大阪

北河内・東大阪

KITAKAWACHI / HIGASHI-OSAKA

京都・奈良へのアクセスも抜群。ファミリーや歴史ファンに人気のスポットをチェック

淀川と生駒川に挟まれた「川の内側」にあることが「河内」という地名の由来。大阪の東部に縦長に位置するこのエリアは、北河内・中河内・南河内の3つの地域に分かれており、ちなみに東大阪市は、八尾市・柏原市とともに中河内地域に含まれる。北河内は大阪のベッドタウンとしても人気のエリアで、ひらかたパークや大阪府民の森ほしだ園地など、アウトドア派のファミリー層におすすめのスポットが点在。生駒山のふもとから河内平野に広がる東大阪市は、東大阪市花園ラグビー場があることから、ラグビーの聖地としてのイメージが強いが、お百度参りやがん封じで知られる石切劔箭神社も全国的に知名度が高い。しかも、最寄りの近鉄奈良線石切駅から大阪方面に向かう電車の車窓からの眺望は、一見の価値ありの美しさだ。もうひとつ、東大阪で全国的に有名なのが司馬遼太郎記念館。司馬氏の自宅の隣接地に建てられており、自筆をもとに作られた表札など、レアな見どころも満載だ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    ひらかたパーク
    「ひらパー」の愛称で親しまれる、関西を代表する遊園地
    大阪府内で1、2位を争う知名度を誇る遊園地。全国で遊園地の閉園が相次ぐなか、一時の不振からV字回復を成し遂げたことでも知られる。美しい英国風庭園の広がる「ローズガーデン」や、動物と出会える屋内型動物園「わくわく動物村」もあり、世代を問わず楽しむことができる。
    観覧車「スカイウォーカー」からは、京都タワーやあべのハルカスも見える
  • spot 02
    大阪府民の森 ほしだ園地
    国内最大級の吊り橋から眺める、四季折々の自然を満喫
    「金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)」の主要地点に造られた、自然公園のひとつで、国内最大級の吊り橋「星のブランコ」で有名。園内は山道や、山の傾斜を利用して造られた急な階段などもあるので、動きやすい服装&履きなれたスニーカーなどで訪れるのがおすすめだ。
    大自然と吊り橋が織りなす風景を、思い出の一枚に
  • spot 03
    石切劔箭神社
    「石切さん」の名で愛される、がん封じとお百度参りで有名な神社
    天照大神(あまてらすおおかみ)の孫と、その子を御祭神とする神社。現在は「腫れ物=がん」を封じる神としてあつい信仰を集めている。またお百度参りでも全国的に知られている。
    今も昔も、祈りを捧げる参拝客があとを絶たない
  • spot 04
    石切参道商店街
    神社と石切駅をつなぐ、クネクネ坂道の商店街
    戦後の混乱期から徐々に店が増え始め、以来、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)の門前町として発展してきた商店街。近鉄奈良線石切駅と、石切劔箭神社を結ぶ約1kmの参道にあり、食事処や食品店、漢方薬や占いの店など、75店舗が並んでいる。通りは坂道になっており、特に神社から石切駅までの登り坂のルートは歩きごたえも十分! また、カーブの多いクネクネとした道なので、歩みを進めていくたびにどんなお店に出合えるかワクワクしながら散策を楽しめるのも魅力だ。商店街ができた頃から営業を続ける店も多く、ヨモギうどんや和菓子など、老若男女に愛される人気グルメがたくさん。なお、生駒山をハイキングしてから石切参道商店街を下り、石切劔箭神社をお参りするという、旅のコースも人気がある。
    高台にある近鉄奈良線石切駅から、商店街散策をスタート
  • spot 05
    司馬遼太郎記念館
    壁一面の蔵書は圧巻! 司馬氏の精神を感じ、考える記念館
    『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの作品で知られる、国民的歴史小説家の司馬遼太郎氏。この記念館は、司馬氏の自宅の隣接地に建てられたもので、設計は世界的建築家の安藤忠雄氏が担当。壁一面に約2万冊の蔵書を展示するなど、従来の記念館のイメージを覆す、独特のコンセプトでも注目を集めている。
    「大阪まちなみ賞・大阪府知事賞」「建築業協会賞」の受賞歴もある建物
  • spot 06
    GOJODO-五條堂-本店
    花火のような和菓子「鴻池花火」で知られる人気店
    東大阪市鴻池新田に本店を構える、1975年(昭和50)創業の和菓子店。創業者である柴田敏伸さんが、正統派の和菓子を得意とする一方、2代目で敏伸さんの娘・彩さんは、洋のテイストを大胆に取り入れた斬新な菓子作りで人気を博している。親子が共同で菓子作りをすることはほとんどなく、「父とは仲が悪いです(笑)」と語る彩さんだが、彼女が考案した「鴻池花火」(4個入り1800円)は、花火が好きな父への想いが詰まったフルーツパフェ大福。生クリームとこし餡をベースに、ブルーベリーやオレンジ、フランボワーズなど5種類のフレッシュフルーツが羽二重餅で包まれている。味もさることながら、まるで花火のような色鮮やかさが人気を呼び、今や「五條堂」の代名詞ともいうべき看板商品となっている。またイチジクやクランベリーなど7種のドライフルーツが詰まった羊羹「みのり」(4個入り1500円)も、フルーツの甘みとほのかな酸味が、紅茶やワインのお供にぴったり。本店のほか、本町の「ittan(いったん) 五條堂」、新大阪駅構内の「アントレマルシェエキマルシェ新大阪店」などでも購入することができる。
    2022年(令和4)にリニューアルされた本店。店の名前は、創業者である柴田さんの出身地である奈良県五條市に由来する
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旅のヒント

  1. その1

    北河内には京阪電車が乗り入れており、京都とのアクセスも便利。たとえばひらかたパークの最寄り駅である枚方公園駅の場合、大阪の淀屋橋駅からは約30分、京都の丹波橋駅からは約20分での移動が可能。

  2. その2

    東大阪には近鉄電車が乗り入れており、奈良への移動もスムーズ。大阪難波駅と近鉄奈良駅を結ぶ近鉄奈良線のほか、Osaka Metro中央線と相互直通運転をしている近鉄けいはんな線もある。

  3. その3

    車で行く場合は、北河内は阪神高速道路や近畿自動車道、第二京阪道路など、東大阪は阪神高速道路や近畿自動車道、第二阪奈道路などを利用する。

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