岩手
三陸海岸
SANRIKU COAST
澄んだ空を映す海と複雑な海岸線が魅せる、圧倒的な造形美
リアス式海岸で知られる三陸海岸。宮古市を境に南側が入り組んだ海岸線になっており、天然の良港が点在している。一方、北側は人を寄せ付けないような断崖絶壁が続く。いずれも想像もつかない時間をかけてできた自然の造形美。展望台から見下ろすだけでなく、海からサッパ船や遊覧船で巡ったり、「浄土ヶ浜」で海水浴を楽しんだりと、さまざまなアプローチで違った表情を見ることができる。太古の歴史が生み出したといえば、神秘的な美しさの広がる「龍泉洞」や、透明感のある黄金色が美しい琥珀をテーマにした「久慈琥珀博物館」なども見どころ。また、度重なる台風被害や震災にも負けじと何度も復興を遂げている「三陸鉄道」をはじめ、「奇跡の一本松」など、人々が忘れてはいけない教訓を発信し続ける三陸エリア。この地を訪れることで、海の美しさを知り、自然の豊かさを味わい、生きていくことの大切さを感じてほしい。
エリアの見どころ
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北山崎断崖クルーズ
- 約200mの断崖絶壁の高さを感じつつ船上でウミネコに餌付け
- 島越(しまのこし)港を発着所として、北山崎までを往復する約50分のクルーズ。太古の昔、海の底にあった台地が隆起し、荒々しい海岸線が約8kmに渡って続く様子は、海のアルプスと呼ばれるほど壮大な景観だ。船に乗り海上から崖を見上げると、北山崎の展望台から見下ろしたときよりも、約200mという崖の高さを実感できる。また、高さだけでなく、複雑な形をした奇岩怪石が続くのも見どころ。「コイコロべ白亜紀地層」「ハイペ海岸」「弁天崎」「矢越崎」「ロウソク岩」「ミノシタの断崖」、そして最終ポイントの北山崎まで、青い空と海の美しさも含めて、何度でもシャッターを切りたくなる。航行する船と並んで飛び続けるウミネコの鳴き声もまたいい。伸ばした手の先から餌付け用のパンを取っていくウミネコの器用さに感心させられる。
- スポットの詳細
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北山崎断崖クルーズ
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サッパ船アドベンチャーズ
- 小さな船ならではのスリリングな天然アトラクション
- 「サッパ船」とは、地元漁師がウニ漁やアワビ漁などの際に使用している、7~8mほどの小型の磯船のこと。大きなクルーズ船と違い、小回りが利くうえ、狭い場所でも通り抜けられることから、アトラクションのようなクルージングを楽しめる。机漁港を出発し、約60分の航行で巡るのは、三陸を代表する景勝地・北山崎周辺。約200mの断崖絶壁を真下から見上げる景色は、息をのむほどのド迫力。また、入り組んだ海岸線に近くまで寄りつつ、波の浸食でできた穴や岩礁の間を勢いよく通り抜けるスリルもたまらない。ベテラン漁師による巧みな船さばきで、ふだんは体験できない冒険に出かけよう。波しぶきをよけるために雨合羽を貸してもらえるので、安心して乗船することができる。
- スポットの詳細
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サッパ船アドベンチャーズ
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青の洞窟
- サッパ船でしかたどり着けない神秘的な青の世界
- 「青の洞窟」といえばイタリアが有名だが、岩手の三陸にも青の洞窟がある。それは「八戸穴(はちのへあな)」と呼ばれる場所で、かつてこの穴に入っていった犬が青森県八戸市で見つかったことから「この穴の先が八戸に続いているのでは?」とその名がついたという。実際には、穴の奥は8m進むと行き止まりの洞窟である。輝くような青色は、穴の入り口から差し込む太陽光によるもの。水の底や壁面にも光が反射し、加えて洞窟という暗い空間のため、青さがより増して見える。なお、穴の入り口が半分まで海に浸かっているため、「サッパ船」と呼ばれる地元漁師が漁の際に使う小型の磯船でなければたどり着けない。乗船は発着地である浄土ヶ浜にある「浄土ヶ浜マリンハウス」で申し込みを(所要20分、1名1500円、冬期休業)。浄土ヶ浜は石英粗面岩という白い岩で囲まれていて、その名のとおり極楽浄土のような穏やかで静かな入り江。こちらの景色も必見だ。
