北海道

苫小牧・白老・登別

TOMAKOMAI / SHIRAOI / NOBORIBETSU

空からも海からも好アクセス。ウポポイ、温泉、豊かな自然と見どころ満載

太平洋に面する苫小牧(とまこまい)、白老(しらおい)、登別(のぼりべつ)。苫小牧は新千歳空港のある千歳市に隣接。空港からも車で30分という近さだ。苫小牧西港にはフェリーターミナルがあり、青森、宮城、茨城、愛知発着のフェリーも運航。空からも海からもアクセスがよい。その一方でラムサール条約に登録されているウトナイ湖や樽前山(たるまえさん)など、豊かな自然にも恵まれている。アイヌ文化を伝承・共有するナショナルセンター「ウポポイ(民族共生象徴空間)」のオープンで全国区となった白老は、海、山、川、湖と自然に恵まれた町。太平洋を眺めながら湯浴みをできる虎杖浜(こじょうはま)温泉や、夏はカヌー、冬はワカサギ釣りを楽しめるポロト湖などがある。白老の隣にある市が日本有数の温泉地、登別だ。泉質豊富で「温泉のデパート」とも呼ばれる。地獄谷や大湯沼など温泉に関するスポットのほか、登別マリンパークニクス、のぼりべつクマ牧場といったテーマパークもある。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    昭和新山熊牧場
    芸達者な若グマやかわいい子グマたちに出合える施設
    国の特別天然記念物「昭和新山」のふもとにある「昭和新山熊牧場」。日本に生息する陸上動物では最大といわれるエゾヒグマたちが暮らしている。さまざまなクマたちの様子を見ることのできる施設だ。
    子グマたちが遊ぶ「こぐまの幼稚園」
  • spot 02
    登別地獄谷
    ダイナミックな自然を味わえる「鬼が棲む地獄」
    1日に1万tもの温泉を湧出し、登別温泉街のホテルや旅館へ湯を供給している「登別地獄谷」。北海道遺産にも選出されているスポットだ。岩肌から噴気が立ち上り、ゴボゴボと煮え立つ温泉があちこちから湧き出ている。
    白い噴気が立ち上る「登別地獄谷」。展望台からの眺めは壮観
  • spot 03
    のぼりべつクマ牧場
    怖い?かわいい?個性的なヒグマたちが山頂で待っている!
    登別温泉に来たら、立ち寄っておきたいスポットのひとつ「のぼりべつクマ牧場」。ヒグマたちに出合えるのはもちろん、真円形のカルデラ湖「クッタラ湖」の展望台やアイヌコタンなど、見どころもいろいろある。
    おやつを持ってのぞいていると、ヒグマたちのおねだりの視線が集まる
  • spot 04
    登別温泉
    あちこちに鬼がいる! 道内でも人気の高い温泉郷
    札幌から高速を利用して車で1時間20分、新千歳空港からも1時間ほどで着く「登別温泉」。さまざまな泉質が楽しめる道内屈指の温泉郷として、道内はもちろん、全国各地からたくさんの旅行客が訪れる。
    登別温泉といえば鬼。温泉街にはさまざまな鬼がいる
  • spot 05
    登別マリンパークニクス
    北欧の城を模した建物の中は、まるごと水族館!
    海の世界をあらゆる形で楽しませてくれるのが「登別マリンパークニクス」。約400種、2万点の生物が展示されている。幅広い世代が親しみやすいように、随所に工夫や演出が施されているのもポイント。
    大人気の「ペンギンパレード」。思わず「かわいい」「がんばれ!」と言いたくなる
  • spot 06
    登別伊達時代村
    一歩足を踏み入れると、目の前に広がるのは江戸時代の町並み
    登別という場所は、明治初期、伊達政宗の家臣であった片倉小十郎の末裔が切り拓いた。その開拓精神を受け継ぎ、伊達家の統治した江戸時代の仙台藩の町を再現したのが「登別伊達時代村」である。
    「登別伊達時代村」の入り口「大手門」
  • spot 07
    ノーザンホースパーク
    東京ドーム約11個分! 国内最大級の馬のテーマパーク
    馬との触れ合いはもちろん、夏はサイクリングやパークゴルフ、冬はクロスカントリースキーなど年間を通してさまざまなアクティビティを楽しめる。北海道外からも多くのゲストが来園する、子どもも大人も一日中遊べるテーマパークだ。
    「馬と自然とひとつになる、Brilliant Moments(輝く時間(ひととき)」。誰でも気軽に馬と触れ合えるテーマパーク
  • spot 08
    イコロの森
