古町通り
新潟の日常と歴史、文化を体感するショートトリップへ
古町地区は、南側・1番町方面を「上(かみ)」、北側・9番町方面を「下(しも)」と呼ぶ
江戸時代から続く花街の歴史を感じる街
祇園、新橋と並び、日本三代芸妓と呼ばれる古町芸妓が活躍してきた歴史をもつ花街・古町。江戸時代に北前船が寄港し賑わった新潟は、水運によって米や農水産物が運ばれ、古町は道路や小路の代わりに堀が張りめぐらされていた。そこに人々が集まることで自然発生的に商店街の築かれてきた背景があり、現在堀は埋め立てられ、「西堀通」「東堀通」など当時の面影を残す名前がついた通りとなっている。古町通りもまた江戸時代から続く通りで、現在は若者がショッピングを楽しむアパレルショップから雑貨店、老舗喫茶店、ナイトスポットなど、知るほどに親しみが湧く味わい深い街並みを形成している。
飲食も買い物も楽しい街歩きへ出かけよう
古町を楽しむなら、車を置いてゆっくり街歩きをしながら気になるお店をのぞいてみよう。古町通りの南の端・古町1番町から4番町までは上古町(かみふるまち)商店街、通称「カミフル」と呼ばれる古着屋やカフェなど若者のカルチャーを中心としたショップが立ち並ぶ。町歩きのお供には、古町糀製造所の糀ドリンクがおすすめ。150年以上の歴史がある老舗和菓子店・美豆伎庵 金巻屋(みずきあん かねまきや)の和菓子や、雑貨店hickory03travelers shop(ヒッコリーゼロスリートラベラーズショップ)の取り扱うオリジナル雑貨の数々は、新潟らしいお土産にピッタリだ。
hickory03travelers shopはオリジナル商品も充実している
古町は、新潟の日常・歴史・文化が交差する
5番町は物販店舗が古町通りのなかでいちばん多く、6・7番町には銀行やマルシェなども営業している。6番町と7番町の間を通る柾谷小路は新潟駅から続く新潟の大動脈であり、この古町通りと柾谷小路が交わるところが古町地区の中心部にあたる。
7番町には街の案内所となる「新潟・古町まちみなと情報館」が2020年(令和2)にオープン。エリア情報はもちろん、2階には古町の歴史を紹介する資料展示室も併設。新潟の新鮮野菜やおいしいお総菜の並ぶマルシェも隣接している。8番町・9番町は飲食店の立ち並ぶ、おもにナイトスポットとして賑わうエリアとなっている。
運がいいと古町芸妓に会えるかも!?
古町通りから一本小路に入るとさらにディープな古町に出合える。花街の面影を残す、明治から昭和にかけて建てられた風情あふれる建築が点在しており、175年以上続く料亭・鍋茶屋や、芸妓の置屋をリノベーションしたBar町田など飲食店として営業している店も多い。運がいいと芸妓さんが歩いているところに遭遇することも。徒歩5分ほどの本町市場にも足を延ばすのもおすすめだ。江戸時代から新潟市民の台所として親しまれており、代々続く商店や新鮮な魚介を扱う魚屋、新潟の地場の野菜を取り扱う露店など古き良き街の温もりを感じられる。新潟の歴史と新潟市民の日常を肌で感じる街歩きで、観光よりも一歩踏み込んだふだん着の新潟に親しんでみよう。
スポット詳細
- 住所
- 新潟県新潟市中央区古町通
- エリア
- 新潟・阿賀エリア
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
最寄り

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