沖縄
沖縄本島(南部)
OKINAWA ISLAND (SOUTHERN)
聖地や戦跡など沖縄の歴史や文化を学べるスポットが集中
本島南部にある豊見城市(とみぐすくし)、糸満市(いとまんし)、八重瀬町(やえせちょう)、南城市(なんじょうし)を一般的に南部と呼び、世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)を筆頭に琉球神話にまつわる聖地やグスク(城)跡は沖縄の精神文化に触れるパワースポットとして、女性を中心に注目を集めている。また、平和祈念公園やひめゆりの塔をはじめとする戦跡が点在し、祈りのエリアとしての一面も。一帯は農業や漁業が盛んで、特に奥武島(おうじま)は漁業の島としても有名。島内で販売される沖縄天ぷらを目当てに週末になると多くの地元客が訪れる。そのほかにもオーシャンビューが自慢の海カフェや絶景スポットも点在している。
エリアの見どころ
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ひめゆりの塔/ひめゆり平和祈念資料
- 戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える
- 糸満市をはじめとする南部エリアに数多く点在する戦跡のなかで、最も有名な「ひめゆりの塔」。戦争体験者が少なくなっていくなか、ひめゆり学徒隊の体験を通して戦争の悲惨さや平和の尊さについて考える場として訪ねたい。
- スポットの詳細
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ひめゆりの塔/ひめゆり平和祈念資料
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沖縄アウトレットモール あしびなー
- 日本最南端のアウトレットモール
- 沖縄の言葉で「遊ぶ庭」という意味のあしびなー。その名のとおり広大な敷地内には、日本初上陸のブランドを含め、約100余のショップが集結。定期的にエイサーやマルシェなどのイベントもあり、週末は地元客と観光客で賑わう。
- スポットの詳細
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沖縄アウトレットモール あしびなー
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DMMかりゆし水族館
- リアルとバーチャルが融合した新感覚の水族館
- 2020年(令和2)5月にオープンした沖縄で2つめの水族館。約190種、約5000点の生きものに出合えるだけでなく、最先端の映像表現と斬新な空間演出によって、沖縄の自然を多角的に体感できるエンターテインメント性の高い展示が魅力だ。
- スポットの詳細
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DMMかりゆし水族館
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オリオンECO美らSUNビーチ(豊崎海浜公園)
- 那覇空港からいちばん近いアクセス抜群のビーチ
- 那覇空港から車で約15分の場所にある、アクセス抜群の県内最大級の人工ビーチ。大型ショッピング施設「イーアス沖縄豊崎」が目の前にあるほか、マリンスポーツやネットアスレチックなどのアクティビティも豊富。充実したビーチタイムを過ごせる。
- スポットの詳細
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オリオンECO美らSUNビーチ(豊崎海浜公園)
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瀬長島ウミカジテラス
- 目の前に海を望む白亜のグルメ&ショッピングスポット
- 本島と約600mの海中道路でつながった瀬長島に位置する「瀬長島ウミカジテラス」。那覇空港から車で約15分の場所にあることから、フライト前後に気軽に立ち寄れる立地の良さも魅力のひとつ。海に面した傾斜地を利用して造られた建物や通路は白で統一され、空と海の青とのコントラストが美しく、ハイビスカスやヤシの木が植栽されて南国らしい雰囲気を演出している。約40店舗が軒を連ね、マンゴーやパイナップルなど沖縄ならではのフルーツを取り入れたスイーツや店内をマイナス10度に創り上げた氷点下Bar、オリジナルリングの制作までバラエティに富んだ店が集結。テラス席を設けている店が多く、散策はもちろん目の前に広がる海や飛行機の離発着シーンを眺めながらの食事も楽しい。また、サンセットスポットとしても有名な瀬長島。最上部にある展望スポットや島に沿うように造られた遊歩道から望むロマンティックな光景は感動的。時間が許すならぜひ眺めたい。
- スポットの詳細
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瀬長島ウミカジテラス
