県央エリア

CENTRAL AREA

日本三大うどんに伊香保温泉、アート・文学に親しむ街

群馬県のほぼ中央に位置する県央エリア。県庁は当初、高崎市にあったが、生糸で財を成した明治期の前橋市の経済人が私財を投じて移転させた経緯がある。赤城山と背比べするように建つ県庁は33階建て、高さ153m。県内最長、都道府県庁では都庁に次ぐ高さを誇る。32階の展望室からは雄大な上州の山々、利根川の流れ、関東平野を一望できる。県庁付近には都市公園や歴史的な建造物、文化施設が点在し、ゆっくりと散策を楽しめる。前橋市街地から赤城山に向かうルートはドライブに最適。登山やキャンプ、釣り、サイクリングも楽しめる。伊香保温泉は都心からのアクセスが良く、観光客で賑わう。名湯に浸かり、日本三大うどんの水沢うどんを味わい、レジャー施設で遊べる。世界遺産に登録されている伊勢崎市の田島弥平旧宅は利根川を挟んで埼玉県側にある飛び地にある。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    伊香保温泉
    万葉集に歌われ、多くの文人墨客に愛された名湯
    榛名山東側の中腹、標高600-800mに広がる伊香保温泉。万葉集の東歌に歌われているほど古い歴史がある。黄金の湯と白銀の湯、2つの温泉。そして365段の石段がシンボルだ。
    上ノ山公園から見た伊香保温泉全景
  • spot 02
    伊香保温泉石段街
    伊香保温泉のシンボル。365段の階段
    山形県山寺、香川県金毘羅と並び、日本三大名段と呼ばれる伊香保温泉石段街。石段の真ん中には温泉が流れ、両脇には老舗旅館や土産物屋、射的場、食堂などがずらり。伊香保温泉を象徴する景観をつくり出している。
    石段街の登り口。中央に湯滝が見える
  • spot 03
    伊香保ロープウェイ
    壮大な絶景のなかを行く約4分間の空中散歩
    伊香保温泉街から山頂まで約500mを結ぶ「伊香保ロープウェイ」。木々の間から広がる美しい眺望を楽しんだあと、山頂には、伊香保の自然を満喫できる展望台や広大な公園が待っている。
    高低差約200mを登るゴンドラの窓からは360度の絶景が
  • spot 04
    伊香保神社
    365段の石段を登ってたどり着く、温泉街を見守る神社
    石段街の最上段に、伊香保温泉を守護するように鎮座する伊香保神社。その始まりは紀元前ともいわれ、上野(こうずけ)三宮にも数えられる由緒あるお社だ。縁結びや健康などの神様を祀り、人々の信仰を集めている。
    夕方になると内部や提灯に明かりが灯り、幻想的な雰囲気に
  • spot 05
    清芳亭
    「湯の花まんじゅう」発祥の地・伊香保を代表する人気店
    「湯の花饅頭」の歴史は明治時代にまでさかのぼる。伊香保温泉の土産物にと、伊香保温泉の褐色の湯の色にちなんで考案された。清芳亭は、1936年(昭和11)に創業。なにより素材にこだわり、あんこには、北海道産のあずきを使用。皮には、サトウキビから不純物を取り除いた香り豊かな「赤糖」を使い、飽きのこない味に仕上げている。昔ながらの製法を今も守り続けるその味は「どこにも負けない」と胸を張る。\湯の花饅頭とのコントラストが鮮やかな、白い「和栗饅頭」もおすすめ。白餡に細かく刻んだ栗が入り、ほくほくとした食感を楽しめる。そのほか、どら焼きや栗ようかん、水羊羹など、品ぞろえはバラエティー豊かで、観光客だけでなく地元の人もたびたび訪れる人気店だ。
    定番の「湯の花饅頭」(6個入り700円)と「和栗饅頭」(9個入り1000円)。ぜひ食べ比べを
  • spot 06
    水沢うどん街道
    日本三大うどん。あめ色に輝く至高の麺
