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RETRIP
福岡
中州・天神
NAKASU / TENJIN
ショッピング、グルメ、ナイトスポットが集中する福岡の中心地
福岡県西部に位置する福岡市。市内を流れる那珂川(なかがわ)と博多川に挟まれた「中洲」、対岸の「天神」は、飲食店やファッションビル、老舗デパートがひしめきあう賑やかなエリアだ。南北に約1km、東西に約200mに広がる細長い地形が特徴の中州。その歴史は古く、江戸時代に初代福岡藩主・黒田長政が福岡と博多をつなぐため那珂川に土砂を積み、中嶌橋(なかじまばし)を架けたのが起源とされている。5月の博多どんたくや770年以上の伝統を誇る7月の博多祇園山笠など、祭りの時期は街の活気が最高潮に達する。一方の天神は、天神様こと学問の神様・菅原道真を祀った神社に由来する。太宰府に左遷された菅原道真が、憔悴した自分の姿を川面に映したことから名がついた水鏡天満宮。当初は今泉にあった神社を、藩主の黒田長政が福岡城の鬼門にあたる現在地に東の鎮守として移した。オフィスビルの谷間にたたずむ天満宮を訪れるのも一興だ。
エリアの見どころ
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田中勇気 博多人形工房
- 平成生まれの新進作家が醸し出す独創的な作風に触れる
- 日本のみならず海外でも高い評価を受ける「博多人形」は、1600年(慶長5)に初代福岡藩主・黒田長政の筑前入国にともない多くの職人が集められたなかで生まれた素焼き人形が起源。現在、注目を集める博多人形師の田中勇気氏は、幼い頃からの物作り好きが高じて伝統工芸士の梶原正二氏に10年間師事したのち、2016年(平成28)に独立を果たした。博多区の文化発信地「リノベーションミュージアム冷泉荘」に開いた工房では、「見て、触れて、学べる」をテーマに作品展示や絵付け体験を提供している。「博多人形の工房って、なんだか堅苦しくて、入るのにとてもハードルが高いと感じていませんか? そんなことは決してありません。皆さんがまるで町の雑貨店にふらっと入るような感覚で、気軽に立ち寄ることのできる、そんな工房を目指しています」(田中氏)。好きな人形を選んで自由に色付けする絵付け体験(体験料1000円+人形代・小500円/大1000円)は親子連れにも好評で、博多観光の土産に最適。
- スポットの詳細
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田中勇気 博多人形工房
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博多人形会館 松月堂
- 400種類の博多人形を展示する日本最大級の店舗
- 博多川沿いに店を構える1947年(昭和22)創業の老舗。博多人形・博多織の専門店として、名匠から若手作家の手によるものまで常時800点以上の作品が並ぶ。「博多人形の絵付け体験」を最初に始めた施設でもある。
- スポットの詳細
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博多人形会館 松月堂
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福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール
- 九州で唯一! アンパンマンの世界を体験
- 文化施設と商業施設を融合させたエンターテインメントスポット「博多リバレインモール」の5階、6階に、2014年(平成26)4月オープン。地下鉄中洲川端駅から直結する屋内型の施設なので、天候に関係なく遊ぶことができる。
- スポットの詳細
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福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール
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リバークルーズ
- 町歩きでは味わえない! 船上からの眺めで優雅なひととき
- 活気あふれる福岡市内の街並みや、博多湾の広大な景色をゆったり観賞できる観光遊覧船。出航は、市の中心部にある天神中央公園敷地内の「福博であい橋」から。11時から21時まで運航している「中洲クルーズ」は、約30分間でキャナルシティ博多、博多ポートタワー、福岡市赤煉瓦文化館を巡り、乗船する時間帯によって市内の昼の顔と夜の顔を楽しめる。夜景にこだわるなら「博多湾クルーズ」が見逃せない。19時に出発して、キャナルシティ博多、博多ベイサイド、福岡PayPayドーム、福岡タワーなどを約45分間で周遊する。移動のストレスがないので、子どもや高齢の家族との観光にもおすすめだ。
