沖縄
沖縄本島(中部)
OKINAWA ISLAND (CENTRAL)
アメリカンテイストの店舗が多く海中道路で島ドライブも楽しめる
沖縄市やうるま市、北谷町(ちゃたんちょう)などがある本島の中央部。嘉手納(かでな)基地など米軍の施設が多く、フェンス越しにその様子を見ることができ異国の雰囲気を感じられる。A&Wやブルーシール、コザゲート通りなどアメリカ由来の店舗やスポットが多いのも特徴だ。カラフルポップな建物やウォールアートなどを見られるSNS映えスポットとして話題の美浜アメリカンビレッジ、古いアメリカンハウスをリノベーションしたおしゃれなカフェが集中している港川外人住宅街もこのエリアに位置する。東海岸ゾーンには、沖縄屈指のドライブコースとして人気の海中道路があり、平安座島(へんざじま)や浜比嘉島(はまひがしま)、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)と4つの離島へ車で行けるのも魅力だ。なお中部には、勝連城跡、中城(なかぐすく)城跡という2つの世界文化遺産もある。
エリアの見どころ
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港川外人住宅街 (港川ステイツサイドタウン)
- 古いアメリカンハウスをカフェやショップにリノベーション
- かつて米軍関係者の住居として使用されたアメリカンハウスの並ぶ外人住宅街。沖縄本島の中部エリアに点在しているが、浦添市港川にある外人住宅街は、おしゃれなカフェやオーナーのセンスにあふれたショップにリノベーションされ観光地として注目を集めている。
- スポットの詳細
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港川外人住宅街 (港川ステイツサイドタウン)
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[oHacorte]港川本店
- サクサクのフルーツタルトは食べただけで笑顔に
- 港川外人住宅エリアといえばこの店といわれるほど、地元でも絶大な人気を誇るフルーツタルト専門店。「フルーツを、フルーツよりおいしく」をコンセプトに、県内外から仕入れる季節ごとのフルーツを使ったタルトを常時10種類ほど用意。春夏のシーズンにはパインや紅芋、ヒラミーレモンといった沖縄らしいタルトも並ぶ。フルーツ、クリーム、タルト生地のバランスを追求したタルトは手のひらサイズの直径7cm。果汁たっぷりのフルーツを載せることを考えたタルト生地は、最後までしっかりとサクサク感を楽しめるようフルーツに合わせて配合を変えるだけでなく、1日に3-4回焼き上げるなどおいしさを引き出す手間を惜しまない。そのほかにもタルト生地をシンプルに焼き上げた「しあわせはこぶとりサブレ」や、口どけの良いバタークリームとドライフルーツをサンドした「旅するタルトサンド」など、生地作りを大切にするタルト専門店だからこそできた焼き菓子は、お土産や贈り物としてもぴったり。
- スポットの詳細
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[oHacorte]港川本店
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A&W牧港店
- 親から子、子から孫へ。愛され続ける沖縄初のファストフード店
- 国道58号を北上すると牧港高架橋のそばに見えてくるのが、「A&W」と書かれたレトロな看板。日本初のファストフード店として1963年(昭和38)に誕生したのがA&Wだ。自家用車を乗りつけ、車の中でハンバーガーを食べるというドライブインレストランが当時話題になり、「エンダー」の愛称とともに今日まで県民に親しまれてきた。広大な敷地に広いテラス席、子ども用の遊具なども併設した牧港店は特に家族連れに人気。ここでぜひ試したいのが、約14種の薬草や樹皮根を独自にブレンドした看板メニューの「ルートビア」。独特な味わいのノンアルコールドリンクで好みは分かれるが、ここでしか飲めないとあっては試す価値大。しかも、店内注文の場合は何杯でもおかわり無料。ボリューム満点のこだわりハンバーガーやチキンとの相性も抜群だ。帰り際、楽しめた合図に「サンキューベル」を鳴らすのもA&Wならではのスタイル。古き良きアメリカの雰囲気を感じながらノスタルジックなひとときが過ごせそうだ。
- スポットの詳細
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A&W牧港店
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ブルーシール牧港本店
- 老若男女に愛されてきた沖縄育ちのアイスクリーム
- 「アメリカ生まれ沖縄育ち」のフレーズで県民に親しまれているブルーシールアイスクリームは、国道58線沿いの大きなアイスクリームの看板が目印。1948年(昭和23)に米軍基地内に乳製品工場を設立し、1963年(昭和38)には基地を飛び出し現在の場所へと拠点を移動した。当時の沖縄はまだ各家庭に冷凍庫がなく、アイスクリームは店に行かなければ食べられない高価な食べ物だった。また、年間を通して高温多湿な気候のため、さっぱりとくちどけの良いブルーシールのアイスは爆発的に流行した。それから半世紀以上が経過。本社があるアメリカで開発された100種以上のオリジナルレシピが綴られたレシピ本「オレンジブック」のレシピをベースに、今日までさまざまなフレーバーが誕生してきた。常時味わえる定番約30種に加え、季節ごとの限定フレーバーも楽しめるのは、観光リピーターにはうれしいところ。
- スポットの詳細
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ブルーシール牧港本店
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ぎのわん海浜公園・トロピカルビーチ
- 地元に愛されるシティリゾートの都市型公園
- 宜野湾(ぎのわん)市にある「ぎのわん海浜公園」。その公園内の1施設として地元で人気のトロピカルビーチが併設されている。広い敷地内には野外劇場に野球場や体育館などもあり、沖縄中部のランドマークになっている。
