富良野

FURANO

「ラベンダーのまち」富良野は、ドラマ『北の国から』の舞台

北海道の中心に位置し「へそのまち」とも呼ばれる富良野市のほか、中富良野町、上富良野町からなるエリア。十勝岳連峰を望み、美しいラベンダー畑や牧草地帯など、雄大な自然を抱く富良野市は、全国市町村魅力度ランキング(ブランド総合研究所)で2020年(令和2)まで15年連続でトップ10に入り、このエリアを訪れる外国人観光客も多い。また人気ドラマ『北の国から』の舞台としても知られ、ロケ地やセットが市内各所に残っていることで、今も聖地巡礼するドラマファンが多い。毎年7月には北海道の名物祭りとして知られる「北海へそ祭り」が開かれ、おなかに図腹(ずばら)と呼ばれる顔を描いた人たちが、腹をくねらせユーモアたっぷりに踊り、観光客からも人気を集めている。北海道内陸部の寒暖差のある気候から、農業も盛ん。エリア内に点在する直売所では、アスパラガスやトウモロコシのまるかじり、カットメロンなどを味わうことのできるところが多い。牛乳やチーズなどの乳製品やワインは、土産物として人気。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    ファーム富田
    「ラベンダーの街」を全国に知らしめた立役者
    富良野といえばラベンダーを思い浮かべる人が多いように、富良野エリアにはラベンダーをはじめとした花畑が美しい観光農園が点在する。その代表格がここ「ファーム富田」だ。
    ファーム富田の原点であるトラディショナルラベンダー畑。ラベンダーの開花期は6月下旬~8月上旬。7月は特に多くの人が訪れる
  • spot 02
    フラワーランドかみふらの
    多彩な体験も魅力的! 富良野エリア最大級の花畑
    10万㎡の広大な敷地に、ラベンダー、ルピナス、マリーゴールド、キンギョソウ、サルビアなど、季節の花が咲き誇る花の楽園。体験工房もあり、年間を通して幅広い体験ができるのも魅力。
    園内のカラフルな花畑と雄大な山々の景色を写真に収めよう
  • spot 03
    風のガーデン
    富良野を舞台にした物語「富良野三部作」最終章ゆかりの地
    富良野市在住の脚本家、倉本聰が描いた『北の国から』『優しい時間』に次ぐ最終作『風のガーデン』の舞台となった庭園。約450種の季節の花が次々と移り咲き、今もロケセットが残されている。
    奥が白い壁にツタが這うガーデンハウス。ドラマを知らない人が見てもかわいらしく印象的
  • spot 04
    唯我独尊
    富良野の豊かな自然が育んだここだけのカレー
    観光やグルメスポットがたくさんある富良野でも、指折りの人気を誇る老舗カレー店。山小屋風のワイルドな店の外観が、オンリーワンのおいしさを予感させてくれる。富良野産玉ねぎを3日間炒め、30種類以上のスパイスを加えた深い色のカレーソースからは、濃厚な香りが立ち上がる。黄色いサフランライスをスプーンですくい、ソースをからめて口へ運ぶと、深いコクとうまみが広がる。自家製ソーセージは、カレーの店だけあってスパイスを数種類使い、富良野近郊のエゾヤマザクラで燻してある。これもクセになる独自の味。ドラマ『北の国から』でキタキツネを呼ぶときに使われていた「ルールルル♪」という合言葉を言うと、カレーソースおかわり無料という、遊び心あふれるシステムも。カウンターにお皿を持っていき、意を決して言ってみると、スタッフが満面の笑みでたっぷりのルーを注いでくれた。
    開店当初から人気の「自家製ソーセージ付カレー」1180円。カレーの奥にあるのは「独尊サンバル」という自家製うま辛調味料
  • spot 05
    くまげら
    和牛のぜいたく部位! あったかご飯に肉がとろける魅惑の味
    「ふらの和牛」は豊かな自然が広がる富良野盆地で育つ黒毛和牛。独自に配合した無添加の飼料にこだわり、飼育されている。「ふらの和牛」は手の温度で脂が溶けだすほど融点が低いことが特徴。そんな地元産の「ふらの和牛」を積極的に使い、応援してきたのが「くまげら」だ。「ふらの和牛」をメインに、道産黒毛和牛を使う「和牛ローストビーフ丼」には、サーロインをレアに仕上げた中心部の肉のみを使用。まるで上質なトロのように見える。これをアツアツご飯に載せると、サシの脂がうまみとなってご飯に染み込む。そこにかつお節と昆布をベースにした醤油ダレがからみ、口の中に至福の食感と味わいが広がる。くまげらは、ドラマ『北の国から』の出演者やスタッフが愛用した店。マスターの森本毅さんもドラマに2度登場した有名人だ。店では地元にこだわる多彩な創作料理を提供し、観光客のほか地元の人たちも愛されている。
