釧路・三大湖

KUSHIRO / THREE GREAT LAKES

日本最大級の釧路湿原と3つの湖がもたらす恵みと文化を楽しもう

日本最大級の釧路湿原は、木道を通っての自然散策やカヌーでの釧路川下りを楽しもう。釧路川に沿って運行する観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」も人気だ。カルデラ湖である阿寒湖や摩周湖周辺は、温泉が豊富。美しい大自然に抱かれながら、温泉に身を沈めれば、日常の疲れも吹っ飛ぶはず。また、阿寒湖畔にはアイヌ民族最大の集落「アイヌコタン」がある。アイヌ叙事詩をモチーフにした作品や、アイヌ民族の目線で森の姿を見るツアーなど、ふだんの生活とは違う特別な時間を過ごせる。広大な湿原や湖を一望するなら、各所に設けられた展望台を利用しよう。ひとつの自然スポットでも、複数の展望台が設置されていることが多いので、時間があれば複数訪れてみよう。異なる眺めを楽しめ、自然の広さを実感できるはずだ。このエリアには、マリモやタンチョウ、フロストフラワーなど「これを見るためにだけに訪れたい」と思わせる貴重なものにあふれている。

recommend spot

エリアの見どころ

  • spot 01
    阿寒湖
    マリモで有名な阿寒湖に「自然の神秘」を探しに行こう
    阿寒湖と言えば「マリモ」が有名だが、アイヌ文化に触れられたり、温泉に浸かったりと、たっぷり時間をとって楽しめるスポットが点在している。阿寒湖を守ってきた人々に敬意を払いつつ、壮大な自然の力を楽しもう。
    阿寒湖畔展望台からの眺め。展望台までは看板を目印に進もう
  • spot 02
    阿寒湖畔エコミュージアムセンター
    マリモの展示や装備のレンタルもあるお役立ちスポット
    阿寒湖の代名詞「マリモ」の正体とは? せっかく阿寒湖に来たのなら、マリモについて学んでいこう。阿寒湖畔ミュージアムセンターでは、阿寒湖の成り立ちなども学ぶことができるほか、アクティビティの相談も可能だ。
    阿寒湖畔エコミュージアムセンターは、バスターミナルから徒歩で10分ほど
  • spot 03
    阿寒湖 アイヌコタン
    日本最大のアイヌコタンで、アイヌ民族の文化に触れる旅をしよう
    自然と共生してきたアイヌ民族。実際にアイヌの人々が暮らす街へ出かけて、その精神に触れてみよう。繊細な技巧で作られた木彫りや、デザイン性に優れたアイヌ文様をあしらった小物などステキなお土産も見つかる。
    テーマパークのようなかわいらしい街並みだが2階は住居になっていて、アイヌの人が暮らしている
  • spot 04
    阿寒湖アイヌシアターイコロ
    エネルギーを感じる舞台で、アイヌの世界観にどっぷり浸かる
    文字を持たず、口伝で文化継承をしてきたアイヌ民族。踊りや歌でカムイ(神)と心を通じ合わせてきた。その古式舞踊や、デジタルアートと組み合わせた新舞踊など、ここでしか観られない作品が上演されている。
    アイヌ民族にとってフクロウは村の守り神。シアターの入り口にも掲げられている
  • spot 05
    フロストフラワー
    凍った青い湖に咲き、日が昇ると消えてしまう幻の花
    冬の阿寒湖一面に、まるで白い花が咲いたかのように見える朝がある。この花は「フロストフラワー」と呼ばれ、氷の結晶が集まり花のような形になったものだ。風が吹けば飛ばされてしまうほど繊細で、日が昇れば溶けてなくなる。阿寒湖はカルデラ湖で、湖底から温泉が湧く「湯壺」という場所がある。この湯壺の影響でわずかに発生した水蒸気が、外気に触れ凍ることでフロストフラワーになる。フロストフラワーは、冬になればいつでも見られるというものではない。-15℃以下の極寒の朝、凍った湖面に雪が積もっていないこと。そして繊細な氷の花が飛ばされない「風のない日」という条件が重なると、ようやく姿を現す。フロストフラワーの見学は必ずガイドと一緒に。フロストフラワーの近くには湯壺がある可能性が高く危険だからだ。また、いつ現れるかわからないので、どうしても見たいという場合は阿寒湖周辺にしばらく滞在するのがオススメだ。
