新潟
湯沢・魚沼
YUZAWA / UONUMA
新潟のなかでも最も首都圏からのアクセスが良く、魚沼産コシヒカリの産地としても知られる国内でも有数の豪雪エリア
群馬県高崎市と新潟県長岡市寺泊を結ぶ三国街道沿いに宿場町として栄えた地域であり、上杉謙信の関東遠征や参勤交代などで利用された。周囲を2000m級の越後山脈に囲まれ、その面積のほとんどが山林である。また、盆地特有の気候で日中と夜間の寒暖の差が激しい。この越後山脈から流れ出る清水と、寒暖の差が日本一と名高い「魚沼産コシヒカリ」の原材料となる。またその米から造られる日本酒は、国内外から注目を集めており、湯沢町に1蔵、南魚沼市に3蔵、魚沼市に2蔵、十日町市に2蔵がある。ウインターシーズンになると景色が一変、白一色の山々には毎年200万人以上の人々が訪れ、スキーやスノーボードを楽しんでいる。十日町・津南では、国内最大級のアートの祭典、大地の芸術祭が3年に1度開かれ、里山がまるごとアート作品に生まれ変わる。
エリアの見どころ
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うおぬま倉友農園 おにぎり屋
- おにぎりのイメージを覆す!日本一ぜいたくなおにぎりを食べるならこのお店
- 牧之通りから徒歩10分程度のところにある「おにぎり屋」ははずすことのできないグルメスポット。日本一おいしいといわれている南魚沼産コシヒカリのなかでも、最も希少とされる「塩沢産コシヒカリ」をぜいたくに使ったおにぎりを提供。1つずつていねいに握られたおにぎりは、口にした瞬間フワッとほぐれて米の粒感が際立つ。お米本来の甘さとそれぞれの具材の塩気が混じり合い、とにかくうまい。1つ120円から買えるおにぎりは、常時10種類ほど置いてありいちばん人気は「焼鮭」。ご飯をおいしく炊き上げるためにお米を2時間ほど冷蔵庫で寝かせている。最新情報は公式Twitterをフォローするのがおすすめ。2021年(令和3)11月18日に現在の店舗の目の前に新店舗がオープンした。
- スポットの詳細
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うおぬま倉友農園 おにぎり屋
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目黒邸
- 220年以上前に建てられた豪農の館
- 豪農「目黒家」は戦国大名の会津蘆名(あしな)氏に仕え、伊達政宗との戦を経て1590年(天正18)に魚沼の広瀬郷の地で帰農したと伝えられている。経営規模は1920年(大正9)には2郡6か村、農地1.6k平方メートル、小作人総数325人に及んだという。外には野面石で塀が築かれ、冠木門(かぶきもん)が設けられるなど中世武士の屋敷構えとなっており、主家は茅葺屋根、寄棟造りで桁行16間、梁間6間。中に入ると囲炉裏のある土間、一段上がって茶の間と続き、座敷の奥まで進むと江戸後期築庭といわれる回遊式庭園が見られる。目黒氏は地方近代化の推進者として、産業や教育、文化の振興、道路や鉄道の整備に尽力するなど多くの功績を残したが、そのひとつに須原発電所の建設がある。邸内には、この発電所から電気を配電していた「配電盤」が現在も残されている。1913年(大正2)に作られたという大理石の配電盤はなんともいえない趣がある。
- スポットの詳細
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目黒邸
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道の駅 南魚沼 雪あかり
- 魚沼産コシヒカリと世界のアートを一度に楽しめる道の駅
- 車、電車どちらでもアクセスしやすいロケーションが魅力の「道の駅 南魚沼 雪あかり」では、日本一と名高い魚沼産コシヒカリを食べられるレストランや、特産品の直売所に加え、美術館も併設されているのが特徴だ。
- スポットの詳細
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道の駅 南魚沼 雪あかり
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ぽんしゅ館
- 新潟の日本酒が一堂に会する酒好きの聖地
