程度。週末になると「SLばんえつ物語号」が走る。車の場合は磐越道で1時間程度。

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