網走・紋別

ABASHIRI / MOMBETSU

流氷に閉ざされる北の果てで、春の訪れの豊かさと開拓の歴史を知る

流氷が訪れる極寒の海に面したエリアでは、冬の絶景が人気。流氷砕氷船に乗って、アザラシやオオワシに会いに行こう。夏でも「オホーツク流氷館」や「北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA」を訪ねれば、本物の流氷に触ることができる。また閉ざされた冬のあとに訪れる春の風景もすばらしい。「芝ざくら滝上公園」や「かみゆうべつチューリップ公園」はその筆頭格。特にチューリップ公園は、開拓時の苦労で生まれた場所。そんな開拓時代の歴史は、公園に隣接する「ふるさと館JRY」で学んでいこう。北海道遺産の「屯田兵屋」も再現されている。また「博物館 網走監獄」は、全国的な人気を誇る再現スポットで、こちらでも開拓時の歴史を知ることができる。北海道にかつて存在した謎の民族・モヨロ族の住居が再現されているのは「モヨロ貝塚館」。北海道のなかでは、比較的、開拓が遅いエリアだったからこそ、美しい自然と数々の史跡が残っている。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    博物館 網走監獄
    正直「楽しい」。満足度・満点クラスの充実した博物館
    網走の刑務所といえば、昭和の名画『網走番外地』の影響もありちょっぴり怖いイメージだ。実際の網走刑務所は別の場所にあるが、ここ「博物館 網走監獄」はかつて網走刑務所にあった建物を保存公開。明治の名建築を鑑賞できたり「監獄飯」を楽しめたりと、満足度満点の観光スポットとなっている。
    当時使用されていた網走刑務所裏門(登録有形文化財)。1919年(大正8)に着工し、5年かけて1080mものレンガ塀を積み上げた
  • spot 02
    北海道立北方民族博物館
    展示の分類がユニーク! 日本で唯一、北方民族に特化した博物館
    アイヌ民族を含んだ、北方圏の民族に関する資料を収集・展示する道立の博物館。北方圏に人類が足を踏み入れたのは、長い歴史で見れば最近のことになるという。その観点で見学すると、さまざまな発見がある。
    外観は北方民族が暮らすテントをイメージして設計された
  • spot 03
    オホーツク流氷館
    夏でも本物の流氷を観賞できる、とっておきのスポット
    夏の北海道で「流氷を見たい」というワガママを叶えてくれるのがここ。オホーツク海の生き物や本物の流氷を見たあとは、一流シェフが考案した「流氷ソフトクリーム」を味わおう。大満足間違いなしのスポットだ。
    展望台からは、遥か昔にその美しさを讃えられた天都山の景色も楽しめる
  • spot 04
    北の大地の水族館(山の水族館)
    世界初の水槽で泳ぐ、今まで見たことのない魚の姿を見に行こう
    「山の魚を集める」というユニークなコンセプトのもと、水族館プロデュースの第一人者が手がけた館内には、世界初の「滝つぼ水槽」や「凍る川の水槽」がある。今まで見たこともない魚の様子を観察できる水族館だ。
    水族館は「道の駅 おんねゆ温泉」内にある
  • spot 05
    能取湖サンゴ草群落地
    まるで深紅の絨毯! 湖を赤く染めるサンゴソウの紅葉を見に行こう
    「卯原内(うばらない)のサンゴソウが日本一美しい」と町の人が胸を張るのは、失いかけた自然を取り戻すために奮闘した歴史があるから。今では近隣の岬とともに、数々の作品のロケ地として選ばれるまでになった。
    サンゴソウの広がる「深紅の絨毯」は、3万8000㎡もの面積がある
  • spot 06
    モヨロ貝塚館
    謎に包まれた「モヨロ人」を訪ねる、古代ロマンあふれる旅
    北海道の民族といえばアイヌが有名だが、それよりも昔に「モヨロ人」が網走川のほとりに暮らしていた。謎の多いモヨロ人を充実の展示で紹介する「モヨロ貝塚館」は、考古学ファンなら一度は訪れたい聖地だ。
    モヨロ人の住居。クマの頭骨を祀った祭壇や土器なども展示されている
  • spot 07
    かみゆうべつチューリップ公園
    道東に広がるチューリップの絶景と、町にまつわる物語
    湧別町には7万㎡という広大な敷地のチューリップ公園がある。その美しさを求め、開花期には10万人近い人が訪れるという。チューリップの名産地というわけでもないこの地域に、なぜこんな景勝地があるのか。歴史を知るともっと美しく感じるはずだ。
    ランドマークの風車は展望台。園内にはお土産などを扱う「チューピットショップ」もある
  • spot 08
    ワッカ原生花園
    国内最大規模の「海岸草原」へ、神秘の湧き水を探しに行こう
    4つの自然環境に、300種類以上の草花が生育するワッカ原生花園。自然の織りなす見事な景色を見た文豪が、日本三景の天橋立よりも美しいと絶賛したほどだ。「命の泉」と呼ばれる湧き水までサイクリングを楽しもう。
    草原に咲く彩り豊かな野草たち。四季それぞれで違う花を見られる
  • spot 09
    神の子池
    神の湖の「子ども」と伝わる、木立に囲まれた神秘の池
    砂利道を走らせた木立のなかに、ひっそりとその池はある。不思議な青さをたたえる池の底には、朽ち果てることなく倒木が沈んでいる。ほかには何もない場所だが、この神秘の光景を求めて、訪れる人があとを絶たない。
    水の透明さと相まって、驚くほど美しい光景に出合える
  • spot 10
    網走流氷観光砕氷船おーろら
    世界初の観光用砕氷船に乗って、流氷の海を冒険しよう
    冬のオホーツクといえば、真っ白に海面を覆う流氷の海が有名だ。この流氷の海をクルーズするなら「おーろら」に乗り込もう。流氷を砕きながら進む船の旅では、オオワシやアザラシに遭遇できるかも。
    大型船のため揺れも少なく、安心して流氷体験ができる
  • spot 11
    芝ざくら滝上公園
    ピンクに染まるメルヘンな丘を見に「童話村」を訪れよう
    森と川と、花の香りが漂う「童話村」をコンセプトに町づくりを行っている滝上町。この町にある「芝ざくら滝上公園」には、10万平方メートルもの芝ざくらが広がる。ピンクに染まる丘の景色を見に行こう。
    奥に見えるのは大雪山系の山々。まだうっすらと雪の残っているのがわかる
  • spot 12
    流氷観光船ガリンコ号
    流氷をガリガリ割って、冬のオホーツク海を縦横無尽にクルーズ!
    アルキメディアン・スクリューで、流氷をガリガリと砕きながら進む「ガリンコ号」は、北海道遺産にも登録される、オホーツク海の冬の風物詩。極寒の海で見るその光景は、寒さを忘れるほどの大迫力だ。
    流氷クルーズの初日は1月中旬。ピークは2月中旬から3月上旬となる
  • spot 13
    氷海展望塔 オホーツクタワー
    海上と海の中、オホーツク海をまるごと観察できる展望塔
    日本の最北端・最東端にある海中展望台。地上3階、海底1階建て、日本最大の海中展望台で、3階からはオホーツクの海を眺め、海底階ではもちろん海の中をのぞける。ガリンコ号の乗船に合わせて遊びに行こう。
    3階は展望テラス。見えていない海の中にもフロアがあり、海中を観察できる
  • spot 14
    北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA
    流氷の不思議なメカニズムを学ぶ、世界で唯一の流氷科学館
    「流氷」を切り口に、極寒の環境について楽しく学べるスポット。シャボン玉を一瞬で凍らせる寒さを体験できる極寒体験室や、氷に閉じ込められたオホーツクの生物を観賞できる「流氷水族館」など見どころが満載だ。
    魚を氷漬けにして展示。透明な氷なので、魚の細かいところまで間近で観察できる
  • spot 15
    サロマ湖展望台
    道内最大の湖・サロマ湖を一望できる展望スポット
    サロマ湖展望台は、山道を抜けた先にある。サロマ湖とオホーツク海そして、広がる空。3つの青色のコントラストを山の上から見下ろそう。冬に訪れれば一面の銀世界を背景に、氷に覆われた湖と海の競演を楽しめる。
    駐車場を降りてから展望台まで、丸太の階段を上る。サンダルは避けたほうが無難
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旅のヒント

