北海道
大沼・松前・江差
ONUMA / MATSUMAE / ESASHI
函館から足を延ばしてすぐのリゾート&歴史的探訪エリア
隣接する函館からも多くの人が訪れるリゾート地・大沼。大沼国定公園では、四季を通じて多彩なアクティビティを楽しめる。函館旅行でのんびり過ごす1日を旅程に入れるなら、大沼付近のリゾートホテルを選ぶのもアリ。森と湖に囲まれた環境で、心も体も癒やされることだろう。松前・江差エリアは、歴史好きには特にオススメしたい。北海道で唯一藩が置かれた松前、またその松前藩の交易の中心地だった江差には、江戸時代から幕末にかけての史跡が残る。江戸時代の松前藩の街並みを再現したテーマパーク「松前藩屋敷」や、北海道初の「日本遺産」認定地で、江戸時代から明治に移り変わる古い街並みを美しく残す「江差いにしえ街道」では、タイムスリップしたような気分に。どちらも幕末の内戦・箱館戦争の舞台になった地。函館の五稜郭と一緒に訪れたい。函館から松前に向かう途中に、クッキーで有名なトラピスト修道院(北斗市)や青の洞窟(知内町)がある。
エリアの見どころ
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沼の家
- この団子を食べるためだけに、大沼にやって来る人もいる
- 大沼が道立公園に指定され、観光地化したとき「大沼には名物が必要」と考えた沼の家の初代が「大沼だんご」を生み出した。餡に沈んだ小粒の団子は、うるち米を蒸して作る。ツルリとした舌ざわりの団子にほど良い甘さの餡がからみ、辛党の人でもひと折ペロリだ。かつては大沼駅で立ち売りもされていた。長旅の途中この甘さは最高のご馳走だっただろう。醤油餡(みたらし)とゴマ餡、またはあずき餡の組み合わせが選べて小折430円、大折710円。函館っ子は「ときどき、無性に食べたくなる味」と言い、全国からも注目されるが、賞味期限は当日中。なかなか手に入らないからこそ「大沼に行きたい」と思わせられる。
- スポットの詳細
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沼の家
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幕末の軍艦 開陽丸記念館
- 江戸幕府最後の軍艦開陽丸で「幕末の激動」と「水中考古学」を学ぼう
- 幕府が海軍力強化をもくろみ、オランダに発注した軍艦・開陽丸は、箱館戦争の最中に江差沖に沈んでしまう。開陽丸記念館は同艦船を復元した資料館であり、海底から引き揚げられた武器などの遺物が展示されている。
- スポットの詳細
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幕末の軍艦 開陽丸記念館
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旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)
- 日本遺産「江差の五月は江戸にもない」の意味を探る
- 文化庁認定の「日本遺産」北海道第1号は「江差の五月は江戸にもない-ニシンの繁栄が息づく町-」。これはどんな意味なのか。美しい洋館「旧檜山爾志郡役所」は江差町郷土資料館にもなっている。日本遺産のストーリーを探しに行こう。
- スポットの詳細
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旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)
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THE DANSHAKU LOUNGE
- 男爵いものルーツが学べるオシャレな商業施設
- 「THE DANSHAKU LOUNGE(ざだんしゃくらうんじ)」は男爵いもを使ったグルメやこだわりの雑貨がそろう商業施設。男爵いもの生みの親、川田龍吉(りょうきち)男爵のミュージアムも併設されている。
- スポットの詳細
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THE DANSHAKU LOUNGE
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大沼ガロハーブガーデン
- 国産では超貴重。オーガニック&非加熱はちみつの生産地
- 日本の養蜂は、蜜源の花が咲くのにあわせて、移動しながらはちみつを採る「転飼(てんし)養蜂」が伝統的だ。一方、「定飼(ていし)養蜂」は一年中同じ場所に巣箱を設置する方法で、周囲に咲く季節ごとの花々から蜜を採取する。当園はこの定飼養蜂を行っている農園だ。「もともとオーガニック農法でハーブなどを育ててきました。当園のはちみつには、オーガニックの花々から採った蜜も含まれています。その季節にしか味わえないはちみつを楽しんでください」と生産者の山崎健さん。国内で手に入るはちみつは、生産の都合で加熱処理されるのが一般的だが、ここの商品は非加熱。非加熱はちみつの国内流通量は1%未満なんだそう。加熱すると失われる成分もあり、ヨーロッパでは「加熱されたものは、はちみつではない」とまでいわれているとか。「トースト、ヨーグルトなど何にでもあいます。チーズピザにかけてもおいしいです。焼き上がってからかけてくださいね」とのこと。購入は電話予約(090-7052-9865)のみ。農園内にショップはなく、予約をすると農園の入り口付近で山崎さんが商品を受け渡してくれるという販売スタイルだ。来訪前には必ず電話連絡を。