    くまげらの看板メニュー、和牛ローストビーフ丼2000円
  • spot 06
    FURANO BURGER
    地元産豚100%の新鮮パテと野菜がコラボする絶品バーガー
    ハンバーガーのパテは、添加物を極力抑えた地元富良野産の豚肉100%。こだわりの肉を使用できるのは、ソーセージなどを製造している牧場直営の工場だからこそ。肉だけでなく、バンズに挟んだレタスやトマト、玉ねぎ、付け合わせのポテトも富良野産。さらにフワッフワのバンズは、富良野産バターを使用する自家製だ。店のこだわりは素材だけではない。注文を受けてから肉をこねて鉄板で焼くというスタイルで、調理法にも手間を惜しまない、まさに究極のハンバーガー。ぜひ味わって欲しいメニューは、店でいちばん人気の「ふらのチーズバーガープレート」。ずっしりと重量感のある見た目のとおり、食べごたえも満点。高さ約15㎝のバーガーは、食べやすい大きさに切るのも良し、ガブッと豪快にかぶりつくのもおすすめだ。
    ふらのチーズバーガープレート1400円。富良野産の具材で作るこだわりのハンバーガー
  • spot 07
    ポプラファーム中富良野本店
    ソフト×赤肉メロン 北海道のうまいをがっちゃんこ!
    ここだけの味! 登録商標の「サンタのヒゲ(R)」は、ポプラファームのオリジナルスイーツ。ハーフカットメロンの上に、あと味さっぱりのバニラソフトを載せた豪快なメニューで、北海道産のメロン(時季により道外産メロンの場合あり)を手軽に、楽しく食べてもらいたいという願いを込めて誕生した。「サンタのヒゲ(R)」というネーミングは、まだ小学生だったオーナーの娘さんの「ひっくり返すとサンタクロースのひげみたい」という言葉をきっかけに名づけられたとか。メニューのバリエーションも多く、「サンタデミックス」はメロンの上のソフトクリームがバニラとメロンのミックス。男性客からも好評な、ソフトクリームにあずきをトッピングした「サンタのへそ」や、ソフトクリームにチョコレートをたっぷりかけた「ゴジラのヒゲ」などがある。どのメニューもメロンは大(1/2カット)、小(1/4カット)ふたつのサイズから選べる。\※(R)は登録商標マークです
    「サンタのヒゲ(R)」大1400円~、小800円~(時季や入荷状況によりメロンの大きさや値段が異なる)
  • spot 08
    『北の国から』ロケ地
    雄大な自然のなかで、父の生きざまと子の成長を描いた超大作
    連続ドラマとして放送され、その後、ドラマスペシャルとしてシリーズ化された『北の国から』。原作・脚本は倉本聰、主演は田中邦衛。北海道の雄大な自然のなかで行われた国民的ドラマのロケ地を巡ろう。
    ドラマの主人公・黒板五郎は、今もこの石の家に住んでいる
  • spot 09
    五郎の石の家
    「つつましく生きる」黒板五郎の流儀に触れる空間
    1980年代、バブルに浮かれていた日本。そんななか、お金や物には目もくれず、不器用に自分の生きざまを貫き通した黒板五郎が造ったのが、この「石の家」だ。過去の富良野岳の火山噴火のため、畑から大量に出てきた石を活用した。この家は『’95秘密』『’98時代』『2002遺言』に登場。シリーズ最終章の『2002遺言』では、五郎が子どもたちに見せてきた「後ろ姿」が遺言にしたためられた。「金なんか望むな。倖せだけを見ろ。自然とともに謙虚につつましく生きろ」。電気や水に不自由のない都会で育った子どもたちへ、真の生きる力を見せ続けてきた父親の気持ちが作中で描かれている。風が吹くと、風車がゆったりと回り、近くのシラカバの木々がサワサワと音を立てて心地良い。家の中に入ると、今にも五郎が帰ってきて、人懐っこい笑顔で「いらっしゃい」と声をかけてくれるような気がしてくる。
    「石の家」は作中で5番目の家。地下水を汲み上げるために造った赤い風車が印象的
  • spot 10
    拾って来た家~やがて町
    大量廃棄社会への警鐘が込められた、廃材を利用するユニークな家