- スポットの詳細
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青の洞窟
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碁石海岸レストハウス
- 全国有数のサンマ水揚げ港、大船渡のご当地グルメ「大船渡さんまら-めん」
- 全国有数のサンマ水揚げ港である岩手県大船渡市。大船渡市には、新鮮な大船渡産のサンマを使い、市内の飲食店がそれぞれに創意工夫を凝らして提供しているご当地ラーメンがある。それが「大船渡さんまら-めん」。この名は、大船渡ブランド化推進会議が商標登録しているもの。「岩手県大船渡市内の飲食店」「岩手・大船渡で水揚げされたサンマを使用」「価格は750円」という3つの条件のもと、市内7店舗で提供されている。ここ「碁石海岸レストハウス」では、醤油ラーメンに丼からはみ出すほどのサンマのみりん干しが載せられている。上手な食べ方は、はじめにスタッフからも説明があるとおり、ラーメンとサンマを最初は別に食べ、徐々にサンマの身をほぐしてスープに溶かすようにしていただくこと。この方法だとスープに少しずつ甘みが加わり、コクも増していく。サンマの調理法は、竜田揚げ、すり身、甘露煮、つくねなど店によりさまざま。各店オリジナルの味を巡ってみるのも楽しそうだ。
- スポットの詳細
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碁石海岸レストハウス
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奇跡の一本松
- 高田松原に立つ、東日本大震災の復興のシンボル
- 陸前高田市は、隣接する大船渡市同様、東日本大震災で被害の大きかった町。東日本大震災の津波によって高田松原の砂浜と7万本の松林が流失したが、そのなかでたった1本残ったのが「奇跡の一本松」だ。広く国内外に知られる奇跡の一本松は現在、「高田松原津波復興祈念公園」内の国営追悼・祈念施設にその姿を見ることができる。この公園は、東日本大震災からの復興の象徴となる施設として整備され、奇跡の一本松のほか、「東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」や「道の駅高田松原」があり多くの人が訪れている。いわてTSUNAMIメモリアルは、災害と向き合い乗り越えるためのメッセージを発信する施設。道の駅高田松原は、陸前高田はじめ三陸沿岸各地の特産品、お土産品を数多く取りそろえている。三陸の新鮮な海産物を使った食事もできるので、奇跡の一本松見学のあとに立ち寄ってみよう。
- スポットの詳細
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奇跡の一本松
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道の駅くじ やませ土風館
- 久慈の名産品と観光情報が集まった駅近の道の駅
- 久慈駅から徒歩7分と、車以外でもアクセスのいい道の駅。あの朝ドラで人気に火が点いた名産品や久慈の海の幸・山の幸に、「久慈秋まつり」の大きな山車(だし)が旅人を出迎えてくれる。
- スポットの詳細
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道の駅くじ やませ土風館
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三陸リアス亭
- 至極の「うに弁当」を味わいたい
- ご飯の上に隙間なくびっしりと敷き詰められたウニ。弁当のふたを開けた瞬間、磯の香りが立ち込め食欲をそそる。三陸鉄道久慈駅の改札を出てすぐのところにある小さな駅そば・うどん店「三陸リアス亭」の名物は、この「うに弁当」。限定20個で毎朝5時から作っている。7時のオープン時には行列ができることもあるそうだが、予約も可能だ(前日までに電話予約)。予約が多いと1日50食作ることも。列車内で販売していた駅弁のため、ウニは生ではなく蒸ウニを使っている。ウニのエキスを入れて炊いた炊き込みご飯もたまらない。ご飯を口に入れた瞬間は「少し塩辛いかな」という印象だが、食べるうちに蒸ウニがほどけてご飯にからみ、どんどん箸が進む。甘みのあるウニとのバランスは抜群だ。弁当と一緒に味わってほしいのが麺類。三陸産のめかぶが入った「めかぶそば(うどん)」470円やドンと大きめのほたてが載った「ほたてそば(うどん)」540円など、ていねいに出汁をとった薄口のつゆが三陸の新鮮な魚介のうまさをひき立てる。
