南森町・天満

MINAMIMORIMACHI / TEMMA

「天下の台所」の面影を残す、大阪天満宮を中心に発展したエリア

奈良時代に孝徳天皇が創建した「大将軍社」(現在は大阪天満宮の摂社として祀られている)が建っている地を、「大将軍の森(だいしょうぐんのもり)」(のちに「天神の森」と呼ばれる)と称していたのが南森町の地名の由来。天満の地名の由来はもちろん大阪天満宮で、同じく大阪天満宮が名の由来となっているのが天神橋、さらに門前町として発展したのが、日本一長い商店街としても知られる天神橋筋商店街だ。かつて大阪が「天下の台所」と呼ばれていた頃は、その中心的な役割を担っていた地域だが、明治時代になると、画期的な西洋式設備を導入した造幣局ができ、近代工業をわが国へ紹介する役割を果たした歴史も。平成に入ってからは、「こどものための博物館キッズプラザ大阪」や、上方落語の定席「天満天神繁昌亭」もでき、観光地としての注目度がますます高まっている。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    天満天神繁昌亭
    陽気で華やかな笑いを届ける上方落語の定席(じょうせき)
    ほぼ年中無休で落語中心の公演を行う、上方落語の定席。大阪天満宮すぐ隣の、かつて「天満八軒(てんまはちけん)」と呼ばれていた辺りに建っており、情緒あふれる昔ながらの寄席の雰囲気が漂うなかで、陽気で華やかな上方落語を存分に楽しむことができる。
    遠方からも落語ファンが訪れ、連日の賑わいを見せる
  • spot 02
    大阪天満宮
    天神祭で有名。大阪の街なかに鎮座する「天満の天神さん」
    「天満の天神さん」の愛称で親しまれる、南森町・天満エリアのシンボル的存在。毎年7月に開催される天神祭は日本三大祭りのひとつにも数えられており、本宮の25日の夜は「船渡御(ふなとぎょ)」や奉納花火で盛大に盛り上がる。
    学業成就ほか、悪疫退散のご利益もある
  • spot 03
    天神橋筋商店街
    大阪グルメが大充実! 日本一長い商店街
    全長約2.6㎞の日本一長い商店街としても知られる、大阪天満宮の門前町として発展した商店街。飲食店や衣料品店など約600もの店舗が軒を連ねており、ここでしか味わえない大阪グルメもバラエティ豊かに楽しめる。
    商店街の起点となる、南端の1丁目商店街
  • spot 04
    中村屋
    ほんのり甘くて衣がサクサク! 行列必至の人気店
    Osaka Metro南森町駅から天神橋筋2丁目商店街を南へ入ってすぐ。行列ができることでもおなじみのこの店は、メディアでも多数取り上げられている、テイクアウト専門の「コロッケ」(80円)の店だ。人気を集める理由のひとつが、ラードを使って香ばしく揚げたサクサクの衣。中のじゃがいもは、幅広い世代に好まれるほんのり甘い味付けで、1つ食べたらまた1つと、ついつい手を伸ばしたくなる。揚げたてをすぐに食べたいときは、1つずつ小袋に入れてくれるので、コロッケを片手に商店街散策を楽しむのもオススメ。なおコロッケのほかにも、肉汁たっぷりの「ミンチカツ」(130円)や、おやつにもぴったりの「ハムカツ」(80円)なども人気がある。
    ちょっと小ぶりなサイズ感も、食べ歩きにぴったり
  • spot 05
    うまい屋
    何もかけなくてもおいしい! シンプルを極めた老舗の味
    天神橋筋商店街と東西に交わる、天五中崎通商店街にある「たこ焼」(8個入り420円)のお店で、『ミシュランガイド』のビブグルマン(安くてコスパがいいお店)に選ばれたことでも有名。おいしさの秘密は、その名も「だし汁の2回流し」で、焼き上がったたこ焼きに、もう一度だし汁を流し入れて2度焼きにすることで、外はカリッと、中はもっちりの食感を生み出している。具はたこと天かす、紅しょうがのみの、いたってシンプルな内容で、何もかけない素焼きのままのたこ焼きも、カリッともっちり食感がダイレクトに感じられると人気。もちろん、同店オリジナルのたこ焼きソースをかけていただくこともでき、だしの香りとマッチした、コクのあるおいしさを楽しめる。
    お好みでソースをかけて。テイクアウトもイートインもOK
  • spot 06
    麻拉麺 揚揚
    辛くてしびれる、広島の味を天六で!
