新潟
新潟・阿賀
NIIGATA / AGA
今と昔がクロスする、水とともに発展してきた日本海側最大の都市
日本海側で初めて政令指定都市として指定された新潟市は、高速道路や上越新幹線、新潟空港など交通網が充実している。信濃川と阿賀野川の河口に位置し、川、海、潟など豊かな水辺空間に恵まれているため、江戸時代から明治時代にかけては北前船が寄港し、江戸末期には開港5港に指定された港町でもある。老舗の醸造蔵や芸妓が舞う料亭、国指定名勝に指定されている庭園を持つ豪商の別荘など歴史を今に伝える観光スポットも街なかにあり、徒歩でも街歩きを楽しむことができる。新潟市から車で東へ1時間ほどの距離にある阿賀町は、古くから新潟と会津をつなぐ阿賀野川の川港として栄えた地域で、飯豊連峰を代表とする森林資源や8つの源泉を持つ温泉など豊かな自然が広がっている。冬場の保存食として発展した発酵食、春の山菜、良い水と米から2つの酒蔵が造る銘酒など、風土に密接した独自の食文化が魅力。
エリアの見どころ
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新津鉄道資料館
- 本物の新幹線や蒸気機関車に触れられる、ディープな鉄道の街へ
- 1897年(明治30)に新津駅が開業して以来、信越本線、磐越西線、羽越本線が乗り入れる鉄道の要地として発展してきた「鉄道の街」新津地区。地域の鉄道文化を今に伝える資料館館内では、鉄道の歴史から近代の技術まで、実際に使われていた車両のパーツや時刻表などをふんだんに展示しながら紹介している。「運転シミュレータ」を操作できるコーナーもあり、実際に加速したりブレーキをかけたりしながら運転士気分を味わえるのが特徴だ。屋外には新幹線や蒸気機関車、さらには除雪機関車や新幹線の線路の支障物の有無を確認する新幹線確認車など、なかなか間近で見ることのできない車両を7種類展示。週末にはミニSL乗車イベントも開催されている(4-10月)。新津地区では街なかにも鉄道の街をしのばせる構造物やモニュメントを各所に見ることができるので、足を運んだ際には街歩きも楽しんでみよう。
- スポットの詳細
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新津鉄道資料館
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新潟市水族館マリンピア日本海
- ドラマチックな日本海の海中散歩へ出かけよう
- 日本海や信濃川など新潟で見られる生き物からエキゾチックな魚、ダイナミックなイルカショーまでたっぷり楽しめる日本海側有数規模の水族館。いざ、優雅に泳ぐ色とりどりの魚たちに癒やされながらリフレッシュする旅へ!
- スポットの詳細
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新潟市水族館マリンピア日本海
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新潟市歴史博物館 みなとぴあ
- 情緒あふれるたたずまい、水とともに刻まれてきた湊町新潟の歴史と文化に触れる
- クラシカルな建築が印象的な新潟市歴史博物館 みなとぴあ。縄文時代から現代にいたるまでのこの街の成り立ちを、遺跡や模型などの豊富な資料を通じて気軽にかつ詳しく学ぶことができるスポットだ。
- スポットの詳細
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新潟市歴史博物館 みなとぴあ
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阿賀野川ライン下り
- 「ライン川より美しい」と絶賛された舟下りを再現
- 明治時代のイギリスの女性旅行家、イザベラ・バードに「ライン川より美しい」と絶賛された阿賀野川を巡る、40分の遊覧船周遊ツアー。水しぶきをあげて滑るように進む船の両岸には、四季折々の自然に包まれた風光明媚な光景が広がっている。運がいいとカモシカやカワウ、シラサギなど野生の生き物と出合えることもあるので、乗船の際に受付で双眼鏡を借りて乗り込むのがおすすめ。船頭が、川沿いの街の歴史や窓から見える温泉街、昔の伝承などを流暢に説明しながら、ときには歌も交えて盛り上げてくれる。船の窓や、船の発着所である「道の駅 阿賀の里」から見える鉄道路線・磐越西線は、土・日曜、祝日になると「走る貴婦人」とも称される「SLばんえつ物語」の走るフォトスポットにもなるので、週末に訪れる場合はぜひダイヤをチェックしておきたい。
- スポットの詳細
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阿賀野川ライン下り
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将軍杉
- 日本一の太さを誇る天然記念物は圧巻の迫力