    水澤観世音に向かう途中、約4kmにわたって、うどんの名店が10数店、軒を連ねる。良質な小麦、清らかな水と熟練の技が織りなすうどんは、香川県の讃岐うどん、秋田県の稲庭うどんと並び日本三大うどんと称される。
    大きな看板が立ち並ぶ水沢うどん街道
  • spot 07
    水澤亭
    オリジナルメニューが豊富
    サラダうどん、豚汁うどん、うどん屋さんの釜めし……。おおよそ、水沢うどん街道にある店には見られない独創的な品書きが目立つ。開店は1994年(平成6)と水沢うどん商標登録店加盟店(13店)のなかでは新しい店。\うどんひとつとっても、通常の真っ白な水沢うどんに加え、コラーゲン入りの「絹のささやき」、100日かけて栽培したマイタケを練り込んだ「まいたけうどん」の3種類を用意している。いちばん人気の「水澤御膳」(1750円)は、盛りうどん、天ぷら、笹おこわ、五目和え、梅ジュースにデザートなどが入った豪華版。うどんがおいしいのはもちろんのこと、数々の小鉢も気が利いている。\特筆すべきは天ぷら。大きくてぷりぷりのエビ、そしてこんにゃくの天ぷらは食感がおもしろい。
    2種のつけ汁でいただく水澤御膳
  • spot 08
    原美術館ARC
    統合リニューアルした現代アートと東洋古美術のミュージアム
    日本では珍しい現代アートを専門とした東京・品川の原美術館と、その別館である伊香保のハラミュージアムアークが統合。原美術館ARCとして、2021年(令和3)4月にリニューアルオープンした。緑豊かな敷地のなかで独創的なアートやスイーツを楽しもう。
    エントランス前には、ジャン=ミシェル オトニエルの作品『Kokoro』(2009)
  • spot 09
    伊香保 おもちゃと人形自動車博物館
    リピート率50%以上、国内最大級のアミューズメントスポット
    延べ床面積、約3000㎡という広い館内に、異なる13テーマの博物館が凝縮。私設ミュージアムとして年間入館者数No.1を記録し、「プロが選ぶ人気観光施設100選」に1999年(平成11)から連続して選ばれ続ける、国内唯一の「愛されミュージアム」だ。
    「楽しさ満載」というのが一目瞭然の出発ホール
  • spot 10
    水澤観世音
    伊香保観光でぜひ訪れたい約1300年前に創設された名刹
    前橋市街地から伊香保温泉を訪れる途中にある水澤観世音。正式名称は五徳山 水澤寺。約1300年前、推古天皇、持統天皇の祈願を受けて、高麗の高僧・恵灌(えかん)僧正によって創設されたといわれている。
    坂東十六番霊場と記された入り口の岩
  • spot 11
    伊香保グリーン牧場
    雨の日でも楽しめる、遊び尽くせる観光牧場
    伊香保グリーン牧場は、榛名山のふもとにある観光牧場。動物たちに直接触れたり、牧羊犬によるショーを見られたり、名物のソフトクリームを頬張ったり。美術館や伊香保温泉も近く、みんなで遊べるスポットだ。
    入り口にあるかわいい羊の看板にテンションアップ
  • spot 12
    楽歩堂前橋公園
    前橋市で最初の公園として市民に長く愛される憩いの場
    群馬県庁の北側に広がる総面積18万5000㎡の広大な公園。芝生広場や遊園地など、エリアごとに多彩な表情を見せ、シーンに合わせて楽しみ方自由自在の魅力あるスポットだ。
    前橋城址の土塁頂部から見下ろす「さちの池」
  • spot 13
    前橋市中央児童遊園「るなぱあく」
    日本一安いノスタルジックな遊園地で思い出づくり
    前橋界隈の子どもたちの遊び場といったら、ここ。小さいけれど、れっきとした遊園地だ。100円玉1枚あれば、たっぷり遊べる驚きの安さと、昭和レトロの懐かしさが大人気! 『木馬』は国の登録有形文化財。
    園内に配置された楽しい乗り物は子どもたちに大人気