- スポットの詳細
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三陸リアス亭
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さんてつや
- マニアでなくても欲しい! 「さんてつ」グッズ
- 三陸鉄道、通称「さんてつ」直営のグッズ専門店「さんてつや」は、三陸鉄道北リアス線・南リアス線とJR山田線の宮古-釜石間がリアス線としてつながった2019年(平成31)3月、宮古駅改装にともなってオープンした。さんてつグッズはもちろんだが、ここでしか買えない地元企業とのコラボ商品や海産物などのお土産も数多く取り扱っている。さんてつの乗車記念なら、駅名板キーホルダーやさんてつのキャラクター「さんてつくん」のぬいぐるみが定番商品。子どもたちに大人気なのは、さんてつの車両の形をした走る「列車型目覚まし時計」1650円。アラーム音が車内アナウンス・走行音・宮古駅発車音なのも楽しい。さんてつファンなら手に入れたい。黒字化を目指す「クロジカせんべい(醤油・塩・黒糖)」216円というのもユーモアたっぷりでお土産にはおもしろい。さんてつやのすぐ隣にある観光案内所では、観光スポットの最新情報を入手できるほか、レンタサイクルも借りられるので、まずはここに立ち寄ってから宮古の観光を始めよう。
- スポットの詳細
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さんてつや
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蛇の目本店
- 三陸が詰まった名物「瓶ドン」。食べごたえ満点の体験型グルメ
- マグロ、サーモン、イクラ、タコ、ウニ、ホヤ、イカ、ほたて、タラコ、カニ爪、エビ……など、その日の入荷によって内容は異なるが、これが1本の瓶に入って出てくるのが「瓶ドン」。とにかく当日入荷された新鮮な魚介類を食べごたえのある厚切りにして、瓶からあふれるほど詰め込む。200㎖の牛乳瓶くらいの大きさの中瓶と小瓶がセットになった「蛇の目おまかせ(大)」2970円は、大どんぶりご飯とアラ汁、小鉢などが付く。男性でも満足感のある驚きのボリュームだ。最初に大葉やつまをご飯に載せてから瓶に入った具材を盛り付けるのがおすすめの食べ方。具材をきれいに並べられるよう、盛り付け専用の木のスプーンが付いている。もちろん、瓶の具材を一気がけするのも豪快でうまい!小食な人や少しだけ試してみたいという人も量少なめの中瓶1本や小瓶のメニューがあるのでご安心を。最上段にウニが載った「瓶ドン」は写真映えするご当地グルメ。店には「瓶ドン」目当てに午前10時の開店から多くの客が訪れる。1階はテーブル席、2階は座敷席となっていて、一人でも大勢でも入りやすいのもうれしい。寿司や丼ものなどのメニューも豊富だ。
- スポットの詳細
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蛇の目本店
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海鮮まえ浜
- 三陸の海の幸がこれでもかと載った豪華な海鮮丼
- JR釜石駅前ロータリーの脇に位置する駅前橋上市場「サン・フィッシュ釜石」。その2階にある「海鮮まえ浜」は、市内有数の海鮮丼の人気店。三陸で獲れた海の幸が時間をおかず入荷され、そのまま提供されるので鮮度抜群!おすすめは、ウニ、ほたて、イクラの醤油漬けの載った「三陸釜石お宝丼」。ほたても漬け込まれているので、ワサビ醤油なしでもおいしくいただける。「せっかく観光で来たのだから豪華な食事を」というなら、焼きウニ、エビ、イクラ、ほたて、マグロの5種類のネタが丼の上に載った「5きげんスペシャル丼」がおすすめ。厚切りの本マグロの中とろ&赤身に巨大なほたてが盛り付けられて、食べごたえ抜群だ。ウニがてんこ盛りの「焼うに丼」や「お刺身盛り合わせ定食」、蒸ウニを使ったぜいたくな地元飯「がぜにぎり」など、いずれもネタの新鮮さとおいしさ、そのボリュームに感動する。駅前橋上市場「サン・フィッシュ釜石」では釜石港で水揚げされた魚介や干物が販売されているので、海鮮丼でお腹を満たしたあとは1階でショッピングを楽しんでほしい。