- 樹高約40m、幹周り19.31mの将軍杉は、杉のなかでは日本一の太さを誇り、天然記念物に指定されている巨木。中央の主幹は1961年(昭和36)の第二室戸台風により折れてしまっているが、幹の周りに木道を作り、周りの樹木も手を入れずに、樹勢が守られる環境が整えられている。約1400年の樹齢が醸し出す勇壮な存在感と、茂る樹々に囲まれ、自然の生命力あふれるスポットだ。りりしい名前は、この地で晩年を送ったとされる平安時代末期に活躍した陸奥鎮守府将軍平維茂(これもち)にちなんでつけられた。将軍杉のそばに建立されている平等寺薬師堂には、上杉謙信の後継者争いとなった「御館の乱」に乗じて進攻した会津藩の武将たちの墨書きが残されており、敷地内にあるお休み処「落書庵」開館時には、その墨書きにちなんで旅の思い出などを書き込んでもらうこともできる。
- スポットの詳細
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将軍杉
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つがわ狐の嫁入り屋敷
- 山の中で火がまたたく「狐火」伝説の町で狐に変身!?
- 「お面づくり体験」や花嫁衣装の展示など、地域に伝わる狐の伝説をもとに毎年開催されるイベント「つがわ狐の嫁入り行列」を紹介する施設。阿賀町の観光情報を集められるスポットとしても要チェック!
- スポットの詳細
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つがわ狐の嫁入り屋敷
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北方文化博物館新潟分館
- 登録有形文化財に指定された會津八一(あいづやいち)終焉の地
- かつて石油の採掘で巨万の富を築いた清水常作が別邸として建て、のちに豪農・伊藤家に渡った建物。日本家屋の隣に立つ洋館は、新潟が誇る歌人・書家の會津八一が晩年を過ごした場所として知られている。
- スポットの詳細
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北方文化博物館新潟分館
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千代寿司
- 駅近で便利な新潟寿司の名店
- 新潟市で人気の寿司店といえば必ず名前の挙がる名店。新潟駅から徒歩5分とアクセスもよく、地元の常連はもちろん、他県からの観光客まで多くの人が訪れる。2019年(令和元)には50周年を迎え、店内をリニューアル。畳のテーブル席や掘りごたつもあり、洗練された内装で気持ちよく食事ができる。店主は2代目の千代澤義浩さん。獲れたてのネタを使用するのはもちろん、何よりシャリにこだわって握っているという。「新潟県西浦産のコシヒカリを固めに炊いて米の甘みを引き出し、握る際には口に入れたときにほろっとほどけるようにやさしく握っています。そのおいしさを味わってもらうため、できるだけカウンターで握りたてを食べてほしいと思っています」。新潟の寿司の神髄を堪能できる「極み(3850円)」は人気メニューの1つ。ウニ、イクラ、トロに加え、日によって新鮮な地物のネタを握ってくれる。これは新潟県すし組合が開発したメニューで、組合に入っている寿司店で食べられる。同じく組合が作り出した南蛮えびの特別な魚醤を付けて食べるのが定番の味わい方だ。寿司にはやはり日本酒ということで、地元の希少な銘酒をそろえており、店のおすすめは長岡の吉乃川。端麗辛口でシャリとの相性もいい。新鮮な日本海の海の幸に、米どころならではのおいしいシャリや日本酒。新潟ならではの素材で作る絶品の寿司をぜひ味わってみたい。
- スポットの詳細
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千代寿司
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新潟日報メディアシップ
- 万代シティの中心から新潟の町を眺める
- 新潟の地方紙である『新潟日報』のビルはメディアシップの名称で親しまれている。かつて日本海を行き来した北前船のシルエットをデザインに取り入れた近代的なビルは、高さ105m。万代シティ、あるいは新潟タウンのランドマークだ。なかでも最上階にある展望フロアはロマンティックな夜景を鑑賞することのできるスポットとして大人気。日が暮れるとどこからともなくカップルや家族連れ、写真愛好家などが集ってくる。もちろん日中もおすすめで、360度の大パノラマを楽しめる。市街地の中心部に位置するため、新潟の町を俯瞰で見ることができ、観光前に予習で訪れてもいいし、旅行の最後に旅の振り返りとして訪れてもいい。移動は1階から展望室のある20階までたったの30秒。エレベーターもガラス張りで大迫力だ。展望フロアには休憩スペースもある。また、メディアシップの5階には「ぶんかの広場」、4階には「みどりの広場」があり、こちらも多くの人々に利用されている。
- スポットの詳細
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新潟日報メディアシップ
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万代そば
- 有名人もおすすめの名物カレーがおいしい!