    湖面を覆い尽くすフロストフラワー
  • spot 06
    阿寒観光汽船
    湖上から阿寒湖をぐるりと囲む大自然を楽しもう
    阿寒湖には大島、小島、ヤイタイ島、チュウルイ島の4島があり、これらの島々を湖上から眺められるクルーズがある。阿寒観光汽船では、モーターボートで景勝地などを巡る6コースと、阿寒湖を1周しつつ、チュウルイ島にも上陸する遊覧船を運航している。モーターボートのツアーで最も長い「デラックスコース」は、南岸の桟橋を出発しチュウルイ島にある「マリモ展示観察センター」を目指す45分の船旅だ。時速50㎞/hほどのスピードで風を切って走るモーターボート。旋回時はスリル満点。機動力を生かしたクルーズを満喫しながら、チュウルイ島に上陸し「マリモ展示観察センター」へ。モーターボートクルーズの場合、船長が館内案内をしてくれるが、遊覧船で訪れた場合は自由見学となる。大きなマリモに感動しながら15分ほど見学したら、桟橋まで再びクルーズ。エンジンを止め、静かに湖にたたずむ時間もつくってもらえる。湖上から見る阿寒の山々は迫力があり美しい。
    手前がモーターボート、奥に見えるのが遊覧船
  • spot 07
    釧路湿原
    日本最大の釧路湿原は「楽しみたいこと」から来訪場所を選ぼう
    とにかく広い釧路湿原では、まず「どうやって何をして過ごすか」を考えよう。木道の散策、カヌー、乗馬や観光列車の乗車など、楽しみ方はいろいろある。そしてその目的から来訪スポットを探すのがおすすめだ。
    温根内(おんねない)木道。このほかに達古武(たっこぶ)木道など湿原内にはいくつかの木道が設置されている
  • spot 08
    くしろ湿原ノロッコ号
    釧路湿原をゆっくり走り抜ける、大人気の期間限定観光列車
    釧路湿原の大自然を眺める「くしろ湿原ノロッコ号」は人気の観光列車。途中下車してアクティビティを楽しむもよし、終点から違うエリアに旅立つもよし。限定販売のランチボックスを旅のお供にすれば楽しさも倍増だ。
    気さくな車掌さんとノロッコ号。車掌の制服はノロッコ号だけのオリジナルだ
  • spot 09
    釧路市湿原展望台
    釧路湿原と釧路市街地を望める充実設備の展望台
    釧路市湿原展望台は、館内も充実。1階にはレストラン「憩(いこ)っと」があり、釧路湿原の水でいれたオリジナルブレンドコーヒーや、エゾシカカレー、牡蠣ラーメンなど北海道名物のメニューが提供される。ミュージアムショップには、タンチョウやフクロウなど釧路湿原を象徴する動物モチーフのグッズがあり、お土産にぴったり。2階では湿原の映像が流れ、LED照明で演出された「釧路湿原復元ブース」が美しい。メインとなる展望台からは、釧路市街も見える。湿原内の展望台としては珍しい眺めだ。さらに注目したいのは、ヤチボウズ(谷地坊主)をモチーフにした展望台の外観。冬に凍って霜柱のように隆起したスゲ類が、春の雪どけにより土だけが流される。隆起したスゲは、冬になるとまた土とともに隆起し、年月をかけてこれを繰り返していくと、湿原から坊主頭がにょっきり出ているような姿に。ヤチボウズは釧路湿原の名物でもある。
    ポッコリと丸いユニークな形は、湿原の「ヤチボウズ」をモチーフにしたもの
  • spot 10
    細岡展望台
    蛇行する釧路川の優美な姿と、美しい夕焼けが人気の展望台
