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大阪
心斎橋・なんば
SHINSAIBASHI / NAMBA
約400年の歴史のなかで発展を遂げた世界最大級の街
道頓堀を中心として東西南北のいたるところに観光名所がある心斎橋・なんばエリア。その歴史は道頓堀ができた400年前に始まり、当時の大阪で唯一の市街地だった船場からみて南の方にあったため、現在も「ミナミ」という愛称で親しまれている。まずは道頓堀を突き抜ける南北に続く戎橋筋商店街・心斎橋筋商店街へ。ハイエンドなファッションブランドを横目にウインドーショッピングを楽しめる一方、お好み焼きや串カツなど定番の大阪グルメも堪能できる。西へ歩けば、サブカルチャーの聖地「アメリカ村」がお出迎え。ファッション・音楽・アートの3本柱で、独自のセンスが光るディープな個人店がズラリ!たこ焼き屋が密集しているので食べ比べもぜひ。続いて、東へ向かうと全長約580mの「黒門市場」が待ち受ける。鮮魚を中心に精肉や野菜、和菓子などの食物販・飲食店が約150店舗も軒を連ね、夏の鱧・冬のふぐが名物だ。ミナミの南側にある千日前エリアには、江戸時代からある食通に人気のグルメスポット「法善寺横丁」や日本最高峰の笑いをライブで堪能できる「なんばグランド花月」も。長い歴史のなかで培われたグルメやサブカルチャーで心ゆくまで満たされて。
エリアの見どころ
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spot 01
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戎橋・道頓堀・心斎橋筋商店街
- 大阪観光の集大成!世界最大級の街「ミナミ」の中心地へ
- アメ村・心斎橋・道頓堀・なんばなど、観光名所が集う大阪「ミナミ」。その中心には、道頓堀を境目に南側へ戎橋筋(えびすばしすじ)商店街、北側へ心斎橋筋商店街が1本道のように延びている。ここを通らずして大阪観光を語るなかれ!
- スポットの詳細
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戎橋・道頓堀・心斎橋筋商店街
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spot 02
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中座くいだおれビル
- くいだおれ太郎と記念撮影! 食と笑いのエンターテインメントビル
- アメリカのブロードウェーのような一大芝居町として栄えた道頓堀エリア。特に大きな5つの劇場の中心にあった「中の芝居」が、のちの「中座」と呼ばれるように。1999年(平成11)に惜しまれながらも閉場し、2009年(平成21)に「中座くいだおれビル」としてリニューアルオープン。エントランスでは名物のくいだおれ太郎がお出迎え。大阪観光の思い出を彩る人気のフォトスポットとして、多くのゲストが足を止めている。ビル内には、たこ焼きやお好み焼き、串カツなど定番の大阪グルメが大集合。満腹になるまで堪能して、浪速名物の「食いだおれ」を体験しよう。また、エンターテインメントで賑わいをみせたミナミのDNAを受け継ぎ、ビル内にはお笑い劇場「道頓堀ZAZA」も入る。4000点以上のアイテムがそろう「なにわ名物いちびり庵 道頓堀店」で大阪土産も忘れずに!