- 新潟タウンのグルメで、寿司やシーフード、ラーメンと並んで必ず名前が挙がる通称「バスセンターのカレー」。昔から地元の人々には評判の店だったが、芸能人や著名人がSNSで発信することでその名は全国に轟き、今やタウンではずすことのできない必訪スポットとしてガイドブックでも必ず紹介されている。食券を買ってさっそくいただこう。カレーはミニ、普通、大盛の3サイズ。ルーがたっぷりとかかり、どこか懐かしさを覚える独特の黄色が食欲をそそる。ひと口食べれば、甘いなかにもピリッとスパイシーさを感じ、ふた口食べれば、その奥にあるだしの深い味わいが口の中に広がる。ルーは豚骨スープでのばしているそうで、そのうまみだ。スパイスについては企業秘密とのこと。この三位一体のおいしさがたまらず一気に食べてしまう。地元の人はルーのみを持ち帰って家で食べる人も多いとか。新潟タウンのソウルフードとして、レトルト(1個1.5人前)も大変な人気で、空港や新潟駅でも販売されているのでお土産にぜひ。店舗ではオリジナルTシャツやスプーンも販売されている。
- スポットの詳細
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万代そば
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新潟鮮魚問屋 港食堂
- 鮮魚センター直営の人気食堂
- 佐渡汽船ターミナルや漁港が集まる万代島(ばんだいじま)。新潟駅側には「ピアBandai」と呼ばれる、新潟ならではのおいしい魚料理を食べられる飲食店の集まるスポットがある。そのうちの1軒が海鮮丼で有名な港食堂。万代島鮮魚センター直営の食堂で、新鮮な刺身が載ったどんぶりや刺身定食が人気だ。特に新潟名物の南蛮えびを含めた7種類のネタが載る海鮮丼はいちばん人気のメニュー。水揚げされたばかりの魚を使っているので鮮度も抜群で、これにする天(するめイカの天ぷら)、クロバラ海苔の味噌汁、小鉢が付いてボリュームも満点。それ以外では「南蛮えび丼」「刺身定食」「かき丼」などが人気メニューだ。また、「マグロの中落ち定食」は数量限定のレアメニュー。10:30に受付を開始し、すぐに売り切れてしまう。日本酒のメニューも豊富で、なかなか手に入らない特別酒もあるので、おいしい魚にあわせていただきたい。広々とした店内は大漁旗が飾られ、漁師町らしい雰囲気だ。
- スポットの詳細
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新潟鮮魚問屋 港食堂
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新潟県立万代島美術館
- 企画展が中心の幅広いジャンルのアートを鑑賞できる都市型美術館
- 日本一の長さを誇る信濃川と日本海に囲まれたエリア、通称万代島(ばんだいじま)に位置する新潟県立万代島美術館。長岡市にある新潟県立近代美術館の分館だ。ホテルやオフィスフロアがある「万代島ビル」と大規模な展示や会議が可能な「新潟コンベンションセンター」からなる、新潟県内随一の大きさを誇る複合施設「朱鷺メッセ」の5階フロアが美術館となっており、展示を目的に訪れる人々のみならず、広く市民にも親しまれている。所蔵品は新潟県立近代美術館と共有で、約6000点を有している。美術作品の紹介は企画展が中心。現代のアート作品や、イラスト、アニメ、デザインなど幅広いジャンルの企画展に加え、新たな視点で作品が鑑賞できる所蔵品展など、国内外の優れた美術作品を紹介する展示が年間4~5回開催されている。
- スポットの詳細
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新潟県立万代島美術館
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Befcoばかうけ展望室
- 新潟タウンと信濃川の絶景を堪能
- 市街地で最も高い万代島(ばんだいじま)ビルにある展望施設。川沿いに立ち、新潟市街地を一望できる施設として地元の人はもちろん、観光客にもおなじみ。信濃川の美しい水の景色を楽しみたい。
- スポットの詳細
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Befcoばかうけ展望室
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信吉屋
- 昭和初期創業あっさり醤油ラーメンの名店