  1. その1

    網走市・北見市・清里町・斜里町へ行くなら女満別空港が、紋別市・湧別町・滝上町なら、オホーツク紋別空港が近い。佐呂間町はどちらの空港からも同じくらいの距離にある。なおオホーツク紋別空港は羽田発着便しかないので、札幌や旭川から高速バスで移動することも選択肢に入れておこう。

  2. その2

    かみゆうべつチューリップ公園(湧別町)と、芝ざくら滝上公園(滝上町)はどちらも5-6月上旬が見頃。それぞれイベントが開催されるので、この時期を狙おう。両公園は車で1時間半はかからない。はしごするのもおすすめだ。また、能取湖サンゴ草群落地は8月下旬-9月中旬が見頃となる。

  3. その3

    流氷見学など、冬場にこのエリアの観光をするなら「ひがし北海道エクスプレスバス」を利用するのが便利。女満別空港や網走、紋別、釧路、北見などの各観光スポットを通り、安全に楽に移動できる。予約は2日前の17時まで。満席の場合もあるので、旅程が決まったら合わせて予約しよう。

  4. その4

    流氷に覆われたオホーツク海を進む、紋別市の「ガリンコ号」と斜里町の「おーろら号」は、それぞれに氷を砕くシステムが異なり、どちらにも魅力がある。

  5. その5

    清里町の「神の子池」は、同じ水源とされる摩周湖と合わせて訪れるのもオススメ。摩周湖と神の子池は車で15分ほどの距離だ。

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