宗像大社中津宮

神社

神守る島・大島に鎮座する古い歴史をもつ神社

宗像大社の3宮のひとつであり、玄界灘を隔てた大島にある中津宮。祀られているのは宗像三女神(さんじょしん)の次女・湍津姫神(たぎつひめのかみ)。境内には天の川が流れ、七夕伝説発祥の地として、縁結びのご利益でも有名だ。

色とりどりの吹き流しが飾られた、七夕祭時の本殿 色とりどりの吹き流しが飾られた、七夕祭時の本殿

心地良い海風を浴びながら大島に向かう

中津宮は、日本最古の神社のひとつで、全国に6200社ほどある宗像神社の総本宮「宗像大社」の3宮のひとつ。日本書紀に登場する「宗像三女神」は、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の3柱で、道を司る最高神「道主貴(みちぬしのむち)」として古くから崇拝されており、その3柱の次女にあたる「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」が中津宮に祀られている。福岡県最大の離島「大島」にあるため、交通手段は海路のみ。まずは神湊(こうのみなと)港渡船ターミナルを目指そう。大島行きには旅客船「しおかぜ」とフェリー「おおしま」があり、運航間隔はおよそ2時間に1便。あらかじめ時刻表を確認しておくと安心だ。神湊港から大島港までの所要時間は15-25分、玄界灘の海風を感じながら景色を楽しみたい人には2階席のデッキがおすすめ。晴れた日は海の上からも中津宮の鳥居がよく見える。港から中津宮までは歩いてすぐなので、着いたらさっそく参拝しよう。

大島港から中津宮の鳥居までは歩いてすぐ 大島港から中津宮の鳥居までは歩いてすぐ

本殿参拝のあとは、七夕伝説発祥の地へ

石造りの大鳥居をくぐり、太鼓橋を渡り、まっすぐに延びる急な石段を登った先にあるのは、中津宮の本殿(県有形文化財)。中津宮に祀られる湍津姫神は美しい女性の神で、交通安全や航海安全に御利益があるといわれる。本殿の周囲には島内の末社がいくつも祀られているが、ぜひ参拝したいのが、本殿に向かって左の丘の上・天の川近くにある「織女(しょくじょ)神社」と右の丘の上にある「牽牛(けんぎゅう)神社」。この2つの神社は合わせて「星の宮」と呼ばれており、織姫・彦星の七夕伝説発祥の地としても有名だ。毎年旧暦の7月7日に近い8月7日に行われる七夕祭は、中津宮で最も盛大な神事で、鎌倉時代から続いている。祭りの日には願い事の書かれた短冊や七夕踊りが奉納される。幻想的な竹灯籠の光に照らされる参道や、色とりどりの吹き流しで飾られた本殿は一見の価値がある。

振り返ると鳥居の向こうに海が見える 振り返ると鳥居の向こうに海が見える

七夕伝説ゆかりの織女神社に良縁を祈願しよう 七夕伝説ゆかりの織女神社に良縁を祈願しよう

おみくじや御朱印も要チェック

おみくじで運試ししたい人へのおすすめは「鯛みくじ」だ。好みの鯛を釣竿で釣り上げると、尻尾の中におみくじが隠されている。鯛みくじがあるのは、宗像大社のなかでも中津宮だけ。真っ赤な鯛がいかにも縁起物らしく、自分へのお土産にぴったりだ。良縁を望む人には、縁結七夕守も。参拝の証として御朱印をいただきたい人は、本殿向かって左奥にある社務所(受付時間は9-16時頃)へ。島内にある「沖津宮遙拝所」と「御嶽(みたけ)神社」はいずれも無人で、これらの御朱印もここで授かることが可能。遙拝・参拝予定の人は合わせてお願いしよう。7月7日-8月7日の間は期間限定で織女神社と牽牛神社の御朱印も頒布される。宗像大社オリジナルの御朱印帳もあり、世界遺産登録記念として三女神のかわいいイラストが描かれたもの(2種類)や、宗像大社のご神紋である楢(なら)の葉がデザインされたものが用意されている。

手のひらサイズの鯛を釣り上げる「鯛みくじ」 手のひらサイズの鯛を釣り上げる「鯛みくじ」

イラストレーター・小石川ユキさんデザインの御朱印帳 イラストレーター・小石川ユキさんデザインの御朱印帳

大島にある世界遺産を巡る

中津宮のある大島は全周15kmほどの小さな島なので、半日から1日あれば十分楽しめる。島内の観光スポットを巡る路線バスに乗るも良し、レンタサイクルを借りるのも良し。島歩きを楽しむトレッキング姿の観光客もよく見かける。大島を巡るならはずせないのは御嶽神社と沖津宮遥拝所だろう。中津宮を起点に歩いてまわるなら、本殿の裏手からスタートしよう。標高223mの御嶽山の山頂にある御嶽神社まではおよそ30分ほど。ピクニック感覚で歩けるが、スニーカーなど歩きやすい格好がおすすめだ。山頂の展望台からは玄界灘の絶景が眺められ、晴れた日は沖ノ島も見える。ここから沖津宮遥拝場までは、およそ2kmの下り道で40分ほど。一般人は入島できない沖ノ島の「沖津宮」を遥か遠くから参拝しよう。しっかり歩いて小腹が空いたら、フェリーターミナル前の直売所「さよしま」で、魚を使った看板メニューのコロッケ「ギョロッケ」を味わってみよう。

標識を頼りに島歩きを楽しもう 標識を頼りに島歩きを楽しもう

スポット詳細

住所
福岡県宗像市大島1811
電話番号
0940722007
時間
9:00-17:00
休業日
無休
料金
[参拝料]無料
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
0-30分

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 神守る島
    5.0 投稿日:2021.03.31
    神宿る島を守る島(大島)にある中津宮。おくゆかしく鎮座される三女神の次女=湍津姫神(たぎつひめのかみ)大島に住む漁師さん達を守り続ける。 日に7便のフェリーで神港から約30分で渡れ 島にも港にレンタカーが数台あるので半日で十分島中回れます。
  • 七夕伝説発祥の地
    5.0 投稿日:2020.12.19
    世界遺産「神宿る島」の構成資産で、宗像大島にあり連絡船で大島に渡って西に少し行くとあります。創建853年の古社で祭神はアマテラスの次女にあたるタギツヒメノカミ、草深い参道の階段を登れば拝殿のある境内で凛とした厳かな雰囲気でした。七夕伝説の発祥の地であり境内には天の川が流れ、織女(姫)神社、牽牛神社があります。9月の土曜日、他に誰も参拝者はおらず静かにお参りできました。
  • 宗像大社を構成する1つ
    3.0 投稿日:2020.04.19
    宗像大社を構成する宮の1つで、宗像市の大島にあります。大島港から徒歩5分くらいでたどり着きますが参道は階段なので歩きやすい靴でいきましょう。

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