- 新潟県は知られざるラーメン大国。5大ラーメンとも呼ばれる5つのジャンルのラーメンが人気だ。その一角を担うのが新潟市の「あっさり醤油ラーメン」。中央区に名店と呼ばれる店が点在しているが、なかでも人気の店がこちら。土田洋生さん、文江さん夫婦が切り盛りする老舗で、35年以上の歴史を誇る。スープは豚骨を使用していながらも、ていねいに灰汁(あく)を取ることで透明に仕上がり、あっさりとした味わいになるのだそう。昔ながらの素朴な味がほっとさせてくれる。夏は冷やし中華が大人気。煮干しや昆布、カツオのだしを利かせた醤油だれは、ショウガの搾り汁を入れて爽やかに仕上げる。つるっと一気に食べられてしまうほどのおいしさだ。店主夫妻の飾らない人柄や歴史を感じる長屋風の建物も店の魅力。店が立つのはもともと中央市場があった場所で、かつては露店商が並んでいたが、市場が移転になり、のちに多くの飲食店が開業したという。開店前から人が並び、早ければ正午には売り切れになることもあるので、早めに訪れたい。
- スポットの詳細
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信吉屋
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とんかつ太郎
- 新潟名物「タレカツどん」発祥の店
- 県民いち押しの新潟グルメのひとつに挙げられるタレカツ丼。新潟市を中心に県内のさまざまな飲食店で食べられるが、この料理を開発した店がとんかつ太郎だ。1931年(昭和6)、洋食を出す屋台として開業。初代の小松道太郎氏がカツレツを醤油だれに漬けたものをご飯の上に載せて提供したものが起源とされている。現在は3代目の寿雄さんが夫婦で店を切り盛りし、「カツ丼」や「トンカツ定食」など、とんかつをメインに提供している。さて、この元祖タレカツ丼、店主のこだわりが詰まったぜひ試してほしい逸品となっている。地物にこだわらず全国から厳選した豚肉をスライスし、油の吸収率の低いきめ細やかなパン粉をまぶす。それを混じりっけなしラード100%の油でカラッと揚げ、秘伝のたれ(材料は企業秘密)にくぐらせる。かつはサクサクの食感と醤油だれのうまみがたまらず、ご飯はもちろん新潟産コシヒカリ。標準サイズでも5枚のかつが載るが、あっさりしているためあっという間に食べられてしまう。「まったく胃もたれしない」と女性客にも評判だそう。数々の著名人にも人気で、店内には安倍晋三元首相のサインも飾ってある。新潟名物のタレカツ丼。ぜひ元祖の店で味わってみよう。
- スポットの詳細
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とんかつ太郎
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新潟市マンガ・アニメ情報館
- マンガ・アニメ好きならぜひ訪れたい
- 多くの著名なマンガ家にゆかりのある新潟タウン。マンガ・アニメの聖地とも呼ばれるこの町で、情報発信地としてたくさんのファンに愛されているのが新潟市マンガ・アニメ情報館。人気作品の企画展も開催され、ファンなら一度は訪れたい場所となっている。
- スポットの詳細
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新潟市マンガ・アニメ情報館
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地魚工房
- 新潟の海の幸をリーズナブルに楽しむ
- 万代島の港が集まるエリアに位置する「ピアBandai」。ここには日本海で獲れた新鮮な魚を食べられるグルメスポットが大集合している。なかでもおいしい魚介類を気軽でリーズナブルに味わえると評判なのがこちらの店。漁協直営の人気店だ。前日の夕方に水揚げされたばかりの新鮮な素材を使ったどんぶりが、季節により常時6種類用意されている。よくメディアにも登場するのが、新潟名物の「南蛮えび丼」。プリプリ、トロットロで強い甘みの南蛮えびに魚醤が抜群に合う。一方、人気No.1のどんぶりは、7種の海の幸がたっぷり載って1200円とお得な「特盛海鮮丼」。そのほか「サーモンいくら丼」「いくら丼」「なめろう丼」「三色丼」などがある。また、意外に人気なのが南蛮えびの出汁と魚醤を使用した「シーフードカレー」。750円とかなりリーズナブルだ。店内は明るく、気のおけない雰囲気。入り口付近では水産加工品の販売も行っており、アマダイやノドグロ、魚の干物などを販売している。
- スポットの詳細
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地魚工房
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しろね大凧と歴史の館