- スポットの詳細
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ぎのわん海浜公園・トロピカルビーチ
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安良波公園・アラハビーチ
- さまざまな楽しみ方のできる白砂のロングビーチ
- 白い砂浜が長く続き、公園が整備されたアラハビーチ。BBQやマリンスポーツが楽しめるほか、巨大なアスレチック遊具もあり、子どもから大人まで遊べる街なかのビーチだ。夕日スポットとしても知られている。
- スポットの詳細
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安良波公園・アラハビーチ
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美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ
- アメリカ西海岸に来たような気分になるショッピングモール
- 「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」はいくつものエリアからなる大型商業施設の総称。どこを切り取っても写真映えする建物や、印象的なウォールアート、多種多様なお店がアメリカの西海岸をほうふつさせる異国感満載の観光スポット。
- スポットの詳細
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美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ
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ZHYVAGO COFFEE WORKS
- アメリカ西海岸をほうふつさせるコーヒースタンド
- 美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ ディストーションシーサイドビル1階にあるZHYVAGO COFFEE WORKSは、外国人客にも人気のコーヒースタンド。オーシャンビューの店内から異国情緒あふれる風景を眺めながら、豆や焙煎にこだわったコーヒーや軽食を味わえる。オーナーがアメリカ・ポートランドの有名コーヒーショップを巡り、その雰囲気を再現したという店内には焙煎したてのコーヒーの良い香りが広がり、時間を忘れてゆったりとくつろげる。店内ではコーヒー豆以外にもTシャツやタンブラーなどのオリジナル商品も販売しており、ハイセンスな新しい沖縄土産としても人気だ。
- スポットの詳細
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ZHYVAGO COFFEE WORKS
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GORDIE'S
- アメリカンテイストの大迫力ハンバーガー
- 沖縄の中部地区北谷町砂辺にあるハンバーガーショップGORDIE’S。外国人住宅を改築した赤い外観の店からアメリカンな雰囲気が漂う。オーナーが好きな映画『スタンド・バイ・ミー』からお店の名前を決めたそうで、店内もオールドアメリカンをほうふつさせるアンティークで統一されている。そんな店内でバーガーを味わえば、本場のアメリカにトリップしたような気持ちに。ボリューム満点の自家製バンズに挟まれたビーフ100%パティのバーガーは、かぶりつくのにコツが必要なほど大きい。キッズメニューも用意されており、店内には絵本やオムツ替えのベッド台も完備されているので、子ども連れでも安心して食事を楽しめる。自分好みのバーガーをテイクアウトして、店のすぐ近くにある砂辺馬場公園や宮城海岸の堤防で海を眺めながら、ゆったり食べるのも良いだろう。
- スポットの詳細
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GORDIE'S
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パブラウンジ エメラルド
- 沖縄ステーキはボリューム満点のアメリカンスタイル
- 米軍統治時代に米軍の腹を満たすために広まり、今ではすっかり沖縄の食文化のひとつとして定着したステーキ。数あるステーキ店のなかでも創業40年以上の歴史を誇るエメラルドは、味もさることながら圧倒的なボリュームで人気を博している。スタンダードなステーキでも約350gもあるが、名物のエメラルド特製ジャンボプレミアムステーキは約450gと驚異のボリューム。赤身と脂身のバランスが良くやわらかな肉質に加え、自家製のタレに1日漬け込むことでしっかりとした味わいに。ステーキは鉄板で提供され、肉の焼けるジューッという音がなんとも食欲をそそる。そのまま味わうも良し、オリジナルの醤油ベースのタレやグレイビーソース、ガーリックで味の変化を楽しむのもおすすめだ。ステーキ以外にも和食やチャンプルーといった沖縄料理がそろうのもこの店ならでは。地元ではファミレス感覚で利用する人も多いのだとか。
- スポットの詳細
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パブラウンジ エメラルド
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沖縄こどもの国 OKINAWA ZOO&MUSEUM
- 琉球特有の珍しい動物に会える動物園
- 約150種の動物を展示する動物園では、世界中でここにしかいない琉球弧の野生動物や在来家畜をはじめとして、日本や世界の野生動物に出会うことができる。科学を身近に楽しめる「ワンダーミュージアム」を併設しており、子どもの感性や知的好奇心を刺激する体験型の展示が好評だ。
- スポットの詳細
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沖縄こどもの国 OKINAWA ZOO&MUSEUM
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コザゲート通り・沖縄市中央パークアベニュー