- スポットの詳細
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中座くいだおれビル
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spot 03
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かに道楽
- 道頓堀に「かに道楽」あり! 素材のうまさが際立つ、かにすきを堪能
- 「とれとれぴちぴちかに料理」のオリジナルソングでおなじみのかに料理専門店。巨大なかにの看板は、道頓堀のシンボルとして多くの人の目に触れてきた。そして、かに道楽といえば、名物の「かにすき」もお忘れなく。ルーツは魚介や野菜を一緒に鍋にしていた漁師めし。さらに、1960年(昭和35)の創業当時に大阪で流行した「うどんすき」からもアイデアを得た看板メニューだ。味の決め手は代々受け継ぐ秘伝の白醤油だしにあり。絶妙な塩味と甘みのバランスであっさりとした味わいが、かに本来のおいしさをひき立てる。鍋に入れて1-2分後、身がフツフツとしてきたら食べ頃のサイン。だしだけで楽しむも良し、添えられたかに味噌といただくも良し、好みに合わせてご賞味あれ。
- スポットの詳細
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かに道楽
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道頓堀グリコサイン
- 大阪ミナミのシンボルマーク
- ランドマークとして知られる、高さ20m、横幅約10mの巨大な屋外広告「道頓堀グリコサイン」。食品メーカーの江崎グリコが掲出している看板で、ミナミの街に初めて登場したのが1935年(昭和10)。初代看板の大きさは33m。一躍ミナミの名物となりました。その後、時代を追うごとにモデルチェンジが行われ、現在の看板は6代目。道頓堀グリコサインを背景に撮影する旅行者の姿はおなじみとなっている。おすすめの撮影スポットは戎橋(えびすばし)がベター。または、橋の下の遊歩道から見上げるように撮影すると、迫力ある写真に。そして、日没30分後から24時まで(※点灯時間は変更する場合あり)は約14万個ものLEDが点灯されるため、夜のネオン街とのコントラストを生かした撮影にも挑戦してみて。
- スポットの詳細
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道頓堀グリコサイン
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spot 05
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戎橋
- 市民の生活と街の魅力を支える戎橋
- 地元の人が利用し、生活に欠かせない重要なインフラであることはもちろん、今では国内外の旅行者が訪れる観光スポットとしてもあまりにも有名な戎橋。歴史は古く、1615年(元和元)に道頓堀川の開削と同時に架けられたとされている。記録では、老朽化などを理由にこれまでに13回もの修理や架替工事が行われており、現在の橋は2007年(平成19)に新しく架けられたもの。ちなみに、橋梁部のデザインには世界を対象に開かれたデザインコンペによって募ったアイデアのなかから、最優秀賞に選ばれたものを採用している。現在の戎橋は、円形を基本とした橋上広場を表現し、広場に沿ったスロープをたどって、橋の下に降りながら周囲の景色を眺められる工夫が取り入れられているのが特徴だ。
- スポットの詳細
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戎橋
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spot 06
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道頓堀くくるコナモンミュージアム
- 「コナモン」を知って作って食べる、体験型の食のテーマパーク
- 道頓堀商店街は、道にまで飛び出した各店の看板が見どころのひとつ。そのなかでも目をひく、巨大なタコを掲げているのが、大阪名物のたこ焼きやお好み焼きなど粉もんをとことん楽しむ「コナモンミュージアム」だ。この施設を運営する「たこ家道頓堀くくる」は1985年(昭和60)に開店。店頭では実演販売をしており、両手でリズムよくたこ焼きを焼く技は圧巻だ。仕上げに白ワインを注ぎ香りが立つと完成。トロッとしたたこ焼きはアツアツなので、箸で割ってから食べることをおすすめする。また地下1階では、好きな食材を選び、自分でたこ焼きを焼いてみることができる。お店の人がわかりやすく教えてくれるので、初めてでも安心だ。創業時に創作たこ焼きを販売していた同店。なんと、当時のメニュー「グリコのキャラメル」入りも味わえるのだ。さらに3階では、ロウサンプル作りまで体験できる。型にロウを流し込み、具材パーツを加えれば自作の食品サンプルの完成だ。持ち帰れるたこ焼きは、大阪土産としてぴったりだ。
- スポットの詳細
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道頓堀くくるコナモンミュージアム
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spot 07
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道頓堀今井
- 大阪うどんの歴史がココに! 戦後から続く老舗で洗練された一杯を
- 戦後すぐの1946年(昭和21)、焼け野原の広がる時代に創業した大阪うどんの老舗「道頓堀今井」。先代いわく「日本料理に例えると、コシのある麺を鮮度高く味わう讃岐うどんは『お造り』。一方、大阪うどんは『煮物』。お揚げやネギなどの食材と麺を、出汁で包みこんだ料理です」とのこと。一般的に大阪うどんの出汁はかつお節やさば節でとるが、今井のレシピはひと味ちがう。創業から変わらず北海道産道南黒口浜の天然真昆布を厳選し、八升釜にあふれんばかりに加えていく。その量は200gと通常のお店の約2倍! 目の前に置かれた瞬間、出汁の香りが鼻を抜け、まったりとした甘みが心地良い。もはや気品すら感じる味わいは今井だけの一杯だ。最近は看板メニューのきつねうどんのほか、親子丼もリピーター続出中。うどんの茶碗蒸し「小田巻むし」や風味豊かな「柚子あんそば」など、毎月変わる四季折々のメニューもぜひ。
- スポットの詳細
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道頓堀今井
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551蓬莱本店
- 関西でしか味わえない、大阪名物の豚まんでおなじみ!