    『2002遺言』のなかで、主人公・黒板五郎が廃材を集めて地元の人と一緒に建てた家。五郎の義妹である雪子のために建てたこの家の前に立つと、異様な雰囲気と迫力を感じる。大型トラックの荷台、スキー場で利用されなくなったゴンドラなど、本物の廃材を建材として使っているのが、その理由のひとつだろう。建物の中に入って天井を見上げると、紙製の卵パックが断熱材として使われ、勝手口は電話ボックス、明かり取り用の窓はウイスキーの瓶で造られている。五郎の柔軟な発想が、あちこちに表現されているのが見て取れる。雪子の家の隣には『2002遺言』で結ばれた純と結の新居もあるので、合わせて見学したい。ドラマ終了後に完成したこの新居は、廃バスを半分に切り、後部座席がそのままソファーとして活用されている。今も黒板家の人たちが暮らすユニークな家は、大量廃棄社会に警鐘を鳴らし、これからの社会に大切なことを肌で感じさせてくれる。
    大量消費による大量廃棄社会への問題提起が含まれた家は、不思議な風貌だ
  • spot 11
    麓郷の森
    テレビドラマ『北の国から』初期のロケ地
    「麓郷の森」は『北の国から』のドラマ史上、最も歴史のあるロケ地だ。すがすがしい緑のなかを進むと、「黒板五郎の丸太小屋(2番目の家)」「五郎3番目の家(風車の家)」といったロケスポットのほか、「森の広場」「森の写真館」「彩の大地館」などが点在する。黒板五郎の丸太小屋(2番目の家)は、五郎が純と蛍と一緒に造り始めた思い出深い家だ。ドラマでは全焼するという悲しい大事件が起こったが、ここには当時の姿が残されている。台所には一升瓶の日本酒や湯飲み茶わんが置かれ、黒板一家の生活感も感じられる。その先約100mに、五郎3番目の家(風車の家)がある。ここは五郎が諦めた風力発電を中学3年生の純が完成させ、父の誕生日にプレゼントするという、息子の成長を描いた非常に印象的なシーンで登場した場所。家の中には風力発電によって灯った裸電球が、誇らしげに吊り下がっている。麓郷の森には、ドラマの世界観に加え北海道らしい風景写真を展示する「森の写真館」、オリジナルグッズなどを販売する「彩の大地館」もある。ロケ地だけではない富良野の魅力を幅広く楽しもう。(2022年以降の写真館の開館は、2021年10月時点で未定)
    「黒板五郎の丸太小屋(2番目の家)」。ドラマの焼失シーンには別のセットが使われた
  • spot 12
    十勝岳温泉
    日本百名山! 十勝岳にある秘境温泉
    北海道で最も高い標高を誇る温泉宿があり、秘境の雰囲気が漂う十勝岳温泉。十勝岳温泉へアクセスする道路の終点は十勝岳や富良野岳の登山口になっていて、登山客でも賑わう。
    「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」の露天風呂からは、大自然の絶景を望める
  • spot 13
    ふらのワイン工場/富良野市ぶどう果樹研究所
    ワインの本場と似た気候のなかで生まれる極上ワイン
    ラベンダーと同じく富良野で人気の高い「ふらのワイン」の醸造工場。ワイン醸造の工場を見学でき、試飲も楽しめる。工場から見る、北海道らしい豊かな自然の眺望も楽しみのひとつだ
    工場2階の大きな窓から十勝岳連峰の眺望も見わたせる
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旅のヒント

  1. その1

    いちばん近い空港は旭川空港で、車で約50分。新千歳空港からは車で約2時間15分。

  2. その2

    鉄道の場合、JR札幌駅からはJR滝川駅で乗り換えて約2時間(乗り換え待ち時間含めず)。JR旭川駅からは乗り換えなしで約1時間。

  3. その3

    旭川空港、JR札幌駅、JR旭川駅からバスが運行。新千歳空港からの直通バスは冬季のみ。

  4. その4

    JR富良野駅から各観光スポットへは、路線バスの運行本数が少なかったり、運行がなかったりするので注意が必要。

  5. その5

    旭川方面から車で富良野に向かう場合、午前中に南下しながら上富良野や中富良野のスポットを巡り、午後には富良野へ入れる。おもなスポットは1日でまわれるが、ちょっと駆け足になりそう。『北の国から』ロケ地などをゆっくり巡り、地元グルメも味わいたいなら、富良野で1泊しよう。1日目に上富良野と中富良野を観光。翌日は、富良野市街地と『北の国から』関連スポットが点在する麓郷エリアをじっくり楽しめるはず。

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