北海道

夕張・美唄

YUBARI / BIBAI

炭鉱で栄え、稲作地帯として農業も盛ん。アートや歴史にも触れられる

夕張・美唄のある空知地方は、北海道の内陸部、札幌と旭川のちょうど間にある。炭鉱で栄え、日本の産業近代化を支えたエリアだ。現在は、炭鉱の関連施設を保存し、炭鉱文化を後世に伝えるための活動も行われている。また、空知は北海道有数の米どころとして知られ、グリーンツーリズムや農業体験も各地で盛んだ。10の市と14の町で構成される空知エリアの中核都市は岩見沢市。豪雪地帯だが、その特性を生かしたブドウ栽培とワイン造りが行われ、「宝水ワイナリー」は全国にファンがいる。夕張メロンの産地として全国的に知られる夕張には、臨場感あふれる体験学習が可能な「夕張市石炭博物館」や映画のロケ地などもある。美唄は、自然豊かなエリアで、自然とアートの融合した「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」のほか、マガンが飛来する湿地・宮島沼などが見どころ。郷土料理の「とりめし」や、「美唄やきとり」なども名物だ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
    美しい自然と彫刻作品が一体となったすばらしい芸術空間
    世界的彫刻家・安田侃(かん)の作品が展示されている「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」。自然のなかに溶け込んだ作品とその空間を、時間をとってじっくりと味わいたい。春夏秋冬それぞれに異なる表情も魅力だ。
    流路と池に大理石の玉石が敷き詰められている「水の広場」
  • spot 02
    宝水ワイナリー
    岩見沢・宝水エリアの風土を表現するワイン造り
    札幌から高速を使えば40分ほどで到着する岩見沢市。その岩見沢のなかでも宝水エリアは、豊かな自然を誇る風光明媚な場所。ここで、手間を惜しまずていねいにワインを造っているのが「宝水ワイナリー」だ。
    建物は小樽の造船所の鉄工所を解体して出た材料を再利用して建築
  • spot 03
    夕張市石炭博物館
    日本の近代産業を支えた炭鉱の歴史に触れることができる
    炭鉱が数多くある空知エリアのなかでも、炭鉱跡地を観光地としていち早く整備したのが夕張。「夕張市石炭博物館」は、炭鉱の歴史を未来へ語り継ごうという人々の思いが伝わってくる場所だ。
    エレベーターを降りたところにある地下展示室。炭鉱マンのマネキンが出迎えてくれる
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人気スポット

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旅のヒント

  1. その1

    札幌からは日帰り圏内で遊ぶことのできるエリア。時間を有効に使うのであれば車移動が便利。

  2. その2

    札幌から旭川まで、高速が走っているのでうまく利用しながらスポット巡りを。高速を使わず景色を眺めながらのドライブを楽しみたい人は、国道12号、国道275号近くに道の駅が多く点在しているので、立ち寄りながらのドライブがおすすめ。

  3. その3

    テーマを決めてまわるのもおすすめ。たとえば、炭鉱文化の歴史というテーマであれば、「夕張市石炭博物館」を中心に、炭鉱跡、発電所などへ足を延ばそう。酒が好きな人は岩見沢の宝水ワイナリー以外にも、新十津川の金滴酒造、三笠の山崎ワイナリーなどがある。また、砂川市には洋菓子から和菓子までさまざまな菓子店の点在するスイーツロードがあるので、甘いもの好きならプランに入れてみよう。

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