- スポットの詳細
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海鮮まえ浜
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お食事ハウス あゆとく
- ご当地・釜石ラーメンとスリランカ風カレーは地元民の熱愛グルメ
- 1940年(昭和15)創業の地元客に親しまれる老舗の食事処。せっかちな漁師たちを「注文から待たせない」ため茹で時間の短い細めのちぢれ麺を使う釜石ラーメンだが、あゆとくは保存料・着色料無添加の自家製麺を使用する。ストレート麺を軽く手もみして、ちぢれを作るそうだ。スープは豚骨や鶏ガラ、煮干しなどで作る琥珀色であっさりとした醤油味。ツルツルとのどごしのよい細めのちぢれ麺にスープがよくからむ。また、フレンチの巨匠のもとで腕を磨いた3代目店主が作るこだわりカレーも人気メニュー。トマトジュースと鶏ガラスープ、野菜やスパイスを加えた「ピリ辛スリランカ風チキンカレー」980円や、魚介をブランデーでフランベして白ワインを加えた「スリランカ風シーフードカレー」980円など、どれも絶品。じっくり時間をかけて作るカレーはもちろん、米も昔ながらの「はさ掛け」で2~3週間天日乾燥させた有機栽培米を契約農家から仕入れるこだわりよう。道理でご飯がうまいわけだ。釜石・唐丹(とうに)産のわかめとメカブがたっぷりの「海鮮ラーメン」980円から古きよき洋食や定食、丼ものまで、メニューが豊富で何を食べるか迷いそう。
- スポットの詳細
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お食事ハウス あゆとく
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ワタミオーガニックランド
- 完成は約20年後!SDGsを学べる環境配慮型農業テーマパーク
- 東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市今泉北地区に、2021年(令和3)4月にオープンした農業テーマパーク。オーガニックランド内には、野菜の露地栽培園やワイン用のブドウ園があるほか、BBQも楽しめる。
- スポットの詳細
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ワタミオーガニックランド
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バーガーショップMAKOTOYA
- グラスフェッドミルク&フルーツのまぜまぜソフトクリーム
- オシャレなトレーラーハウスで提供されているのは、ハンバーガーや北海道美幌峠牧場のグラスフェッドミルクのソフトクリーム、オーガニック豆を使用したコーヒー、レモネードといったカフェメニュー。2種類の「まぜまぜソフト」は、凍らせたソフトクリームの上にブドウとオレンジのソースがたっぷりとかかっていて、混ぜて食べるとシャリシャリとした食感が心地いい。ソフトクリームの甘さとフルーツの酸味のバランスが絶妙であと味もサッパリ。「まぜまぜ国産ぶどう」に使われているブドウは、「ヤマ・ソーヴィニヨン」という日本で開発された日本固有の赤ワイン用品種だ。山ブドウのような酸味の強さが、濃厚ミルクのソフトクリームとマッチする。ハンバーガーは「岩手めんこい黒牛」や住田町の「ありすポーク」、岩手県産南部どり、地元の新鮮野菜がたっぷり入ってボリューム満点!青空のもとベンチに腰掛けて食べると、さらにおいしく感じる。「ワタミオーガニックランド」は2040年(令和22)完成を目指し、少しずつ整備されていく進化型農業テーマパーク。「バーガーショップMAKOTOYA」もまた、訪れるたびに新しいメニューに出合える楽しみがある。
