-
- 花手水が美しい全国のおすすめ神社・お寺8選!
- 全国 | 神社
-
トリップノート
-
- ひとり旅×日帰り旅。旅がきっと好きになるおすすめの旅行先10選をご紹介
- 全国 | 定番スポット
-
RETRIP
-
- 誰もが二度見する正体はなに?インパクト抜群の全国の食べ歩きグルメ7選
- 全国 | グルメ
-
RETRIP
-
- 何もないなんて言わせない!埼玉&千葉の“他県に誇れる”デートスポットまとめ
- 全国 | 定番スポット
-
RETRIP
-
- ついつい欲しくなる可愛さ!日本全国の「可愛いお守り」があるスポット7選
- 全国 | ガイド
-
RETRIP
-
- 埼玉はデカ盛り王国! 一度は挑戦してみたいデカくてウマい埼玉の「デカ盛り名店」5選
- 埼玉 | グルメ
-
食楽web
川越周辺
AROUND KAWAGOE
ノスタルジックな蔵造りの町並みが残り、「小江戸」と称される埼玉屈指の人気観光エリア
江戸時代に川越城の城下町、そして商人の町として大いに栄えた川越。江戸まで続く新河岸川での舟運で発展し、江戸の文化を盛んに取り入れ、その影響が随所に残されている。当時も今も「小江戸」と呼び親しまれ、年間610万人が訪れる県内屈指の観光地だ。新河岸川のそばには城下町の総鎮守であった川越氷川神社、川越城本丸御殿などが残り、その西に1893年(明治26)の川越大火後に造られた蔵造りの建物の並ぶ一番街が広がる。一番街を中心に歴史的建造物が保存され、その町並みは国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている。市役所はかつての中心である川越城跡に立っているが、現在の繁華街は歴史的な町並みが残るエリアの南に、3つの駅にまたがる形で広がっている。ちなみに埼玉は今でこそ海なし県といわれるが、6000年前、東京湾は関東地方に深く入り込み、川越は目の前に海が迫る土地だったという。周辺からはそれを示す丸木舟や貝塚跡が出土している。
エリアの見どころ
-
spot 01
-
spot 02
-
spot 03
-
大澤家住宅/民芸品店小松屋
- 建物が国の重要文化財に指定されている老舗のお土産店
- 明治期に建てられた建造物が並ぶ一番街通りで、最も古い建物といわれているのが大澤家住宅。創建は江戸時代の1792年(寛政4)で、1893年(明治26)の川越大火での消失を免れ、国指定の重要文化財に指定されている。建てたのは呉服屋の豪商、近江屋半兵衛門で、今から5代前に大澤家のものに。当時は下駄や番傘を商う店だったが、2代前から改築の必要のない土産物店になったという。大火を生き延びただけあり、建物には江戸時代から残るさまざまな防火の仕掛けが残されている。ちなみに周りに比べ外観が質素なのは、江戸時代、商人は派手な建物を建てるのが憚られていたからだそう。お土産にはストラップやだるまなど、かわいらしい川越土産が豊富にそろっている。
- スポットの詳細
-
大澤家住宅/民芸品店小松屋
-
spot 04
-
spot 05
-
小江戸おさつ庵
- 小江戸おさつ庵のおさつちっぷとソフトクリーム
- 川越の名物といえばさつまいも。蔵造りの建物が並ぶ一番街では食べ歩きを楽しめるが、その多くがさつまいもを加工したお菓子だ。さつまいもは江戸時代中期からの名物で、川越のいもは質が良く最高級品とされていたそう。さつまいもを作るようになったのは、江戸で焼き芋が大流行していたからで、川越では1751年(宝暦元)頃から栽培が始められている。1830年(天保元)頃の天保時代でも同じで、『諸国名物番付』という書物には、川越がさつまいもの代表的な産地として紹介されていた。小江戸おさつ庵の人気No.1はおさつちっぷで、極限まで薄く切ったさつまいもをカラッと揚げ、軽く塩を振ったもの。塩バターやチョコクリームなど10種類のソースで楽しむことができる。パリッパリの歯ごたえにほんのりと塩が効いていてやみつきになるおいしさだ。
- スポットの詳細
-
小江戸おさつ庵
-
spot 06
-
spot 07
-
spot 08
-
spot 09
-
spot 10
-
spot 11
-
spot 12
-
松陸製菓
- 店頭に並ぶ日本一長いふ菓子が目印
- 菓子屋横丁発展の礎となった老舗の菓子店。水飴を城に献上していたことから、鈴木藤左衛門がこの地で菓子作りを始め、現在も8代目のご主人が手作り飴にこだわって商品作りを行っている。店は2軒並んでおり、右側の店舗が飴と芋の菓子を中心に扱う松陸製菓。店内には50種類近くの飴とともに、バリエーション豊富な芋菓子も並ぶ。数が多くて迷ってしまうだろうが、季節の飴やおすすめ商品は入り口近くに置かれているので、迷ったらそれらの商品を候補にするといい。店の奥には当時使っていた菓子用の桐箪笥と店の由来を示す看板があり、左奥の工房の様子も見られるようになっている。左隣に立つふ菓子工房では看板商品のふ菓子が購入できる。ふ菓子は日本一長い95cmの沖縄産黒糖を使った商品のほか、小さめの80cmサイズ、焼き芋味、切り分けられた2度塗りのふ菓子などもあり種類豊富。職場などで配るのにちょうどいい、小分け包装の商品も充実している。
- スポットの詳細
-
松陸製菓
-
spot 13
-
玉力製菓の昔ながらの飴
- 昔ながらの素朴な味わいの飴が人気
- 一番街方面からアクセスしたときに真っ先に目に入る、レトロなたたずまいの飴店。大正3年創業の100年を超える老舗で、4代目のご主人が今も手作りで飴を作っている。店は建物も店内の装飾も昭和初期の風情そのままで、お店の方と会話しながら買い物をしていると、数十年前の駄菓子屋さんで買い物しているような気分になる。定番の組み飴やベッコウ飴、ニッキ飴、のど飴のほか、夏ならアサガオやヒマワリなど、その時期の旬の花をデザインした組み飴も季節ごとに登場する。水飴と砂糖で手作りされた飴はすっきりとした甘みで、香り、舌触りもいい。手作り飴が初めてだという人は、ぜひ試食させてもらい、商品選びを楽しもう。小分けになった飴の値段も110円、220円、330円とお手頃なので、大人買いして好みの味を見つける楽しみもある。
- スポットの詳細
-
玉力製菓の昔ながらの飴
人気スポット
旅のヒント
-
その1
見どころは徒歩で歩いて回れる範囲に点在している。川越城本丸御殿や市立博物館、市立美術館、川越氷川神社などは中心である一番街から少し離れているので、観光地を結ぶレトロなバス「小江戸巡回バス」や「小江戸名所めぐりバス」を利用しよう。ほかに人力車、シェアサイクルなどもある。
-
その2
観光エリアに最も近い駅は西武新宿線の本川越駅。ほかにも東武東上線とJR埼京線が川越駅に乗り入れており、都心からのアクセスは非常に便利。
-
その3
一番街や菓子屋横丁の閉店時間は早い。17:00くらいには閉める店が多いので、行きたい店があればあらかじめ調べておこう。
-
その4
週末は混雑するので、ランチは予約しておくのがおすすめ。