    屈斜路湖を水源に、釧路湿原を潤す釧路川。この釧路川が優雅に蛇行する姿を見るなら細岡展望台がおすすめ。細岡ビジターズ・ラウンジから徒歩約5分で、展望台へ到着する。車で来たなら、ビジターズ・ラウンジの駐車場に車を停めて歩こう。JR釧路本線の釧路湿原駅からも歩ける距離なので、観光列車のくしろ湿原ノロッコ号の立ち寄りスポットとしても人気だ。細岡展望台は「大観望」の別名があり、壮大で美しい眺望が自慢。釧路川の上流方面に目をやれば、雄阿寒岳(おあかんだけ)、雌阿寒岳(めあかんだけ)、そして斜里岳や摩周岳までが見える。釧路川を下るカヌーが見えると思わず手を振ってしまう。細岡展望台は、釧路湿原に沈む美しい夕日も評判だ。川面に映った丸い夕日が、地平線の向こうに消えるまではあっという間。湿原は水蒸気が多いため、夕日が特に真っ赤に見えるとか。この時間まで過ごしていると、ラウンジが閉館している場合があるのでご注意を。
    「釧路湿原の母なる川」といわれる釧路川
  • spot 11
    釧路和商市場
    市場の活気を楽しみながら、道東の海の恵みをパクリ!
    道東の海の幸を楽しむなら「和商市場」を訪れよう。好きなネタを好きなだけ載せて作る「勝手丼」や、幻のカニ・花咲ガニの販売など、買ってうれしい、食べておいしい「楽しい市場体験」が待っている。
    北海道三大市場のひとつに数えられる釧路和商市場
  • spot 12
    勝手丼
    魚市場で食べたいものだけをチョイスして作る海鮮丼
    釧路和商(わしょう)市場では、市場内の複数の店から好きなネタを選んで、自分の好き勝手に丼を作ることができる。まずは、総菜店で酢飯を購入しよう。ご飯のサイズや価格も、店ごとに特色がある。そして市場内にある海鮮の店や、魚卵専門店を巡って好みのネタを選ぼう。いくつもの店をハシゴするのも楽しいが、季節の旬のものが集まる市場なので、扱う魚介類はだいたい同じ。一店舗でまとめ買いをすれば、プラス一品おまけしてもらえる場合もある。一方、もし「エビ」好きなら複数の店でエビだけを集めるなど、自分勝手に丼を作るのも楽しい。仕上げに醤油をかけてもらったら完成! 漬物やカニ汁などを買うこともできる。「和して商う」に由来する和商市場は、店同士の仲が良い。いろいろな店を買いまわれるのがメリットなのだが、だいたいの人が一店舗で済ませてしまうとか。どんな選び方をするも食べる側の勝手なのだ。
    白身魚の八角、カニのふんどしなど、地元でしか食べられない食材を選ぼう
  • spot 13
    釧路フィッシャーマンズワーフMOO
    トラベラーやアウトドアビギナーに「お役立ち」な商業施設
    「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」は、ご当地グルメレストランなどの集まった複合商業施設。観光プランを練るのに便利な案内所や、相談にのってくれるアウトドアショップもあり旅行者の強い味方となる場所だ。
    館内の全天候型屋内植物園EGG(えっぐ)は、釧路市民憩いの場でもある
  • spot 14
    岸壁炉ばた
    潮風に吹かれながら、釧路名物「炉端焼き」に舌つづみを
    釧路発祥のご当地グルメのひとつ「炉端焼き」。昔は囲炉裏を囲んで、獲れたての魚介を炭火焼きで楽しんだ。「岸壁炉ばた」は、5~10月の季節限定で釧路フィッシャーマンズワーフMOOの岸壁に開かれる炉端焼きスポット。座席を確保したら1000円綴りのチケットを購入し、食材を選びに屋台へ向かおう。カキやホタテ、ホッケ、エビといった魚介だけでなく、アスパラガスやジャガイモなどの野菜、もちろんビールやソーセージもある。チケットの払い戻しはできないが、あっという間に追加のチケットを買いに行くことになるだろう。基本は自分たちで焼くスタイルだが、焼き加減が難しい食材はスタッフが手伝ってくれるので安心だ。春や秋は「北海道三大名橋」といわれる幣舞橋(ぬさまいばし)と、フィリピンのマニラ、インドネシアのバリ島に並ぶ「世界三大夕日」の絶景を楽しめる。特に9~10月は、多くの漁船が岸壁に停泊し漁り火が幻想的。夕日の絶景を楽しめ、9~10月になると、港を行くイカ釣り船の灯りが幻想的。潮風のあたる心地良い岸壁の屋台には、地元の人も多く訪れる。いつの間にか地元の人と炭火を囲んで、仲良くなっているかも。