- スポットの詳細
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リバークルーズ
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那珂川船上バーベキュー
- 心地良い潮風を浴びながら堪能する博多の景色と国産牛BBQ
- 博多の中心を流れる那珂川から博多湾へ。クルージングでの眺望を楽しみながら、焼きたてA5ランクの国産牛でお腹も満たされる船上BBQ。天神中央公園乗り場の「福博であい橋」を起点に、九州一の繁華街・中洲、キャナルシティ博多、博多湾を巡る約90分間のコースは開放感たっぷり。サンセットタイムを狙った夕日鑑賞や、水面に映るネオンサインが幻想的な雰囲気を醸し出すナイトクルーズなど時間帯ごとにさまざまな景色を望める。10名以上の完全予約制貸し切りで、気の合う仲間や家族と一緒に心置きなく賑やかな時間を過ごすのにうってつけだ。料金は、乗船料と料理が込みで大人1人(13歳以上)6000円、子ども1人(12歳以下)3000円。
- スポットの詳細
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那珂川船上バーベキュー
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おきよ食堂
- 新鮮な魚を食べられる鮮魚市場のなかにある食堂
- 福岡市中央区長浜地区の福岡鮮魚市場市場会館1階にある1947年(昭和22)創業の老舗食堂。市場関係者の利用も多い。もちろん、一般の人の利用も可。鮮魚市場内の食堂ということもあり、人気は獲れたての魚介を使った料理。ブリなどの刺身類はもちろんのこと、フライやあら炊き、たたきなどのメニューもそろっている。定食や丼物があるが、定食の場合、ご飯は何度もおかわりができるのも特徴だ。魚介メニューのおすすめは福岡名物の「ごまさば」。新鮮なさばをゴマだれで和えていただくという料理だ。使われているゴマだれは販売もされている。メニューにはから揚げなどの肉類や総菜もあるので何度行っても飽きることはないだろう。なお営業は朝8時からだが、日曜、祝日、休業日は11時からとなっているため、気をつけておきたい。
- スポットの詳細
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おきよ食堂
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珈琲と蒸溜酒 メガネコーヒー&スピリッツ
- 斬新スタイルで福岡の屋台に新風を吹き込む
- 福岡市の繁華街・天神の日本銀行福岡支店前にあるハンドドリップコーヒーと焼酎やクラフトジンなどをメインにした屋台だ。コーヒーと蒸溜酒のみに特化した点も珍しいが、従来の屋台のイメージを大きく覆すおしゃれなデザインも目を引く。設計事務所に依頼して造ったというその形はフラットな天井と床をもつ真四角な箱で、内装には木がふんだんに使われ、水周りなどもセンスよくまとめられている。まるで小さなカフェにいるような落ち着いた空間になっており、2021年(令和3)にはグッドデザイン賞を受賞した。供されるコーヒーは、5つの産地の豆をそれぞれローストしてブレンドしたオリジナルの「メガネブレンド」(700円)をはじめ、不定期に入れ替わる「今夜のコーヒー」(800円)など。いずれもミニドーナツ付き。そのメガネブレンドの豆を甲類焼酎に漬け込んだのが「珈琲焼酎」(700円)で、ほんのり甘みを感じられてとても飲みやすい。ウイスキーに漬け込んだ「珈琲ウイスキー」(800円)もある。スピリッツ類では宮崎の尾鈴山蒸溜所の「OSUZU GIN」や福岡の蔵、天盃の焼酎「天盃炎ラベル」など、店主がセレクトした希少なお酒を楽しめる。
- スポットの詳細
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珈琲と蒸溜酒 メガネコーヒー&スピリッツ
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福岡オープントップバス
- 屋根のない2階建てバスならではの魅力的なツアー
- 福岡市観光の新しい魅力となっているのが、屋根のない2階建てバス「福岡オープントップバス」。座席が地上から約3.2mの高さにあり、そこから見る景色は新鮮だ。
- スポットの詳細