- 関西人のソウルフードであり、観光グルメの立ち寄りスポットとして名高い「551蓬莱」。1945年(昭和20)の創業以来、地元の人々に愛され、今や大阪を中心に、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山に61店舗を展開している。あのモチモチとした食感の生地と、肉汁がたっぷり詰まった餡に仕上げるため、全店舗で手作りのできたてを提供。また、独特の食感とうまさを生み出す生地の発酵状態で豚まんをつくるために、関西圏以外での店舗展開を行わないなど、味に強いこだわりを持つ。創業の場所である、本店は2021年(令和3)9月16日にリニューアルオープン。以前と比べ、間口の広い販売エリアと豚まんを手際よく仕上げていく調理風景も間近に楽しむことができるようになった。さらに上階のレストランスペースのなかで3階は、テーブル間の仕切りを閉めることで半個室のように利用できる。お土産や食べ歩きにもピッタリな豚まんを、旅の思い出として味わってみてはいかが。
- スポットの詳細
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551蓬莱本店
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spot 09
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りくろーおじさんの店
- 焼きたてのチーズケーキは、行列ができるほど大人気
- 南海電鉄・Osaka Metroなんば駅と近鉄難波駅から徒歩3分。行列の絶えない人気店といえば「りくろーおじさんの店」だ。「焼きたてチーズケーキ」は直径18cmのホールサイズながら、1000円でおつりのくる手頃な価格がうれしい。生地にはデンマークから直輸入したクリームチーズや北海道産の牛乳を使用する。卵の力で膨らませて焼き上げ、食感は口の中でシュワッと溶けるほど軽い。底に敷き詰めたレーズンが、チーズの味にアクセントを加えて、飽きずに食べられる味わいになっている。店舗にキッチンを併設し、窯から出してすぐ店頭に並ぶ。ベルの音が聞こえると焼き上がりのサインだ。店頭で焼印が押されていく様子が、おいしさを想像させる。できたてのチーズケーキはどの世代にも人気が高い。常温だと当日中、冷蔵で3日以内が消費期限。電子レンジで温め直せば、焼きたてのようなフワフワ食感も楽しめる。大阪土産にぜひ1つ持ち帰りたい。
- スポットの詳細
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りくろーおじさんの店
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spot 11
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大阪アメリカ村 甲賀流本店
- ミシュラン掲載の味を体感! アメ村のたこ焼きブームの火付け役
- 多くの名店が軒を連ねるたこ焼きのメッカ「アメリカ村」。多くの若者が集うこの街では、安くて気軽につまめるたこ焼きが昔から支持されてきた。特に人気なのはアメリカ村で最も古い歴史をもち、同エリアにたこ焼きブームを引き起こした「大阪アメリカ村 甲賀流本店」。ミシュランビブグルマン3年連続掲載の実力派で、網掛けマヨネーズ発祥の店でもある。肝心のたこ焼きは山芋をたっぷり使ったフワトロ食感がたまらない! フルーティーなオリジナルソースと、酸味を抑えてうまみを引き出した特製マヨネーズは相性抜群。また、直径3.8cmと昔ながらの一口サイズも同店ならでは。軽い口当たりなので女性でも1人前(10個)はぺろりと完食できるはず。メニューには王道の「ソースマヨ」やアメリカ村発祥の「ねぎポン」など5種を用意。その中でも人気急上昇中のブラックペッパーソルト&マヨもおすすめだ。2階のイートインスペースか、目の前にある三角公園で街の空気を感じながら食べてみては。
- スポットの詳細
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大阪アメリカ村 甲賀流本店
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spot 12
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三角公園
- 大阪カルチャーの発信地「アメリカ村」のランドマークでひと休み