    炭火の香ばしさで食材のおいしさがアップ!
  • spot 15
    釧路ラーメン河むら
    シンプルかつやさしい味わいで、心の底からホッと温まる釧路ラーメン
    北海道遺産に認定された「北海道のラーメン」で、札幌・旭川・函館に続く北海道4大ラーメンのひとつに数えられる釧路ラーメン。細い縮れ麺とあっさりスープが基本で、ベースは醤油味が多い。「釧路ラーメン河むら」は1989年(平成元)、小料理屋の2階にオープンして以来、釧路市民に支持され、リーズナブルでオススメできる店を紹介する『ミシュランガイド北海道 ビブグルマン』に掲載された。魚系の削り節をベースに鶏ガラと玉ねぎを加えたスープは飽きのこない味で、「どこか懐かしさを感じる」と評判だ。釧路ラーメンのルーツは大正時代。当時のラーメンは豚骨ベースのこってり味だったが、釧路の風土に合わせ改良された。「河むら」のラーメンも、素材それぞれが絶妙なバランスで成り立つシンプルな味。じっくり味わうにはぴったりだが、濃いめが好みであれば注文時に相談を。全メニュー、ハーフサイズの希望にも応じてもらえる。
    釧路ラーメン(700円)の基本の具は、チャーシューとシナチク
  • spot 16
    鳥松
    ここがザンギ発祥店! カリッとジューシーな揚げたてを特製ソースで
    北海道名物のザンギは、一般的に「鶏肉の唐揚げ」といわれているが、ザンギ発祥の店といわれるここ「鳥松」の2代目、高倉さんによると「骨付きの唐揚げがザンギ」とのこと。ザンギが生まれたのは、1960年(昭和35)。当時焼き鳥屋だった鳥松に、精肉会社がブロイラーを売り込みに来た。珍しいからと仕入れた先代が、一羽をぶつ切りにして唐揚げを作ったところ、瞬く間に人気になってしまった。今では全国で知られる北海道のソウルフード「ザンギ」も、先代が中国語で「油で揚げた鶏料理」を表す「炸鶏(ザーギー)」に、幸運の「ン(運)」を入れて名づけたという。鳥松でも骨なしのザンギを出してはいるが、本来はぶつ切り骨付き鶏が王道。常連客は、鳥松オリジナルソースに胡椒をたっぷり加えて食べる。揚げたてのジューシーなザンギに、スパイスたっぷりのソースがピッタリ。ご飯にもビールにも合う逸品だ。
    ザンギ(600円)。特製ソースを付ければうまみがさらにアップ!
  • spot 17
    釧路市丹頂鶴自然公園
    季節を問わず、確実にタンチョウを観察できる自然公園
    「冬にやって来る渡り鳥」と誤解している人が多いが、北海道のタンチョウは、ほかの地域に渡らない。このエリアなら一年中遭遇できる。ただし野生の鳥なので、必ず見たいなら、釧路市丹頂鶴自然公園を訪れよう。
    タンチョウをモチーフにした看板が入り口にある
  • spot 18
    鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
    雪原に舞う野生のタンチョウを見られる、絶好のフォトスポット
    特別天然記念物タンチョウが、冬場にエサが獲れなくなることを憂いたある人物が、1966年(昭和41)にここで始めた給餌(きゅうじ)。それが今につながり、冬になると特に多くのタンチョウが集まるスポットとなった。