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福岡オープントップバス
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水鏡天満宮
- 天神という地名の由来になった菅原道真公ゆかりの神社
- 福岡市中央区天神に鎮座する水鏡天満宮は、菅原道真公を祀る神社。道真公が都から大宰府に転任のおり、長い旅の末に博多に上陸した際、四十川(しじゅうかわ:現在の福岡市中央区にある薬院新川)の水面に映った自分のやつれた姿を見て嘆き悲しんだといわれ、現在の福岡市中央区今泉に社殿が建造され、容見天神(すがたみてんじん)と呼ばれた。江戸時代初期、福岡城築城の際、福岡藩初代藩主の黒田長政(くろだながまさ)によって福岡城の鬼門にあたる現在地に奉遷され、福岡城全体の守護とした。「天神」という地名はこの水鏡天神に由来している。社はオフィスビルに囲まれた繁華な地にあるが、鳥居をくぐると、木々の緑も青々とした心地よいスポットになっている。鮮やかな朱色の社殿が立つ境内には、池にかかる神橋や道真公ゆかりの御神牛があり、参拝者の姿が絶えない。社殿東側の細い路地には飲食店が連なる横丁になっていて、そこを通り抜けると1909年(明治42)に建てられた福岡市赤煉瓦文化館(国指定重要文化財)が右側にある。
- スポットの詳細
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水鏡天満宮
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河庄
- 博多に河庄ありとうたわれる屈指の名店
- 歴史、伝統、技ともに博多屈指の名店として知られる。創業は戦後間もない1947年(昭和22)。当初は板前割烹の店としてスタートしたが、福岡の新鮮な魚介類に注目。突き出しに始まり、メインの割烹料理、最後の締めに寿司を出すという寿司割烹のスタイルを考案し、博多に定着させたという。魚は玄界灘や近海ものを職人自ら目利きしたもの。それを博多前の寿司に仕立て、地元の財界人らをもてなしてきた。ネタの繊細な細工に定評があり、その技を生かした会席料理も評価が高い。店舗のある西中洲は、古くから老舗や名店が集まる大人の雰囲気漂う落ち着いたエリア。河庄の建物は京都の俵屋旅館や奈良国立博物館新館などを手がけた名建築家・吉村順三氏によるもので、街をさらに格式のあるものにしている。左手にカウンターが鍵型に延びる店内1階では、職人の鮮やかな手さばきや会話を楽しみながら「博多前」を味わえる。2階には個室7室があり、記念日やちょっとした集まりなどに利用でき、ゆっくり料理を楽しむことができる。
- スポットの詳細
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河庄
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一風堂大名本店
- ラーメンで一時代を築いた企業の原点で味わう特別の味
- 福岡という一地方の味だった豚骨ラーメンを全国区にし、今や世界に店舗を展開する企業に成長した一風堂。その原点が1985年(昭和60)、「博多一風堂」という名前でオープンした、現在の大名本店だ。福岡のラーメン店はかつて、入りづらい、汚い、臭いという負のイメージがあったが、創業者はBGMにジャズが流れるスタイリッシュな店にし、ユニフォーム姿のスタッフによるていねいな接客と、豚骨独特の臭みを抑えながら濃厚で食べやすいスープが生む上品な味わいを作り出し、女性や家族連れにも受け入れられる新たなラーメン文化を築いた。その当時の思いを伝えるべく、支店では味わえない2種類のラーメンをこの店では提供している。その1つが「極博多とんこつらぁめん」(1020円)だ。豚の頭のみを14時間かけて煮込んで作ったスープに福岡県産小麦100%の極細麺がよくからみ、バラとモモを使って作った2種類のチャーシューがアクセントを添える。もう1つが極はかたしょうゆらぁめん」(1060円)。これは創業時、まだ福岡では珍しかった醤油ラーメンを出していたことがあり、それを地元の醤油を使って進化させた。どちらも原点を振り返るにふさわしい味になっている。
- スポットの詳細
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一風堂大名本店
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博多水たき発祥の店水月
- 福岡を代表するグルメ水炊き発祥の老舗
- 福岡発祥のグルメはいろいろあるが、水炊きもそのひとつ。1905年(明治38)創業の水月の初代が洋食と中華料理を工夫して考案した。