- アメリカ村のちょうど真ん中に位置する同エリアのシンボルへ。多彩なカルチャーを育んできたこの街の歴史は、いつだって三角公園の名とともに刻まれてきた。地図上だけではなく、まさにアメリカ村の中心となる名物スポットだ。ただ、意外と知られていないのは、三角公園の呼び名があくまで愛称だということ。正式名称は御津公園(みつこうえん)。独特な分岐を生み出す三角の形状から「三角公園」と呼ばれるようになったそう。そして今なお、アメリカ村の憩いの場所として、定番の待ち合わせスポットとして、多くの若者が集まっている。さまざまなファッションに身を包む人々を眺めたり、聞こえてくる会話に耳を傾けたり、その場の空気感を味わえるのが三角公園の醍醐味だ。ぜひ気軽に足を運んで、良い意味で雑多な大阪独自のカルチャーを体感してみて。
- スポットの詳細
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三角公園
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spot 13
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心斎橋BIGSTEP
- 若者が集う、アメリカ村のカルチャー発信拠点
- 大阪はもとより、関西中の若者が集うアメリカ村。若者をひきつけるモノ、コト、ヒト、トキに関するショップやカルチャーが点在するこのエリアのなかで、特にサブカルチャー志向が強い若者に支持されているのがファッションビルの「心斎橋BIGSTEP」。1993年(平成5)のオープン以来、ファッション、グルメ、ライブ、シネマといったカルチャーを次々と発信するスポットとして知られ、今ではより先鋭的なカルチャーを楽しめる施設として注目を集めている。若い世代にとっては、レトロ感が逆に新しいと人気なのが3階の「ピンボールアーケード」。70年代のヴィンテージ機から最新機まで、およそ100台以上が並んでいる。また、必ず足を運んでほしいのは地下1階のカプセルトイコーナー。フロア一面に広がる1000種以上のカプセルトイを眺めているだけでも楽しく時間を過ごせる。そして、東京オリンピックの正式種目としても注目されたスケートボードを練習できる屋内施設も。フロアには、アクロバティックな技を決める設備も用意され、都会のど真ん中で気持ち良くスケートボードを満喫できる。
- スポットの詳細
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心斎橋BIGSTEP
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spot 14
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法善寺
- 仏様に水をかけると願いが叶う!? 浪速情緒あふれるレトロな寺へ
- 漂う線香の香り、レトロな街並みを印象づける石畳、そして緑に包まれた不動明王に祈りをささげる人々の姿。千日前の大通りから商店街を通り路地へ進むと、古き良き浪花情緒あふれる法善寺にたどり着く。「水掛け不動さん」の名で親しまれる仏像に、水をかけて、願をかけるのが法善寺の参拝スタイル。1人の女性から始まったこの作法が長年続いたことで、いつしか仏像が苔で覆われるようになったとか。右手の剣と左手の縄で悪い気を断ち切り、険しい表情で見守りながら、人生を正しい方向へ導いてくれる。病気平癒を願うなら、体の悪い部分に。縁結びを願うなら、両脇にいる脇侍(わきじ)にやさしく水をかけるべし。24時間いつでも参拝できるので、法善寺横丁で食事を楽しむときは足を運んでみて。
- スポットの詳細
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法善寺
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夫婦善哉
- 小説が映画や舞台化された、おしるこが人気の名店
- 1883年(明治16)に、法善寺浮世小路に「お福」という名前で創業した甘味処。その名を一躍有名にしたのは、1940年(昭和15)に大阪を代表する文人、織田作之助が発表した小説『夫婦善哉』だ。物語の主人公である2人が訪れる象徴的なお店として描かれ、小説発表後も、映画化やドラマ化などが何度も行われ、今やすっかり観光スポットの定番となっている。また、小説に登場する夫婦が何度も喧嘩しながらも別れることなく添い遂げる物語の内容から、恋愛成就や縁結びのスポットとして有名で、カップルや夫婦で訪れる人も多いとか。そんな、ファンを魅了するぜんざいは味も格別。大粒でふっくらとした食感と、しっかりした甘さが特徴。高級大豆の丹波大納言を約8時間もかけて炊いたあと、さらに1日寝かせることであずきに砂糖を浸透させ、1粒ごとにハリとコクを生み出すのだとか。口直しに添えられた、専門店で作った特注品の塩昆布のサッパリとしたおいしさも侮れない。
- スポットの詳細
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夫婦善哉