- 古き良き沖縄文化とアメリカ文化とが交わるストリート
- 夏の風物詩「エイサー」の一大イベントである「沖縄全島エイサー祭り」が開催される沖縄市。伝統と異文化とがミックスしたこの市を代表するストリートが、コザゲート通りと沖縄市中央パークアベニューだ。
- スポットの詳細
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コザゲート通り・沖縄市中央パークアベニュー
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チャーリー多幸寿本店
- アメリカンな雰囲気に浸りながら沖縄タコスを味わえる
- 沖縄市の中央パークアベニューにある沖縄タコスの元祖「チャーリー多幸寿」は、1956年(昭和31年)の創業から地元で愛される老舗だ。沖縄がアメリカの統治下にあった時代、アメリカ軍公認の飲食店Aサインレストランとしてスタートした。特色あるメニューをと営業当初から提供したのが元祖沖縄タコス。これが人気となり現在のタコス専門店へと形を変えていった。人気メニューはタコス3Pセット。外はカリッとしているのにほどよくやわらかい店オリジナルの皮に、3種類のミート(ツナ、ビーフ、チキン)が包まれ絶品だ。もう1つの人気メニューが「チャーリーライス(タコライス)」。一般的なタコライスの盛り付けとは違い、レタスとトマトをご飯の上に盛り付けない提供方法も新鮮だ。タコスとチャーリーライスがセットになった「チャーリーセット」でどちらも堪能することができる。テイクアウトも可能だ。
- スポットの詳細
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チャーリー多幸寿本店
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丸一食品 塩屋店
- 沖縄のいなりずしとチキンの絶妙な組み合わせ
- 沖縄には、天ぷらやチャンポンなど、同じメニュー名でも風土や気候に合わせ独自に進化したフードがいくつもあり、いなりずしもそのひとつだ。沖縄のいなりずしは他府県に比べ、油揚げの色が薄く酢飯もさっぱりとしている。そしてそのいなりずしとセットになっているのがガーリックチキンだ。現在は沖縄各地で販売されている「いなり&チキン」だが、その発祥の店が丸一食品。1952年(昭和27)にアイスケーキ店として創業し、のちに食堂も併設。沖縄そばのサイドメニューとしていなりずしを提供することになった。本土風のいなり寿司だと沖縄の気候に合わないため、創業者が試行錯誤の末、現在のいなりずしを完成させた。チキンもほぼ同時期に販売されていたが、知人からのアドバイスでガーリックをまぶしたチキンができあがった。1979年(昭和54)にはチキンとガーリックチキンのテイクアウト専門店としてリニューアル。あっさりとしたいなり寿司とガーリックチキンの相性は抜群で、早い時間に売り切れることも多い。
- スポットの詳細
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丸一食品 塩屋店
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ぬちまーす観光製塩ファクトリー
- 世界唯一の特許製法による製塩風景を見学
- 海中道路から県道10号経由で約10km。「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」は自然豊かな宮城島にある。看板商品のぬち(命)まーす(塩)で知られ、その塩作りの最大の特徴は世界唯一の特許製法である常温瞬間空中結晶製塩法。工場の目の前に広がる海から海水を汲み上げ不純物を除去し濃縮。霧状に噴霧し温風を当てることで水分を蒸発させ、瞬間的に結晶化させている。一般的な食塩に比べ塩分が低いだけでなく、21種類ものミネラルが含まれ体にもやさしいのが特徴だ。工場見学では20分ごとに無料のガイドツアーを実施。解説を聞きながら製塩室や階下にある検品室などを見ることができる。見学後は併設するカフェとショップへ。ぬちまーすを使った料理が楽しめるほか、おみやげに最適な調味料やコスメも販売している。また、敷地内にはパワースポットが多数点在。約70mの断崖から海を見渡す果報(かふー)バンタなどの写真映えする絶景スポットもあり、合わせて訪ねたい。
- スポットの詳細
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ぬちまーす観光製塩ファクトリー
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人気スポット
旅のヒント
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その1
中部エリアは浦添市からうるま市にかけてと比較的範囲が広く、さらに西海岸、東海岸に分けられる。南北の移動は国道58号、329号、330号があるためスムーズだが、東西の移動は国道がなく初心者にはわかりにくい。カーナビを活用しよう。
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その2
中部の人気スポット、港川外人住宅街やブルーシール、A&W、美浜アメリカンビレッジ、宮城海岸は西海岸にあり、どこも国道58号沿線に位置する。南北約10kmの範囲内にあるため巡りやすい。
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その3
中城城跡、勝連城跡、海中道路が東海岸のおもな見どころ。この3か所を見学するだけでも半日以上かかるので、時間配分を考えて旅の計画を立てよう。
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その4
中部には宜野湾市と北谷町に大型のリゾートホテルがある。ここ数年、美浜アメリカンビレッジとその周辺に中規模のホテルが急増しているので、好みのステイ先が見つかるはず。
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