- スポットの詳細
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博多水たき発祥の店水月
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とりかわ粋恭
- 一度に10本20本と食べたくなる「とりかわ」の人気店
- やわらかくて脂が少ない鶏肉の首の皮を串に巻きつけ焼き上げる福岡名物の焼き鳥「とりかわ」。考案したのは「焼とり権兵衛」を創業した店主で、1968年(昭和43)のことだった。ただ、名物といわれるまでになったおいしさを出すために仕込みには時間がかかっており、皮を巻き付けるように串に刺し、じっくり焼いて脂を落とし、タレにつけて焼いては冷蔵庫で寝かせてタレをしみ込ませ、それをまた焼くという工程を3日ほど繰り返すという。こうやってできた「とりかわ」は、外はカリッカリとした食感でとても香ばしく、頬張ればほどよい弾力で皮のうまみが口のなかにあふれる。その薬院店を継ぎ、やがて独立したのがこの店だ。今では伝統の味にさらに磨きをかけ、仕込みには約1週間もの時間を費やしている。そのため鶏皮のうまみがより凝縮され、1人で10本、20本食べるお客が大半だ。福岡でとりかわといえば「粋恭」と必ず名前の挙がる有名店なので、行列ができる日もたびたび。3人以上だったら1か月前から予約ができ、2階席で味わうことができる。
- スポットの詳細
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とりかわ粋恭
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ろばた焼き 磯貝天神店
- 競争が激しい福岡で熱く支持される海鮮居酒屋
- 魚のうまい店が多いといわれる福岡の居酒屋。そのなかでも新鮮さとリーズナブルな価格で高い人気を誇るのが、福岡市西部の藤崎に本店を構える磯貝だ。漁師の家系で育った店主が目利きして、福岡市西部の姪浜(めいのはま)漁港や、質が高く種類・量ともに豊かな長浜鮮魚市場で素材を吟味。さらに店主は両市場で一番競りに参加できる「売参権」をもち、仲買人と同じ立場で魚を競り落とせることから、地魚などよりよい魚介を安く提供することができるという。その素材のよさを生かして刺身や煮付け、焼き物など、シンプルな調理で提供。創業から30数年を経た今も、味にうるさい地元の人たちやプロの料理人から熱く支持されている。その支店が九州最大の繁華街にある天神店で、西鉄福岡(天神)駅から徒歩2~3分というアクセスのよさからいつも多くの客で賑わう。壁には、その日仕入れたネタがおすすめの品として手書きで張り出されているので、注文する前に必ずチェックしたい。
- スポットの詳細
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ろばた焼き 磯貝天神店
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因幡うどん渡辺通店
- 伝統的な博多うどんを楽しめる歴史的な店
- もっちりしていてやわらかい太麺に出汁(だし)を利かせた「スメ(つゆ)」、丸天やゴボウ天といったトッピングに特徴がある「博多うどん」。その代表格が1951年(昭和26)創業の因幡うどんだ。現在、福岡市内に6店、宗像市に1店、北九州市に1店を展開しているが、開店以来50年以上の歴史をもつ渡辺通り店は創業時の雰囲気を今に伝える店舗の1つだ。店内では厨房で湯気を立てる大釜や、そこに浮かぶ出汁入りの大徳利など、カウンター越しに昔ながらの博多のうどん屋を見ることができる。博多うどんは茹で置き麺を使うのが基本。これはせっかちだった博多商人のために早く茹で上がるよう配慮されたもので、因幡うどんでは温め直したときにちょうどよい弾力にするため、「足踏み」の工程を入れるなど独自の調整を加えた自家製麺を使っている。そして、出汁。「博多のうどんは出汁を食べる」といわれるほど出汁を大切にしているが、北海道・羅臼の昆布や長崎・五島列島の煮干炒り粉、大分産の醤油、赤穂の塩など、創業時から変わらない素材を使い、伝統の味を守り続けている。
- スポットの詳細
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因幡うどん渡辺通店
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味鍋 味味
- 7種類の新鮮なもつを使った昔ながらのもつ鍋
