松代城跡
山道を登った先にある、360度のパノラマ!
まずは城山山頂にある展望台を目指そう
かつて上杉謙信が春日山城の支城として活用したと伝えられている松代城。1981(昭和56)にその跡地を利用して、天守閣を模した展望台が建設された。それが今の松代城跡だ。標高385mの城山山頂に建てられた展望台からは、松代地区の街並みから魚沼の山々まで360度のパノラマを楽しむことができる。松代城跡へは専用駐車場に車を駐車して、徒歩20分ほどの山道を登る。道は整備されているが、急な坂道を登り続けることになるので、歩きやすい靴がおすすめだ。
松代城跡へ向かう途中の山道にはアート作品も
道の途中には里山の自然や、新潟県の越後妻有地域で一年を通して楽しめる世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭」の作品も展示されており、ついつい足を止めてしまう。そのため、所要時間は多く見積もっておこう。標高も高く、山道の急斜面を進むにつれて息が上がるため、体力に自信のない人は『まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」』から出ているシャトルバスを利用するのも手。農舞台の案内所にいるスタッフに声かけると運行状況を教えてくれる。なお、山道の途中に展示されている大地の芸術祭のアート散策もあわせて行いたい人も、まずは農舞台へ行けば、散策マップをもらうことができる。
季節によって楽しみもさまざま
城内は1階、2階、3階と分かれており、それぞれに大地の芸術祭の作品が展示されている。松代地区の街並みや魚沼の山々は3階から望める。また、松代城跡の敷地内には、キャンプ場、城山池、あじさい園、菖蒲園がある。広い敷地内では、地元の人や観光客がアート散策、BBQ、森林浴、バードウォッチングと、思い思いに時を過ごしている。アジサイやショウブの見頃は7月上旬から7月中旬。シーズン中に訪れたのなら、あわせて散策したい。冬の間は閉鎖されているので、観光情報は十日町市観光協会の公式ウェブサイトを、作品情報は「大地の芸術祭」の公式ウェブサイトをチェックしよう。そのほか、毎年3月には雪上鉄人レース「のっとれ!松代城」が行われ、松代城跡がレースのゴールになっている。参加者たちが山頂の天守閣へのいちばんのりを目指して駆け抜ける姿は、迫力満点だ。期間中はスタート地点に出店なども並ぶため、観光客として訪れても楽しむことができる。
スポット詳細
- 住所
- 新潟県十日町市松代 地図
- エリア
- 湯沢・魚沼エリア
- 電話番号
- 0255972220
- 時間
-
10:00-17:00(最終入館16:30)
※10・11月は16:00まで - 休業日
- 火、水、冬期間
- 料金
- 500円(農舞台2階にてチケット購入)
- 駐車場
-
あり
※松代城手前の駐車場をご利用ください。徒歩20分で松代城です。 - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 備考
- 025-597-2220(十日町市役所松代支所地域振興課)
情報提供: ナビタイムジャパン