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ガンガラーの谷
- 古代人の痕跡が残る鍾乳洞跡を歩くガイドツアー
- 鍾乳洞が崩落してできたガンガラーの谷には、長い年月をかけてできた自然豊かな谷間が広がっている。スタート地点となるケイブカフェ(サキタリ洞)から約1kmの道のりをガイドの話を聞きながら巡る。アカギの森、安産や良縁への祈りが捧げられるイナグ洞、命の誕生と成長を願うイキガ洞などの各見どころでは、ガイドが成り立ちやいわれなどを語ってくれる。そして圧巻なのが樹齢150年という大主(うふしゅ)ガジュマル。樹高約20mもあり、このエリアのぬしのような存在感を醸し出している。ツリーテラスで周囲の景色を眺めたあとはツアーの最終地点となる武芸洞(ぶげいどう)へ。ガンガラーの谷では古代人が生活した痕跡を求め発掘調査が行われており、今までに世界最古となる2万3000年前の釣り針や、約7000年前の土器などが発見され、現在も継続して調査が行われている。大自然のエネルギーを感じられるこの場所で、生命の神秘をたどる冒険に出よう。
- スポットの詳細
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ガンガラーの谷
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元祖 中本てんぷら店
- 新鮮な海の幸を沖縄天ぷらで気軽に食す
- 南城市の南端にある奥武島(おうじま)は天ぷらの島として有名で、地元客だけでなく観光客も多く訪れる。現在奥武島には天ぷら店が3軒あるが、そのブームの火付け役となったのが元祖 中本てんぷら店だ。もともと「中本いまいゆ店」という鮮魚店を営んでいたが、1989年(平成元)に店舗の一角を利用して天ぷらの販売を開始した。鮮魚店なので、魚やイカなどの具材の鮮度は申し分なし。そのため、「奥武島の天ぷら屋さん」として沖縄じゅうに知られるようになり、1990年代の後半には行列ができるようになっていた。また、店主はモズクの養殖も手がけていたことからモズクの天ぷらも提供。今でこそ、モズクの天ぷらはメジャーだが、モズクを使った沖縄天ぷらの発祥はこの店だといわれている。現在では、「いも」「やさい」、季節限定のアーサ(海苔の一種)など20種類近くを販売している。下味が付いているのでそのままでも十分おいしいが、ソース(有料)を付けて食べるのもいい。
- スポットの詳細
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元祖 中本てんぷら店
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アジアン・ハーブレストラン カフェくるくま
- 絶景と楽しむ本格的なタイ料理が自慢
- オーシャンビューが魅力の海カフェが多い南部エリアのなかでも、ひときわ注目を集めている「アジアン・ハーブレストラン カフェくるくま」。ログハウス風の建物に入った先には海に向かうようにして造られたテラス席が並び、標高約140mの断崖から視界いっぱいに青い海と空を一望できるロケーションがすばらしい。景色と並んで人気なのが、タイ人シェフが腕をふるう本格的なタイ料理の数々。高いレベルの品質管理を行うタイ料理に対してタイ国政府機関が保証するタイセレクト認定店としてのお墨付きを得ているほどで、スパイスを利かせた本場のアジアンテイストを再現しつつ、日本人でも食べやすく味付けされている。また、ハーブ会社が営む店とあってどのメニューも新鮮なハーブや地元野菜をたっぷり取り入れている。アジアンフード以外にもカフェ利用ができるよう、金時豆とココナッツミルクの甘さがやさしい「くるくまぜんざい」やバタフライピーを使ったドリンクなどカフェメニューも充実している。
- スポットの詳細
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アジアン・ハーブレストラン カフェくるくま
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浜辺の茶屋
- 海を間近に感じるカフェで島時間を過ごそう
- 1994年(平成6)にオープンし、今や沖縄の海カフェを代表する存在になった浜辺の茶屋。自然と共生するかのように造られた木造の建物は、満潮時になるとすぐそばまで波が打ち寄せ波の音が自然のBGMに。喧騒を忘れて過ごす非日常的なロケーションは、観光客のみならず地元客を魅了し続けている。海との一体感が楽しめるようにと設けられた席は、店内から海を望む窓席をはじめ、波打ち際のビーチ席、屋上テラス。木の下のテラス席など4か所。なかでも人気の窓席は大きく開け放たれた窓から望む海と空が一枚の絵のよう。吹き込む海風が気持ち良く、いつまでも眺めていたくなるような心地良さが魅力だ。景色と楽しみたいメニューは、ブランチプレートなどの軽食や自家製シフォンケーキといったスイーツが中心。週末にはモーニング営業も行っており、早起きをして海を眺めながら食事を味わうぜいたくなひとときは格別。また、浜辺だけでなく徒歩10分ほどの場所には海岸から小高い丘へと続く庭園「さちばるの庭」もあり自由に散策が可能。沖縄ならではの植物や生き物たちとも出合える。