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福太郎 本店
- たこ焼き・お好み焼きに並ぶ大阪粉もんグルメ、ネギ焼きの名店へ
- 大阪のソウルフードは「たこ焼き」「お好み焼き」だけではない。だし醤油の芳しい香りとシャキシャキ食感がクセになる「ネギ焼き」も忘れずに。もともとは大阪のお好み焼き屋で振る舞われていたまかない料理で、常連客からのリクエストをきっかけに定番の粉もんグルメとして広まっていったそう。そして、ふっくら仕上げる絶品ネギ焼きで話題を集めるのは、裏なんばのディープな路地にたたずむ「福太郎 本店」だ。高火力で一気に焼き上げ、外カリッ、中フワッな食感がたまらない!卵を混ぜたオリジナルの生地と、5種の醤油・酒・みりんをブレンドした自家製醤油ダレがよく合う逸品。アクセントに絞るレモンもネギの風味をひき立てながら、あっさりとした味わいを演出する。中には6時間煮込んだすじ肉もたっぷり。とろけるやわらかさで、濃厚なうまみがネギ焼きをハイグレードな粉もんへと引き上げる。無駄のない手つきで焼きあげていく職人技にも注目してみて。
- スポットの詳細
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福太郎 本店
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千日前道具屋筋商店街
- 天下の台所を支え続ける、千日前道具屋筋商店街
- 飲食店関係者などが使用する、調理器具から厨房道具、さらには、食品サンプルやのぼりまでを扱う専門店が無数に立ち並ぶ大阪を代表する商店街。近年は一般の観光客に向けた、体験にとりくんでいる店もある。例えば、食品サンプル作り、ガラスの模様入れ体験、包丁とぎ実演なども行っており、観光スポットのひとつとなっている。
- スポットの詳細
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千日前道具屋筋商店街
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食品サンプルR&M
- 大阪観光地のど真ん中で食品サンプルづくりに挑戦!
- 千日前道具屋筋商店街のなかで、観光スポットとして国内外から人気を集めているのが「食品サンプルR&M」。業界で50年以上、飲食店の店先に飾られる料理サンプルはもちろん、野菜や肉などの素材サンプルなども手がける老舗企業が、約10年前からスタートさせたのが「食品サンプル手作り体験」。特殊なロウを使って野菜や天ぷらなどの食品サンプル作りを体験できるコースで、大阪を訪れた観光客に好評を博している。常時開催されているのは、天ぷら(海老+野菜の2品)とレタスを作るAコース(所要時間:20-25分、料金:2200円)、天ぷら(海老+野菜など4品)とレタスを作るBコース(所要時間:25-30分、料金:2750円)などがある。スタッフの指導のもと、実際に作った食品サンプルは旅の思い出として持ち帰ることができるのも人気の理由のひとつだ。
- スポットの詳細
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食品サンプルR&M
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黒門市場 魚一
- 味も価格も見た目も良し。SNS映えするインパクト大の海鮮丼
- 大阪のシェフお墨付きの新鮮な食材を使った絶品グルメを堪能できる黒門市場。食べ歩き目当てに国内外から大勢のゲストが訪れ、鮮魚を取り扱う飲食店も多く立ち並ぶ。なかでも、1983年(昭和58)創業の「黒門市場 魚一」の海鮮丼が味・価格・見た目の三方良しと話題沸騰中! もともとは北新地の老舗割烹や高級料亭向けの卸問屋から始まった。現在は気軽に本格派の鮮魚を味わえる飲食店へリニューアル。いちばん人気の「サーモンイクラ卵黄丼」は、大粒の岩手県産高級イクラ、脂の乗ったノルウェーサーモン、ブランド卵「龍の卵」が三位一体となった、まさに海鮮の宝石箱! 別添えのバジルソースで味変もでき、鯛のアラでだしをとった赤だしまで付いてくる。インパクト大の一杯はSNS映えすること間違いなし。そのほか、メニューにはマグロやウニ、ほたて、かに、うなぎなどをのせたぜいたくな海鮮丼がずらり。広島県産生牡蠣のお造りや殻まで付いたほたて貝バター醤油などアテも豊富で、クラフトビールなどもそろえる使い勝手の良い店だ。
- スポットの詳細
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黒門市場 魚一
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北極星心斎橋本店
- 食の都・大阪のソウルフード、オムライス発祥の店
