川越まつり会館
川越まつりで実際に曳かれる豪華絢爛な山車を展示
巨大な山車に圧倒される
「川越氷川祭りの山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されている川越まつり。川越まつり会館では、その歴史と伝統を体験することができる。最初にあるのが人々の祭りへの思いや会所(祭りの指揮所)の展示。次の展示ホールには、実際に曳かれる山車2台が展示されており、これこそが会館の目玉。豪華絢爛、大迫力の山車を間近に観察したい。同ホールでは毎時00分、20分、40分に川越まつりの映像を上映しているのでぜひ鑑賞を(7分程度)。日曜、祝日にはお囃子の実演も行われ、合わせて見学すれば祭りの迫力を肌で感じることができる。最後に祭りの歴史についての資料の展示がある。
江戸の影響を受け発展した川越まつり
毎年10月に行われる川越まつりは、川越氷川神社の祭礼として行われるもの。江戸天下祭(神田明神、赤坂日枝神社の各祭礼の総称)の影響を強く受け、その様式や面影を受け継ぎながら都市型祭礼として発展してきた。2005年(平成17)には「川越氷川祭の山車行事」として国指定重要無形民俗文化財に、2016年(平成28)にはユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録され、世界が認める日本の伝統行事として知られている。祭りの最大の見どころは「曳っかわせ(ひっかわせ)」。山車同士が正面で向かい合い、お囃子で競演する。夜の闇のなかに曳き方衆の提灯が乱舞し、最高潮の盛り上がりを見せる。
370年以上の伝統を引き継ぐ祭礼
江戸時代、江戸の北に位置する川越は江戸の北の守りとして重要な地であり、同時に江戸と川越を結ぶ新河岸川を使った舟運の拠点として大いに栄えた。1638年(寛永15)に川越で大火が起き、この復興策として、藩主の松平信綱により城下町の整備と祭りが奨励されたが、このとき氷川神社が川越の鎮守となり、1651年(慶安4)に神輿渡御(みこしとぎょ)が行われたのが川越まつりの起源となった。江戸とのつながりから、その文化、風俗をそのまま引き写し、町は「小江戸」と呼ばれ、町とともに祭りは発展していった。
スポット詳細
- 住所
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埼玉県川越市元町2-1-10
地図
- エリア
- 川越周辺エリア
- 電話番号
- 0492252727
- 時間
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[4-9月]9:30-18:30(入館は18:00まで)
[10-3月]9:30-17:30(入館は17:00まで) - 休業日
- 第2・4水(祝の場合は翌日)、臨時休館あり
- 料金
- [入館料]大人300円、小・中学生100円
- 駐車場
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あり(普通車11台、バス2台)
※入館が条件で2時間まで - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- あり(Free Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 菓子屋横丁を出るとこの建物がありました。入館料300円(安い)
- 川越まつりのこと、山車のこと、丁寧に説明してもらえます。また、活気あるまつりの様子が動画でも見られ、本物の山車も見られます。一度、来場をお勧めします。
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- 定休日でした。残念!
- 川越の蔵造りの街並みの奥の方、つまり北側の端に近い左手に、こちらの川越まつり会館がありました。建物は、周囲と同じような景色を感じさせてくれる蔵造りで、迫力ある建物がいいですね。 私が訪れたのは水曜日。なんと、定休日でした。館内に展示されているという、実際に川越まつりで曳かれる本物の山車を見たかったんですが、残念でした。
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- 曜日に注意!
- 外国の友達を連れて近くを通るときに寄ることにしました。水曜日だったが、閉まっていた。普通美術館や資料館は定休日があるとすれば、それは月曜日のはずです。事前に調べなかった私がバカでした。何も見れずに帰るしかなかったです。
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