    今でこそ大阪でも気軽に味わうことができるようになった、広島県のご当地グルメ「汁なし担々麺」。天神橋筋6丁目商店街に、2011年(平成23)にオープンした同店は、大阪の汁なし担々麺の先駆け的な存在だ。汁なし担々麺の特徴は、唐辛子の「辛さ」と山椒の「しびれ」で、同店ではいずれも0-5段階のなかから、お好みのレベルをチョイスすることが可能。食べるときのポイントは、テーブルに届いたらすぐに30回ほどかき混ぜて、タレと麺をよくからませること。ひと口食べた瞬間に辛さとしびれがブワッと広がり、刺激的なおいしさにお箸が止まらなくなること間違いなしだ。味変用のトッピングもスタンバイしており、マイルドな味わいを楽しみたい人は温玉(100円)がおすすめ。最後は余ったタレに白ご飯(写真は「一口ライス」100円」)を混ぜ、余すところなく味わい尽くそう。
    「元祖汁なし担々麺」は550円。良心的な価格も魅力
  • spot 07
    造幣局・造幣博物館
    貨幣にまつわるトリビアがいっぱい! 工場見学も人気
    貨幣のほか、勲章や褒章、金属工芸品などの製造を行う独立行政法人で、工場では、貨幣の生産ラインを見学できる無料のガイドツアーを実施。構内には、明治時代のレンガ造りの建物を利用した造幣博物館もあり、貨幣にまつわる貴重な展示は無料とは思えぬ充実ぶりだ。
    構内に唯一残る、明治時代の建物を利用した造幣博物館
  • spot 08
    キッズプラザ大阪
    遊びながら学べる、「こどものための博物館」
    日本で初めて誕生した本格的な「こどものための博物館」で、遊びながら学べる展示物やものづくり体験をできるワークショップなど、楽しいプログラムがいっぱい。授乳室やおもらしシャワーなど、小さな子どものための設備も充実しているので、家族みんなで一日中楽しむことができる。
    Osaka Metro堺筋線扇町駅からすぐ。ひときわ目をひく外観が目印
  • spot 09
    扇町公園
    大型スライダーが人気。都会のなかの憩いスポット
    1923年(大正12)に開園した歴史ある公園。繁華街にあるとは思えない広々とした空間には、大型遊具やグラウンドのほか、ゆっくり過ごせる芝生スペースも。元気に遊びまわる親子連れはもちろん、ペットを連れて散歩する人や、お弁当を広げるサラリーマンの姿もあり、幅広い世代の憩いの場所として、地域の人たちからも親しまれている。子どもたちに絶大な人気を誇るのが「マウンテンスライダー」だ。小高い丘から何本ものスライダーが出ている大型の遊具で、通路を歩いたり、ネットロードをよじ登ったりして遊べる。キッズプラザ大阪に隣接しているので、セットで訪れて、一日中遊び尽くすプランを立てるのもおすすめだ。
    公園横にある「キッズプラザ大阪」の外観が、楽しい雰囲気を演出
  • spot 10
    天神橋
    大阪天満宮が橋名の由来。のんびりできる芝生の広場も
    豊臣秀吉公の時代に初めて架けられた橋で、天神祭の「船渡御(ふなとぎょ)」のスタート地点としても知られるスポット。橋の下にある剣先公園は芝生の広場となっており、川沿いの「水都大阪」らしい風景をのんびりと楽しむことができる。
    全長210.7mの、3連アーチ橋
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旅のヒント

  1. その1

    JR2路線と、Osaka Metro2路線、阪急千里線を利用できる、アクセスの良さが魅力のエリア。東梅田や京橋、日本橋など、大阪市内の主要駅への移動がスムーズにできるので、観光の拠点として最適なうえ、行きたい場所だけピンポイントで訪れるにも便利。

  2. その2

    天満天神繁昌亭と大阪天満宮、キッズプラザ大阪、扇町公園は、天神橋筋商店街のほど近くにあり、天満天神繫昌亭と大阪天満宮は2丁目商店街が、キッズプラザ大阪と扇町公園は4丁目商店街が最寄りとなっている。

  3. その3

    大阪天満宮以外は専用駐車場を備えていないので、公共交通機関で訪れるか、コインパーキングの利用を。

  4. その4

    車で行く場合は、阪神高速環状線北浜出口や、阪神高速環状線扇町出口などを利用する。

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