- 1922年(大正11)に洋食店として開業、オムライス発祥の店として知られる北極星。京阪神に多くの店舗を展開しているが、観光客に人気なのはやはり心斎橋本店だろう。1950年(昭和25)に建てられた、匠による本格的な数寄屋造の茶寮を北極星が買い取り、ふぐ料理店として経営していたものを、1989年(平成元)からオムライス専門店として運営している。メニューの種類は多いが、定番の「チキンオムライス」(1080円)を筆頭に、「ハヤシオムライス」(1380円)や「明太子とイカのオムライス」(1280円)などの人気が特に高い。またお好みのオムライスに海老フライ2尾と味噌汁が付いたセットメニューもある。ほかにも期間限定メニューなども多く、オムライス専門店といえど何を食べるか迷ってしまうほど。店内は中庭の見える座敷のほか個室も複数あるものの、人気店ゆえお昼どきなどは行列が絶えない。
- スポットの詳細
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北極星心斎橋本店
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自由軒難波本店
- 食いだおれの町・大阪を代表する「名物カレー」の名店
- 作家・織田作之助が足繁く通った店として知られる、1910年(明治43)創業の老舗西洋料理店。「名物カレー」(800円)は、創業者の吉田四一の考案した看板メニューで、ご飯とカレーが最初から混ざっていて、その上に生卵が載せられた、創業当時から変わらぬスタイルで提供される。炊飯器がなかった当時、ハイカラな食べ物として大人気だったカレーも、ご飯は冷めてしまっているのが普通だったという。しかし熱々のカレーと混ぜることで、ご飯が冷めていても温かいカレーを食べられるようになったのである。「名物カレー」は大阪庶民の味として人気を博し、今も常連さんはもちろん観光客にも愛されているが、通常のご飯とカレーが別々になった「別カレーライス」(750円)や、ハヤシライスならぬ「ハイシライス」(750円)も、伝統的な調理法で作られていて人気が高い。もちろんカレー以外のメニューも豊富で、なかでも「ビーフカツ」(1030円)、「サーロインステーキ」(1250円)の人気が高く、「ミニ名物カレー」付きのセットメニューもある。日本の西洋料理史に名を刻んだ老舗の味をぜひ堪能したい。
- スポットの詳細
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自由軒難波本店
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たこ焼道楽わなか千日前本店
- 『ミシュランガイド』にも掲載された、たこ焼き店の代表格
- 大阪名物・粉もんといえば「たこ焼き」。数あるたこ焼き店のなかでも、「たこ焼道楽わなか千日前本店」は『ミシュランガイド』にも掲載された人気店で、昼夜を問わず行列が絶えない。
- スポットの詳細
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たこ焼道楽わなか千日前本店
人気スポット
旅のヒント
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その1
インバウンド需要の影響もあり、宿泊施設が多いのが特徴。各スポット付近にホテルがあるので、翌日の旅のスタート地点に合わせて宿を決めるのがおすすめ。
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その2
「定番の大阪グルメよりも、知る人ぞ知るグルメを堪能したい」という方は、個人店がひしめく道頓堀エリアの路地がおすすめ。リーズナブルな価格で大阪の食文化に触れられる。
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その3
心斎橋・なんばエリアを車で移動するのはおすすめしない。メイン通りの御堂筋やその付近の道路も交通量が多く、細い路地は運転しづらいからだ。その代わり駐車場は多いので、目的地付近にて長時間でも利用できるコインパーキングを探してみよう。
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その4
電車でのアクセスはしやすい。新幹線で新大阪駅を目指し、Osaka Metro御堂筋線で乗り換えるのがポピュラーな交通経路だ。出発地点によってはコスパの良い近鉄線のアーバンライナーもおすすめ。
-
その5
そのほか、全国各地からアクセスできる高速バスもチェックしてみて。飛行機を利用するなら、関西国際空港から天王寺駅を経由するルートが近い。
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