- 白根大凧合戦と各地の凧に触れられる施設
- 新潟県の無形民俗文化財に指定されている白根大凧合戦。しろね大凧と歴史の館では、合戦で使用されるものと同じ大きさの凧が展示され、詳しい情報を知ることができる。また、日本国内や世界各国の凧の展示なども行われている。
- スポットの詳細
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しろね大凧と歴史の館
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新潟交通電車線 旧月潟駅
- 古きよき時代の駅舎と電車を今に残すスポット
- 1999年(平成11)に廃線となった、新潟交通電車線。その終着駅だった月潟駅が公園として管理・保全されている。かぼちゃ電車の愛称で親しまれている車両や駅の建物が残され、当時の姿を伝えている。
- スポットの詳細
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新潟交通電車線 旧月潟駅
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花と遺跡のふるさと公園
- さまざまな施設が集まる広大な公園
- 弥生・古墳時代の遺跡が残り、フラワーランドや植物園のある「花と遺跡のふるさと公園」。広大な敷地にさまざまな施設が点在し、カフェなどの休憩スポットもあるので、丸一日たっぷりと充実した時間を過ごすことができる。
- スポットの詳細
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花と遺跡のふるさと公園
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italian みかづき 万代店
- 新潟B級グルメ「イタリアン」で有名なファストフード店
- 万代シティにあるバスセンターの2階。ファストフード店風の店内の壁にはこう書かれてある。「What kind of food is Italian? Is it Spaghetti? or Yakisoba? Italian is neither. Italian is Italian!!(イタリアンってどんな食べ物?スパゲッティ?焼きそば?どちらでもない。イタリアンはイタリアンだ!!)」。この説明がすべてを物語っている。ほかのどの料理でもない、新潟市発祥のユニークなB級グルメが「イタリアン」。まるでうどんのような太麺とキャベツ、モヤシを特製ソースで一緒に炒め、粉チーズで味付け。最後に特製のトマトソースをかける。歯ごたえのあるもちもちの太麺とトマトソースがクセになり、添えられたショウガもいいアクセントになっている。現地では絶大なる支持を受け、遠方から冷凍のものを取り寄せる県民もいるという。ホワイトソースやカレー味など、常時7種類を用意し、毎月季節限定メニューがお目見えするので飽きることなく楽しめるのもうれしい。創業は1909年(明治35)。新潟タウンの古町に甘味処として開業し、芸子さんや舞妓さん向けに「お嬢さんちょっと変わった焼きそばを始めました」というキャッチコピーで売り出した。新潟市を中心に22店舗を展開しているので、最寄りの店を探してみよう。
- スポットの詳細
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italian みかづき 万代店
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廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店
- 回転寿司で気軽に日本海の恵みを堪能
- 日本海の新鮮な魚を食べられる新潟では、回転寿司でも十分においしい寿司をいただくことができる。佐渡弁慶は佐渡に本店をおく大人気の寿司店。おいしい魚料理店の並ぶ「ピアBandai」にあり、本館では回転寿司、すぐそばの別館では立ち食いスタイルで、佐渡の新鮮なネタで作る絶品の寿司を食べられる。コンセプトは「釣ってきた魚をおいしいお米で」。佐渡沖で獲れた脂ののった魚を市場から直接仕入れ、佐渡産の減農薬コシヒカリのシャリで提供してくれる。食べごたえのあるネタの厚さも特徴で、魚のうまみを十分に味わうことができる。南蛮えび、ノドグロ、カワハギなど日本海ならではの味を堪能したい。店のおすすめはメバルやアジ。特に佐渡のアジはおいしいと評判で、定番のネタだからこそ脂ののりやうまみの違いを実感できるはずだ。また、鯛やヒラメ、ノドグロなど8種類の魚介やたくあんを混ぜたバクダンもぜひ試してほしい逸品だ。汁物は名産の南蛮えびやアカモク(ナガモ)がおすすめ。店内は広々としてカウンター、テーブル席もあり、家族連れでも利用しやすい。店舗は新潟市各地にあるが、回転寿司はここと、すぐ近くの万代シティ店の2店。混んでいるときはそちらものぞいてみよう。