  • spot 14
    臨江閣
    明治時代のレトロな風情が漂う国指定重要文化財の近代和風建築
    県庁近くの前橋公園に隣接する近代和風の歴史ある建物「臨江閣」。明治時代に、来客などをもてなすために建てられた迎賓館と貴賓館、茶室からなり、国の重要文化財に指定されている。
    重厚ななかに近代和風の洒脱な雰囲気が漂う別館入り口
  • spot 15
    原嶋屋総本家の焼きまんじゅう
    群馬といえば「焼きまんじゅう」 まずはここで食したい
    群馬の名物は?と聞けば県民なら誰しもが「焼きまんじゅう」と答えるだろう。しかし、その様相は他県の人にはなかなか理解しがたいものらしい。まんじゅうといっても通常、中にあんこは入っていない。「焼きまんじゅう」は小麦粉に麹を混ぜて膨らませたまんじゅうに、甘辛い味噌だれを付けて焼いたものである。\その「焼きまんじゅう」ひと筋の老舗有名店が、前橋市にある1857年(安政4)創業の「原嶋屋総本家」だ。臨江閣からは歩いて5分ほど。店構えも初代の建物を復元して貫禄があり、店内には囲炉裏もあり落ち着いた純和風の雰囲気。代々続く秘伝の味噌だれを何度も付けて焼き上げる焼きまんじゅうは、外側がカリッと香ばしく、中はふっくらと焼き上がっている。甘じょっぱいたれとふんわりしてほんのり甘いまんじゅうが何ともおいしく、いくつでも食べられそうだ。県内外から多くのファンが訪れる名店。群馬には多くの焼きまんじゅう屋があるが、まずはおすすめしたい伝統の味である。
    赤味噌にザラメ、水飴などを混ぜて作る秘伝のたれがツヤツヤと美しい原嶋屋の焼きまんじゅう(1串220円)
  • spot 16
    アーツ前橋
    街とともにある身近な美術館
    アーツ前橋は、前橋市の中心市街地に位置する、前橋市管轄の公立美術館である。地元作家の作品や近現代美術作品を収蔵し、定期的に展覧会を開いている。1階には資料を閲覧できるアーカイヴ、カフェ、ミュージアムショップが開放されており、誰でも利用することができる。地域や街とともに文化を楽しみ、育てる役割も担っている。
    白いパンチングメタルの外壁が特徴的なアーツ前橋
  • spot 17
    萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
    前橋生まれの詩人・萩原朔太郎の人柄を知る 文学の拠点
    前橋市は「近代詩のふるさと」といわれるほど多くの詩人を輩出してきた。大正時代に口語自由詩を確立した萩原朔太郎(1886-1942)のほか、伊藤信吉、平井晩村など前橋生まれの当時の詩人の足跡をたどることができるのが前橋文学館である。
    前橋文学館の外観。朔太郎が憧れた西洋文化の象徴でもあるガス灯が設置され、レトロな風情を醸し出している
  • spot 18
    敷島公園
    日本の都市公園百選のひとつ 緑と水に囲まれた市民の憩いの場
    1922年(大正11)に創設された敷島公園は、前橋市民の憩いの場。総面積36万6000㎡という広い園内はさまざまな顔を持ち、一日のんびりと過ごすのにうってつけだ。
    手入れの行き届いた「ばら園」
  • spot 19
    赤城山
    美しい姿、群馬でいちばん愛される山
    上毛三山のなかでも最も群馬県を代表する名山。標高は1828m。中央のカルデラに大沼や覚満淵(かくまんぶち)、小沼があり、周囲を山々が取り囲む。登山やキャンプに利用され、自転車で登るヒルクライムの聖地にもなっている。
    前橋市街地から赤城山へ。最初に見えてくる大鳥居
  • spot 20
    赤城温泉郷
    都会の喧騒を忘れさせてくれる宿 美人の湯でのんびりと