- 越後湯沢駅内にある「ぽんしゅ館 越後湯沢驛店」は新潟県内の土産を買い求められるほか、「利き酒」コーナー、ご当地グルメを楽しめる食堂、カフェなどが集まった商業施設。なかでも人気があるのが県内80以上の酒蔵の地酒を楽しめる「利き酒番所(ききざけばんしょ)」。「新潟県内の酒蔵を全部ここに集めてここで利き酒できればすごいと思った」というコンセプトで、酒好きなら誰もが一度は夢見る野望を実現した。店内の受付で500円支払うとメダルが渡され、ズラリと並んだ「利き酒マシーン」で最大お猪口5杯分の地酒を味わえる。じっくりと味見をしたら「駅の酒蔵」でお目当ての地酒を探してみよう。雰囲気のある店内に各蔵のおすすめの一本が所狭しと並んでいる。日本酒のほかにも県産のワイン、焼酎、梅酒、地ビールなども置いてある。自宅で楽しむも良し、大切な人へのプレゼントにするも良し。越後湯沢駅に降りたったら必ず足を運びたいいち押しスポットだ。
- スポットの詳細
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ぽんしゅ館
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苗場ドラゴンドラ
- 驚きと感動の25分! 日本最長のドラゴンに乗って紅葉の大パノラマに飛び込もう!
- ドラゴンドラ駐車場からゴンドラ乗り場まではシャトルバスを使って5分ほど。「のんびり風の散歩道」を使えば徒歩でも15-20分ほどでたどり着ける。乗車券は駐車場前にある「シュネー」でしか購入できないので注意が必要だ。ゴンドラの長さは日本最長の全長5481mを誇り、片道約25分の空の旅を味わえる。ロープウェイを支える鉄柱には番号がふってあり、最大の見所は14号柱付近だ。眼下に横たわる清津川に飛び込むように下降をしていくスリル感と紅葉の絶景を楽しめる。アップダウンを繰り返しながら進んでいくと進行方向右前方に「二居湖(ふたいこ)」と呼ばれるエメラルドグリーンの湖が見えてくる。黄金色に染まった木々と、淡いグリーンが織りなす色彩豊かな自然のキャンパスは見ごたえたっぷり。山頂駅の標高は1413m。天候にもよるが平地に比べ気温がだいぶ下がるので、なるべく厚着をして出掛けよう。
- スポットの詳細
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苗場ドラゴンドラ
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越後妻有里山現代美術館 MonET
- 大地の芸術祭を知るために、まずは訪れておきたいあの施設がリニューアルオープン!
- 2000年(平成12)から3年に1度開催されている「大地の芸術祭」は国内外のアーティストの作品を身近に楽しめる世界最大級の国際芸術祭。その中心となる施設がこの越後妻有里山現代美術館 MonETだ。
- スポットの詳細
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越後妻有里山現代美術館 MonET
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三国街道塩沢宿牧之通り
- まるで江戸時代!風情ある宿場町を街歩き
- JR上越線の塩沢駅で降車後、南東へ進み、1つ目の信号を左に曲がる。すると突然、目の前に江戸時代にタイムスリップしたかのような光景が広がる。「三国街道塩沢宿牧之通り」だ。
- スポットの詳細
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三国街道塩沢宿牧之通り
人気スポット
旅のヒント
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その1
公共交通機関を使う場合、旅の拠点となるのは新幹線の越後湯沢駅。駅周辺には複数のレンタカーショップがある。
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その2
各スポットへの移動は公共交通機関の本数が限られているため、自家用車やレンタカーで移動すると効率の良い旅ができる。
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その3
関越道が整備されており、練馬ICから湯沢ICまでは約2時間。
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その4
居酒屋などのお酒を提供する飲食店は閉店が早く、シーズン以外は閉業している店も多い。電話での予約が望ましい。