- スポットの詳細
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バーガーショップMAKOTOYA
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東日本大震災津波伝承館「いわて TSUNAMI メモリアル」
- 「津波のときは、てんでんこ」教訓を学び未来につなげる伝承館
- 東日本大震災津波が押し寄せた陸前高田の広田湾と気仙川近くに整備された「高田松原津波復興祈念公園」内にある津波伝承館。幾度となく三陸を襲った津波の歴史、東日本大震災津波の事実や教訓を後世に伝える施設だ。
- スポットの詳細
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東日本大震災津波伝承館「いわて TSUNAMI メモリアル」
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陸前高田 発酵パーク CAMOCY
- 陸前高田の発酵文化を今に伝える発酵パラダイス
- パン、ビール、醤油、チョコレートに発酵食品を使った総菜など、発酵をテーマにした7つのショップが集まる発酵パーク。発酵文化が受け継がれてきた陸前高田今泉地区の復興のシンボルとして2020年(令和2)に誕生した。
- スポットの詳細
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陸前高田 発酵パーク CAMOCY
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クラフトビール醸造所 陸前高田マイクロブルワリー
- 地元素材を使ったサステナブルなクラフトビール
- オーナーのビール好きから始まったビアバー&ブルワリー。地元の生産者と連携して出荷できないリンゴや廃棄パンなどを有効活用し、陸前高田オリジナルテイストのビールを店舗内で醸造、販売している。
- スポットの詳細
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クラフトビール醸造所 陸前高田マイクロブルワリー
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THREE PEAKS
- ワインと地元米崎リンゴのシードルを造る海街ワイナリー
- 商業施設「キャッセン大船渡」8街区にあるかわいらしい一軒家のワイナリー&ショップ「THREE PEAKS」。2013年(平成25)に誕生した新しいワイナリーで、3kmほど離れた約2500平方メートルの自畑でシャルドネなど約10種類のワイン専用ブドウも栽培しているという。ワイナリーがある大船渡市の隣に位置する陸前高田市米崎町は、古くからのリンゴの産地。そのため、米崎リンゴを使ったシードル造りにも力を注いでおり、これが四国や九州で評判だという。「震災で半分以下になったリンゴ園の存続を助けるため、シールドは造り続けたい」と話すのは、店主の及川武宏さん。主力ブランドの「りんご屋まち子シリーズ」は、リンゴをブレンドして醸造した「アップルワイン」(500㎖)1430円や、リンゴ3個分が丸々入った「大人の贅沢りんごジュース」(720㎖)1080円など、ワイン、シードル、ジュースのラインナップがある。実はこのブランドは、及川さんの母親の名前からネーミングされたもの。母・まち子さんを筆頭に家族で管理するリンゴ園のリンゴも、もちろんワインやジュースに使用されている。店主の想いを形にした「やさしい気持ちになれる」ワインやシードル。飲めば心をほっこり温かくしてくれそうだ。
- スポットの詳細
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THREE PEAKS
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かもめテラス 三陸菓匠さいとう総本店
- 「かもめの玉子」のデコ体験&総本店限定スイーツがたくさん
- 三陸土産の大定番「かもめの玉子」を販売する「三陸菓匠さいとう」の工場併設の総本店。「かもめソフト」や「ばなちょかもめの玉子」など、ここでしか買えない・味わえない商品は要チェック!