- スポットの詳細
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大沼ガロハーブガーデン
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ターブル・ドゥ・リバージュ
- 大沼の湖畔にたたずむレストランで、地元食材に舌つづみを
- 大沼に浮かぶいくつもの小島には、それぞれ橋が架けられている。なかでも、美しい北海道駒ケ岳が望めるスポットとして人気があるのが「湖月橋(こげつばし)」だ。「ターブル・ドゥ・リバージュ」は、その湖月橋のかたわらに立つ、小さな湖畔のレストラン。豊かな自然にあふれた大沼近隣で採れる、地元食材を使った絶品料理を提供している。やわらかな赤身と上品な甘さの脂が特徴の大沼牛は、ビーフシチューでいただこう。何時間もかけ、ていねいに煮込まれた深いコクのあるソースがたっぷりからんだ肉は、ナイフが要らないほどやわらかい。数量限定の「大沼牛のハヤシライス」(ピクルス、ドリンク付き2100円)も人気だ。同店では湖上クルーズをしながらの食事も楽しめる。北海道駒ケ岳が映る大沼をゆっくりと小船で巡りながら、優雅な気分で食事やお茶はいかがだろう。「四季折々の大沼の美しさもごちそうですが、お料理も負けないように手をかけています。どちらも一緒に味わってくださいね」(同店の林智子さん)
- スポットの詳細
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ターブル・ドゥ・リバージュ
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イクサンダー大沼カヌーハウス
- 大沼の大自然を全身で感じられる、気分爽快カヌーツアー
- 大沼エリアは函館近郊にある道南屈指のリゾートエリアだ。湖沼群のなかで最も広い大沼には遊覧船が周航しており、その大沼から湖水が流れ込む小沼では、自然をたっぷり感じられるカヌーツアーが人気だ。
- スポットの詳細
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イクサンダー大沼カヌーハウス
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函館大沼 鶴雅リゾート エプイ ボタニカルガーデン
- 自然に囲まれた隠れ家的リゾートに広がる、四季の香り漂うガーデン
- 大沼国定公園の大自然に身を委ねながら、都会の喧騒を忘れられるラグジュアリーなリゾートホテル「函館大沼 鶴雅リゾート エプイ」。2022年(令和4)にリニューアルした「ボタニカルガーデン」は宿泊者以外にも開放されている。
- スポットの詳細
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函館大沼 鶴雅リゾート エプイ ボタニカルガーデン
人気スポット
旅のヒント
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その1
大沼へは函館市街地から車で約40分。函館空港やJR函館駅前からバスも出ている。
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その2
松前にある道の駅「道の駅 北前船 松前」は、景色の良いグルメスポットとしても人気。特に桜のシーズンは混雑必至。
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その3
日本一小さいといわれる「道の駅 江差」があるのは国道227号の海側。一般的な「道の駅」を想像していると見逃してしまうかもしれない。
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その4
江差いにしえ街道は、歩いてゆっくり見学するのがオススメ。8月の姥神大神宮渡御祭のシーズンは混み合うので、近隣の宿泊施設はすぐにいっぱいになる。予約は早めに。
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その5
青の洞窟を探検できる「矢越クルーズ」は知内町にある。知内へは函館から車で80分ほど。松前や江差観光と合わせてのプランニングもおススメだ。繁忙期には、北海道新幹線で青函トンネルを抜けた最初の駅・木古内駅前の「道の駅 みそぎの郷 きこない」から送迎もしてもらえる(要相談)。
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