    赤城南麓にひなびた温泉郷がある。1400年代には存在していたとの資料があり、現在は5軒の宿が残る。温泉は「美人の湯」といわれる炭酸水素塩泉で肌をなめらかにしてくれる。「嫁いで24年、風邪をひいたことがありません」と笑顔で話すのは「赤城温泉ホテル」の女将、東宮香織さん。地元で採れる山菜や川魚、上州牛などを使った創作料理は個室や食事処でいただける。\ほかの4軒もそれぞれに趣のある一軒宿。1689年(元禄2)創業と最古の「御宿総本家」は温泉郷の最奥にある。「湯之沢館」は全5室の小さな宿で露天風呂を楽しめる。国定忠治の名を屋号にした「忠治館」は江戸時代の民家を再現。「滝沢館」は川に面した露天風呂と低温の源泉をかけ流しにした壺湯があり、交互に入ると温泉効果を高められる。どこも華やかな温泉街はなく、人里離れた自然のなかで心と体を癒やすのに最適。車で行くしか方法はないが、細くカーブがあるので注意を。
    周囲を森に囲まれた赤城温泉ホテル
  • spot 21
    赤城神社
    美しき姫が神様に――女性の願い叶える神社
    赤城山のいただき、大沼湖の東岸、小鳥ヶ島に鎮座する赤城神社。1300年代に京都の「安居院」で全国の著名神社の由緒をつづった本「神道集」が編纂され、赤城神社の歴史や伝説が記されている。\そのひとつに赤城姫の伝説があり、たいへん美しい姫が赤城山と湖の神である赤城大明神のもとに召され、女神となった話だ。この女神に願うと女性の願いは必ず叶えられ、子授けを願うと美しい子どもを授かると伝えられている。赤城神社では、女性を護り、願いを叶える「姫守り」が有名で、全国から参拝者が訪れる。\境内には「一掬(すくい)千金」に値するというご神水が湧き、朝廷や幕府に献上されたと伝えられる。四季折々に装いを変える赤城山、その外輪山を小鳥ヶ島から一望できる。\赤城神社では、年間を通しておごそかな祭事が斎行されている。赤城山は神住む山、この祭事は古代の山岳信仰に端を発し、その祭祀と信仰を現代に伝えているのだ。また、赤城山を望む地域には、赤城山の神様「赤城神社」が祀られている。群馬県内をはじめ、全国で80数社ある。
    群馬のパワースポットのひとつ
  • spot 22
    田島弥平旧宅
    日本の近代化を支えた養蚕業の革命家
    利根川の群馬県側と埼玉県側にまたがる境島村。この小さな地域が養蚕のもとになる蚕種(蚕の卵)製造技術により日本の近代化を支えた。2014年(平成26)には「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として、田島弥平旧宅は世界遺産リストに登録された。
    立派な表門が目をひく
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旅のヒント

  1. その1

    公共交通があまり整備されておらず、車での移動がおすすめ。東京方面からは関越自動車道を利用、前橋市街地や赤城山は前橋IC、渋川市や伊香保温泉は渋川・伊香保IC、伊勢崎市は伊勢崎ICで下りる。

  2. その2

    高崎駅方面から前橋駅にはJR両毛線で約15分。前橋駅から県庁までは徒歩で約20分。バスやタクシーの利用も可能。また、市内33か所にポートのあるシェアサイクル「コグベ」は15分25円から借りられるので街なかの移動に便利。

  3. その3

    赤城山へは前橋駅からバスが出ているが本数が少ないので利用の際には事前に確認を。レンタカーの利用が便利。

  4. その4

    渋川駅から伊香保温泉、榛名山へはバスがある。伊香保榛名口行きは1時間1-2本、伊香保温泉行きはそれよりもひんぱんに出ている。

  5. その5

    伊勢崎駅はJR両毛線で前橋駅から約12分。

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