福岡
宗像・福岡中部
MUNAKATA / CENTRAL FUKUOKA
ベッドタウンとして人気を博し、豊かな自然に囲まれた環境と由緒ある寺院や神社の点在する歴史深いエリア
福岡市と北九州市の中間に位置し、四塚連山や許斐山(このみやま)、新立山の山々に囲まれ、響難と玄界灘の海域に面している宗像市。「ぼかし肥料」で育てられたブランド農産物と、天然のとらふぐの水揚げが県内1位を誇っており、ほかにもブランド鯵や活きイカ、新鮮な海藻類を楽しむことができ山の幸海の幸の宝庫といわれている。また、沖合に浮かぶ大島は福岡県で一番大きな有人島。島の北側には沖津宮遙拝所があり、一般の人の立ち入り・渡島を禁じられている沖ノ島の沖津宮を拝むことができる。本土にある宗像大社の別宮 中津宮も鎮座していることから「神が宿る島」とも呼ばれている。沖津宮遙拝所と宗像大社(中津宮)は、2017年(平成29)に世界遺産に登録された。神社仏閣の多く点在するこのエリアには、ほかにも糟谷郡篠栗町(ささぐりまち)に、ブロンズ像として最大級とされる釈迦涅槃像をもつ南蔵院があり、年間130万人以上の参拝者を集めるとともに、宝くじにまつわるパワースポットとしても大変人気を博している。
エリアの見どころ
-
spot 01
-
spot 02
-
spot 03
-
spot 04
-
spot 05
-
spot 06
-
田川市石炭・歴史博物館
- 全国でも数少ない石炭産業関連に特化した施設
- 日本最大の炭鉱地帯だった福岡県の筑豊地方。そこにある自治体のひとつ、田川市の田川市石炭・歴史博物館は全国でも数少ない石炭産業関連の資料を展示。ユネスコ「世界の記憶」登録の山本作兵衛の作品も見ることができる。
- スポットの詳細
-
田川市石炭・歴史博物館
-
spot 07
-
spot 08
-
spot 09
-
spot 10
-
spot 11
-
まとや
- 老舗を受け継ぎ、新感覚の成金饅頭を販売
- 明治時代から福岡県直方市に伝わる「成金饅頭」。石炭産業全盛の時代は多くの店があったが、エネルギーの主体が石油に変わるとともに景気も後退し、店舗数も減少した。そこへ、2020年(令和2)、新たな成金饅頭店「まとや」がオープンした。同店は1914年(大正3)創業の老舗「四宮」の伝統を受け継ぎ、1枚1枚、皮を手焼きしながら、現代の嗜好にあうよう原材料の配合を見直し金時豆やうずら豆、手亡(てぼう)豆を使用。上品な甘さの餡にするなど新しい感覚の成金饅頭を開発した。また、店舗も従来とは異なるスタイリッシュなデザインでお目見えし注目されている。さらに若い世代にも親しんでほしいと、伝統的なサイズにこだわらず直径5.5cmの小サイズも考案。白餡が当たり前のところへあずきから作った黒餡を挟んだり、生地に福岡県八女産の抹茶粉を練り込んだ「八女抹茶」(中240円、小170円)、北海道産バターを使ってほんのり塩味を利かせた「冷やしバターどら焼き」(300円)も発売するなど、さまざまに工夫を凝らしている。
- スポットの詳細
-
まとや
-
spot 12
-
さかえ屋
- 福岡県民に愛され続けた「なんばん往来」が人気
- 別名「シュガーロード」とも呼ばれた長崎街道。その街道沿いの宿場町として栄え、明治以降は炭鉱で好景気に沸いた飯塚市で1949年(昭和24)、さかえ屋は創業された。1957年(昭和32)にお目見えした「すくのかめ」(100円)は飯塚にある弥生時代の古墳から出土した「須玖式土器」にちなんだ最中。あずき餡の中にもっちりした求肥(ぎゅうひ)が入っており、古くからのファンがいる代表銘菓だ。「なんばん往来」(160円-)は1984年(昭和59)に生まれた洋菓子のロングセラー。長崎街道ではアーモンドも運ばれていたという史実から、南蛮船をイメージした舟型の焼き菓子で、生地には厳選したアーモンド粉100%を使用。発酵バターを使ってしっとりしたパイ生地に焼き上げ、アクセントとしてラズベリーなどのジャムを挟んである。九州の素材にこだわった「福岡県産とよみつひめ」、「熊本県産球磨栗」など季節限定の味が登場するほか、飯塚本店では「筑豊シュガーロード」「博多あまおう」など限定商品を買える。
- スポットの詳細
-
さかえ屋
-
spot 13
-
spot 14
-
喜久屋菓子舗
- 直方きっての老舗の伝統を受け継ぐ店
- 福岡県直方市の代表銘菓「成金饅頭」。薄皮に白餡を挟んだだけというシンプルな菓子だが、店舗によって皮の厚さや食感、餡の味や舌触りなどが違うと、地元の人たちはそれぞれ好みのあう店を決めて贔屓にしているという。そんな成金饅頭店も今や数軒のみとなってしまった。喜久屋菓子舗はその製造販売を手がける希少な店のひとつだ。明治時代創業の和菓子店「かめや」(現在は閉店)で修業した店主が1982年(昭和57)に開業。成金饅頭の特徴である「ねじり梅」の刻印も、かめやと同じ右巻きを引き継ぎ、伝統の味を伝えている。しっとりやわらかながらも弾力がある皮、インゲン豆の粒感を残しつつ練った白餡は風味豊かで甘さ控えめなのが特徴だ。サイズはオーソドックスな直径8.5cm(180円)のものから、26cm(7200円)の特大サイズがあり、直径20cm以上は予約販売になる。成金饅頭と並び大福も人気で、生クリームを包んだ「コーヒー大福」や「抹茶大福」(各180円)のほか、果実を包んだ「梅」や「あんず」、季節限定の「苺」や「栗」がある。
- スポットの詳細
-
喜久屋菓子舗
人気スポット
旅のヒント
-
その1
「宗像大社(辺津宮)」の境内には沖ノ島で出土した8万点もの神宝を中心に収蔵する「神宝館」があり、収蔵品の一部を公開している。
-
その2
大島へは宗像市の神湊港から船が1日に7往復運航。予約はできず、先着順に乗船する。所要時間は旅客船「しおかぜ」が15分、フェリー「おおしま」は25分ほど。
-
その3
大島の船着場ではレンタサイクルや観光タクシーが利用できる。
関連記事
福岡のその他のエリア
-
- 博多中心部
-
-
福岡空港
-
東長寺
-
住吉神社
- ...etc
-
-
- 大濠公園・百道
-
-
福岡城跡
-
舞鶴公園
-
大濠公園
- ...etc
-
-
- 香椎・海の中道
-
-
筥崎宮
-
香椎宮
-
博多の食と文化の博物館「ハクハク」
- ...etc
-
-
- 福岡市北西部・糸島
-
-
福岡市海づり公園
-
唐泊恵比須かき小屋
-
柳橋連合市場
- ...etc
-
-
- 久留米・柳川
-
-
高良大社
-
水天宮
-
久留米市鳥類センター
- ...etc
-