- スポットの詳細
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廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店
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鮨・割烹 丸伊
- 新潟の歴史を感じる街で地魚を味わう
- 港町として栄えた新潟の花街・古町にある鮨・割烹 丸伊。お店の格式高い雰囲気と一緒に味わいたいのが、「南蛮エビ」の名で知られている甘えびのほか、旬の地魚などをふんだんに使った特上の鮨10貫「極み」。県内の選ばれた寿司店でのみ食べられる限定メニューだ。鮨・割烹 丸伊では、その日に揚がった新鮮な魚介類を、職人が一つひとつ最高の状態に仕上げている。艶やかで大ぶりなネタはもちろん、新潟の食材といえばなんといってもお米だろう。通常では市場に出回らない、契約栽培にこだわった従来品種コシヒカリは丸伊秘伝のシャリ酢と相性がよく、ネタをぐっと引き立てる。そして「極み」と一緒に、ノドグロの若狭焼きや郷土料理のっぺなども満喫できる「越後の馳走」は、県外の人はもちろん、地元の人からも評判の会席料理。口の中いっぱいに「これぞ新潟!」といわんばかりの味わいが広がる。そして「極み」を提供するお店でしか味わえない佐渡の北雪酒造とコラボしたオリジナル地酒「極み」にも注目。新潟の魚介類のなかでも特においしいとされている白身魚によくあう、すっきりとした飲み口だ。ぜひこちらも一緒にどうぞ。
- スポットの詳細
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鮨・割烹 丸伊
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せかい鮨
- 新潟名物「のどぐろ炙り丼」発祥の店
- 1937年(昭和12)創業の老舗、せかい鮨。3代目店主の吉沢さんは、新潟のご当地グルメのひとつ「のどぐろ炙り丼」(2860円)の考案者だ。2011年(平成23)に新潟市で開かれた「全国丼(どんぶり)サミット」をきっかけに、新潟のおいしい魚をたくさんの人に知ってもらい、味わってほしいという想いから発案。さまざまな魚介類があるなかでも、吉沢さんが特に推しているのが岩船産のノドグロ。水深数百mの深海に生息し、脂がたっぷりとのった「白身のトロ」とも呼ばれる高級魚だ。店が休みの日でも市場に足を運び、選り抜きのノドグロを吟味。切り身にしたノドグロは味つけをせずにそのまま丼に敷き詰め、仕上げに脂ののった皮側をしっかりと炙る。そうすることでプリップリのノドグロに香ばしさが生まれ、よりうまみがアップ。これが酢飯や刻まれた大葉とよくあうのだ。お好みで、磯の香りが漂う笹川流れの塩(藻塩)やツーンと鼻に抜けていくワサビをプラスするのもおすすめ。誕生から10年余り。今や新潟を代表するグルメとして名を馳せるこの丼には、職人の確かな目利きと技、そして新潟のご当地グルメの発展への願いが込められている。
- スポットの詳細
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せかい鮨
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炭火・かまど料理竈
- ていねいに竈で炊いたご飯を絶品おかずとともに
- 新潟駅から少し離れた場所にあるが、足を延ばしても訪れる価値のある食事処。昔ながらの竈で炊いたおいしいご飯と、手間暇をかけた絶品料理の数々が評判だ。米は新潟市西浦区岩室で採れた特別栽培米のコシヒカリで、これをオーナーの石田善一さん自ら調達する天然水と薪を使って竈で炊き上げる。石田さん曰く「高い火力で一気に炊くことで、米がぱっと開き、甘みやうまみの強いご飯になる」とのこと。半日給水し、炊くときは20分間つきっきりで火加減を見るという。「新潟ではどこでもコシヒカリを食べられるので、たとえ時間がかかってもご飯は竈で炊き、料理も手間をかけることでおいしい料理を食べてほしい」と石田さんは語る。その言葉どおり、たとえばおかずとなる焼き物も炭火と網でじっくりと焼く。こうして焼いた手ごねハンバーグやキングサーモンは非常に香ばしく、ゆっくり火が通っているのでやわらかく仕上がる。素材や調理などすべてにこだわっているので料理の提供まで少し時間がかかるが、最高の料理を楽しみにゆっくりと待ちたい。