    森のなかの美しいガーデン。オシャレなカフェやショップも併設
    苫小牧のはずれ、千歳寄りにあり、広大な敷地を有する「イコロの森」。イコロとは、アイヌ語で「宝物」を意味するそう。北国ならではのガーデンがあるほか、こだわりのコーヒーなども楽しめる癒やしと憩いの森だ。
    白とグリーンでまとめられている「ホワイトガーデン」
  • spot 09
    道の駅ウトナイ湖
    野鳥の宝庫・ウトナイ湖のそばに立つ道の駅と展望台
    数多くの野鳥が飛来するウトナイ湖。ラムサール条約にも登録されている湖のすぐそばにあるのが、「道の駅ウトナイ湖」だ。湖を一望できる展望台があるほか、地元・苫小牧の特産品を使ったグルメも楽しめる。
    新千歳空港から車で20分ほどとアクセスしやすく、フライト前後に立ち寄る観光客も多い道の駅
  • spot 10
    海の駅 ぷらっとみなと市場
    コンセプトは「安く、新鮮に」。飲食店も豊富な漁港近くの市場
    ホッキ貝の水揚げ高日本一を誇る苫小牧漁港。この漁港のすぐそばにあるのが、「海の駅 ぷらっとみなと市場」。青果店、鮮魚店、飲食店など20店舗ほどが軒を連ねる。観光客だけでなく、地元の人も多く足を運ぶ市場だ。
    2つの棟がある「海の駅 ぷらっとみなと市場」
  • spot 11
    ウポポイ(民族共生象徴空間)
    アイヌの歴史や文化に触れ、感じ、学べるナショナルセンター
    2020年(令和2)7月、北海道の白老(しらおい)町にオープンした「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。アイヌ民族の歴史や文化を、たくさんの展示物や体験プログラムを通じて学ぶことができるとあって、多くの人が足を運んでいる。
    湖畔の伝統的コタンエリアではアイヌの舞踊や歌などを景色とともに楽しめる(グリーンシーズン限定。具体的な日程は施設HPで確認を)
  • spot 12
    焚火ダイニング・カフェ ハルランナ
    アイヌの食文化をベースに、豊かさを表現したモダンな料理が楽しめる
    ウポポイ(民族共生象徴空間)のエントランス棟にある「焚火ダイニング・カフェハルランナ」。ここでは、アイヌの人々が食してきた材料を用い、伝統的な知恵と現代の技を融合させた新・北海道料理を中心に提供している。薪の香ばしい香りを漂わせているのは、オープンキッチンに作られた囲炉裏。焚火で燻すという昔からある調理法で、料理をよりおいしく仕上げてくれる。おすすめは「ユク(蝦夷鹿)の焚火ロースト」(2800円)。赤身とスペアリブが盛られたメインのひと皿は、それだけで食の恵みと豊かさが伝わってくる。素材の味を生かしたシンプルな「縄文スープ」と、手作りのパンが付いてくるのもうれしい。旬の食材を生かした付け合わせやソースも一つひとつこだわりが感じられる。\※「ク」は小さい下付き文字
    「ユク(蝦夷鹿)の焚火ロースト」。周りの黒い粉は「縄文パウダー」というオリジナルの万能パウダー。肉や野菜に付けていただくと美味 ※「ク」は小さい下付き文字
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旅のヒント

  1. その1

    苫小牧にはフェリーターミナルもあるので、バイクや車を持ち込んで北海道を旅する人の玄関口でもある。また、新千歳空港からは車で約30分という距離。札幌からアクセスする場合は、JRでも車でも1時間ちょっとで市街地に着く。

  2. その2

    白老は新千歳空港から車で約40分、苫小牧から約20分、札幌からは約1時間。JRでも訪れることができる。

  3. その3

    登別へのアクセスは、空路の場合は新千歳空港と函館空港がある。フェリーを利用する場合は、室蘭と苫小牧から。札幌や新千歳空港から登別へ向かう場合は、車、高速バス、JRで。

  4. その4

    支笏湖(しこつこ)のある千歳や工場夜景が人気の室蘭とも近いので、苫小牧・白老・登別をまわる際は、これらのエリアも旅のプランに組み込むと楽しみが広がる。

  5. その5

    太平洋側に位置する苫小牧・白老・登別は、北海道のなかでも雪が少なく、冬も比較的温暖なエリア。豪雪エリアと異なり、雪の心配をせずに冬の旅を楽しめる。

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