- スポットの詳細
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かもめテラス 三陸菓匠さいとう総本店
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THE BURGER HEARTS
- 岩手が詰まったアメリカンスタイルの地産地消ハンバーガー
- 厚めの短角牛のパティ2枚にとろけ落ちるチェダーチーズ、地元産レタス、それぞれのおいしさをふっくらとした自家製バンズがまとめてくれる。店のいちばん人気は、この「BHチーズバーガーダブル(いわて短角和牛100%)」。三陸鉄道盛(さかり)駅から徒歩5分ほどの場所にある「THE BURGER HEARTS」は、全国のハンバーガー好きに知られる有名店だ。店内は1960年代アメリカのハンバーガーショップのようなダイナースタイル。黒と白のタイル張りの床に真っ赤なチェアが置かれ、レトロポップな雰囲気がある。バーガーのメインとなる牛・豚・鶏肉は、「いわて山形村短角和牛」「黒毛和牛 門崎熟成肉」「四元豚ありすぽ~く」「南部どり」といずれも岩手県産。グレービーなどのソース類、ベーコン、バンズまですべて自家製で、パティとの相性を考えて作り上げたそうだ。三陸産タラを使ったタラフライバーガーや店独自のラムバーガーなど、メニューは50種類以上。バーガーに刺さっている旗に店主の奥さんによる手作り消しゴムスタンプが押してあったり、メニューに手描きのイラストが添えてあったりと、随所に温かいもてなしを感じる。
- スポットの詳細
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THE BURGER HEARTS
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大船渡秋刀魚だし 黒船
- 岩手県屈指の人気ラーメン店。さんま&南部どりのスープが絶品
- 地元テレビ局主催の岩手県ラーメン総選挙で2021年(令和3)に1位に輝いた人気店「大船渡秋刀魚だし 黒船」。天井の高い広い店内には、カウンター席やテーブル席、座敷席がある。食券を渡したら、店内に多数貼られた国内外のミュージシャンのポスターを眺めながらラーメンを待とう。店主が音楽好きなこともあり、年に数回、店内でライブを開催しているそうだ。運ばれてきた「秋刀魚だしらーめん(特製醤油)」1150円は、豚バラ巻き・鶏・豚肩ロースの3種類のチャーシューが器から飛び出し、さらに半熟の煮卵とメンマ、水菜がラーメンに彩りを添える。さんまと岩手名産南部どりのガラから出汁をとった透明感のある黄金色のスープに、ストレートの細麺がよくあう。スープ・麺・具、いずれもレベルが高いと評される黒船のラーメンだけに、食べれば感動すること間違いなし。JR大船渡駅近くの複合施設「キャッセン大船渡」には、2号店「貝だしラーメン黒船SECOND」があり、こちらでは、貝出汁のラーメンを食べられる。港町の魚介系ラーメンは、とにかくうまい!
- スポットの詳細
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大船渡秋刀魚だし 黒船
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てしごと屋マリンローズパーク店
- 2億年の眠りから覚めたマリンローズでアクセサリー作り
- バラ輝石を使ったアクセサリー作りや原石磨きを体験できるミュージアムショップ「てしごと屋マリンローズパーク店」。店内には、貴重なバラ輝石や国産天然石のジュエリーが並ぶ。
- スポットの詳細
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てしごと屋マリンローズパーク店
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人気スポット
旅のヒント
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その1
東日本大震災から10年目の2021年(令和3)12月、ついに悲願の三陸沿岸道路が全線開通。これまで岩手県北の種市町から、南の陸前高田市まで約5時間以上を要していたのが、およそ半分ほどの時間で縦断できる。これによって岩手県沿岸部の観光が、さらに身近なものになった。
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その2
鉄道においても、2019年(平成31)、JR山田線の宮古-釜石間がJR東日本から三陸鉄道に移管された。これにより三陸鉄道北リアス線と南リアス線が一体となり、盛駅から久慈駅間で直通運転されている。
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その3
東日本大震災とその後の「令和元年台風」の被害により、復旧が遅れている道路や営業が再開できない、あるいは規模を縮小している施設もある。目的地の営業状況を事前に確認しておこう。
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その4
日々、町や道路が復興に向けて変わっている。車移動の際は最新地図で道路状況をチェックしよう。
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