- スポットの詳細
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炭火・かまど料理竈
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古町麹製造所
- 伝統的な食文化をモダンにアレンジ
- 白山神社の門前町として栄えた上古町商店街にある糀ドリンクの店。ヘルシーでおいしい糀を使ったドリンクが女性を中心に大人気だ。米も水もおいしい新潟ならではのドリンクスタンドとしてさまざまなメディアに取り上げられている。メニューはプレーンのほか、「柚子」や「りんご」「抹茶」「生姜」など常に数種類をラインナップ。「りんご・生姜」などのミックスも楽しめる。四季折々のフレーバーが毎月追加されるので、来るたびに違う味に出合えるのもうれしい。すべて無加糖だが、糀と素材の甘みだけで十分な甘さだ。体にやさしくパッケージもかわいらしいと、ギフトとしても喜ばれている。また、店内にはロート製薬と共同開発した糀コスメも。美容効果の期待される糀のハンドクリームや化粧水などが女性に人気だ。店は東京・銀座でおにぎり店を営んでいた新潟出身の店主が2009年(平成21)にオープン。あまり注目されていなかった糀をモダンにアレンジして紹介し、糀ブームの一翼を担った。店先にはベンチもあるので、古町散策の休憩にもおすすめだ。
- スポットの詳細
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古町麹製造所
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田中屋本店 本町店
- 昔ながらの製法にこだわる笹だんごの名店
- 新潟を代表するお土産の筆頭といえば笹団子。新潟全土、土産物屋に立ち寄れば必ず置いてある定番商品だ。数多くの店が扱っているが、名店として必ず名が挙がるのは田中屋本店。イメージキャラクターの素朴な町娘「あかねちゃん」でおなじみだ。こだわりは昔ながらの製法で出す素朴な家庭の味。米やヨモギは地元のものを使い、あずきは質のよい北海道産。笹の香りの移ったもっちりとした団子は、素朴ながらも素材のよさを感じさせる味わいだ。新潟市内に11店舗を展開するが、新潟の伝統的な食文化を後世に残すため、信濃川に面した「みなと工房」では笹団子作り体験も行っている。まさに米どころ新潟らしいお菓子だが、その起源には諸説ある。田植えを終えたお祝いに端午の節句に各家庭で団子を作ったのが始まり、あるいは上杉謙信が出陣の際に携帯食として考案したという話も(信憑性は低いが)残っているそう。県外へ出た県民も懐かしがって取り寄せるという新潟の名物。ぜひ一度味わってみよう。
- スポットの詳細
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田中屋本店 本町店
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人気スポット
旅のヒント
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その1
旅の拠点となるのはJR上越新幹線の新潟駅。新潟空港から市内へは直通のリムジンバスで25分程度。
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その2
新潟市内の街並みを眺めながら、水族館や文化施設を効率的に巡ることのできる新潟市観光循環バスが走っている。1日乗車券は大人500円、提示で入場券の割引やサービスを受けられる施設、店舗もある。
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その3
新潟駅・万代・古町の市街地エリアは概ね2km圏内に収まっているので、レンタサイクルを活用すると市街地観光の自由度がより高まる。
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その4
日本海に沈む夕日も見ごたえがあり、ドライブコース「日本海夕日ライン」は、海や山のダイナミックな自然美も一緒に楽しめるので自家用車、レンタカーの方におすすめ。
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その5
阿賀町まではJR磐越西線の快速で1時間程度。週末になると「SLばんえつ物語号」が走る。車の場合は磐越道で1時間程度。