香椎・海の中道

KASHII / UMI NO NAKAMICHI

歴史息づく神社、水族館や博物館、動物と触れ合えるスポットまで。多彩な魅力あふれるエリア

福岡市東区の中央部に位置する香椎地域は、神功皇后(じんぐうこうごう)の伝承と縁の深い香椎宮(かしいぐう)があり、『古事記』や『日本書紀』にもその名が記されているほど歴史のある土地。南部に位置する箱崎地域には筥崎宮(はこざきぐう)がある。そして同じ東区にある志賀島(しかのしま)と九州本土とをつなぐ、全国でも珍しい陸繋砂州(りくけいさす)である海の中道。全長約8km、最大幅約2.5kmの大きな砂州で、北は玄界灘、南は博多湾に囲まれた、豊かな自然を感じさせるエリアだ。海の中道周辺には、動物たちとの触れ合いやプールなどを楽しめる国営公園の海の中道海浜公園がある。マリンワールド海の中道は九州の海をテーマにした展示も充実、イルカショーも楽しめる。ほかにも金印公園のある志賀島や明太子メーカーの老舗・ふくやがプロデュースした博多の食と文化の博物館「ハクハク」などがあり、さまざまな年齢層に響く魅力が満載のエリアだ。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    筥崎宮
    日本三大八幡 開運勝利の神
    筥崎宮は宇佐、岩清水両宮とともに、「日本三大八幡宮」と呼ばれる。蒙古襲来の折、神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから厄除け、勝運の神としても有名。豊臣秀吉など名だたる武将も参詣、現在も全国より崇敬を集めている。
    おごそかさを感じさせる立派な楼門
  • spot 02
    香椎宮
    官幣大社の全国に16社ある勅祭社のひとつ
    福岡市東区香椎にある神社であり、祭祀に際して天皇より勅使(ちょくし)が遣わされる勅祭社(ちょくさいしゃ)のひとつでもある香椎宮。戦前の近代社格制度においては最高位の官幣大社に位置づけられ、現在も勅祭社として10年に1度天皇からの勅使の参向を受ける由緒正しき神社である。
    美しいクスノキの並木道「勅使道」に導かれて香椎宮へ
  • spot 03
    博多の食と文化の博物館「ハクハク」
    老舗明太子メーカーがプロデュースした博多体感スポット
    明太子でおなじみの「ふくや」がプロデュースした、福岡・博多の誇る食文化を体験できる「博多の食と文化の博物館(通称ハクハク)」。工場見学やオリジナルのマイ明太子作りなど、博多の魅力を「おいしく味わえる」博物館だ。
    漬込室で秘伝のタレをかける明太子作りの作業工程
  • spot 04
    海の中道海浜公園
    全国で5番目に設置された国営公園
    博多駅から電車で30-35分。博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれた砂州状の地形「海の中道」にある国営公園。都市部にありながら、季節の花々や動物との触れ合いや、子どもの広場プール「じゃぶじゃぶ池」など、さまざまなレジャーを楽しめる。
    東西に約6km、面積約3.5平方キロメートルと広大な敷地を有する
  • spot 05
    マリンワールド 海の中道
    九州の海がテーマの水族館は、海の生き物のショーが充実
    1989年(平成元)4月に開館、2017年(平成29)にリニューアル。「九州の海」をテーマに、九州近海に生息する350種約3万点の生きものを展示する水族館。アシカやアザラシに会える「かいじゅうアイランド」やイルカショーも見どころだ。
    博多湾をバックに、さまざまなショーや体験を楽しめる福岡屈指の水族館
  • spot 06
    志賀島
    風光明媚な景色と息づく歴史、グルメに舌つづみ
    歴史の教科書で目にする「志賀島」。後漢の光武帝が倭の国王に贈った金印「漢委奴国王印」が発掘されたことで有名な場所だ。福岡市の北西部、博多湾に浮かぶ志賀島は、砂州で本土と陸続きになっている全国でも珍しい陸繋島でもある。
    休暇村前の道を渡れば、白浜のビーチが広がる勝馬海水浴場が
  • spot 07
    金印公園