- 今や全国区となった福岡名物のもつ鍋。地元では戦後から一部の人の間で食べられてきたものの、福岡でも広く知られるようになったのは一大ブームが起こった30数年前のこと。たくさんの店ができて味を競ったが、そのブーム以前から専門店として営業しているのが味鍋 味味(あじなべみんみん)だ。当時から続く店が少なくなった今、老舗の1つとして愛され、お客の大半がリピーターだという。福岡のもつ鍋といえば、プリプリした食感の丸腸を使うところが多いが、この店では腸、センマイ、ハチノス、アカセンマイ、ミノ、ハツ、クダ(動脈)など7種類のもつが使われており、本来のもつ鍋を味わえる。長年取り引きしている肉屋からいつも新鮮なものが入ってくるため、どの部位もクセがなく、おいしくいただけるのが最大の魅力で、創業以来、変わることのないあっさりした醤油ベースのスープがもつを引き立てる。また、ぜひ食べたいのがタンやセンマイ、ハツなどの刺身。特にタン刺しは黒毛和牛のものが使われており、必ず頼むという人が多い。
- スポットの詳細
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味鍋 味味
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まみちゃん
- 2代目が切り盛りする天神の名物屋台
- 福岡銀行本店裏の昭和通り沿いにある人気の屋台。創業から30年以上で、福岡の屋台のなかでは老舗のひとつだ。「まみちゃん」という名称は先代の女将の名前、近藤真美さんから取られたもの。現在は息子の泰明さんが2代目として切り盛りする。先代の名物は、豚肉や野菜とうどんの麺をイタリア風に仕上げた創作メニューの「チャイニーズナポリ」(800円)や、さまざまな香辛料を使い、ほどよい辛さが酒のつまみにもってこいの「マーボーどうふ」(800円)など。そして、なんといっても女将さんの笑顔と会話力だったという。そこは2代目も負けておらず、初めての客には調理をしながらどんどん話しかけて場になじませていき、観光客とわかったら福岡の名所を気さくにいろいろ教えてくれる。料理も新たに「屋台カレー」(850円)を開発。キーマ風の味付けでピリ辛具合がちょうどよく、「シメ」に食べたい名物になっている。もちろん、先代名物もしっかり残っているのがなじみ客にはうれしいところだろう。とはいえ、2代目に代替わりしても開店直後から客の笑い声であふれるのが、「まみちゃん」の大きな魅力のようだ。
- スポットの詳細
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まみちゃん
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鉄なべ 中洲本店
- 福岡名物・ひと口餃子を鉄鍋で出す先駆け的な店
- ひと口サイズでパクッと食べられる福岡名物のひと口餃子。それを鉄鍋で焼いて鉄鍋のまま出す店が市内にある。1963年(昭和38)に福岡市で営業を始めた「鉄なべ」は、その先駆けとして知られる老舗だ。昭和30年代、創業者が北九州市の修業先で鉄鍋で焼く餃子の技を受け継ぎ、福岡市で屋台からスタートした。ひと口餃子が丸い鉄鍋に敷き詰められ、焦げ目がついて焼き上がった姿は食欲全開になるはず。表面はカリカリながら、もっちりした食感の皮とジューシーな餡のバランスもいい。さっぱりしたあと口なので、いくらでも食べられる点も魅力だ。これは食材へのこだわりから生まれるもので、肉はうまみのあるブランド豚「金星佐賀豚」を使い、野菜はほぼ九州産、ニンニクは香りがよい青森産を使用。皮はその日の天候や湿度を考慮しながら職人が小麦の配合などを調整している。しかも、包むのは一つひとつ手作業というていねいな仕事ぶりだ。店では鉄鍋餃子のほかに、ごまさばや馬刺しなども提供。九州の味を楽しめる。
- スポットの詳細
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鉄なべ 中洲本店
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水たき料亭 博多華味鳥天神店
- 新鮮なブランド鶏のうまみあふれる「水たき」