    タンチョウについて知りたいなら、入り口にあるネイチャーセンターを訪ねよう ※写真提供:日本野鳥の会
  • spot 19
    摩周湖
    吸い込まれそうなほど透明な、深く青い湖水をたたえる神秘の湖
    阿寒摩周国立公園内に位置する摩周湖。湖の近くは国内でも最高レベルの保護区となっており、調査目的以外で湖畔に近づくことはできない。しかし景色は抜群。摩周湖が一望できる展望台から、湖とその周辺に広がる自然を観察しよう。
    ロシアのバイカル湖と世界一の透明度を争う摩周湖 写真提供:カピケーラ
  • spot 20
    摩周第三展望台
    3つの展望台のなかで、最も高い標高にある摩周第三展望台
    摩周第一展望台から、車でわずか5分のところに摩周第三展望台がある。ここは、展望デッキ、駐車場ともに無料。川湯温泉から摩周湖を目指す場合は、第三展望台が近い。ここからは、摩周湖に浮かぶカムイシュ島がよく見える。このカムイシュ島は、小さく見えるが水面下は約230m、基底の直径が約1kmという大きな溶岩ドームだ。ちなみに「カムイシュ」はアイヌ語で「神になった老婆」という意味。道路を挟んで反対側には、硫黄山と牧草地帯、そしてその奥には屈斜路湖と、大自然のパノラマを楽しめる。第三展望台は標高701m。「第一展望台と第三展望台があるけど、第二はどこ?」と思うだろう。実は、第二はない。国定公園に指定されたとき、混雑を避けるため3つの展望台を造る予定だったが、第二の予定地があまりにも険しく整備困難だったため、実現されなかったのだ。そしてその予定地も、今となってはわからなくなってしまったとか。神秘の湖「摩周湖」に伝わる幻の展望台だ。
    摩周湖の反対側を向くと硫黄山が見える
  • spot 21
    屈斜路湖
    日本最大のカルデラ湖で、地球の鼓動を感じる旅をしよう
    春や夏にはウォーターアクティビティを、冬には野鳥や氷結した湖といった美しい風景を楽しめる屈斜路湖。温泉の湧く不思議な湖でもある。近くの硫黄山にも足を延ばせば、自然の力を実感できるだろう。
    アイヌ語で湖や沼の出口という意味をもつ「クッチャロ(喉元)」が屈斜路湖の語源
  • spot 22
    コタン温泉露天風呂
    一度体験してみたい! 「白鳥と混浴できる」と噂の秘湯
    屈斜路湖の東岸にある秘湯・コタン温泉は、無料で入れる露天風呂。地元の人が整備してくれている場所なので、マナーを守って楽しもう。夜間や早朝でも入浴は可能だが、お酒の持ち込みはできない。中央にある大きな石を区切りに、入り口は男女別となっているが、浴槽内は混浴状態。屈斜路湖でカヌーなどを楽しむ人からも丸見えなので、水着を着用しよう。タオルを巻いての利用も可能だ。更衣室は男女別に用意されている。露天風呂の水面と、屈斜路湖の湖面がほぼ同じ高さに見えるので、まるで屈斜路湖に身を沈めているかのような気分になれる。冬場の入湯も実は人気。ほぼ全面が凍ってしまう屈斜路湖だが、温泉の湧く周辺はすぐに氷が溶ける。そのため温かい湯を求めて、近くまで白鳥がやってくるのだ。白鳥との混浴気分を楽しめると噂の露天風呂でもある。
    夕日が落ちるタイミングには、屈斜路湖とともに露天風呂が黄金色に染まる
  • spot 23
    藻琴山展望駐車公園
    ドライブ途中にひと休みできる絶景スポット
    川湯温泉から道道102号・芝桜花街道を30分ほど走ると、藻琴山展望駐車公園にたどり着く。広場が用意されており、屈斜路湖の左手に硫黄山、その手前には川湯温泉街が広がる。ドライブ中の休憩にぴったりの場所だ。この駐車場から、芝桜花街道をさらに進み、小清水峠の分岐を越えるとレストハウス「ハイランド小清水725」がある。藻琴山は、屈斜路湖カルデラの外輪山としては標高が最も高くちょうど1000m。ハイランド小清水725は、藻琴山の中腹725mに位置しており、登山口にもなっている。ここから頂上までは約1時間。初心者でも登れるコースだ。藻琴山は屈斜路湖を覆い尽くす雲海を見られるスポット。ハイランド小清水725はもちろん、藻琴山展望駐車公園からも見ることができる。雲海を狙うなら、初夏から秋にかけての早朝に足を運ぼう。
