ROYCE' CACAO&CHOCOLATE TOWN(ロイズ カカオアンドチョコレート タウン)
人気チョコレートメーカー・ロイズの新しい施設がオープン!
JRの新駅誕生後、2022年(令和4)にプレオープン
2022年(令和4)の春、JR北海道の新駅「ロイズタウン」駅が開業。そこから徒歩約7分の場所に、お土産の定番として人気が高いチョコレートメーカー「ロイズコンフェクト」のロイズタウン工場(旧ロイズふと美工場)がある。この工場内に新たに誕生したのが「ロイズカカオ&チョコレートタウン」だ。南米コロンビアに自社のカカオファームを所有している同社は、カカオの栽培からチョコレートができるまでの「ファームトゥーバー」についてたくさんの人に知ってもらいたいと、この施設を建てた。カカオ豆加工工場の見学もできる。ちなみにJRロイズタウン駅からは無料シャトルバスも運行しているので、JRで訪れる際は便利だ。
お楽しみのいっぱい詰まった施設体験は事前に申し込みを
田園地帯に立つ大きな白い工場は、遠目からもよくわかる。その建物内にあるのが「ロイズカカオ&チョコレートタウン」だ。入り口前にはガーデンが整備され、1階にはイートインスペースと直売店が広がっている。ここは予約がなくても入れる無料エリアだ。1階中央には金色の大きなカカオポッド(カカオの果実)のオブジェが鎮座。思わず近くに寄って触れてみたくなる。奥にはチョコレートを型に流し込み冷やし固める「モールドチョコレート」の製造ラインがあり、ガラス張りの窓から自由に見学可能。青いライトで照らされ、近未来的な雰囲気を醸し出している。その横にある入り口から、いよいよ「ロイズカカオ&チョコレートタウン」へ(要予約)。入場料は、大人(高校生以上)1200円、子ども500円、3歳以下無料、障がい者手帳を持っている人は500円(付き添いの人は1人まで500円)。
カカオ栽培から製造工程までを学ぶことができる
入場ゲートからエレベーターに乗り、3階の「カカオファームゾーン」へ。同社のカカオ農園の様子が映像やプロジェクションマッピングなどを用いて紹介されているほか、カカオの実がどのように木になっているかなど、ふだん触れる機会のないものを見たり、体験できるので、子どもはもちろん大人も楽しめるだろう。「カカオファームゾーン」を出たら、次は「工場体験ゾーン」へ。工場に届いたカカオがどのようにチョコレートになっていくかを展示などから知ることができる。ゲームやクイズも随所に用意されているので、見学は飽きることがない。「工場体験ゾーン」が終わると、大きなサイズのオリジナル板チョコを作ることのできるワークショップスペース(体験料1人1500円)や、アート作品を展示しているロイズミュージアム、昔のチョコレートの缶やパッケージのコレクションなどもあり、見どころは満載だ。
ここでしか扱っていない限定商品などがそろう直売店
充実した見学・体験を終えたら、1階の直売店へ移動。広い売り場には、定番の人気チョコレートや菓子類のほか、「ファームトゥーバー」商品など同施設限定品もそろう。ロイズタウン駅関連の限定ものは鉄道マニアにも評判だそう。また、ベーカリーが併設されており、ここでしか買うことができないパン類がズラリと並ぶ。イチオシは4種類ある「ロイズタウンピザ」。道産小麦使用の生地をカップ状にし、ソースや具材をたっぷり入れて焼き上げているので、おいしいだけでなく食べ応えもある。購入したパンやピザはイートインスペースで食べることも可能。また、ここでしか味わえない「ジャージーミルクのソフトクリーム」450円も人気。濃厚でコクがあるミルク感となめらかさが絶妙だ。さらに、「ロイズカカオ&チョコレートタウン」の柄が入ったおしゃれなクリアファイルなど、オリジナルグッズも販売している。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン