久慈琥珀博物館
日本最大の琥珀産地・久慈市にある、国内唯一の琥珀博物館
琥珀誕生と関わりが深い白亜紀の恐竜の展示物がどーんとお出迎え
琥珀は太古からの贈りもの「タイムカプセル」
琥珀は、数千万年前から数億年前に地上に繁茂していた樹木の樹脂が地中などに埋もれて化石化した「樹脂の化石」。久慈の琥珀はナンヨウスギが起源樹種とされ、約9000万年前にさかのぼるといわれる。ここ「琥珀博物館」は日本でひとつしかない琥珀の博物館で、本館、新館のほか、いくつかの建物で構成される。本館では琥珀の歴史や世界の琥珀の紹介、新館では琥珀を用いた実験など体験型展示を行っている。博物館の見学コースは、琥珀製品販売店(ショップ)、工房(ワークスタジオ)、見学用坑道跡、リトアニア館、レストラン・喫茶と続き、所要時間は1時間程度。琥珀採掘体験、琥珀アクセサリー作り体験などさまざまな体験プログラムも用意されている。
琥珀をシンボリックにデザインした体験カプセル「太陽の石」の内部
琥珀と恐竜が眠る久慈の大地から、世紀の大発見
久慈では琥珀とともに、恐竜などの数多くの脊椎動物の化石が見つかっている。久慈琥珀博物館が琥珀採掘体験を行っている採掘場でも、カメ類、翼竜など陸生脊椎動物の化石が次々と発見された。2018年(平成30)6月、採掘体験を行っていた県内の高校生が恐竜の歯の化石を発見。のちにこの化石は日本で4例目、白亜紀後期では日本初となるティラノサウルス類の歯の化石であることが確認された。久慈市のように、琥珀と恐竜の化石がこれほど多く見つかる場所は世界的にも例がないといわれている。太古のロマンを求めて、琥珀採掘体験(事前予約制)にチャレンジしてみては。
ここだけの味を楽しめる、充実した博物館グルメ
同じ琥珀産地であることから、久慈市はリトアニア共和国クライペダ市と姉妹都市。久慈琥珀博物館には、リトアニアの文化や特産品などを紹介する「GINTARO(ぎんたろ)リトアニア館」が併設されている。リトアニアの民芸品、工芸品、酒や菓子類などを販売しており、なかでもワインが女性客に人気。ここで味わえるリトアニア風ホットドッグ「パンデーレ・ス・デシュレレ」は、2本のソーセージを挟んだボリュームたっぷりの一品だ。リトアニア館は冬期休業があるため事前に営業確認を。ゆっくりと食事を楽しみたい人は、直営レストラン「琥珀の森レストランくんのこ」へ。いわて短角牛、サーモンなど久慈ならではの地元産食材を使ったメニューが楽しめる。
スポット詳細
- 住所
-
岩手県久慈市小久慈町第19地割156-133
地図
- エリア
- 三陸海岸エリア
- 電話番号
- 0194593831
- 時間
- 9:00-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
- 12/31-1/1、2月末日
- 料金
-
[入館料]大人500円(団体400円)、小中学生200円(団体150円)
※団体は20名以上 - 駐車場
- あり(100台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- その他(館外喫煙所のみ)
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
-
- 琥珀の発掘体験
- 様々な種類の琥珀や琥珀のモザイク画等が展示されていました。琥珀を触れたり、歩いたり出来るコーナーがありましたが、コロナ禍で触れず残念でした。一番の目的は琥珀の採掘体験で、春から秋にかけて体験出来ます。スタッフの方が色々気に掛けてくれて、アドバイスをくれたり親切でした。1時間があっという間に過ぎ、夢中になり楽しめました。体験後に小さい琥珀の御守を貰えます。
-
- マジカルでアンバー
- 久慈市の山中にある琥珀に特化した博物館です。琥珀の産地ごとの特徴の違いなど気になる展示がありました。琥珀を使った美術品も目をひきます。また、博物館の裏手にある旧坑道も短いながらも蝙蝠がいたりとスリリングでした。
-
- 珍しい琥珀が並ぶが…
- 三陸鉄道に乗るために八戸から久慈にレンタカで移動、琥珀の博物館があるというので訪れた。久慈が琥珀の産地として有名であることはネット情報で初めて知った。博物館には、何万年も前の昆虫や植物が閉じ込められた珍しい琥珀や琥珀の工芸品が並ぶ。陳列されていた世界の琥珀と久慈産を見比べると決定的に違うのは透明感。どう見ても久慈産の琥珀は濁っていて美しくない。受付のある新館と本館、二つの展示棟があるものの、展示...
TripAdvisorクチコミ評価
もっと見る