    藻琴山展望駐車公園から見下ろす屈斜路湖。藻琴山は「北海道自然100選」に選ばれている
  • spot 24
    美幌峠展望台
    「天下の絶景」と称される美幌峠から屈斜路湖を観賞しよう
    屈斜路湖の西を走る国道243号・パイロット国道は、途中からつづら折りの山道になる。この道を上っていくとたどり着くのが美幌峠だ。標高525mに位置する美幌峠展望台は、屈斜路湖の眺めを楽しめる展望スポット。硫黄山や知床連山、さらには大雪連山まで見渡せる大パノラマが広がり、いつしか「天下の絶景」と称されるようになった。美幌町はアイヌ語の「ピ・ポロ(水多く・大いなる所)」を語源として「ビホロ」と名づけられた。その名のとおり、美幌町には大小合わせて60本もの川が流れている。美幌峠には「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」もあり、地元で採れたジャガイモを使った「あげいも」がおいしいと評判だ。夏場の早朝には、雲海を見られることも。屈斜路湖から吹き上げてくる風をさえぎるもののない美幌峠は、パラグライダーのフライトポイントとしても知られている。
    湖に浮かぶ島としては日本最大の島「中島」が大きく見える (写真提供:カピケーラ)
  • spot 25
    川湯エコミュージアムセンター
    おいしいコーヒーを片手に、摩周エリアについて学ぼう
    川湯温泉街に隣接した、阿寒摩周国立公園の摩周エリアに特化したミュージアム。おいしいコーヒーを出すカフェもあり「何もせず、ただゆっくりとした時間を過ごしたい」という人も大歓迎のスポットだ。
    「自然と人間とのつながりを考え、体験すること」を目的としている
  • spot 26
    和琴半島
    地熱が生み出した「ここだけの自然」に身を委ねて過ごそう
    約2.5㎞で1周できる小さな和琴半島。屈斜路湖の湖を眺めながら歩く「和琴半島自然探勝路」散策のほか、湖畔で1泊キャンプをしたり、カヌーや釣りをしたりとさまざまな楽しみ方をできるようになっている。
    和琴半島自然探勝路は1周だいたい60分。時計回りのほうが歩きやすいそう
recommend spot

人気スポット

recommend spot

旅のヒント

  1. その1

    このエリアはたんちょう釧路空港または、女満別空港から入るのが便利。

  2. その2

    釧路湿原や屈斜路湖・摩周湖などの川湯温泉エリアに向かうのであれば、JR釧路駅から網走方面に向かう釧網(せんもう)本線が利用できる。

  3. その3

    釧路駅を発車し、釧網本線の塘路(とうろ)駅(一部、列車は川湯温泉駅)までを往復する「くしろ湿原ノロッコ号」は、4-10月に走る観光列車。自由席もあるが、展望車は指定席だけ。予約開始は1か月前からできる。

  4. その4

    阿寒湖近辺は鉄道が通っていない。各空港またはJR 釧路駅から、バス、タクシー、レンタカーなどで移動しよう。

  5. その5

    自然のなかで遊ぶ場合、事前にネイチャーセンターなどで情報を仕入れ、必要に応じガイドを依頼すること。夏は虫の対策、冬は防寒装備でしっかりと身を守ろう。

recommend spot

関連記事

記事一覧
recommend spot

モデルプラン

北海道のその他のエリア

+ -
back
open

釧路・三大湖エリア