株式会社宝水ワイナリー
岩見沢・宝水エリアの風土を表現するワイン造り
有志の農家が集まりワイナリーが誕生
美しい田園地帯、なだらかな傾斜にブドウ畑が広がる岩見沢の宝水エリア。1980年代からワイン用ブドウが栽培されていたが、それらは道内のワイナリーが買い取っていた。しかし、2002年(平成14)、岩見沢市の補助事業「岩見沢市特産ぶどう振興組合」が立ち上がり、有志の農家がブドウ栽培をスタート。「畑の面積が予定面積に達したら醸造所を造ろう」との思いのもと、2年後の2004年(平成16)に「宝水ワイナリー」が誕生。2006年(平成18)には、醸造免許を取得した。
宝水らしいワインを造る
岩見沢は道内でも豪雪地帯として知られる。積雪量の多い場所でのブドウ栽培とワイン造りは珍しい。そのぶん、手間も時間もかかるが、品種の選定や栽培方法など試行錯誤を繰り返し、宝水エリアならではのワイン造りに取り組んでいる。知名度が低かった頃は販売にも苦労したが、2008年(平成20)に自社畑のブドウを用いた「RICCA」が国内ワインコンクールで賞を獲ると、徐々にファンが増えていったという。現在は「RICCA」シリーズのほか、ハイクラスブランド「雪の系譜」シリーズなどを製造販売している。
映画のロケ地にもなったワイナリー
建物の1階にあるショップでは自慢のワインが並ぶ。限定商品もあり、遠方から多くのファンがワインを求めてやってくる。また、ブドウの搾りかすを用いたオリジナルの果実酢や、ワインの古い瓶を使って作った雑貨やアクセサリーなども販売。2階のギャラリーからはガラス越しに醸造所の様子を見下ろすことができる。また、2014年(平成26)公開の映画『ぶどうのなみだ』のロケにも使われ、2階には当時のセットなどを展示。映画を見たファンも多く訪れている。
ソフトクリームもおすすめ
宝水ワイナリーを訪れた際、ぜひ食べておきたいのが、隣接する「ヴィアグレスト」のソフトクリーム。敷地内にテーブルやイスが用意されているので、目の前に広がるブドウ畑を眺めながらゆっくりと味わえる。おすすめは、畑で収穫したブドウのソースをかけた「赤ぶどう」と「白ぶどう」だ。甘いソフトクリームと、やや酸味のあるブドウのソースが相性抜群。ただし、ヴィアグレストがオープンしているのは、4月下旬~11月上旬のみなので注意を。ちなみに、アクセスは車が便利。JR利用なら、岩見沢駅からタクシーに乗り15分ほどで到着する。
スポット詳細
- 住所
- 北海道岩見沢市宝水町364-3 地図
- エリア
- 夕張・美唄エリア
- 電話番号
- 0126201810
- 時間
- 10:00-17:00
- 休業日
-
[4-12月]無休
[1-3月]火、水 - 料金
- 団体受入時、施設説明有の場合100円/人負担となります。
- 駐車場
- あり(50台)
- クレジットカード
- 可(JCB)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】3,001-5,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
- 備考
- ※ソフトクリームは現金のみ
情報提供: ナビタイムジャパン