- スポットの詳細
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浜辺の茶屋
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山の茶屋・楽水
- 101段の階段を上り窓から絶景を楽しむ
- 南城市玉城(たまぐすく)の南端は古くから「さちばる」(沖縄の言葉で、崎の原という意味)と呼ばれる海や森に囲まれたエリア。そんな自然豊かな場所に位置するのが「山の茶屋・楽水」だ。その名のとおり小高い山の中腹にあり、駐車場から101段もの石造りの階段を上り店へとアプローチする。プチ登山気分を味わいながら石階段を上りきると店へ到着。周囲は木々や草花に覆われ、店内には琉球石灰岩の大岩をそのまま活用した壁があるなど自然との一体感を存分に味わうことができる。店の2階には座敷タイプのカウンター席があり、ここからの眺めが見事。数量限定の「酵素玄米御膳」(1650円)や地元の食材をトッピングした「さちばるピザ」(1320円)などをいただきながら、南国の樹木越しに広がる青く輝く海をしっかりと目に焼き付けたい。なおすぐ近くでは、沖縄の海カフェブームをつくった姉妹店「浜辺の茶屋」が営業している。
- スポットの詳細
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山の茶屋・楽水
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糸満漁民食堂
- 沖縄のうまい魚料理を海人(うみんちゅ)の街から発信
- 観光客にはなじみの薄い沖縄のイマイユ(鮮魚)料理。そのおいしさをしっかりと伝えたいと並々ならぬ情熱を抱き2013年(平成25)にオープンしたのがこの店だ。場所は海人(漁師)の街として知られる糸満市。いわば沖縄のイマイユ料理の本場でもある。店主であり料理人でもある玉城弘康さんの実家が鮮魚店であることから、その日最もいい状態の鮮魚を提供できるのも強みのひとつだ。もちろん料理にも工夫が凝らされている。いちばん人気の「魚のバター焼き」(時価)は、アーサ(アオサ)や豆腐よう、ウコンの3種類のバターソースからセレクトできるなどこの店ならでは。オリジナルのしびれ醤油でいただく刺身、さんぴん茶プリンのデザートなど前菜やデザートも付き豪華。そのほかにも土鍋で食べる「魚汁定食」(1380円)、「魚汁そば定食」(990円)などここならではのメニューも魅力だ。
- スポットの詳細
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糸満漁民食堂
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みーばるマリンセンター
- 本島最南エリアの天然ビーチでグラスボートに乗船
- 南城市の最も南側にあり、地元客の海水浴場としても知られている新原(みーばる)ビーチで古くから営業を続けているマリンショップ。グラスボートの運航をはじめ、マリンレジャー、BBQもあり新原ビーチを楽しむには欠かせない。
- スポットの詳細
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みーばるマリンセンター
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旅のヒント
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その1
大型ホテルが少ない代わりに一棟貸しのヴィラやプチホテルが多い。旅のプランに合った宿選びを。また、那覇市内から比較的近いエリアなので、那覇市を拠点して観光するのもひとつの手だ。
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その2
南部エリアをぐるりとひと回りするように国道331号が通り、各見どころへのアクセスに便利。南城市付近は標高が高く海を眺めながら走ることができるが、カーブや道幅が狭い場所もあるため運転の際は気をつけたい。
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その3
各スポット周辺には目印となる建物が少ないため、移動の際は事前に地図などのチェックをしておこう。カフェなどは店が手作りした看板が道沿いに設置されていることが多いので見落とさないよう注意。
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