    金印が発見されたといわれる古代のロマンあふれる公園
    西鉄バスの「金印塚」バス停から徒歩約1分。金印公園は1784年(天明4)、志賀島(しかのしま)の農民・甚兵衛が大石の下から「漢委奴国王印(かんのなのわのこくおういん)」と刻まれた金印を発見したと推測される場所にある公園だ。金印は西暦57年(建武中元2)、後漢の光武帝が倭国の使者に与えたもの。現在は国宝に指定され、福岡市博物館で常設展示されている。能古島の也良岬(やらのさき)を対岸に望む公園の入り口には「漢委奴国王印発光之処」記念碑が建ち、そこから階段やスロープを登っていくと展望広場に到着。目の前に青い海が広がる絶景スポットに金印のレプリカがあり、観察しやすいよう宙に浮いた設計となっている。園内には、志賀島を中心とした古代の地図や、福岡の地と関係の深かった中国の古代史家で文学者、詩人、政治家でもあった郭沫若(かくまつじゃく)の詩碑などが建立されており、こちらも見どころのひとつだ。
    展望広場。眼前には美しい海が広がる
  • spot 08
    志賀海神社
    海神の総本社。山誉祭、鹿角庫など見どころ満載
    福岡市営渡船で志賀島(しかのしま)へ。志賀島渡船場を出て志賀島センター「島の幸」の横を直進すると、神社へと続く参道が延びている。志賀海神社は古くから「海神の総本社」と呼ばれ、玄界灘に臨む海上交通の要衝である博多湾の総鎮守としてあつく信仰されてきた。ご祭神の「綿津見三神(わたつみさんしん)」は、海の底、中、表のすべてを守る神様だ。海上交通の安全を司るだけでなく、海の幸の恵みなどをもたらし、不浄や災厄を祓い清める力をもつとされている。また、水と潮を支配することから、人の生死を司るともいわれている。4月と11月に海の民が山を褒める祭り「山誉祭(やまほめさい)」が開催され、福岡県の無形民俗文化財に指定されている。ほかにも境内には1万本を超えるシカの角を奉納した「鹿角庫(ろくかくこ)」、万葉歌碑など見どころ満載。社殿への階段脇には、お清めの砂「御潮井(おしおい)」があるので清めてからお参りしよう。
    海岸沿いの小高い山の上に鎮座。龍神様が集まる「龍の都」としてもあがめられてきた
  • spot 09
    中西食堂
    志賀島(しかのしま)の特産品・サザエを思う存分堪能
    美しい海に恵まれた志賀島の特産品といえば、まずは玄海灘の荒波に揉まれて育ったワカメやメカブ、アカモク、ヒジキといった海産物。そして、なんといっても有名なのはサザエ。志賀島のサザエは比較的穏やかな海で育っているからか、一般的な硬くコリコリとしたものとは異なり、身がふっくらしていてやわらかい。特製の甘ダレと一緒に網焼きされるサザエのつぼ焼きは食欲をそそる香ばしさで、やさしい味わいを堪能できる。刺身もやわらかくもっちりとした歯ごたえで、サザエ飯も絶品だ。特に志賀島で有名なのは、多くの有名人を魅了してきたご当地名物「さざえ丼」。サザエが2倍以上入った大盛りバージョン「曙丼」も人気で、このメニュー名は元力士の曙(あけぼの)へ特別に提供されていたことから名づけられたのだそう。島に入ってすぐ、志賀海神社への鳥居をくぐった先にある創業50年以上の老舗食堂「中西食堂」の「さざえ丼」は、押さえておきたいオススメの逸品だ。
    名物の「さざえ丼」(800円)
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旅のヒント

  1. その1

    志賀島は島といっても陸繋砂州なので、陸上から気軽にアクセスできる。ドライブしながらでも良し、路線バスに揺られて旅気分をより盛り上げるも良し。もちろん島らしく、海からのアプローチもできるので、どちらも楽しむことができる。

  2. その2

    「海の中道公園」内の「サンシャインプール」は夏期のみ営業。日程等詳細は公式サイトなどで確認を。

  3. その3

    志賀海神社や筥崎宮を訪れたら、お清めの塩ならぬお清めの砂(御塩井)で身を清めてから参拝をするのが伝統となっている。訪問の際は体験してみよう。

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