- 自社養鶏場で育てたブランド鶏「華味鳥(はなみどり)」の「水たき」をフルコースで味わえる専門店。水炊きとは文字どおり、鶏ガラを水だけで炊き、そのスープで鶏肉や野菜などを食べる福岡の鍋料理だ。当店のスープは鶏ガラに華味鶏の丸鶏をあわせて炊き出す「鶏かさね炊き」という製法で仕上げている。その味わいは、鶏のコクやうまみが濃厚でありながら、さらりとした口あたりが特徴。福岡の水炊きは別容器に取り分けたスープを最初に飲むのが伝統的なスタイルになっており、この店でもスタッフが最初に提供してくれる。具材で注目したいのは、野菜にキャベツを使うこと。鍋の定番である白菜は煮ているうちに水分が出てせっかくのスープを薄めてしまうからで、福岡の水炊きでは昔からキャベツが定番になっている。鮮度にこだわり、鶏肉は自社加工場から直送で届くため、やわらかくうまみもたっぷり。スープにもそのうまみが出て、〆の雑炊までおいしくいただける。小鉢や前菜の付いた「水たきコース」のほか、タレを別添えにした香ばしい「特製たれつくね」(600円)、福岡独特のごまダレが食欲をそそる「ごまカンパチ」(980円)など、サイドメニューも充実している。
- スポットの詳細
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水たき料亭 博多華味鳥天神店
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元祖長浜屋
- 替え玉、バリカタ発祥の歴史的なラーメン店
- 全国のラーメンのなかで今や一ジャンルを築いた感のある長浜ラーメン。特徴は細麺である、替え玉がある、麺の茹で方が選べるなどで、福岡のラーメン店ではもうおなじみになっているが、それらは「ガンナガ」と呼ばれるこの店が発祥だ。ただ、3代目当主に話を聞くと、どれも偶然の産物らしい。創業時は屋台で、福岡市長浜の魚市場前に出していたため、市場で働く人の胃袋を手早く満たすことが求められた。そこで麺は茹で時間が短くてすむ細麺を使ったといわれているが、細麺は創業者の好みでもあったという。また、替え玉はある日お客がお代わりを頼んだところ創業者が応じたため、ほかのお客も頼み出したことが始まり。麺の硬さが選べるのも、たくさんの麺を一度に茹でるなか、たまたまできた硬い麺をお客が好んだことから生まれている。だが、これらのサービスはしっかり定着し、福岡市民のソウルフードといえるものになった。メニューがラーメンしかないため、店に入るといきなり麺の茹で方を聞かれ、初めてのお客は戸惑うようだが、これもガンナガならでは。
- スポットの詳細
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元祖長浜屋
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人気スポット
旅のヒント
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その1
福岡空港国内線から中州天神エリアへのおもな交通手段は、バス、地下鉄、タクシー。天神駅までの所要時間は、バス約30分、地下鉄約11分、タクシー約30分。中州へは、空港から地下鉄で約9分の中洲川端(なかすかわばた)駅が便利。
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その2
中洲川端エリアには、博多の伝統文化を紹介する施設やエンターテインメントスポットが近距離に点在。キャナルシティ博多、櫛田神社、はかた伝統工芸館、福岡アジア美術館など徒歩で巡ることができる。
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その3
西鉄バスの「キャナルシティラインバス」は、博多駅・蔵本、天神・薬院駅前を結び、指定エリア内はどこで乗り降りしても運賃100円(大人)。荷物が多いときなど活用を。
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その4
主要観光スポットを効率的にまわるなら「福岡オープントップバス」(1570円)が便利。屋根のない2階建てバスで、天神地区、博多地区など福岡市内を周遊できる。
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柳橋連合市場
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宗像大社(辺津宮)
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宗像大社(中津宮)
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高良大社
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水天宮
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久留米市鳥類センター
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