びわ湖大津プリンスホテル

なぎさ公園からびわ湖大津プリンスホテルを望む

JR大津駅からシャトルバスを利用

アクセスは、朝8時半から21時まで30分間隔で運行しているJR東海道線大津駅発の無料シャトルバスを利用するといい。北改札口から道路を渡って左手、日本生命ビルが立つ道を50mほど進むと「無料シャトルバスのりば」と記された青い看板があり、約10分でホテルに到着。529室の客室すべてから雄大なレイクビューが望める地上136m、38階建ての半円形のホテルと、広さ2940平方メートルで国内最大級の規模を誇る2階建てのコンベンションホール「淡海(おうみ)」が並び立つ。世界の舞台で活躍した建築家、丹下健三氏の設計によるもので、1989年(平成元)に開業した。国内外からの旅行客はもちろんのこと、ランチやティータイム、夏季のプールなど四季を通して地元の人々にも親しまれている。

全面ガラス張りの窓に空の表情が映り込む

吹き抜けとなっていて開放的なエントランスロビー

ゆったりくつろげるロビーラウンジ

エントランスロビーの左奥にある「ロビーラウンジ ポート ニオ」は、吹き抜けとなった2階天井まで届く大きなガラス窓から明るい光が差し込む居心地のよい空間。地産地消にこだわった軽食メニューや、季節替わりのアフタヌーンティーセットなどを提供。1名から予約可能で、春には苺、秋にはリンゴ、栗、さつまいもといった秋の味覚、バレンタインシーズンにはチョコレートを使ったスイーツがお目見えする。また、パンやケーキなどテイクアウトメニューも充実しており、徒歩すぐのなぎさ公園に足を延ばして、湖上を吹き渡る風を感じながらホテルメイドの味を楽しむのもおすすめだ。

リゾート感のある「ロビーラウンジ ポート ニオ」。ソファの座り心地も抜群

季節替わりの「アフタヌーンティーセット」4500円一例(写真は2名用)。予約がベター

スポンジケーキやタルトなど定番のほか、和素材を使ったケーキも

高層階のレストランや客室からレイクビューを堪能

「ロビーラウンジ ポート ニオ」のほか、同じく1階に「中国料理 李芳」、36階には「和食 清水」、37階にはブッフェレストラン「レイクビューダイニング ビオナ」、最上階の38階には「フランス料理 ボーセジュール」、「スカイラウンジ トップオブオオツ」など季節営業を含めると全部で7つのレストランとバーがある。高層階のレストランは、琵琶湖のパノラマビューも魅力。また、「びわ湖の特等席」をコンセプトとした客室からは、夕景、夜景、日の出まで、刻一刻と移ろっていく空と琵琶湖の共演を心ゆくまで眺められる。ホテル前のにおの浜観光港には琵琶湖のシンボル船であるミシガンが寄港しているため、ホテルで優雅なひとときを過ごしたあとにクルーズに向かうというのも、このロケーションだからこその粋な楽しみ方だ。

記念日におすすめの38階「フランス料理 ボーセジュール」

180度琵琶湖を見渡せるスカイフロアツイン