新原ビーチ(百名ビーチ)

海水浴場

神々の伝説が色濃く残る天然のロングビーチ

南城市の南端エリアに位置するビーチ。砂浜の全長は隣接する新原(みいばる)ビーチと合わせると1km以上と、沖縄本島有数の長さを誇る。琉球開闢の神、アマミキヨ上陸の伝説が残り、周囲にも神話のスポットが点在する。

手つかずの白砂のビーチが延々と続く} 手つかずの白砂のビーチが延々と続く

自然の中に身をゆだねて過ごしてみたい

国道331号、百名の交差点から百名ビーチや受水走水(うきんじゅはいんじゅ)の標識を頼りに市道を進むと新原ビーチバス停があり、さらに左手に延びる農道を通ると百名ビーチへアクセスできる。民間駐車場(有料)があるのでここで車を停めて、モクマオウなどの防風林を抜けると砂浜に到着。視界の先には海と長い砂浜が広がり、このうえない開放感を味わえるはずだ。遠浅で波も穏やかだが、管理されているビーチではないため、遊泳やマリンレジャーを楽しむなら自己責任で。もしくは隣接する新原ビーチへ行こう。

これぞ手つかずの浜という美しさ} これぞ手つかずの浜という美しさ

アマミキヨが渡り着いたヤハラヅカサ

百名ビーチは琉球開闢(かいびゃく)の神、アマミキヨにゆかりの深い浜だ。遥か昔、アマミキヨが久高島に降り立ったあとで沖縄本島に上陸したが、その第一歩となったのが百名ビーチと伝わっている。つまりアマミキヨはここから沖縄各地へと歩を進めたとされている。南北に延びる百名ビーチの北端がその地とされ、ヤハラヅカサと呼ばれる聖地となっている。海の中に石碑が立ち、なんとも神秘的な光景を見せている。この石碑は満潮時には水没し、干潮時に全容を表し、石碑まで徒歩で行ける。現在も信仰の対象となっているため静かに見学しよう。

荘厳な雰囲気が漂うヤハラヅカサ} 荘厳な雰囲気が漂うヤハラヅカサ

琉球王国時代の聖地巡礼の地が周囲に点在

琉球王国時代、国王みずからが王国の繁栄と五穀豊穣の祈願のため、アマミキヨに関連する聖地を巡礼した東御廻り(あがりうまーい)。首里城の園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)から南城市の斎場御嶽や玉城グスクなど、14か所の聖地を巡ったと考えられている。百名ビーチ近くには、ヤハラヅカサをはじめ、アマミキヨが沖縄本島に上陸後、仮住まいをしたとされる浜川御嶽(はまがわうたき)、稲作の発祥伝説が残る受水走水など、徒歩圏内に東御廻りの聖地があるのでぜひ訪れてみたい。

ヤハラヅカサから徒歩すぐの所にある浜川御嶽} ヤハラヅカサから徒歩すぐの所にある浜川御嶽

受水走水には2つの泉と御穂田(みふーだ)と呼ばれる水田がある} 受水走水には2つの泉と御穂田(みふーだ)と呼ばれる水田がある

スポット詳細

住所
沖縄県南城市玉城百名 map map 地図
電話番号
0989481103
駐車場
あり
※1台500円
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

map map 地図

最寄り

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